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第二章
2年生の強先輩
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五限目の授業は何事もなく無事に終了した。
今は全チームがダンジョンから帰還して、10分間の休憩を取っている。
このマップにいるのは1年生だけじゃなく、2年や3年生のクラスも数組いた。
ただ九割以上の生徒が、やはり第一階層のカンスト状態で止まっている。
第二階層に進出しているのは数組くらいだった。
その数組のチームは、レコードタイムの20分に近いクリア時間を叩き出していた。
ただやはりというべきか、その中でもボクとリッカとユウの三人は大きく突出してる。
その証拠に各生徒達の成績を記録するサザンカ先生が、目を大きく見開き指先が小刻みに震えていた。
「ば、バカな……クリアタイム13分だと……」
彼女が驚いているのは、ボク達のクリアタイム。
なんせボク達のパーティーは三回挑戦して、想定していた当初の15分を大きく更新。
──13分の大記録を叩き出したのだ。
ちなみに戦法は単純な事しかしていない。
近場に沸いた敵の〈ゴブリン〉や〈スライム〉をリッカとユウが対処し、ボクが遠くにいる弓持ちの敵を砲撃で片っ端から消し飛ばす。
綺麗にハマった連携はダンジョンの踏破をスムーズに、一気にボスまで最短時間で到達。
ボクが事前に展開していた〈ブレイブ・ストライクブレット〉を叩き込んで、ダウンしたところをリッカとユウが鬼の様に攻め込んで終わった。
敵を倒さないと先に進めない仕様だった為、この戦法が一番の最適解だと思う。
気分は正にRTA走者。一回目で17分出して悔しかったから、その後二回挑戦したら4分も短縮する事ができた。
「ノンストップで駆け抜けていったね」
「いやぁー、AGI一番低いからついていくのが一番の難関だったぜ。ユウのバフが無かったら厳しかったんじゃないか?」
「タンクだから仕方ないわよ。……でもリッカが定期的に〈挑発〉でヘイトを集めてくれるから、私は大分やりやすかったわ」
普段はいがみ合っているのに、相変わらずチームプレイになると君達仲が良いね。
訓練ルームだから報酬が何もないのは残念だけど、個人的には二人とこうやってタイムアタックで遊ぶのは新鮮でとても楽しかった。
他にはトラップだらけのダンジョンとか、色んなバリエーションを楽しめるとの事。
次のチームチャレンジが待ち遠しい。
六時間目はPVPと聞いているけど、それはそれで楽しみだ。
ベンチに腰掛けて、メタちゃんとまったりしながら誰と戦うか考えていると。
「シエルさん、お時間を少し頂いても良いですか」
「はい、良いですよ……って貴女は!?」
声を掛けてきた人物を見てビックリする。
なんとそこにいたのは、昼休みに逃げた少女だった。
身長は160前半、頭上にはPNで『ミカゲ』と表記されている。
黒魔術師の衣装を身に纏い、手には高レアリティっぽい弓を所持していた。
ボクと同じで薄い胸の彼女は、先程とは別人のように明るい表情で頭を下げる。
「お昼は見苦しい姿を見せてごめんなさい、私は二年D組のミカゲです」
「はじめまして、シエルです。ミカゲ先輩はボクに何かご用ですか」
「は、はい。先程は言えなかったんだけど、次の授業はプレイヤー同士のPVPがあるの。そこでミカゲと決闘をしてください」
「PVPで決闘!?」
想定外の要求に、少々びっくりさせられる。
告白やデートのお誘いではなく、まさか戦いの申し込みとは。
過去にない展開にボクは、彼女の意図を知りたくなり一つ質問する事にした。
「ミカゲ先輩、なんでボクと決闘をしようと思ったんですか?」
「それはミカゲが2ヶ月前に、第一階層を攻略者だから。同じ第一階層を攻略した者同士、その実力を直に知りたいと思ったの」
「……要するに力比べがしたいってことですか。わかりました、その挑戦受けて立ちます」
ボクはゲーマーだ、もとより断る理由はない。
それに魔術師なのに装備が杖ではなく、弓持ちなのは非常に興味をひかれる。
肌に感じる彼女のレベルは、すでに第二階層で到達できる最高レベル40だと推測。
中々な戦意を放つエメラルドの瞳を、ボクは真っ向から受け止めた。
どんな戦い方をするんだろう。六時間目がすごく楽しみだ。
休憩時間が終り六限目の授業が始まった。
授業にPVPが入っている理由は、このゲーム〈ディバイン・ワールド〉のイベントで対人戦が開催される時があるからとの事。
上位プレイヤーにはレアアイテムの報酬がある為、こうやって対人戦の特訓もする方針になったんだとか。
後は単純にモンスター戦と違い相手の動きを読む修行にもなるので、こういった経験はとても貴重だ。
ボクは従姉に別ゲーで戦っているから、それなりに自信があった。
「ルールは一本勝負、制限時間は無しのHP半減決着!」
ミカゲ先輩の言葉に、ボクは頷いて了承する。
このマップに来ている全てのプレイヤーが観戦する中、ボクとミカゲ先輩はグラウンドのど真ん中で相対した。
距離はおよそ10メートル、相手が魔術師だと距離があるのはかなり不利だ。
射撃戦はできなくはないが、わざわざ相手の土俵で戦う必要はない。
弾丸でステータスを強化したボクのAGIならば1秒で踏破できるのだから。
「シエルさん、使い魔のスライムは使わなくて良いの?」
「うーん、流石に二対一は有利過ぎるので」
「なるほど、それならミカゲも魔術と弓だけで相手するね」
魔術と弓だけ?
