颯爽と走るあなたを追いかけて

陽紫葵

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颯爽と走るあなたを追いかけて

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「大将にもさ、希世の事、どんなことがあっても、俺が守るって言ったしな。お酒酌み交わしてな」
「え、いつ?」
「正月に行った時だよ」
「だって、その時は、私ん進路の話だったでしょ?」
「それもあるけど、俺の覚悟ってのをわかって欲しくてさ。大将にはちゃんと話したし。大将や麻里さんは、希世の気持ちにも気付いてるから」
「え、私、そんな話したことないよ」
「親なら気付くって」
「そっか」
「ずっと、俺は、希世の側で、陸上の事だけじゃなく、支えていくから、思いっきり寄りかかっててくれたらいい」
「頼もしい」
「そうだよ、知らなかった?」
「ううん」
と言いながら、抱きつくと、
「でも、時には厳しくいくからな」
「怖い」
と言うと、頭を撫で、
「大丈夫」
と、抱きしめてくれた。
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