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第2章 憧れの騎士学校生活
第12話 おばあ様への手紙
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ダリルが性別を明かし、その後騎士学校は大騒動なった。
しかし、キャサリンがリーラと出会った頃から女であることを見破っており、連れてきたビルはしっかり調査しなかったことにハルクから激怒されたそうだ。
実は20年前、キャサリンも男として入学しており、同じようなひと騒動あったのだ。それを救ったのがハルクであり、みな口々に既視感があったのはこれかと話したそうだ。
ひと騒動の後、リーラは女性騎士として認められ騎士学校に通学の許可を得たのだ。
女であることを友人のアデルとルディには伝えるとかなり驚いたようだが平民は女の子の友達もたくさんいるからあまり気にならないそうだ。
「貴族のやつら腰抜かすぞ」
アデルはヒヒヒと笑い、驚かせてやれよと言った。
ラディリアスがリーラを崖から突き落としことはいわば殺人行為なので処罰として牢に送ると話があったがダリルがユーリアム公爵に恩を売った方がいいからと情状酌量で騎士学校を退団となりユーリアム公爵からがっぽりお詫びの品(金銭)をもらい、リーラ達の生活はかなり潤った。
ダリルは隠れた経歴から騎士学校教師として迎えられ、もっている知識が有効で意見を求めに官吏の方が良く訪れるそうだ。騎士学校の仕事も忙しいようだ。
リーラ達は騎士住宅街に移り住んだ。
二階建のタウンハウスになっており、キッチン、リビングやお風呂、部屋も3部屋ありかなり広い。
隣人はネイルで人の良い妻のアニーもいて二人を助けてくれたのだ。
アニーは女の子しかわからない悩みを教えてくれる姉のような存在で救われたのだ。
二人の子供のジェニファーも可愛らしく、いつも慕ってくれている。
ダリルが家に帰ってきた。
「ただいま。リーラびっくりするぞ!学校に手紙が届いていたんだ。ローリーからだ!」
「えっ?!本当!おばあ様!良かったー。読みたい!読みたい!」
ロン様へ
無事、ノーザンランドには着いていますか?この手紙を読んでいるということは、騎士学校に入学できた思います。おばあ様はあなたが国を出た後すぐにアンデルク国に行きました。
知っているかと思いますが、おばあ様の家はアンデルク国で有名な商家なのです。
もし、あなたがノーザンランドで大変ならこちらに来る事が出来ます。
実は我が家のレキシントン家がドレスブテックを立ち上げる事になり、私はデザインを担当する事になりました。私はあなたに着せたいドレスを想像して書いてるのよ。それが人気になりおばあ様はかなりお金を稼げるようになったので心配せずにこちらにいらっしゃい。
店の名前はローリーブテックハウスよ。今店に住んでるのよ。もしこの手紙を読んだら必ず連絡ください。
あなたのおばあさまより。
ローリー・レキシントン
住所
5 パークホーム通り
アルティーレ アンデルク国
「アルティーレか、首都だな。リーラどうする?行くか?」
「ううん、行かない。僕、騎士になりたいからね。この国にいる。でも、遊びに行っていいよね」
「あぁ、もちろんだ。ローリーにも来てもらおう。しかし、ローリーすごいなぁ。短期間で店を構えるとは職業婦人だ。女は強いな。さぁ返事を書こう。
俺の手紙も入れてくれ。あと、何度も言ってるが「僕」は駄目だ、「私」と言いなさい」
「はーい。ダリルさん。ねぇ…家でも父さんって読んでいい?」
ダリルさんは少し驚いた表情を浮かべたが、照れながら、
「…あぁ、いいよ」
と言ってくれた。
「ふふ。ありがとう」
リーラはすぐにおばあ様に返事を書いた。
おばあ様へ
おばあ様お元気ですか?私は元気です。おばあ様が無事でいることがわかりうれしいです。おじい様は一緒ですか?元気ですか?
