颯爽と走るあなたを追いかけて

陽紫葵

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颯爽と走るあなたを追いかけて

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高校でも陸上を続けた。
家から通える範囲の高校を選んだ。
成績は、良い時も、良くない時もある感じだった。
その後の進路を考えた時、陸上を続けるなら、家を出るしかなかった。
その頃、夏弥くんは選手を辞め、ある企業のコーチを始めてた。
勤めていた企業ではなく、別の企業で、陸上部を新設したばかりだった。
夏弥くんに、
「希世がやる気なら、俺のとこに来いよ。大将や麻里さんに俺からも話してあげるし」
夏弥くんは、うちのお父さん、お母さんの事をそう呼んでいる。
「正月休みに行くから、ゆっくり話そう」
「うん」
年明け、3日に夏弥くんは、3泊で来た。
陸上部の合宿も兼ねてて、部員5人も一緒に来た。
今はまだ若い男性ばかりだった。
話の前に、私も一緒にトレーニングに参加した。
高校卒業したばかりで、私より1つ上の人もいて、
「希世さん、速いんすね」
と言われた。
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