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レイティア・クラレンス辺境伯爵令嬢は、第二王子マテウスと婚約していた。
いずれ結婚して辺境伯爵家を継ぐはずだったのだが、兄の王太子殿下が不貞を働き、婚約破棄になった。
しかも王太子の座を追われる事になり、マテウスが王太子になったのだが、レイティアでは、王太子妃としてやれないだろうと婚約を解消された。
新たに婚約者になったのは、元王太子の婚約者だったオフィーリア・ルクセンブルグ公爵令嬢だった。
この婚約解消は一体誰が何の目的て仕組んだ事なのか?
王宮で開かれた新王太子の婚約披露パーティーで真実が明らかにされる。
文字数 8,182
最終更新日 2021.03.09
登録日 2021.03.01
エミュール・シュトラウス公爵令嬢は、王太子アトラスと婚約していた。
ある日、アトラスから「話がある」と王宮に呼び出され、客間で待っているとそこに現れたのは、アトラスとナターシャ・ゲイル伯爵令嬢だった。
「悪いがナターシャが妊娠したので、婚約を解消したい」
と言われ婚約を解消した。
そして、新しい婚約者が決まったのだが、その人物はナターシャの元婚約者のカーネリアン・ドガーズ侯爵令息だった。
でも、カーネリアンはさほど気にしていない様子で
「各上の公爵家の婿に入れるのなら、幸運ですよ」
等と言った。淑女の仮面を外したエミュールの反撃が始まった。
文字数 47,994
最終更新日 2021.03.08
登録日 2021.01.21
私が5才の時に彼はやって来た。
十歳の義兄、アーネストはクラウディア公爵家の跡継ぎになるべく引き取られた子供。
黒曜石の髪にルビーの瞳の強力な魔力持ちの麗しい男の子。
でも、両親の前では猫を被っていて私の事は「出来損ないの公爵令嬢」と馬鹿にする。
意地悪ばかりする義兄に私は嫌われている。
文字数 6,883
最終更新日 2021.03.08
登録日 2021.03.02
私、朝比奈由香は、アラフォー目前の公務員だった。
親が四十を過ぎて出来た高校生の妹を溺愛し、私には「早く嫁にいけ」とうるさい。
ある日、家族で旅行に行くことになったのだが、海岸沿いの国道を曲がった処で前から来た対向車と衝突し、崖から海に転落した。
そして、目覚めたら妹が以前ハマっていた乙女ゲームの中だった。
でも、神様、乙女ゲームの中に家族で異世界転生なんてあり得ない!
前世アラフォー間近の日本人だった主人公が全く知らない「乙女ゲーム」の世界に家族で転生した話です。
主人公は悪役令嬢。
妹はヒロインという緩い設定です。
文字数 2,623
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.03.03
今日、大切な夫が死んだ。
新婚生活も始まっていないのに、砦の守りに国の命令で出兵した。
戦争が終わり私の元に帰って来たのは、遺髪と刺繍の苦手な私が刺したハンカチだけだった。
「必ず帰って来るから、待ってて」
そう言ったのに、体は帰っては来なかった。
軍部の決まりで遺体は向こうで埋められる。王族か高位貴族だけは遺体を国に連れ帰る。
只の一兵士の夫は亡骸さえ戻って来ない。
私は、静かに家族と夫を見送った。
はずなのだが?何故、死んだ筈の夫が私の目の前にいるのだろう?
文字数 1,955
最終更新日 2021.03.04
登録日 2021.03.01
王太子の立太子式の夜会で、舞踏会場のバルコニーから人が転落した。
転落した女性の名はイザベル・デュルマン侯爵令嬢で第三王子サイラスの婚約者だった。
当の王子は舞踏会で別の人間をエスコートしていた。
それは彼女の義妹マリエルだった。
彼女の死は当初、事故死と判断されたが目撃者の証言で事件は思わぬ方向に進んだ
文字数 2,903
最終更新日 2021.03.02
登録日 2021.02.26
エミリー・ブラウンは、姉の婚約者だった。アルフレッド・スタンレー伯爵子息と結婚した。
社交界では、彼女は「姉の婚約者を奪った悪女」と呼ばれていた。
文字数 12,017
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.21
学園最後の卒業パーティーでそれは起こった。
エルーシア・ルクセンブルグ侯爵令嬢がテラスの中央階段から落ちた。
大騒ぎになり、婚約者の第二王子ジェームスが駆け付けると既に落ちたはずの令嬢の姿はなかった。
文字数 1,858
最終更新日 2021.02.26
登録日 2021.02.26
私と妹と婚約者で王宮の夜会に出席した時だった。
ふいに妹から飲み物を渡され
「お姉様、喉が渇いたでしょう。飲み物を持って来ましたから、どうぞ」
普段の私なら警戒していたのだが、王宮の人目がある場所でまさかこんな事を企むとは、思いもよらなかった。
妹が先に飲んでいるのを確認してから飲んだそれにはどうやら媚薬を入れていた様だった。
身体の火照りを抑えながら、王宮の一室に誰かと入った途端、中で何やら情事に耽っている輩がいた様だった。
男の方の怒鳴り声で、私を連れ込んでいた男は、私を置き去りにして部屋を出て行った。
私は、その後どうなったのかわからないまま、朝を迎えた。
所謂、朝チュンをした様だ。
隣の男を見た瞬間、私の眠気は一挙に吹き飛んだ。
隣に色気駄々漏れで眠っていたのは
文字数 4,666
最終更新日 2021.02.23
登録日 2021.02.14
この国の皇帝は無実の罪で、ある一族を断罪した。そして、最後の一人、側妃を断頭台に送った。「呪われろ」彼女の言葉通り、この国は「神の罰」を受け続ける事になった。
文字数 4,511
最終更新日 2021.02.19
登録日 2021.02.14
王宮に呼び出されたので、やって来たのだけど、門の前までくると私を捕まえて、「今から追放だ」と言われた。
私は、訳も判らず馬車に乗せられ、国境の魔の森に置き去りにされた。
「第三王子の命令でお前を魔の森に捨てるように言われた。悪く思わないでくれ」
そう男に告げられたけど、私を呼んだのは国王陛下何ですけど、第三王子何て会った事も話した事も無いんですが?此って人違いじゃあ無いんでしょうか?
私は、この瞬間詰んだなと思ってしまった。どうしよう国が無くなっちゃう…困ったなあ…
文字数 4,354
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.02.09
母が亡くなる前、「これは幸せを運ぶ仮面だから」と言って、仮面を付けられた。
母が亡くなると直ぐに父は、愛人と子供を家に引き入れた。
新しい義母と義妹は私から全てを奪い婚約者も奪った。
義妹の嫁ぎ先の辺境伯爵に嫁いだら、知らない間に旦那様に溺愛されていた。
文字数 60,199
最終更新日 2021.02.16
登録日 2020.12.08
第二王子が私に言った。「真実の愛」を見つけたと、でも彼の言う「真実の愛」の相手って一体誰の事ですか?
そんな人いないんですけど?
文字数 1,482
最終更新日 2021.02.11
登録日 2021.02.07
エスメラルダ・アルバート伯爵令嬢は、婚約者アンドリュ・ドメイク侯爵令息の浮気性に悩まされていた。
ある時【魔女の薬屋】からある毒薬を買って、アンドリュに飲ませる事にした。
その毒薬とは…
『浮気性が治る毒薬』だった。
さて、どんな効果が表れるのかな?
文字数 4,601
最終更新日 2021.02.06
登録日 2021.01.28
婚約解消したい令嬢としたくない王子との駆け引き
王太子は自分の困った両親の過去を聞かされ、自分なりに頑張ろうと決心するちょっとしたラブコメです。
文字数 6,187
最終更新日 2021.02.04
登録日 2021.01.27
王都で名門伯爵家の結婚式が華やかに行われている頃、一人の女性が路地を歩いていた。
突然、後ろから殴られて、気絶した。だが、目覚めると別の人間になっていた。
名門伯爵家と結婚した別の女性と入れ替わったのだ。
記憶が混乱する中で果たして自分は一体何者なのか?
数日後、顔の無い女性の死体が発見される。この死体は一体誰なのか?
謎は深まるばかりだった…
文字数 1,901
最終更新日 2021.02.04
登録日 2021.02.02
時間が巻き戻った世界で、お決まりの断罪コースを回避する為、奮闘した私は、なんとか大円満を迎え、婚約者のアリストと無事結婚した。
だが、新婚初夜の部屋に突然、私の娘と名乗る女の子がやって来て
「お母様は、今から殺されます」
と物騒な事を言ってきた。
すると、部屋のベランダから男達が入って来て、私は襲われ殺されたと思ったら、時間が又しても巻き戻ってしまった。
文字数 6,178
最終更新日 2021.01.26
登録日 2020.12.27
私は、今、絶賛懐妊中だ。
私の嫁ぎ先は、伯爵家で私は子爵家の出なので、玉の輿だった。
ある日、私は聞いてしまった。義父母と夫が相談しているのを…
「今度、生まれてくる子供が女の子なら、妾を作って、跡取りを生んでもらえばどうだろう」
私は、頭に来た。私だって、好きで女の子ばかり生んでいる訳じゃあないのに、三人の娘達だって、全て夫の子供じゃあないか。
切れた私は、義父母と夫に
「そんなに男の子が欲しいのなら、貴方が妊娠して、子供を産めばいいんだわ」
家中に響き渡る声で、怒鳴った時、
《よし、その願い叶えてやろう》
何処からか、謎の声が聞こえて、翌日、夫が私の代わりに妊娠していた。
文字数 2,715
最終更新日 2020.12.16
登録日 2020.12.16
タウンゼット侯爵家には、【月の女神】に例えられる姉、ローゼリアと【花の妖精】に例えられる妹、ラフレシアの双子の姉妹がいます。
長い戦争が終結した頃、平民街から起こった火災が侯爵家を襲い、半焼する事態となりました。
火事に巻き込まれたラフレシアを助ける為、火の中に飛び込んだローゼリアは、そのまま、消息が分からなくなり、一週後、国営病院で発見されたのです。
でも目覚めた時にローゼリアは記憶の一部がなくなっていたのです。
文字数 8,766
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.06
「えっ!?まさかの階段落ち…」
「イヤイヤー、歩道橋から落ちたら普通に死ぬよね?…」
「だから、近寄らないでー、やめてーー」
「また私、やり直すのーー」
歩道橋から転落した私は、最初のやり直し世界に転生していた。今の名は、エルメリア・ハイランド公爵令嬢で、馬車転倒後に三年も眠っていたようで、周りの様子が前の時とは、違うような気がするんだけど……
文字数 2,960
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.07
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