21 / 21
21話
しおりを挟む
数刻後。
書斎に戻ったシャルは、ジャンが用意した仮契約書にサラサラと署名した。
【互いの生活を尊重し、干渉は最小限】【昼寝・研究時間の確保を最優先】【ティータイムをもって愛情確認とする】——常識外れの条文に、ロベールは頭を抱えながらも「これぞアルベール家」と感嘆するしかない。
「マルグリット、ハンモックの追加発注を」
「かしこまりました。耐荷重は?」
「二人+猫三匹ぶんで」
窓の外では夕陽が葡萄畑を黄金に染めている。
シャルは羽根ペンを置き、ふわりと欠伸。
「やっぱり契約仕事は疲れますわね。——少し昼寝を」
「もう夕方ですけれど……」
「昼寝に時間帯は関係ありませんわ♪」
クッションに埋もれたシャルの頬には、満足そうな赤み。
理想のパートナーを得ても、彼女の日常は変わらない。
だが“干渉しない愛”という新しい調味料が加わり、これからのティータイムはきっと、もっと甘く、もっと自由に香るだろう。
そして温室の外で、ユーリスは自作の手帳にこうメモしていた。
《毎週土曜——ティータイム。備考:昼寝尊重。菓子レシピ要研究》
天才研究者と怠惰令嬢。
この奇妙に噛み合った歯車が、やがて新たな発明と極上スイーツを生み、王国の胃袋を再び震撼させることになる——その事実を、当人たちはまだ知らない。
アルベール領の北丘陵──ぶどう畑を一望する小高い草原に、白壁と青い尖塔のコテージが完成した。
看板には金文字でこう刻まれている。
> “午後の雲” ──昼寝専用別荘
建設費はワインとジュースの今期利益の一部。設計図はシャル・ド・ネ・アルベール自らが「ふかふかベッド八割、キッチン一割、書斎ゼロ割」で描いたものだ。
今日はその完成祝い。初秋の陽射しの下、丘の斜面にレースクロスを敷き、即席ピクニックが開かれていた。
「焼き栗パイ追加でーす!」
老醸造家ピエールが汗を拭きつつ皿を運べば、領民の子どもたちが歓声を上げる。
「ジュースおかわりある?」
「はいはい、泡立てたミルク入りの特別版よ」
侍女長マルグリットが給仕すれば、紫の液面に真っ白な泡が花咲いた。
そして、丘の頂上。
昼寝用ハンモック──耐荷重「大人二名+猫三匹」仕様──に揺られているのは、もちろんシャルである。
隣では、先日“白い結婚”が成立したユーリス・フォン・ゼルヴァルトが研究ノートを開き、魔導鉱石の最新データを記していた。
「揺れながら字を書くのは難しいな」
「昼寝を優先して寝転んで書けばよろしいのに」
「それでは君のスペースが……」
「ハンモックはシェアするためにあるのですわ♪」
ふわりと吹いた風が、二人の髪を揺らす。遠くでぶどうの葉が金緑色に光り、足元の草むらでは子猫が転げ回っている。
ユーリスがペンを置き、ひとつ欠伸をした。
「……確かに、研究の合間にこうして空を眺めるのも悪くない」
「で しょう? 怠惰は発想の母ですもの」
「それを聞いて安心した。次の実験は“低周波発酵”だが、寝ながら監視できる仕組みを考えよう」
「それは名案!」
笑い合う二人の下で、管理官ロベールが決算書を手に右往左往している。
「お嬢様ー! 今年度の最終利益が確定しましてー!」
だがハンモックから返ってくるのは、のびやかな返事だけ。
「聞こえませーん♪ 数字は明日でーす」
「ま、またですか……」
肩を落とすロベールの背に、ピエールが焼き栗パイを差し出した。
「まあまあ、甘い物でも。お嬢様の“頑張らない主義”のおかげで、わしらは飯がうまい」
「……確かに」
領民代表の少女ミレイユが花冠を掲げ、シャルのもとへ駆けてきた。
「シャル様! 新しいシフォン、すっごくふわふわで雲みたい!」
「ありがとう。じゃあ雲みたいに軽い抱っこ、して差し上げましょうか」
「きゃー!」
ハンモックから降りたシャルがミレイユをひょいと抱き上げると、周りの子どもたちも「私も!」「僕も!」と列を作る。
