3 / 24
第1章:王太子の愛する人は別にいるそうですわ
1-3
しおりを挟む
応接室を後にし、王宮の回廊を歩きながら、わたくしは窓から見えるバラ園に視線を送った。王城の庭は四季折々に美しく飾られ、今の季節は薔薇が香り高く咲き誇っている。あそこを愛でながら、ゆっくりお茶を飲めたらどんなに気分がいいだろう……と、一瞬想像して胸が弾んだ。
「ルチアーナ様、ご用件はお済みでしょうか?」
声をかけてきたのは、わたくしの専属メイドであるソフィア。彼女はヴェルディ公爵家で長く仕えており、わたくしにとっては姉のような存在でもある。シックなメイド服を身にまといながら、いつも落ち着いた笑顔を浮かべている。けれど、今はその表情に少し心配そうな色が混じっていた。
「ええ、終わりましたわ。ソフィア、何か心配してくださってたの?」
「はい……実は、王太子殿下がルチアーナ様をお呼びになったと聞いて、少し胸騒ぎがしまして。失礼ながら、殿下がお怒りになられているとか、何か揉め事があったのではないかと……」
どうやらソフィアは、わたくしが危機に陥っているのではないかと気を揉んでいたらしい。わたくしは彼女を安心させるように、穏やかに微笑んでみせた。
「大丈夫よ。むしろいい話でしたわ。わたくしとしては、気が楽になるお話ですもの」
「えっ……そうなのですか?」
「ええ。アルベルト様は、結婚してもわたくしに口出ししないそうですわ。むしろ、別に大事な方がおられるので、その方を愛し続けたいと。だからわたくしは――自由を満喫できるようにしていただく予定よ」
わたくしがあっけらかんと答えた瞬間、ソフィアは目を丸くして固まってしまった。普通なら仕方ない反応だろう。誰だって「あなたの婚約者が他の女性を愛している」と知らされたらショックを受けるかもしれないし、ましてやそれをあっさり許容しているなんていう令嬢は、そうそういないだろうから。
「る、ルチアーナ様……本当に、それでよろしいのですか?」
ソフィアが戸惑いながら問いかける。わたくしは笑顔でうなずいた。
「ええ、もちろん。いずれわたくしは王太子妃になる立場ですけれど、実質的には自由に行動させていただくつもり。アルベルト様に対して“愛人をつくるな”と強制すれば、お互い不幸になるだけでしょう? わたくしは面倒も嫌だし、アルベルト様もリリア様を捨てる気なんてないでしょうしね」
「で、ですが……世間体というものもございますし、ルチアーナ様ご自身の名誉にも関わります。王太子妃が黙っているように見られては、軽んじられる恐れも……」
さすがソフィア、わたくしの立場や体面のことを思いやってくれているのだろう。だが、そこに関してはわたくしなりに既に策がある。そもそも王太子が平民を愛しているという事実は、そう簡単に公になるものではない。国が揉み消すはずだ。公になるか否かは、王太子とその取り巻き次第なので、わたくしに不利が被る可能性は低い。それに、もし万が一漏れてしまった場合でも、アルベルト様は王太子として「自分が悪い」と認めるしかなくなる。つまり、わたくしが責めを負う立場にはならないのだ。
――要するに、わたくしはほぼノーリスクで王太子妃になれる。それがわかったからこそ、ここまであっさり承諾したというわけ。
「大丈夫よ、ソフィア。わたくしだって公爵家の令嬢ですもの。いざとなったら身を守る手段はあるし、アルベルト様が“わたくしに酷い仕打ちをした”という証拠もあるのだから、下手に動かれる心配もないわ。むしろ、わたくしのほうが優位とすら言える状況なのよ?」
「そ、そうなのですか……? わたくしにはそのような駆け引きはわかりませんが、ルチアーナ様が大丈夫と仰るなら……」
「ええ。心配しなくていいの。ソフィアには、今後もわたくしのそばで支えていただきたいわ。自由になったわたくしがまず何をするか……そうね、読みたい本がまだまだ山積みですし、書斎をもっと充実させたいところだわ。あとは美味しい紅茶の研究もしてみたいし、新しいティーセットも探してみたいわね。思い描くだけで楽しくなってきたわ」
「さすがルチアーナ様……王太子妃になられるというのに、あまり動揺なさらないのですね」
「そうかしら? でも、わたくしは自分の好きなことをするためなら、臆せず行動しますわ。おかげで子どもの頃から母に“あまりはしたない真似はおやめなさい”とよく叱られたものだけれど……」
