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第二章
配信環境アップデート
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学校でゲーム、家に帰ってもゲーム。
なんだこのゲーム三昧の日々。
この世界はもしかして天国なのか。
……とはいえ家に帰ると、ボクには家事があるんだけどね。
全ての家事を効率よく済ませ、心置きなく第二階層のノースエリアにある宿屋に降り立った。
そこそこなお値段のする宿屋の個室、現実の自分の部屋よりも広々としている。
机に向かったボクは弾丸作りの準備をした。
「ミカゲ先輩も苦労してるんだなぁ……」
作業しながら、本日知り合った先輩の事を思い浮かべる。
放課後ばったり会ったので、一緒に帰ろうと思ったのだが。
彼女は挙動不審になり『あ……えぅ、ごめんなさい!』と謝罪して走り去ってしまった。
なにか悪いことでもしたのかな。
それとも大切な用事でもあったのかな。
残念に思いながら、仕方ないと靴箱に向かったボク達に。
ちょうどそれを見ていたミカゲ先輩のクラスメートが、見かねたのか事情を一から説明してくれた。
──なんでも彼女は内気でコミュニケーションを取るのが大の苦手らしい。
ゲームの中だと普通に会話ができるけど、現実世界に戻ると途端に会話ができなくなる。
だから現実世界で話しかけると、彼女は萎縮して逃げてしまうとの事。
「だから昼休みの時、ミカゲ先輩はあんな感じだったんだ………」
知ってから思い返すと、昼休みの行動がどれだけ凄い事なのかを思い知る。
なんせ人と関わるのを苦手とする少女が、勇気を出して来てくれたのだ。
会話をする事はできなかったけど、自分から歩み寄ろうとしてくれた姿勢はとても嬉しい。
……でもリアルで話しかけると困らせちゃうよね。
今度授業で一緒になるなら、ボクの方から誘ってみようかな。
ゲーム内なら普通に会話ができるのは有り難い。
実際に一戦終わった後はユウとリッカの対戦を一緒に見ていたし、魔術師が取得したスキルに応じて武器──例えば弓の矢に変換するなど応用ができる等、色々と知らない情報を教えて貰った。
「次戦ったら同じ手は通用しないだろうし、負ける可能性が高いかも」
「メタメタ~」
「うん、準備できたかな。それじゃ……」
メタちゃんが排出した弾丸の素体〈スチール・ブレット〉。
数はいつもと変わらず200発、10本のセラフペンも机の上にある。
空中の程良い位置に設置した三つのカメラ、アングルは後方斜め上と前方と左右の合計四ヶ所。
この〈ディバイン・ワールド〉の配信システムは、リアルの配信をスマートフォンで見るようなスタイルもできるし、カメラアングルに目をリンクさせて本当にその場にいるような見方もできる。
それに付属している高性能マイクも問題ない。
ある程度準備ができたら、後は配信を開始して作業を行うだけなのだが。
少し考えてボクはストレージを開き。更にジャンルごとに分けたリストの中から衣服の項目をタッチした。
「うーん、どうしようかな……」
困ったことに最近、マンネリ化しつつある作業配信。
初期程の勢いはないけど、それでも毎回行うと二万人も来てくれる。
せっかく来てくれている視聴者さん達に申し訳ないので、そろそろ変化を取り入れていきたいところだが。
「ブルワークさんやソフィアさんが、衣服を毎回変えてやるのはどうかってアドバイスと衣服をくれたけど……」
リストの中にあるのは、ナース服やメイド服等のマニアックなコスプレ衣装。
むろんNPCが販売している物ではなく、全てプレイヤーが手掛けた高級オーダーメイド品だ。
うーん、どれも可愛い。
ボクが着たら絶対に似合うと思う。