「体力が尽きる前に並びなさいませよー」
笑い声が風に乗り、丘の上に弾けた。
ひとしきり遊んだ後、シャルはコテージのテラスに戻り、ティーポットを傾けた。琥珀の液体がカップに満ちると同時に、猫たちが足元へ集まって喉を鳴らす。
ユーリスも隣に座り、研究ノートを閉じる。
「……やっぱり土曜のティータイムはいいものだ」
「でしょ? では乾杯の音頭をお願いしますわ」
「え、僕が?」
「共同オーナーですもの」
ユーリスは少し照れながらカップを掲げる。
「それでは——昼寝と研究と、おいしいスコーンに。乾杯」
「乾杯ですわ♪」
カップが触れ合い、静かな澄んだ音が秋空へ溶けていく。
その時、ロベールが「お嬢様、最後に一行だけ!」と駆け寄った。
「来期の予算枠だけ、ご確認を……」
「……はいはい。見るだけ見ますわね」
シャルは決算書を斜め読みし、ペンで「昼寝基金」と書かれた欄に二重丸を付けた。
「以上。——さて、スコーンが冷めますわ」
「あ、ありがとうございました……」
ロベールが涙目で去っていくのを見送り、シャルはふうっと息をつく。
眼下の草原では、子どもたちが歌い、領民が踊り、ピエールが酔客にワインを振る舞っている。
夕陽がぶどう畑の彼方に沈む頃、テラスのランプに灯が入り、琥珀色の光が二人と三匹の猫を包んだ。
シャルは膝上の猫を撫で、そっと微笑む。
> 世界は今日も勝手に転がる。
> ならば私は、好きなだけ昼寝して、好きなだけ甘い物を作り、
> ときどき愛しい人とティーカップを鳴らせばいい。
カップをソーサーに戻す小さな音。
その余韻の中で、丘の上の“午後の雲”は静かに揺れ、秋の夜風がカーテンをふわりと膨らませた。
そして怠惰令嬢シャル・ド・ネ・アルベールは、満ち足りた瞳で星空を見上げ、そっと呟く。
「おやすみなさい、世界。——明日もおいしい昼寝ができますように」
書斎に戻ったシャルは、ジャンが用意した仮契約書にサラサラと署名した。
【互いの生活を尊重し、干渉は最小限】【昼寝・研究時間の確保を最優先】【ティータイムをもって愛情確認とする】——常識外れの条文に、ロベールは頭を抱えながらも「これぞアルベール家」と感嘆するしかない。
「マルグリット、ハンモックの追加発注を」
「かしこまりました。耐荷重は?」
「二人+猫三匹ぶんで」
窓の外では夕陽が葡萄畑を黄金に染めている。
シャルは羽根ペンを置き、ふわりと欠伸。
「やっぱり契約仕事は疲れますわね。——少し昼寝を」
「もう夕方ですけれど……」
「昼寝に時間帯は関係ありませんわ♪」
クッションに埋もれたシャルの頬には、満足そうな赤み。
理想のパートナーを得ても、彼女の日常は変わらない。
だが“干渉しない愛”という新しい調味料が加わり、これからのティータイムはきっと、もっと甘く、もっと自由に香るだろう。
そして温室の外で、ユーリスは自作の手帳にこうメモしていた。
《毎週土曜——ティータイム。備考:昼寝尊重。菓子レシピ要研究》
天才研究者と怠惰令嬢。
この奇妙に噛み合った歯車が、やがて新たな発明と極上スイーツを生み、王国の胃袋を再び震撼させることになる——その事実を、当人たちはまだ知らない。
アルベール領の北丘陵──ぶどう畑を一望する小高い草原に、白壁と青い尖塔のコテージが完成した。
看板には金文字でこう刻まれている。
> “午後の雲” ──昼寝専用別荘
建設費はワインとジュースの今期利益の一部。設計図はシャル・ド・ネ・アルベール自らが「ふかふかベッド八割、キッチン一割、書斎ゼロ割」で描いたものだ。
今日はその完成祝い。初秋の陽射しの下、丘の斜面にレースクロスを敷き、即席ピクニックが開かれていた。
「焼き栗パイ追加でーす!」
老醸造家ピエールが汗を拭きつつ皿を運べば、領民の子どもたちが歓声を上げる。
「ジュースおかわりある?」
「はいはい、泡立てたミルク入りの特別版よ」
