【完結】恋は、終わったのです

幼い頃に決められた婚約者、セオドアと共に歩む未来。それは決定事項だった。しかし、いつしか冷たい現実が訪れ、彼の隣には別の令嬢の笑顔が輝くようになる。

今のような関係になったのは、いつからだったのだろう。

『分からないだろうな、お前のようなでかくて、エマのように可愛げのない女には』

身長を追い越してしまった時からだろうか。 
それとも、特進クラスに私だけが入った時だろうか。
あるいは――あの子に出会った時からだろうか。

――それでも、リディアは平然を装い続ける。胸に秘めた思いを隠しながら。


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