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第6章
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こぢんまりとした正方形のテーブルに
俺の隣はリーダー格のカイン
目の前は、ちょい小柄のスルトで、隣に眼鏡のランド
そしてその4人を挟むように座るローラとリイル
「では、いただきましょう」
「「いただきま~す」」
初めのころは、ご飯の前の挨拶は無かったが
日本にいたころの習慣でいただきますと無意識に口をしていたら
ローラにどういう意味なのか、どこでその言葉を覚えたのか問い詰められ
自分が生きるためにありがたく命を頂戴いたしますってどっかの本で書いてあった気がすると誤魔化した
するとなんと素晴らしいお言葉なのでしょう!と感動され、自分たちの食事の習慣に取り入れようと導入したのである
もちろん、ごちそうさまの挨拶も導入された
リイルとローラと俺は毎食真面目に挨拶をしているが、やんちゃ3人組は気まぐれで
挨拶をしたりしなかったりとバラバラである
今日は機嫌がよくないのか、ふてくされながら食事している
「お行儀悪いですよ」
「うるせえな!またサツマイモかよ!!」
カインの言うとおり、ここ何日の朝飯はサツマイモ続きである
ここは貧乏でお金に余裕がないため、食事には安く買えるサツマイモがばかりになりがちである
食べ盛りの子供にはつらいだろう
俺は、貧しいことは理解しているため文句を言うことはないが、やはりおなかが空いてつらいのは変わらない
お米食いてえなあ・・・
日本人といえばやはりお米!
食糧の買い物でローラの付き添いで市場に行ったことはあるが、お米を売ってるところはどこにも見当たらなかった
お米の存在をローラや店の人に尋ねてみたが、知らないとのこと
最初は絶望したが、もしかしたら精米されることなく家畜の餌扱になっているためお米という概念がないかもしれない
いずれは、前世の知識を生かして栽培してみせるとひそかに燃えていた
「ごめんね。お腹いっぱいに食べさせたいのはやまやまなんだけど、お金が無くてこれしか買えないのよ」
「肉くいたい!!にくー!!」
一度だけ、親切にも肉を譲ってくれた人がおり、肉を焼いて食べたらもう絶品!
ほっぺたが落ちそうなぐらいの旨さだった
その味が忘れられないのだろう・・・
肉が食いたいど駄々こねる につられ、残り2人も肉が食いたいと肉コールがかかる
その光景にローラは苦笑いしながら、我慢してねと申し訳なく謝る
「「「にーく!にーく!にーく!」」」
数日、我慢続きで不満がたまっているのか、ローラの宥めには効果なし
「うるさいわよ!!そんなに文句を言うなら食事抜きでいいわね?」
ブチ切れたリイルが3人のサツマイモを手にかける
「食べるよ!食べる!!」
さすがに慌てたのか、3人ともがっちりとサツマイモを掴んで頬張る
「ったく!少しはルーテを見習いなさい。あんたたちよりも年下なのにしっかりしてるじゃない。お兄ちゃんとして恥ずかしくないの?」
「ぐっ・・・!」
ルイラの言葉に3人とも反論できないようだ
いたずらばっかりする3人組と真面目に手伝いなどをこなす俺
ローラとリイルは三人組より俺を信頼している
現に、たまに買い出しなどお使いは俺にしか頼まれない
「ごちそうさま~」
「早いわね」
「うん」
黙々と食べてたし
他の人が食事を終えるのを待ち、ごちそうさまの挨拶をする
「1時間後に勉強するからね」
「は~い」
「「「ええええ!!」」」
ローラの言葉に不満が漏れる3人組と喜びが隠せない俺
勉強といっても、この世界の仕組みや歴史を勉強をするからだ
知らないことばかりで、さっすがファンタジーな世界だなということも学べるため生活の中で楽しみの1つとなっていた
その勉強は一般常識は多少ずれているが、学問の知識が豊富なローラが先生代わりになって教えてもらっている
リイルは大の勉強嫌いのため、勉強が始まると気づいたら姿を消していてた
1回ローラにつかまり、みっちりと勉強を教えられたのがトラウマになっているのだろう・・
「ねえ!今日は魔法についてだったよね?」
「さすがルーテ、よく覚えてたわね。そうよ。今日は魔法について勉強するわよ」
「え!魔法!?」
「よっしゃ!!」
「楽しみだなあ」
魔法の言葉に反応した3人組が俄然とやる気が出たようだ
勉強嫌いとはいえ、魔法には興味津々なのだろう
俺自身も魔法には興味ありまくりである
日本にいたころ魔法にはよく憧れたものだ
水を自由に操れるようになりたいとか、空を飛べるようになったらなとか子供の頃よく思っていたものだ・・・
まさか、転生してもしかしたその憧れが現実となるかもしれない
そう思うとわくわくが止まらなかった
「早く勉強しよう!!」
「珍しくはしゃいでるわね。ちょっと待ってね。準備があるから」
「はーい」
外見はまだ4歳だけど中身はもう20代後半の大人だが、好奇心はいくつになっても抑えられないものだ・・・
俺の隣はリーダー格のカイン
目の前は、ちょい小柄のスルトで、隣に眼鏡のランド
そしてその4人を挟むように座るローラとリイル
「では、いただきましょう」
「「いただきま~す」」
初めのころは、ご飯の前の挨拶は無かったが
日本にいたころの習慣でいただきますと無意識に口をしていたら
ローラにどういう意味なのか、どこでその言葉を覚えたのか問い詰められ
自分が生きるためにありがたく命を頂戴いたしますってどっかの本で書いてあった気がすると誤魔化した
するとなんと素晴らしいお言葉なのでしょう!と感動され、自分たちの食事の習慣に取り入れようと導入したのである
もちろん、ごちそうさまの挨拶も導入された
リイルとローラと俺は毎食真面目に挨拶をしているが、やんちゃ3人組は気まぐれで
挨拶をしたりしなかったりとバラバラである
今日は機嫌がよくないのか、ふてくされながら食事している
「お行儀悪いですよ」
「うるせえな!またサツマイモかよ!!」
カインの言うとおり、ここ何日の朝飯はサツマイモ続きである
ここは貧乏でお金に余裕がないため、食事には安く買えるサツマイモがばかりになりがちである
食べ盛りの子供にはつらいだろう
俺は、貧しいことは理解しているため文句を言うことはないが、やはりおなかが空いてつらいのは変わらない
お米食いてえなあ・・・
日本人といえばやはりお米!
食糧の買い物でローラの付き添いで市場に行ったことはあるが、お米を売ってるところはどこにも見当たらなかった
お米の存在をローラや店の人に尋ねてみたが、知らないとのこと
最初は絶望したが、もしかしたら精米されることなく家畜の餌扱になっているためお米という概念がないかもしれない
いずれは、前世の知識を生かして栽培してみせるとひそかに燃えていた
「ごめんね。お腹いっぱいに食べさせたいのはやまやまなんだけど、お金が無くてこれしか買えないのよ」
「肉くいたい!!にくー!!」
一度だけ、親切にも肉を譲ってくれた人がおり、肉を焼いて食べたらもう絶品!
ほっぺたが落ちそうなぐらいの旨さだった
その味が忘れられないのだろう・・・
肉が食いたいど駄々こねる につられ、残り2人も肉が食いたいと肉コールがかかる
その光景にローラは苦笑いしながら、我慢してねと申し訳なく謝る
「「「にーく!にーく!にーく!」」」
数日、我慢続きで不満がたまっているのか、ローラの宥めには効果なし
「うるさいわよ!!そんなに文句を言うなら食事抜きでいいわね?」
ブチ切れたリイルが3人のサツマイモを手にかける
「食べるよ!食べる!!」
さすがに慌てたのか、3人ともがっちりとサツマイモを掴んで頬張る
「ったく!少しはルーテを見習いなさい。あんたたちよりも年下なのにしっかりしてるじゃない。お兄ちゃんとして恥ずかしくないの?」
「ぐっ・・・!」
ルイラの言葉に3人とも反論できないようだ
いたずらばっかりする3人組と真面目に手伝いなどをこなす俺
ローラとリイルは三人組より俺を信頼している
現に、たまに買い出しなどお使いは俺にしか頼まれない
「ごちそうさま~」
「早いわね」
「うん」
黙々と食べてたし
他の人が食事を終えるのを待ち、ごちそうさまの挨拶をする
「1時間後に勉強するからね」
「は~い」
「「「ええええ!!」」」
ローラの言葉に不満が漏れる3人組と喜びが隠せない俺
勉強といっても、この世界の仕組みや歴史を勉強をするからだ
知らないことばかりで、さっすがファンタジーな世界だなということも学べるため生活の中で楽しみの1つとなっていた
その勉強は一般常識は多少ずれているが、学問の知識が豊富なローラが先生代わりになって教えてもらっている
リイルは大の勉強嫌いのため、勉強が始まると気づいたら姿を消していてた
1回ローラにつかまり、みっちりと勉強を教えられたのがトラウマになっているのだろう・・
「ねえ!今日は魔法についてだったよね?」
「さすがルーテ、よく覚えてたわね。そうよ。今日は魔法について勉強するわよ」
「え!魔法!?」
「よっしゃ!!」
「楽しみだなあ」
魔法の言葉に反応した3人組が俄然とやる気が出たようだ
勉強嫌いとはいえ、魔法には興味津々なのだろう
俺自身も魔法には興味ありまくりである
日本にいたころ魔法にはよく憧れたものだ
水を自由に操れるようになりたいとか、空を飛べるようになったらなとか子供の頃よく思っていたものだ・・・
まさか、転生してもしかしたその憧れが現実となるかもしれない
そう思うとわくわくが止まらなかった
「早く勉強しよう!!」
「珍しくはしゃいでるわね。ちょっと待ってね。準備があるから」
「はーい」
外見はまだ4歳だけど中身はもう20代後半の大人だが、好奇心はいくつになっても抑えられないものだ・・・
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