侍女長マルグリットが給仕すれば、紫の液面に真っ白な泡が花咲いた。
そして、丘の頂上。
昼寝用ハンモック──耐荷重「大人二名+猫三匹」仕様──に揺られているのは、もちろんシャルである。
隣では、先日“白い結婚”が成立したユーリス・フォン・ゼルヴァルトが研究ノートを開き、魔導鉱石の最新データを記していた。
「揺れながら字を書くのは難しいな」
「昼寝を優先して寝転んで書けばよろしいのに」
「それでは君のスペースが……」
「ハンモックはシェアするためにあるのですわ♪」
ふわりと吹いた風が、二人の髪を揺らす。遠くでぶどうの葉が金緑色に光り、足元の草むらでは子猫が転げ回っている。
ユーリスがペンを置き、ひとつ欠伸をした。
「……確かに、研究の合間にこうして空を眺めるのも悪くない」
「で しょう? 怠惰は発想の母ですもの」
「それを聞いて安心した。次の実験は“低周波発酵”だが、寝ながら監視できる仕組みを考えよう」
「それは名案!」
笑い合う二人の下で、管理官ロベールが決算書を手に右往左往している。
「お嬢様ー! 今年度の最終利益が確定しましてー!」
だがハンモックから返ってくるのは、のびやかな返事だけ。
「聞こえませーん♪ 数字は明日でーす」
「ま、またですか……」
肩を落とすロベールの背に、ピエールが焼き栗パイを差し出した。
「まあまあ、甘い物でも。お嬢様の“頑張らない主義”のおかげで、わしらは飯がうまい」
「……確かに」
領民代表の少女ミレイユが花冠を掲げ、シャルのもとへ駆けてきた。
「シャル様! 新しいシフォン、すっごくふわふわで雲みたい!」
「ありがとう。じゃあ雲みたいに軽い抱っこ、して差し上げましょうか」
「きゃー!」
ハンモックから降りたシャルがミレイユをひょいと抱き上げると、周りの子どもたちも「私も!」「僕も!」と列を作る。
「体力が尽きる前に並びなさいませよー」
笑い声が風に乗り、丘の上に弾けた。
ひとしきり遊んだ後、シャルはコテージのテラスに戻り、ティーポットを傾けた。琥珀の液体がカップに満ちると同時に、猫たちが足元へ集まって喉を鳴らす。
ユーリスも隣に座り、研究ノートを閉じる。
「……やっぱり土曜のティータイムはいいものだ」
「でしょ? では乾杯の音頭をお願いしますわ」
「え、僕が?」
「共同オーナーですもの」
ユーリスは少し照れながらカップを掲げる。
「それでは——昼寝と研究と、おいしいスコーンに。乾杯」
「乾杯ですわ♪」
カップが触れ合い、静かな澄んだ音が秋空へ溶けていく。
その時、ロベールが「お嬢様、最後に一行だけ!」と駆け寄った。
「来期の予算枠だけ、ご確認を……」
「……はいはい。見るだけ見ますわね」
シャルは決算書を斜め読みし、ペンで「昼寝基金」と書かれた欄に二重丸を付けた。
「以上。——さて、スコーンが冷めますわ」
「あ、ありがとうございました……」
ロベールが涙目で去っていくのを見送り、シャルはふうっと息をつく。
眼下の草原では、子どもたちが歌い、領民が踊り、ピエールが酔客にワインを振る舞っている。
夕陽がぶどう畑の彼方に沈む頃、テラスのランプに灯が入り、琥珀色の光が二人と三匹の猫を包んだ。
シャルは膝上の猫を撫で、そっと微笑む。
> 世界は今日も勝手に転がる。
> ならば私は、好きなだけ昼寝して、好きなだけ甘い物を作り、
> ときどき愛しい人とティーカップを鳴らせばいい。
カップをソーサーに戻す小さな音。
その余韻の中で、丘の上の“午後の雲”は静かに揺れ、秋の夜風がカーテンをふわりと膨らませた。
そして怠惰令嬢シャル・ド・ネ・アルベールは、満ち足りた瞳で星空を見上げ、そっと呟く。
「おやすみなさい、世界。——明日もおいしい昼寝ができますように」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
〈完結〉だってあなたは彼女が好きでしょう?