わたくしは自嘲気味に言いつつも、今となってはその“はしたない”行動力が自分の強みになっている気がする。アルベルト様との婚姻も、きっと周囲の目があるから完全には好き勝手に振る舞えないだろう。けれど、この“白い結婚”の形であれば、わたくしは国母の役割を最低限こなしつつ、プライベートな時間は自由に過ごせる。なにより、アルベルト様はわたくしに干渉する余裕などなくなるはずだ。彼はリリア様との愛を貫くために、王家や貴族たち、そして世間の目を欺く工作をしなければならないのだから。
「さて、ソフィア。悪いけれど、わたくしはこれから少し公爵家に戻るわ。結婚の儀に向けての衣装合わせや諸々の準備があって、いろいろ忙しくなるでしょうし。一度ちゃんと母の顔も見ておかないと」
「かしこまりました。馬車をご用意いたします。ですが、ルチアーナ様……本当にお疲れになりませんように。きっと今日のことは、いずれもう一悶着あるかもしれませんので」
ソフィアの忠告には一理ある。アルベルト様が「形だけの結婚」をわたくしと交わしながら、別に愛する女性を宮廷に迎え入れようとしている以上、それを良く思わない貴族や取り巻きも出てくるだろう。その際、わたくしの立場や考え方が問われる場面もあるかもしれない。
だが、そのときはそのときだ。わたくしは既に割り切っている。何かあれば、アルベルト様に責任を取らせればいい。それくらいの覚悟で彼も今回の提案をしてきたのだろうから、今さらわたくしが庇ってあげる義理もない。むしろ、自分の立場と自由を守ることが最優先だ。
「ご忠告痛み入るわ。ありがとう、ソフィア。もし動揺することがあったら、そのときは頼らせていただくわね」
「はい、もちろんです。ルチアーナ様の支えになるのが、わたくしの務めですから」
そうして、わたくしとソフィアは回廊を歩き、正門近くに控えている公爵家の馬車へと向かった。いつもなら宮殿に長居して、アルベルト様と午後のお茶をすることもあったが、今日はそれも必要ない。むしろわたくしとしては一刻でも早く自宅に戻り、心ゆくまで読書を楽しみたい気分だった。何しろ、心の荷が下りたというか、想像以上の好条件を引き出せたのだから。
「ルチアーナ様、ご用件はお済みでしょうか?」
声をかけてきたのは、わたくしの専属メイドであるソフィア。彼女はヴェルディ公爵家で長く仕えており、わたくしにとっては姉のような存在でもある。シックなメイド服を身にまといながら、いつも落ち着いた笑顔を浮かべている。けれど、今はその表情に少し心配そうな色が混じっていた。
「ええ、終わりましたわ。ソフィア、何か心配してくださってたの?」
「はい……実は、王太子殿下がルチアーナ様をお呼びになったと聞いて、少し胸騒ぎがしまして。失礼ながら、殿下がお怒りになられているとか、何か揉め事があったのではないかと……」
どうやらソフィアは、わたくしが危機に陥っているのではないかと気を揉んでいたらしい。わたくしは彼女を安心させるように、穏やかに微笑んでみせた。
「大丈夫よ。むしろいい話でしたわ。わたくしとしては、気が楽になるお話ですもの」
「えっ……そうなのですか?」
「ええ。アルベルト様は、結婚してもわたくしに口出ししないそうですわ。むしろ、別に大事な方がおられるので、その方を愛し続けたいと。だからわたくしは――自由を満喫できるようにしていただく予定よ」
わたくしがあっけらかんと答えた瞬間、ソフィアは目を丸くして固まってしまった。普通なら仕方ない反応だろう。誰だって「あなたの婚約者が他の女性を愛している」と知らされたらショックを受けるかもしれないし、ましてやそれをあっさり許容しているなんていう令嬢は、そうそういないだろうから。
「る、ルチアーナ様……本当に、それでよろしいのですか?」
ソフィアが戸惑いながら問いかける。わたくしは笑顔でうなずいた。
「ええ、もちろん。いずれわたくしは王太子妃になる立場ですけれど、実質的には自由に行動させていただくつもり。アルベルト様に対して“愛人をつくるな”と強制すれば、お互い不幸になるだけでしょう? わたくしは面倒も嫌だし、アルベルト様もリリア様を捨てる気なんてないでしょうしね」
「で、ですが……世間体というものもございますし、ルチアーナ様ご自身の名誉にも関わります。王太子妃が黙っているように見られては、軽んじられる恐れも……」
さすがソフィア、わたくしの立場や体面のことを思いやってくれているのだろう。だが、そこに関してはわたくしなりに既に策がある。そもそも王太子が平民を愛しているという事実は、そう簡単に公になるものではない。国が揉み消すはずだ。公になるか否かは、王太子とその取り巻き次第なので、わたくしに不利が被る可能性は低い。それに、もし万が一漏れてしまった場合でも、アルベルト様は王太子として「自分が悪い」と認めるしかなくなる。つまり、わたくしが責めを負う立場にはならないのだ。
――要するに、わたくしはほぼノーリスクで王太子妃になれる。それがわかったからこそ、ここまであっさり承諾したというわけ。
「大丈夫よ、ソフィア。わたくしだって公爵家の令嬢ですもの。いざとなったら身を守る手段はあるし、アルベルト様が“わたくしに酷い仕打ちをした”という証拠もあるのだから、下手に動かれる心配もないわ。むしろ、わたくしのほうが優位とすら言える状況なのよ?」
「そ、そうなのですか……? わたくしにはそのような駆け引きはわかりませんが、ルチアーナ様が大丈夫と仰るなら……」
「ええ。心配しなくていいの。ソフィアには、今後もわたくしのそばで支えていただきたいわ。自由になったわたくしがまず何をするか……そうね、読みたい本がまだまだ山積みですし、書斎をもっと充実させたいところだわ。あとは美味しい紅茶の研究もしてみたいし、新しいティーセットも探してみたいわね。思い描くだけで楽しくなってきたわ」
「さすがルチアーナ様……王太子妃になられるというのに、あまり動揺なさらないのですね」
「そうかしら? でも、わたくしは自分の好きなことをするためなら、臆せず行動しますわ。おかげで子どもの頃から母に“あまりはしたない真似はおやめなさい”とよく叱られたものだけれど……」
わたくしは自嘲気味に言いつつも、今となってはその“はしたない”行動力が自分の強みになっている気がする。アルベルト様との婚姻も、きっと周囲の目があるから完全には好き勝手に振る舞えないだろう。けれど、この“白い結婚”の形であれば、わたくしは国母の役割を最低限こなしつつ、プライベートな時間は自由に過ごせる。なにより、アルベルト様はわたくしに干渉する余裕などなくなるはずだ。彼はリリア様との愛を貫くために、王家や貴族たち、そして世間の目を欺く工作をしなければならないのだから。
「さて、ソフィア。悪いけれど、わたくしはこれから少し公爵家に戻るわ。結婚の儀に向けての衣装合わせや諸々の準備があって、いろいろ忙しくなるでしょうし。一度ちゃんと母の顔も見ておかないと」
「かしこまりました。馬車をご用意いたします。ですが、ルチアーナ様……本当にお疲れになりませんように。きっと今日のことは、いずれもう一悶着あるかもしれませんので」
ソフィアの忠告には一理ある。アルベルト様が「形だけの結婚」をわたくしと交わしながら、別に愛する女性を宮廷に迎え入れようとしている以上、それを良く思わない貴族や取り巻きも出てくるだろう。その際、わたくしの立場や考え方が問われる場面もあるかもしれない。
だが、そのときはそのときだ。わたくしは既に割り切っている。何かあれば、アルベルト様に責任を取らせればいい。それくらいの覚悟で彼も今回の提案をしてきたのだろうから、今さらわたくしが庇ってあげる義理もない。むしろ、自分の立場と自由を守ることが最優先だ。
「ご忠告痛み入るわ。ありがとう、ソフィア。もし動揺することがあったら、そのときは頼らせていただくわね」
「はい、もちろんです。ルチアーナ様の支えになるのが、わたくしの務めですから」
そうして、わたくしとソフィアは回廊を歩き、正門近くに控えている公爵家の馬車へと向かった。いつもなら宮殿に長居して、アルベルト様と午後のお茶をすることもあったが、今日はそれも必要ない。むしろわたくしとしては一刻でも早く自宅に戻り、心ゆくまで読書を楽しみたい気分だった。何しろ、心の荷が下りたというか、想像以上の好条件を引き出せたのだから。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】ずっと、ずっとあなたを愛していました 〜後悔も、懺悔も今更いりません〜
高瀬船
恋愛
リスティアナ・メイブルムには二歳年上の婚約者が居る。
婚約者は、国の王太子で穏やかで優しく、婚約は王命ではあったが仲睦まじく関係を築けていた。
それなのに、突然ある日婚約者である王太子からは土下座をされ、婚約を解消して欲しいと願われる。
何故、そんな事に。
優しく微笑むその笑顔を向ける先は確かに自分に向けられていたのに。
婚約者として確かに大切にされていたのに何故こうなってしまったのか。
リスティアナの思いとは裏腹に、ある時期からリスティアナに悪い噂が立ち始める。
悪い噂が立つ事など何もしていないのにも関わらず、リスティアナは次第に学園で、夜会で、孤立していく。
【完結】恋は、終わったのです
楽歩
恋愛
幼い頃に決められた婚約者、セオドアと共に歩む未来。それは決定事項だった。しかし、いつしか冷たい現実が訪れ、彼の隣には別の令嬢の笑顔が輝くようになる。
今のような関係になったのは、いつからだったのだろう。
『分からないだろうな、お前のようなでかくて、エマのように可愛げのない女には』
身長を追い越してしまった時からだろうか。
それとも、特進クラスに私だけが入った時だろうか。
あるいは――あの子に出会った時からだろうか。
――それでも、リディアは平然を装い続ける。胸に秘めた思いを隠しながら。
不実なあなたに感謝を
黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※一旦完結。
※性描写は匂わせ程度。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。
婚約者の私を見捨てたあなた、もう二度と関わらないので安心して下さい
神崎 ルナ
恋愛
第三王女ロクサーヌには婚約者がいた。騎士団でも有望株のナイシス・ガラット侯爵令息。その美貌もあって人気がある彼との婚約が決められたのは幼いとき。彼には他に優先する幼なじみがいたが、政略結婚だからある程度は仕方ない、と思っていた。だが、王宮が魔導師に襲われ、魔術により天井の一部がロクサーヌへ落ちてきたとき、彼が真っ先に助けに行ったのは幼馴染だという女性だった。その後もロクサーヌのことは見えていないのか、完全にスルーして彼女を抱きかかえて去って行くナイシス。
嘘でしょう。
その後ロクサーヌは一月、目が覚めなかった。
そして目覚めたとき、おとなしやかと言われていたロクサーヌの姿はどこにもなかった。
「ガラット侯爵令息とは婚約破棄? 当然でしょう。それとね私、力が欲しいの」
もう誰かが護ってくれるなんて思わない。
ロクサーヌは力をつけてひとりで生きていこうと誓った。
だがそこへクスコ辺境伯がロクサーヌへ求婚する。
「ぜひ辺境へ来て欲しい」
※時代考証がゆるゆるですm(__)m ご注意くださいm(__)m
総合・恋愛ランキング1位(2025.8.4)hotランキング1位(2025.8.5)になりましたΣ(・ω・ノ)ノ ありがとうございます<(_ _)>
【完結】愛したあなたは本当に愛する人と幸せになって下さい
高瀬船
恋愛
伯爵家のティアーリア・クランディアは公爵家嫡男、クライヴ・ディー・アウサンドラと婚約秒読みの段階であった。
だが、ティアーリアはある日クライヴと彼の従者二人が話している所に出くわし、聞いてしまう。
クライヴが本当に婚約したかったのはティアーリアの妹のラティリナであったと。
ショックを受けるティアーリアだったが、愛する彼の為自分は身を引く事を決意した。
【誤字脱字のご報告ありがとうございます!小っ恥ずかしい誤字のご報告ありがとうございます!個別にご返信出来ておらず申し訳ございません( •́ •̀ )】
そんなにその方が気になるなら、どうぞずっと一緒にいて下さい。私は二度とあなたとは関わりませんので……。
しげむろ ゆうき
恋愛
男爵令嬢と仲良くする婚約者に、何度注意しても聞いてくれない
そして、ある日、婚約者のある言葉を聞き、私はつい言ってしまうのだった
全五話
※ホラー無し
報われない恋の行方〜いつかあなたは私だけを見てくれますか〜
矢野りと
恋愛
『少しだけ私に時間をくれないだろうか……』
彼はいつだって誠実な婚約者だった。
嘘はつかず私に自分の気持ちを打ち明け、学園にいる間だけ想い人のこともその目に映したいと告げた。
『想いを告げることはしない。ただ見ていたいんだ。どうか、許して欲しい』
『……分かりました、ロイド様』
私は彼に恋をしていた。だから、嫌われたくなくて……それを許した。
結婚後、彼は約束通りその瞳に私だけを映してくれ嬉しかった。彼は誠実な夫となり、私は幸せな妻になれた。
なのに、ある日――彼の瞳に映るのはまた二人になっていた……。
※この作品の設定は架空のものです。
※お話の内容があわないは時はそっと閉じてくださいませ。
あなたのことなんて、もうどうでもいいです
もるだ
恋愛
舞踏会でレオニーに突きつけられたのは婚約破棄だった。婚約者の相手にぶつかられて派手に転んだせいで、大騒ぎになったのに……。日々の業務を押しつけられ怒鳴りつけられいいように扱われていたレオニーは限界を迎える。そして、気がつくと魔法が使えるようになっていた。
元婚約者にこき使われていたレオニーは復讐を始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる