叔父と双子の兄二人に溺愛飼育

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あんなやりとりがあっても五色叔父さんは顔色一つ変えずにソファでくつろいでいる。

俺はさっきより傾いた陽射しの中、膝を抱えるとそこにちょこんと頭を乗せて、二人が出てったドアを見つめ続けてる。

もやもやした気分。置いてかれたような。
見放されたかもしれない。そう思うと胸が苦しくて痛い。
ずっとにいちゃん達は優しかったのに。こんなふうに見捨てられるみたいに、どっか出かけちゃうなんて信じられない。俺がちゃんと好きって言わなかったから怒ってるの？それとも五色叔父さんのことを好きだから？両方？


「セックスしようか？」

「え」

五色叔父さんは組んでいた長い脚を優雅に外すとこちらに近づいて来た。


「気持ちよくなれば考えなくて済むよ」

「も、もう、えっち出来ないよ。身体、痛いもん‥」

「昨日の薬、また使おうか？」

「や、やだ‥」

あれのせいでおかしくなるまで、えっちされたからやだ。

「じゃあ普通のローションでしようか」

「や、やだってば‥」


俺は五色叔父さんの肩を押し返すけど、びくともしない。叔父さんの顔が近づく。俺は手の甲を自分の口に当てて嫌がったけど、五色叔父さんは構わずその手を掴んで外すとキスしてきた。

五色叔父さんの強い視線で見つめられると動けなくなる。あんまり抵抗すると、また変なことされるかもしれない。俺はそのうちなすがままになる。

だってこわいんだもん‥。