それ以外にも何か武器があるのか。
気になるけど、相手の手札を聞いてしまうのは無粋過ぎる。
この事は頭の中から排除し、目の前の戦いに集中する事にした。
ボクとミカゲ先輩が準備を終えた事をサザンカ先生に伝えると、立会人である彼女は右手を大きく上げた。
「ではこれよりシエルとミカゲの対戦を開始する、挑戦者のミカゲは決闘申請を!」
ミカゲ先輩がなにか操作した後。
ボクの前に決闘の申請画面が表示される。
内容に間違いや不備がないか確認、承諾のボタンをタッチする。
ウィンドウ画面が自動で閉じて、遂に決闘開始のカウントダウンが出た。
……5、4、3、2、1。
「「──ゼロ!」」
速度重視の〈サンダー・アロー〉が五本放たれる。
シールドの弾丸を一発だけ装填していたボクは、トリガーを引いて目の前に巨大な障壁を展開。
迫っていた雷の矢は全て阻まれて、一本もボクに直撃する事はなかった。
その間に回転式弾倉を展開〈クロス〉の弾丸を一発装填し、一気に五回連続トリガーを引いた。
──〈セラフ・ブレット〉フュンフ・ブースト!
STRとAGIを強化、障壁が破られるタイミングに合わせて前に飛びだす。
極限まで集中したボクは続けて発動した〈サンダー・アロー〉の軌道を見切り隙間を抜けていく。
「まさか正面から!?」
驚いた顔をするミカゲ先輩は魔術を変更。
進路先に風が集まるのを肌で感じ取った。
……これは恐らく〈ウィンド・ストーム〉が来る。
このまま進むとふっ飛ばされる。
とっさにボクは回転式弾倉にシールドを装填。
正面数メートル先に風の嵐を確認すると、自分が進む道を作る為に嵐の側面を覆うように障壁を展開させた。
「行ける!」
有利な接近戦に持ち込むため地面を駆ける。
「すごい、そんな使い方が!?」
目を見張るミカゲ先輩、だがその手に持つ弓には──雷の矢が番えられていた。
放たれた一撃は、先程の矢の雨とは比較にならない速度で飛んできた。
なんだそれ。やば速すぎ回避無理、これは負け──
「う、……あ、ああぁぁぁぁぁぁッ!」
脊髄反射だけで身体を動かし、目の前まで迫っていた矢に対し前のめりに倒れる。
雷の矢はギリギリ頭の上を通過、そのまま顔面スライディングをしそうになる寸前に。
ボクはそこで〈ソニックダッシュ〉を発動した。
「ぐ……ッ!」
急加速とシステムアシストで身体を無理やり支える。
体勢を立て直そうとするミカゲ先輩に接近。
ボクはガンソードを構えて、金色に輝く横薙ぎの斬撃〈セラフ・アインスソード〉を叩き込んだ。
「な、……ぐはッ!?」
身体に一筋のダメージエフェクトを発生させた彼女は、HPが半減してその場に膝をつく。
ボクの目の前には、勝利を告げる三文字【WIN】が出た。
「か、かった……」
「あー、勝ったと思ったのに悔しいな……」
「ボクも、負けたかと思いました」
見事な戦いを称え、見ていた学生達から拍手を貰う中。
ボクは起き上がり、仰向けに倒れているミカゲ先輩に手を差し伸べる。
「またやりましょう、ミカゲ先輩」
「……は、はい。次があったら負けません!」
差し伸べた手を掴んだ彼女は、ボクですらドキッとさせられる笑顔を浮かべた。
今は全チームがダンジョンから帰還して、10分間の休憩を取っている。
このマップにいるのは1年生だけじゃなく、2年や3年生のクラスも数組いた。
ただ九割以上の生徒が、やはり第一階層のカンスト状態で止まっている。
第二階層に進出しているのは数組くらいだった。
その数組のチームは、レコードタイムの20分に近いクリア時間を叩き出していた。
ただやはりというべきか、その中でもボクとリッカとユウの三人は大きく突出してる。
その証拠に各生徒達の成績を記録するサザンカ先生が、目を大きく見開き指先が小刻みに震えていた。
「ば、バカな……クリアタイム13分だと……」
彼女が驚いているのは、ボク達のクリアタイム。
なんせボク達のパーティーは三回挑戦して、想定していた当初の15分を大きく更新。
──13分の大記録を叩き出したのだ。
ちなみに戦法は単純な事しかしていない。
近場に沸いた敵の〈ゴブリン〉や〈スライム〉をリッカとユウが対処し、ボクが遠くにいる弓持ちの敵を砲撃で片っ端から消し飛ばす。