ごろごろみかん。
恋愛
「だってあなたは彼女が好きでしょう?」
その言葉に、私の婚約者は頷いて答えた。
「うん。僕は彼女を愛している。もちろん、きみのことも」
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
その言葉、今さらですか?あなたが落ちぶれても、もう助けてあげる理由はありません
有賀冬馬
恋愛
「君は、地味すぎるんだ」――そう言って、辺境伯子息の婚約者はわたしを捨てた。
彼が選んだのは、華やかで社交界の華と謳われる侯爵令嬢。
絶望の淵にいたわたしは、道で倒れていた旅人を助ける。
彼の正体は、なんと隣国の皇帝だった。
「君の優しさに心を奪われた」優しく微笑む彼に求婚され、わたしは皇妃として新たな人生を歩み始める。
一方、元婚約者は選んだ姫に裏切られ、すべてを失う。
助けを乞う彼に、わたしは冷たく言い放つ。
「あなたを助ける義理はありません」。
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
【掌編集】今までお世話になりました旦那様もお元気で〜妻の残していった離婚受理証明書を握りしめイケメン公爵は涙と鼻水を垂らす
まほりろ
恋愛
新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。
彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。
しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り意気消沈している。
彼の手には元妻が置いていった「離婚受理証明書」が握られていた……。
他掌編七作品収録。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
某小説サイトに投稿した掌編八作品をこちらに転載しました。
【収録作品】
①「今までお世話になりました旦那様もお元気で〜ポーカーフェイスの似合う天才貴公子と称された公爵は、妻の残していった離婚受理証明書を握りしめ涙と鼻水を垂らす」
②「何をされてもやり返せない臆病な公爵令嬢は、王太子に竜の生贄にされ壊れる。能ある鷹と天才美少女は爪を隠す」
③「運命的な出会いからの即日プロポーズ。婚約破棄された天才錬金術師は新しい恋に生きる!」
④「4月1日10時30分喫茶店ルナ、婚約者は遅れてやってきた〜新聞は星座占いを見る為だけにある訳ではない」
⑤「『お姉様はズルい!』が口癖の双子の弟が現世の婚約者! 前世では弟を立てる事を親に強要され馬鹿の振りをしていましたが、現世では奴とは他人なので天才として実力を充分に発揮したいと思います!」
⑥「婚約破棄をしたいと彼は言った。契約書とおふだにご用心」
⑦「伯爵家に半世紀仕えた老メイドは伯爵親子の罠にハマり無一文で追放される。老メイドを助けたのはポーカーフェイスの美女でした」
⑧「お客様の中に褒め褒めの感想を書ける方はいらっしゃいませんか? 天才美文感想書きVS普通の少女がえんぴつで書いた感想!」
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
あなたのことなんて、もうどうでもいいです
もるだ
恋愛
舞踏会でレオニーに突きつけられたのは婚約破棄だった。婚約者の相手にぶつかられて派手に転んだせいで、大騒ぎになったのに……。日々の業務を押しつけられ怒鳴りつけられいいように扱われていたレオニーは限界を迎える。そして、気がつくと魔法が使えるようになっていた。
元婚約者にこき使われていたレオニーは復讐を始める。
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる