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第二章
圧倒的女子力
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東区の商店街からボクは帰路につく。
今日は珍しく一人だった。
いつもなら親友二人か紗耶姉さんがついているけど、今日は龍華と優奈はハチミツ集めのラストスパートだと言って血涙を流しながら辞退。
そして従姉は第三層ボスの攻略中だ。
「たまには一人で過ごすのも良いね」
というわけで最近ゲーム三昧なので、本日は身体を少しは動かす為に一人で近場の花屋に行ってきた。
前から伯母と二人で利用していたから、女性の店長さんとは顔馴染みなんだけど。
彼女はガーリー系の服装で来たボクに全く驚かなかったし、リアルTSの話を聞いても逆に納得していた。
むしろずっと可愛いと言って大はしゃぎ。
しまいには何か好きなのをプレゼントするから、何枚か写真を撮らせて欲しいとお願いされてしまった。
「ちょっと恥ずかしかったなぁ……」
小さな庭園で花束を持ったり。
小洒落た椅子に座った写真を撮ったり。
興奮しすぎた店長さんが、結婚しようと言い出したのは少々引いてしまったけど。
でも前々から欲しいと思っていた花の小物を貰えた。
手提げバッグに入っているのは可愛らしいガラス玉。
これはクリスタルフラワーという、透明な球体の中に花が入っているインテリアだ。
花の種類はボクが好きな、カモミールとカーネーション。
一つ5000円もする商品だったけど、店長さんは快くオーケーしてくれたんだ。
「帰ったら部屋に飾ろうっと……うん?」
ルンルン気分で歩いていたら、正面に中型犬の散歩をしている不思議な人がいた。
何故不審な人と表現したのか。
その理由は犬のリードを握る人物が10月でまだ残暑がある中、上下ジャージにフードを目深まで被りマスクをつけていたからではない。
恰好はともかく、道の端っこをギリギリ歩いて周囲を警戒する姿は、ナチュラルに通報されそうなくらい不気味だった。
すごい人だなー、と思いながら歩いていると。
「うん?」
チラッと隙間から見えた顔に、なんだか非常に見覚えがあった。
というかこの周囲に怯えている動作は、このごろ何度も校内で見かける一人の先輩が思い浮ぶ。
相手もこちらに焦点が定まると、その場でピタッと足を止めた。
ワンちゃんが構ってくれとボクの足元に近寄り、もの凄い勢いで尻尾を回転させる。
犬種は多分コーギーだろうか。
優奈の家に同じ犬種の子がいるから知ってる。
モフモフの可愛らしいワンちゃんの頭を軽く指先で撫でながら、ボクはリードを握ったまま固まっている主人に尋ねた。
「こんにちは、この子の名前はなんていうんですか?」
「ぽ、ぽぽぽぽぽぽぽ」
「ぽ?」
「ポチ、です……」
「可愛い名前ですね、ミカゲ先輩が付けたんですか」
「そう、ミカゲが……な、ひゃ……なんでぇ、ミカゲだってわか……!?」
「動きでなんとなくですかね、学校でも先輩は常に壁にくっついて歩いてるから」
「そ、そっか……情けないとこ、見られてるんだ……」
「でもゲーム内だとすごくカッコイイじゃないですか。ギャップ萌えって感じで、そんなに落ち込む必要はないと思いますよ。少なくともボクは、先輩のこと情けないとか思った事は一度もないです」
「ギャップ萌え……そ、そうかな……えへへ」
照れたミカゲ先輩は、嬉しそうに頬を両手で押さえる。
なんだかチョロくて心配になるけど、伝えた言葉は嘘偽りないボクの本心だ。
「立ち話もアレですし、先輩が良ければちょっとそこにある公園のベンチで座ってお話しませんか?」
「ひゃい……せ、せんぱい?」
「なんで周りを見るんですか、目の前にいる先輩以外に人はいないですよ」