「そもそも100万人の記念配信とかもしてないし、日ごろの感謝を込めてやってみようかな。従姉さんにハレンチだって怒られたら、その時はその時で」
せっかく可愛い服を持っているのに、これを着ないのは宝の持ち腐れだし作り手に悪い。
何事も挑戦あるのみ。白い下着以外の全装備を解除したボクは、白と黒のスタンダードなメイド服を身に着けた。
「うんうん、やっぱり可愛いね!」
「メタ~!」
「似合ってるって? ありがとう、メタちゃん」
パートナーからの好評を得たボクは、本日のタイトルを入力する。
ずばり──『メイドさんの作業を見守る配信』だ。
「それじゃ、配信スタート!」
時を同じくゲーム内にいるリッカとユウ。
二人は第二階層のファーストエリアに現れる、技職人の依頼を受けてハチミツ集めをしていた。
「うぎぎぎぎぎ、相変わらずこのクエストは面倒だな」
「そうね。貰った瓶に〈リトルホーネスト〉を倒す事でドロップするハチミツを集めて、一杯になったらスキルと交換できるんだけど……」
「中々ドロップしない上に、100体分くらいためないといけないんだよな」
でも交換できるスキルの中には、自身の周囲に二枚のシールドを召喚する騎士職専用〈インフェリア・ローアイアス〉。
発動中は味方全員の状態異常を一回だけ無効化する神官職専用〈フラワーガーデン〉がある。
大変だけど労力に見合った有能スキル。
これを獲得しないと、第二階層ボス〈カラミティ・アラクネ〉を相手するのは難しいのだが……。
「ドロップランダムなのクソゲーだ!」
「10体倒して0はクソゲーよ!」
運が悪いと二人のように数時間沼る。
最悪の場合5時間かけて0ドロップもあり、ベータ版ではよくプレイヤー達の叫びが森中に響き渡っていた。
スキルを求める強者達が訪れる森には、リッカ達以外にもハチミツを求めて彷徨う者達の姿が。
彼等は全員、目のハイライトが消失している。
まるでゾンビのように森を徘徊しながら、目的の〈リトルホーネット〉を見つけると「ハッチミーハッチミー!」と叫んで突撃する。
ちなみにこの森のハチミツ中毒者のレベルは以下の通り。
レベル1【まだ余裕がある、その内終わるだろうと楽観視している】
レベル2【全然でねー、クソゲークソゲーが口癖になる】
レベル3【物欲センサーの仕業だな、俺はハチミー欲しくない欲しくないを呟くようになる】
レベル4【段々目からハイライトが失われていく、ただ目の前に現れる敵を葬るマシーンと化す】
レベル5【完全にハイライト消失。乱数調整と言って〈リトルホーネット〉の周りで踊り出す奇行種と化す】
レベル6【沼った果てにようやくゴールが見えてくる。い、いつの間にかレベルがカンストしていた。な……なにをいっているのかわからねーと思うが……】
──といった感じにリストが出来るくらいには、凄惨な歴史がこの森では繰り広げられてきた。
もちろんリッカ達は、今だハチミツ30個程度。
目標の100まで道のりは果てしなく遠い。
「焦るな……まだ慌てるような時間じゃねぇ……」
「リッカ、声が震えてるわよ」
とはいえ二人共すでに2時間は頑張っている。
人が沢山集まって来たのを見て、そろそろ場所を変えようと思ったら。
チャンネルーンと、この場にいる全員の通知音が同時に響き渡った。
これは登録しているチャンネルの配信が、今開始した事を知らせる音。
すると今まで死んだ魚のような目をしていた者達が生気を取り戻し、慌てて一斉に全力疾走を開始する。
リッカとユウも彼等の後に続いて、森から近場の安全エリアを目指す。
「マズイ、急いで宿に戻るぞ!」
「進路上にいるモンスターは全部無視よ!」
走りながら二人が目の前に表示している配信画面には、アルビノ少女のメイド姿が。
つまり今走っている者達は、全員──シエルのファンである。