私はおばあ様の所に行きたいですが、友達もたくさん出来て騎士学校が楽しいのでこのままノーザンランドにいようと思います。休みにはおばあ様のところへ遊びに行きます。
昔、居候していたらしいダリルさんを覚えていますか?この国で会い、ダリルさんは騎士学校の先生をしてます。
今は、ダリルさんの娘として暮らしていて、ダリルさんはご飯や洗濯、後私の髪をといてくれたり本当のお父さんみたいです。
おばあ様もお仕事すごいね。いつかおばあ様の作った服見たいな。頑張ってください。またね。
あなたの孫 リーラ・ハントン
住所
1205 ナイトリア通り グランティナ
ノーザンランド
リーラは早速祖母へお手紙をだした。早く着くようにと願いをこめて……
しばらくしてリーラの家に祖母の手紙が届いた。一緒にたくさんの洋服とともに。
その洋服については、また別のお話で…
しかし、キャサリンがリーラと出会った頃から女であることを見破っており、連れてきたビルはしっかり調査しなかったことにハルクから激怒されたそうだ。
実は20年前、キャサリンも男として入学しており、同じようなひと騒動あったのだ。それを救ったのがハルクであり、みな口々に既視感があったのはこれかと話したそうだ。
ひと騒動の後、リーラは女性騎士として認められ騎士学校に通学の許可を得たのだ。
女であることを友人のアデルとルディには伝えるとかなり驚いたようだが平民は女の子の友達もたくさんいるからあまり気にならないそうだ。
「貴族のやつら腰抜かすぞ」
アデルはヒヒヒと笑い、驚かせてやれよと言った。
ラディリアスがリーラを崖から突き落としことはいわば殺人行為なので処罰として牢に送ると話があったがダリルがユーリアム公爵に恩を売った方がいいからと情状酌量で騎士学校を退団となりユーリアム公爵からがっぽりお詫びの品(金銭)をもらい、リーラ達の生活はかなり潤った。
ダリルは隠れた経歴から騎士学校教師として迎えられ、もっている知識が有効で意見を求めに官吏の方が良く訪れるそうだ。騎士学校の仕事も忙しいようだ。
リーラ達は騎士住宅街に移り住んだ。
二階建のタウンハウスになっており、キッチン、リビングやお風呂、部屋も3部屋ありかなり広い。
隣人はネイルで人の良い妻のアニーもいて二人を助けてくれたのだ。
アニーは女の子しかわからない悩みを教えてくれる姉のような存在で救われたのだ。
二人の子供のジェニファーも可愛らしく、いつも慕ってくれている。
ダリルが家に帰ってきた。
「ただいま。リーラびっくりするぞ!学校に手紙が届いていたんだ。ローリーからだ!」
「えっ?!本当!おばあ様!良かったー。読みたい!読みたい!」
ロン様へ
無事、ノーザンランドには着いていますか?この手紙を読んでいるということは、騎士学校に入学できた思います。おばあ様はあなたが国を出た後すぐにアンデルク国に行きました。
知っているかと思いますが、おばあ様の家はアンデルク国で有名な商家なのです。
もし、あなたがノーザンランドで大変ならこちらに来る事が出来ます。
実は我が家のレキシントン家がドレスブテックを立ち上げる事になり、私はデザインを担当する事になりました。私はあなたに着せたいドレスを想像して書いてるのよ。それが人気になりおばあ様はかなりお金を稼げるようになったので心配せずにこちらにいらっしゃい。
店の名前はローリーブテックハウスよ。今店に住んでるのよ。もしこの手紙を読んだら必ず連絡ください。
あなたのおばあさまより。
ローリー・レキシントン
住所
5 パークホーム通り
アルティーレ アンデルク国
「アルティーレか、首都だな。リーラどうする?行くか?」
「ううん、行かない。僕、騎士になりたいからね。この国にいる。でも、遊びに行っていいよね」
「あぁ、もちろんだ。ローリーにも来てもらおう。しかし、ローリーすごいなぁ。短期間で店を構えるとは職業婦人だ。女は強いな。さぁ返事を書こう。
俺の手紙も入れてくれ。あと、何度も言ってるが「僕」は駄目だ、「私」と言いなさい」
「はーい。ダリルさん。ねぇ…家でも父さんって読んでいい?」
ダリルさんは少し驚いた表情を浮かべたが、照れながら、
「…あぁ、いいよ」
と言ってくれた。
「ふふ。ありがとう」
リーラはすぐにおばあ様に返事を書いた。
おばあ様へ
おばあ様お元気ですか?私は元気です。おばあ様が無事でいることがわかりうれしいです。おじい様は一緒ですか?元気ですか?
私はおばあ様の所に行きたいですが、友達もたくさん出来て騎士学校が楽しいのでこのままノーザンランドにいようと思います。休みにはおばあ様のところへ遊びに行きます。
昔、居候していたらしいダリルさんを覚えていますか?この国で会い、ダリルさんは騎士学校の先生をしてます。
今は、ダリルさんの娘として暮らしていて、ダリルさんはご飯や洗濯、後私の髪をといてくれたり本当のお父さんみたいです。
おばあ様もお仕事すごいね。いつかおばあ様の作った服見たいな。頑張ってください。またね。
あなたの孫 リーラ・ハントン
住所
1205 ナイトリア通り グランティナ
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