綺麗にハマった連携はダンジョンの踏破をスムーズに、一気にボスまで最短時間で到達。
ボクが事前に展開していた〈ブレイブ・ストライクブレット〉を叩き込んで、ダウンしたところをリッカとユウが鬼の様に攻め込んで終わった。
敵を倒さないと先に進めない仕様だった為、この戦法が一番の最適解だと思う。
気分は正にRTA走者。一回目で17分出して悔しかったから、その後二回挑戦したら4分も短縮する事ができた。
「ノンストップで駆け抜けていったね」
「いやぁー、AGI一番低いからついていくのが一番の難関だったぜ。ユウのバフが無かったら厳しかったんじゃないか?」
「タンクだから仕方ないわよ。……でもリッカが定期的に〈挑発〉でヘイトを集めてくれるから、私は大分やりやすかったわ」
普段はいがみ合っているのに、相変わらずチームプレイになると君達仲が良いね。
訓練ルームだから報酬が何もないのは残念だけど、個人的には二人とこうやってタイムアタックで遊ぶのは新鮮でとても楽しかった。
他にはトラップだらけのダンジョンとか、色んなバリエーションを楽しめるとの事。
次のチームチャレンジが待ち遠しい。
六時間目はPVPと聞いているけど、それはそれで楽しみだ。
ベンチに腰掛けて、メタちゃんとまったりしながら誰と戦うか考えていると。
「シエルさん、お時間を少し頂いても良いですか」
「はい、良いですよ……って貴女は!?」
声を掛けてきた人物を見てビックリする。
なんとそこにいたのは、昼休みに逃げた少女だった。
身長は160前半、頭上にはPNで『ミカゲ』と表記されている。
黒魔術師の衣装を身に纏い、手には高レアリティっぽい弓を所持していた。
ボクと同じで薄い胸の彼女は、先程とは別人のように明るい表情で頭を下げる。
「お昼は見苦しい姿を見せてごめんなさい、私は二年D組のミカゲです」
「はじめまして、シエルです。ミカゲ先輩はボクに何かご用ですか」
「は、はい。先程は言えなかったんだけど、次の授業はプレイヤー同士のPVPがあるの。そこでミカゲと決闘をしてください」
「PVPで決闘!?」
想定外の要求に、少々びっくりさせられる。
告白やデートのお誘いではなく、まさか戦いの申し込みとは。
過去にない展開にボクは、彼女の意図を知りたくなり一つ質問する事にした。
「ミカゲ先輩、なんでボクと決闘をしようと思ったんですか?」
「それはミカゲが2ヶ月前に、第一階層を攻略者だから。同じ第一階層を攻略した者同士、その実力を直に知りたいと思ったの」
「……要するに力比べがしたいってことですか。わかりました、その挑戦受けて立ちます」
ボクはゲーマーだ、もとより断る理由はない。
それに魔術師なのに装備が杖ではなく、弓持ちなのは非常に興味をひかれる。
肌に感じる彼女のレベルは、すでに第二階層で到達できる最高レベル40だと推測。
中々な戦意を放つエメラルドの瞳を、ボクは真っ向から受け止めた。
どんな戦い方をするんだろう。六時間目がすごく楽しみだ。
休憩時間が終り六限目の授業が始まった。
授業にPVPが入っている理由は、このゲーム〈ディバイン・ワールド〉のイベントで対人戦が開催される時があるからとの事。
上位プレイヤーにはレアアイテムの報酬がある為、こうやって対人戦の特訓もする方針になったんだとか。
後は単純にモンスター戦と違い相手の動きを読む修行にもなるので、こういった経験はとても貴重だ。
ボクは従姉に別ゲーで戦っているから、それなりに自信があった。
「ルールは一本勝負、制限時間は無しのHP半減決着!」
ミカゲ先輩の言葉に、ボクは頷いて了承する。
このマップに来ている全てのプレイヤーが観戦する中、ボクとミカゲ先輩はグラウンドのど真ん中で相対した。
距離はおよそ10メートル、相手が魔術師だと距離があるのはかなり不利だ。
射撃戦はできなくはないが、わざわざ相手の土俵で戦う必要はない。
弾丸でステータスを強化したボクのAGIならば1秒で踏破できるのだから。
「シエルさん、使い魔のスライムは使わなくて良いの?」
「うーん、流石に二対一は有利過ぎるので」
「なるほど、それならミカゲも魔術と弓だけで相手するね」
魔術と弓だけ?