不思議な一体感と高揚感を胸に彼等は走る。
安全な宿屋に戻り推しの配信をリアタイする為に。
それだけがハチミツで荒んだ心を癒す、心のオアシスだったから。
なんだこのゲーム三昧の日々。
この世界はもしかして天国なのか。
……とはいえ家に帰ると、ボクには家事があるんだけどね。
全ての家事を効率よく済ませ、心置きなく第二階層のノースエリアにある宿屋に降り立った。
そこそこなお値段のする宿屋の個室、現実の自分の部屋よりも広々としている。
机に向かったボクは弾丸作りの準備をした。
「ミカゲ先輩も苦労してるんだなぁ……」
作業しながら、本日知り合った先輩の事を思い浮かべる。
放課後ばったり会ったので、一緒に帰ろうと思ったのだが。
彼女は挙動不審になり『あ……えぅ、ごめんなさい!』と謝罪して走り去ってしまった。
なにか悪いことでもしたのかな。
それとも大切な用事でもあったのかな。
残念に思いながら、仕方ないと靴箱に向かったボク達に。
ちょうどそれを見ていたミカゲ先輩のクラスメートが、見かねたのか事情を一から説明してくれた。
──なんでも彼女は内気でコミュニケーションを取るのが大の苦手らしい。
ゲームの中だと普通に会話ができるけど、現実世界に戻ると途端に会話ができなくなる。
だから現実世界で話しかけると、彼女は萎縮して逃げてしまうとの事。
「だから昼休みの時、ミカゲ先輩はあんな感じだったんだ………」
知ってから思い返すと、昼休みの行動がどれだけ凄い事なのかを思い知る。
なんせ人と関わるのを苦手とする少女が、勇気を出して来てくれたのだ。
会話をする事はできなかったけど、自分から歩み寄ろうとしてくれた姿勢はとても嬉しい。
……でもリアルで話しかけると困らせちゃうよね。
今度授業で一緒になるなら、ボクの方から誘ってみようかな。
ゲーム内なら普通に会話ができるのは有り難い。
実際に一戦終わった後はユウとリッカの対戦を一緒に見ていたし、魔術師が取得したスキルに応じて武器──例えば弓の矢に変換するなど応用ができる等、色々と知らない情報を教えて貰った。
「次戦ったら同じ手は通用しないだろうし、負ける可能性が高いかも」
「メタメタ~」
「うん、準備できたかな。それじゃ……」
メタちゃんが排出した弾丸の素体〈スチール・ブレット〉。
数はいつもと変わらず200発、10本のセラフペンも机の上にある。
空中の程良い位置に設置した三つのカメラ、アングルは後方斜め上と前方と左右の合計四ヶ所。
この〈ディバイン・ワールド〉の配信システムは、リアルの配信をスマートフォンで見るようなスタイルもできるし、カメラアングルに目をリンクさせて本当にその場にいるような見方もできる。
それに付属している高性能マイクも問題ない。
ある程度準備ができたら、後は配信を開始して作業を行うだけなのだが。
少し考えてボクはストレージを開き。更にジャンルごとに分けたリストの中から衣服の項目をタッチした。
「うーん、どうしようかな……」
困ったことに最近、マンネリ化しつつある作業配信。
初期程の勢いはないけど、それでも毎回行うと二万人も来てくれる。
せっかく来てくれている視聴者さん達に申し訳ないので、そろそろ変化を取り入れていきたいところだが。
「ブルワークさんやソフィアさんが、衣服を毎回変えてやるのはどうかってアドバイスと衣服をくれたけど……」
リストの中にあるのは、ナース服やメイド服等のマニアックなコスプレ衣装。
むろんNPCが販売している物ではなく、全てプレイヤーが手掛けた高級オーダーメイド品だ。
うーん、どれも可愛い。
ボクが着たら絶対に似合うと思う。
「そもそも100万人の記念配信とかもしてないし、日ごろの感謝を込めてやってみようかな。従姉さんにハレンチだって怒られたら、その時はその時で」
