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⑴
私はあなたを好きじゃない
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2度目、bar Sakaiに行くと、敷さんは既に来ていて、
「待ってたよ」
と言った。
今度は、カウンターではなく、敷さんの座ってたテーブル席に座った。
仕事の書類らしきものを広げてて、私が座ると鞄に片付けた。
「あの、オペレーターって、現場の仕事?」
「現場での仕事もあるけど、今は大抵、倉庫内での遠隔操作だな。ま、これも、資格や実体験積んでだから、結構、難しいんだよ」
「自分で自負か」
と、後ろから声が振ってきた。
「あ、紹介するよ」
と言いかけたら、名刺を差し出してきて、
「こうゆうものです」
と言った。
彼の名は、吉元頼斗さん。広告代理店勤務となってた。
「彼女はこの前話しただろ?」
「あぁ」
「名前は?」
あ、そうだ、私まだ名乗っていない。
私も名刺を渡した。
「カラーコーディネーターって?」
「商品の色合いとか考えたり、商品開発に関わる仕事かな」
「なるほどね」
「わかってるのかよ?」
「う~ん、少し」
「俺の仕事も色には関わってるからね」
「広告作りでですか?」
「そうだな。微妙な色合いで印象も変わってくるからね」
「わかります」
「なんだよ、2人で」
敷さんは拗ねたような顔になり、吉元さんと笑った。
「あの、お二人はおいくつですか?」
「今年30だね」
敷さんが言うと、
「高校の同級生なんだよ」
と、吉元さんが言った。
今年30ってことは、私より7歳上なのか。
「じゃあ、次は俺の奢りね」
と、吉元さんが言った。
「ありがとうございます」
「あれ?俺には礼言ってくれたっけ?」
「え、言いませんでした?」
「記憶にないなぁ」
「じゃあ、ありがとうございます」
「じゃあ?」
「おい、絡むなよ、酔っ払い」
「酔ってねぇよ」
いつの間にか、3人でよくテーブルを囲むようになってた。
「待ってたよ」
と言った。
今度は、カウンターではなく、敷さんの座ってたテーブル席に座った。
仕事の書類らしきものを広げてて、私が座ると鞄に片付けた。
「あの、オペレーターって、現場の仕事?」
「現場での仕事もあるけど、今は大抵、倉庫内での遠隔操作だな。ま、これも、資格や実体験積んでだから、結構、難しいんだよ」
「自分で自負か」
と、後ろから声が振ってきた。
「あ、紹介するよ」
と言いかけたら、名刺を差し出してきて、
「こうゆうものです」
と言った。
彼の名は、吉元頼斗さん。広告代理店勤務となってた。
「彼女はこの前話しただろ?」
「あぁ」
「名前は?」
あ、そうだ、私まだ名乗っていない。
私も名刺を渡した。
「カラーコーディネーターって?」
「商品の色合いとか考えたり、商品開発に関わる仕事かな」
「なるほどね」
「わかってるのかよ?」
「う~ん、少し」
「俺の仕事も色には関わってるからね」
「広告作りでですか?」
「そうだな。微妙な色合いで印象も変わってくるからね」
「わかります」
「なんだよ、2人で」
敷さんは拗ねたような顔になり、吉元さんと笑った。
「あの、お二人はおいくつですか?」
「今年30だね」
敷さんが言うと、
「高校の同級生なんだよ」
と、吉元さんが言った。
今年30ってことは、私より7歳上なのか。
「じゃあ、次は俺の奢りね」
と、吉元さんが言った。
「ありがとうございます」
「あれ?俺には礼言ってくれたっけ?」
「え、言いませんでした?」
「記憶にないなぁ」
「じゃあ、ありがとうございます」
「じゃあ?」
「おい、絡むなよ、酔っ払い」
「酔ってねぇよ」
いつの間にか、3人でよくテーブルを囲むようになってた。
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