「そ、そうだよね……ごめんなさい」
「謝る必要はないです、ほら行きましょうミカゲ先輩」
「………………ひゃ、ポチ!?」
ボクが公園の方に歩くと、彼女はポチに引っ張られてついて来る形となった。
ワンちゃんに先導される姿は飼い主として、かなり危うい感じがしてしまう。
例えば優奈の家にいるパトちゃんは散歩の際に、主人の真横にピッタリでけして前には出ない。
住宅街とはいえ車の通りはそれなりにある。
万が一何かのはずみで飛びだして大惨事になったら……。
いや、でもポチはちゃんと後ろから主がついて来ているか随時確認しながら歩いている。
まさかこの子、ミカゲ先輩をサポートする為に先を歩いているのかな。
腰が引け気味の彼女を、盲導犬のようなスタンスで歩いているのだとしたらかなりの紳士犬だ。
感心しながら小さな公園に入ったボクは、ミカゲ先輩と一緒に木製のベンチに腰掛けた。
視線を向けると、彼女は見事に明後日の方角に顔を背ける。
「ミカゲ先輩は、定期的にポチちゃんの散歩をしてあげてるんですか」
「う、ううん。普段はお母さんか妹が連れて行くんだけど、今日は二人ともいないからミカゲが任されたの……」
「なるほど、ワンちゃんとか良いですよね。うちはボク以外が犬と猫両方のアレルギー持ちなんで、飼えないんです」
「そうなんだ、それは残念……」
「ゲーム内ではメタちゃんがいるから、どうしても飼いたいとは、ならないんですけどね」
「……ああ、あのスライムちゃん。調教師がテイムしたスライムよりも感情表現とか豊かだよね。ちょっとびっくりしちゃった」
「メタちゃんはユニークモンスターですから、多分そこらへんが関係してるんだと思います」
「……睦月さんはすごいな。ユニークモンスターに、第一層と第二層のガーディアンまで従えてるんだから」
「ミカゲ先輩、それはちょっと違います」
彼女の言葉に対し、ボクは首を横に振った。
「システム上は使い魔だけど、彼等はみんな力を貸してくれている仲間です。従えているんじゃなくて、友達だと思ってボクは接してるんです」
「友達……」
消えそうな声で呟くミカゲ先輩。
顔は見えないので、実際にどんな表情をしているのかは分からない。
だけど言葉に含まれた色から。
彼女が羨ましいと思っている事を察する。
故にボクは、ついでなんかではなく心の底からミカゲ先輩に思いを告げる。
「なんで暗くなってるんですか。ミカゲ先輩も、ボクの友達ですからね」
「友達……ミカゲと睦月さんが……」
「はい、そうだ。お近づきの印にコレを差し上げます」
「お近づきの印?」
ボクが彼女に手渡したのは、カモミールの花で作られたクリスタルフラワー。
「この前言った花屋に今日行ってきたんです。そこの店長さんから貰ったので、ミカゲ先輩の部屋に飾ってください」
「じょ、じょじょ女子力ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
急に叫び声を上げながらミカゲ先輩は、ベンチから器用なアクロバティックを決めて地面を転がる。
少々変わった挙動にビックリさせられたが、ボクは慌ててベンチから立ち上がり彼女の側に歩み寄った。
「大丈夫ですか? そんな変な転がり方すると怪我しますよ」
「こ、この奇行を見て先に心配するなんて、最近はお母さんですら困った顔するのに! うぐぅ……なんたる女子力と清楚の光……こんなの目の当たりにしたらミカゲの陰キャ成分浄化されて跡形もなく消滅しちゃうぅぅ……ッ!?」
苦しみ悶えながら、彼女は避暑地を求めるようにベンチの小さな隙間に避難する。
しくしく泣いている姿から、多分ボクは何らかの地雷を踏み抜いたんだろう。
慌てふためくと彼女は「キミのせいじゃない、こんなミカゲの事は放っといて……」と呟く。
だけどこんな姿を見て、はいわかりましたなんて言えるわけがない。
ベンチの下でミカゲ先輩が落ち着きを取り戻すまで、背中をさすってあげていたのだが。
隣りにいたポチが、申しわけなさそうな顔をしていたのは多分気のせいだろう。
今日は珍しく一人だった。
いつもなら親友二人か紗耶姉さんがついているけど、今日は龍華と優奈はハチミツ集めのラストスパートだと言って血涙を流しながら辞退。
そして従姉は第三層ボスの攻略中だ。
「たまには一人で過ごすのも良いね」
というわけで最近ゲーム三昧なので、本日は身体を少しは動かす為に一人で近場の花屋に行ってきた。
前から伯母と二人で利用していたから、女性の店長さんとは顔馴染みなんだけど。
彼女はガーリー系の服装で来たボクに全く驚かなかったし、リアルTSの話を聞いても逆に納得していた。
むしろずっと可愛いと言って大はしゃぎ。
しまいには何か好きなのをプレゼントするから、何枚か写真を撮らせて欲しいとお願いされてしまった。
「ちょっと恥ずかしかったなぁ……」
小さな庭園で花束を持ったり。
小洒落た椅子に座った写真を撮ったり。
興奮しすぎた店長さんが、結婚しようと言い出したのは少々引いてしまったけど。
でも前々から欲しいと思っていた花の小物を貰えた。
手提げバッグに入っているのは可愛らしいガラス玉。
これはクリスタルフラワーという、透明な球体の中に花が入っているインテリアだ。
花の種類はボクが好きな、カモミールとカーネーション。
一つ5000円もする商品だったけど、店長さんは快くオーケーしてくれたんだ。
「帰ったら部屋に飾ろうっと……うん?」
ルンルン気分で歩いていたら、正面に中型犬の散歩をしている不思議な人がいた。
何故不審な人と表現したのか。
その理由は犬のリードを握る人物が10月でまだ残暑がある中、上下ジャージにフードを目深まで被りマスクをつけていたからではない。
恰好はともかく、道の端っこをギリギリ歩いて周囲を警戒する姿は、ナチュラルに通報されそうなくらい不気味だった。
すごい人だなー、と思いながら歩いていると。
「うん?」
チラッと隙間から見えた顔に、なんだか非常に見覚えがあった。
というかこの周囲に怯えている動作は、このごろ何度も校内で見かける一人の先輩が思い浮ぶ。
相手もこちらに焦点が定まると、その場でピタッと足を止めた。
ワンちゃんが構ってくれとボクの足元に近寄り、もの凄い勢いで尻尾を回転させる。
犬種は多分コーギーだろうか。
優奈の家に同じ犬種の子がいるから知ってる。
モフモフの可愛らしいワンちゃんの頭を軽く指先で撫でながら、ボクはリードを握ったまま固まっている主人に尋ねた。
「こんにちは、この子の名前はなんていうんですか?」
「ぽ、ぽぽぽぽぽぽぽ」
「ぽ?」
「ポチ、です……」
「可愛い名前ですね、ミカゲ先輩が付けたんですか」
「そう、ミカゲが……な、ひゃ……なんでぇ、ミカゲだってわか……!?」
「動きでなんとなくですかね、学校でも先輩は常に壁にくっついて歩いてるから」
「そ、そっか……情けないとこ、見られてるんだ……」
「でもゲーム内だとすごくカッコイイじゃないですか。ギャップ萌えって感じで、そんなに落ち込む必要はないと思いますよ。少なくともボクは、先輩のこと情けないとか思った事は一度もないです」
「ギャップ萌え……そ、そうかな……えへへ」
照れたミカゲ先輩は、嬉しそうに頬を両手で押さえる。
なんだかチョロくて心配になるけど、伝えた言葉は嘘偽りないボクの本心だ。
「立ち話もアレですし、先輩が良ければちょっとそこにある公園のベンチで座ってお話しませんか?」
「ひゃい……せ、せんぱい?」
「なんで周りを見るんですか、目の前にいる先輩以外に人はいないですよ」
「そ、そうだよね……ごめんなさい」
「謝る必要はないです、ほら行きましょうミカゲ先輩」
「………………ひゃ、ポチ!?」
ボクが公園の方に歩くと、彼女はポチに引っ張られてついて来る形となった。
ワンちゃんに先導される姿は飼い主として、かなり危うい感じがしてしまう。
例えば優奈の家にいるパトちゃんは散歩の際に、主人の真横にピッタリでけして前には出ない。
住宅街とはいえ車の通りはそれなりにある。
万が一何かのはずみで飛びだして大惨事になったら……。
いや、でもポチはちゃんと後ろから主がついて来ているか随時確認しながら歩いている。
まさかこの子、ミカゲ先輩をサポートする為に先を歩いているのかな。
腰が引け気味の彼女を、盲導犬のようなスタンスで歩いているのだとしたらかなりの紳士犬だ。
感心しながら小さな公園に入ったボクは、ミカゲ先輩と一緒に木製のベンチに腰掛けた。
視線を向けると、彼女は見事に明後日の方角に顔を背ける。
「ミカゲ先輩は、定期的にポチちゃんの散歩をしてあげてるんですか」
「う、ううん。普段はお母さんか妹が連れて行くんだけど、今日は二人ともいないからミカゲが任されたの……」
「なるほど、ワンちゃんとか良いですよね。うちはボク以外が犬と猫両方のアレルギー持ちなんで、飼えないんです」
「そうなんだ、それは残念……」
「ゲーム内ではメタちゃんがいるから、どうしても飼いたいとは、ならないんですけどね」
「……ああ、あのスライムちゃん。調教師がテイムしたスライムよりも感情表現とか豊かだよね。ちょっとびっくりしちゃった」
「メタちゃんはユニークモンスターですから、多分そこらへんが関係してるんだと思います」
「……睦月さんはすごいな。ユニークモンスターに、第一層と第二層のガーディアンまで従えてるんだから」
「ミカゲ先輩、それはちょっと違います」
彼女の言葉に対し、ボクは首を横に振った。
「システム上は使い魔だけど、彼等はみんな力を貸してくれている仲間です。従えているんじゃなくて、友達だと思ってボクは接してるんです」
「友達……」
消えそうな声で呟くミカゲ先輩。
顔は見えないので、実際にどんな表情をしているのかは分からない。
だけど言葉に含まれた色から。
彼女が羨ましいと思っている事を察する。
故にボクは、ついでなんかではなく心の底からミカゲ先輩に思いを告げる。
「なんで暗くなってるんですか。ミカゲ先輩も、ボクの友達ですからね」
「友達……ミカゲと睦月さんが……」
「はい、そうだ。お近づきの印にコレを差し上げます」
「お近づきの印?」
ボクが彼女に手渡したのは、カモミールの花で作られたクリスタルフラワー。
「この前言った花屋に今日行ってきたんです。そこの店長さんから貰ったので、ミカゲ先輩の部屋に飾ってください」
「じょ、じょじょ女子力ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
急に叫び声を上げながらミカゲ先輩は、ベンチから器用なアクロバティックを決めて地面を転がる。
少々変わった挙動にビックリさせられたが、ボクは慌ててベンチから立ち上がり彼女の側に歩み寄った。
「大丈夫ですか? そんな変な転がり方すると怪我しますよ」
「こ、この奇行を見て先に心配するなんて、最近はお母さんですら困った顔するのに! うぐぅ……なんたる女子力と清楚の光……こんなの目の当たりにしたらミカゲの陰キャ成分浄化されて跡形もなく消滅しちゃうぅぅ……ッ!?」
苦しみ悶えながら、彼女は避暑地を求めるようにベンチの小さな隙間に避難する。
しくしく泣いている姿から、多分ボクは何らかの地雷を踏み抜いたんだろう。
慌てふためくと彼女は「キミのせいじゃない、こんなミカゲの事は放っといて……」と呟く。
だけどこんな姿を見て、はいわかりましたなんて言えるわけがない。
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