せっかく可愛い服を持っているのに、これを着ないのは宝の持ち腐れだし作り手に悪い。
何事も挑戦あるのみ。白い下着以外の全装備を解除したボクは、白と黒のスタンダードなメイド服を身に着けた。
「うんうん、やっぱり可愛いね!」
「メタ~!」
「似合ってるって? ありがとう、メタちゃん」
パートナーからの好評を得たボクは、本日のタイトルを入力する。
ずばり──『メイドさんの作業を見守る配信』だ。
「それじゃ、配信スタート!」
時を同じくゲーム内にいるリッカとユウ。
二人は第二階層のファーストエリアに現れる、技職人の依頼を受けてハチミツ集めをしていた。
「うぎぎぎぎぎ、相変わらずこのクエストは面倒だな」
「そうね。貰った瓶に〈リトルホーネスト〉を倒す事でドロップするハチミツを集めて、一杯になったらスキルと交換できるんだけど……」
「中々ドロップしない上に、100体分くらいためないといけないんだよな」
でも交換できるスキルの中には、自身の周囲に二枚のシールドを召喚する騎士職専用〈インフェリア・ローアイアス〉。
発動中は味方全員の状態異常を一回だけ無効化する神官職専用〈フラワーガーデン〉がある。
大変だけど労力に見合った有能スキル。
これを獲得しないと、第二階層ボス〈カラミティ・アラクネ〉を相手するのは難しいのだが……。
「ドロップランダムなのクソゲーだ!」
「10体倒して0はクソゲーよ!」
運が悪いと二人のように数時間沼る。
最悪の場合5時間かけて0ドロップもあり、ベータ版ではよくプレイヤー達の叫びが森中に響き渡っていた。
スキルを求める強者達が訪れる森には、リッカ達以外にもハチミツを求めて彷徨う者達の姿が。
彼等は全員、目のハイライトが消失している。
まるでゾンビのように森を徘徊しながら、目的の〈リトルホーネット〉を見つけると「ハッチミーハッチミー!」と叫んで突撃する。
ちなみにこの森のハチミツ中毒者のレベルは以下の通り。
レベル1【まだ余裕がある、その内終わるだろうと楽観視している】
レベル2【全然でねー、クソゲークソゲーが口癖になる】
レベル3【物欲センサーの仕業だな、俺はハチミー欲しくない欲しくないを呟くようになる】
レベル4【段々目からハイライトが失われていく、ただ目の前に現れる敵を葬るマシーンと化す】
レベル5【完全にハイライト消失。乱数調整と言って〈リトルホーネット〉の周りで踊り出す奇行種と化す】
レベル6【沼った果てにようやくゴールが見えてくる。い、いつの間にかレベルがカンストしていた。な……なにをいっているのかわからねーと思うが……】
──といった感じにリストが出来るくらいには、凄惨な歴史がこの森では繰り広げられてきた。
もちろんリッカ達は、今だハチミツ30個程度。
目標の100まで道のりは果てしなく遠い。
「焦るな……まだ慌てるような時間じゃねぇ……」
「リッカ、声が震えてるわよ」
とはいえ二人共すでに2時間は頑張っている。
人が沢山集まって来たのを見て、そろそろ場所を変えようと思ったら。
チャンネルーンと、この場にいる全員の通知音が同時に響き渡った。
これは登録しているチャンネルの配信が、今開始した事を知らせる音。
すると今まで死んだ魚のような目をしていた者達が生気を取り戻し、慌てて一斉に全力疾走を開始する。
リッカとユウも彼等の後に続いて、森から近場の安全エリアを目指す。
「マズイ、急いで宿に戻るぞ!」
「進路上にいるモンスターは全部無視よ!」
走りながら二人が目の前に表示している配信画面には、アルビノ少女のメイド姿が。
つまり今走っている者達は、全員──シエルのファンである。
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