それ以外にも何か武器があるのか。
気になるけど、相手の手札を聞いてしまうのは無粋過ぎる。
この事は頭の中から排除し、目の前の戦いに集中する事にした。
ボクとミカゲ先輩が準備を終えた事をサザンカ先生に伝えると、立会人である彼女は右手を大きく上げた。
「ではこれよりシエルとミカゲの対戦を開始する、挑戦者のミカゲは決闘申請を!」
ミカゲ先輩がなにか操作した後。
ボクの前に決闘の申請画面が表示される。
内容に間違いや不備がないか確認、承諾のボタンをタッチする。
ウィンドウ画面が自動で閉じて、遂に決闘開始のカウントダウンが出た。
……5、4、3、2、1。
「「──ゼロ!」」
速度重視の〈サンダー・アロー〉が五本放たれる。
シールドの弾丸を一発だけ装填していたボクは、トリガーを引いて目の前に巨大な障壁を展開。
迫っていた雷の矢は全て阻まれて、一本もボクに直撃する事はなかった。
その間に回転式弾倉を展開〈クロス〉の弾丸を一発装填し、一気に五回連続トリガーを引いた。
──〈セラフ・ブレット〉フュンフ・ブースト!
STRとAGIを強化、障壁が破られるタイミングに合わせて前に飛びだす。
極限まで集中したボクは続けて発動した〈サンダー・アロー〉の軌道を見切り隙間を抜けていく。
「まさか正面から!?」
驚いた顔をするミカゲ先輩は魔術を変更。
進路先に風が集まるのを肌で感じ取った。
……これは恐らく〈ウィンド・ストーム〉が来る。
このまま進むとふっ飛ばされる。
とっさにボクは回転式弾倉にシールドを装填。
正面数メートル先に風の嵐を確認すると、自分が進む道を作る為に嵐の側面を覆うように障壁を展開させた。
「行ける!」
有利な接近戦に持ち込むため地面を駆ける。
「すごい、そんな使い方が!?」
目を見張るミカゲ先輩、だがその手に持つ弓には──雷の矢が番えられていた。
放たれた一撃は、先程の矢の雨とは比較にならない速度で飛んできた。
なんだそれ。やば速すぎ回避無理、これは負け──
「う、……あ、ああぁぁぁぁぁぁッ!」
脊髄反射だけで身体を動かし、目の前まで迫っていた矢に対し前のめりに倒れる。
雷の矢はギリギリ頭の上を通過、そのまま顔面スライディングをしそうになる寸前に。
ボクはそこで〈ソニックダッシュ〉を発動した。
「ぐ……ッ!」
急加速とシステムアシストで身体を無理やり支える。
体勢を立て直そうとするミカゲ先輩に接近。
ボクはガンソードを構えて、金色に輝く横薙ぎの斬撃〈セラフ・アインスソード〉を叩き込んだ。
「な、……ぐはッ!?」
身体に一筋のダメージエフェクトを発生させた彼女は、HPが半減してその場に膝をつく。
ボクの目の前には、勝利を告げる三文字【WIN】が出た。
「か、かった……」
「あー、勝ったと思ったのに悔しいな……」
「ボクも、負けたかと思いました」
見事な戦いを称え、見ていた学生達から拍手を貰う中。
ボクは起き上がり、仰向けに倒れているミカゲ先輩に手を差し伸べる。
「またやりましょう、ミカゲ先輩」
「……は、はい。次があったら負けません!」
差し伸べた手を掴んだ彼女は、ボクですらドキッとさせられる笑顔を浮かべた。
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