5 / 40
第5話 “隣の詰め所”の騎士団長カイル
しおりを挟む
第5話 “隣の詰め所”の騎士団長カイル
孤児院の惨状をひと通り把握し、リオナとメアリは掃除と調理の準備に追われていた。
子どもたちはまだ不安げではあるものの、リオナの指示に従って椅子や机を選び、食堂の片隅でそわそわと待っている。
そんなときだった。
外から、力強い声が響いた。
「おーい! おい、そこ誰かいるか!」
リオナはぞくりと振り返る。
この孤児院に、人が訪れること自体が珍しい。
ましてや、声はやけに大きく、威圧感がある。
メアリが不安げに袖を掴んだ。
「お嬢様……まさか、変な人では……」
「大丈夫ですわ。わたくしが対応します」
リオナはスカートを整え、玄関へ向かう。
外に出ると、孤児院のすぐ隣――少し離れた場所にある石造りの詰め所の前に、屈強な男が立っていた。
背は高く、鍛えた体躯は鎧の上からでもわかる。
栗色の髪は短く整えられ、鋭いが誠実さを宿した瞳。
腰には実戦用の剣が下げられている。
(騎士……?)
男はリオナを見るなり、目を細めた。
「お前さん、新しい院長か?」
「わたくしはリオナ・エヴァンスと申します。本日より、こちらの孤児院でお世話になることになりました」
リオナが丁寧に頭を下げると、男は相手の身なりを確認するように目を細めた。
「エヴァンス……伯爵令嬢の?」
「はい。父はエヴァンス伯爵でございます」
「なんでそんな身分の娘が、こんな崩れた孤児院なんかに……」
男は眉を寄せて頭をかいた。
「いや、話は後だな。俺の名はカイル・フォルスター。ここら一帯を守る、辺境騎士団の団長だ」
騎士団長。
聞いただけで、子どもたちの安全に関わる重要人物であることがわかる。
リオナは丁寧にお辞儀した。
「ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。カイル団長、どうぞよろしくお願いいたします」
カイルは口元を僅かに歪め、リオナを観察するように視線を送ってきた。
「貴族らしいといえば貴族らしいが……妙に腰が低いな」
「わたくし、身分よりも子どもたちの安全が気がかりですもの」
「そうか?」
カイルは腕を組み、廃墟のような孤児院を見上げた。
「……まったく、ここは危険すぎるんだよ。屋根は落ちかけてるし、壁は崩れそうだし、床板も抜ける。子どもが転んだら骨折じゃ済まねぇ」
「ええ。それは痛感しております」
「痛感どころじゃねえよ。普通は住めない」
重く鋭い指摘に、リオナは逆に柔らかく笑った。
「ですので、直しますわ。この孤児院を、子どもたちが安心して暮らせる場所に」
「……直す?」
カイルは呆れたように苦笑した。
「他の貴族様は、ここをひと目見ただけで逃げたぞ」
「逃げられません。子どもたちをお腹を空かせたままにするほど、わたくしは薄情ではありませんから」
言葉に迷いがない。
その真っすぐさに、カイルは意外そうに目を見開いた。
「お前、本気か」
「本気ですわ」
カイルはしばし沈黙し、やがて小さくふっと息を漏らした。
「……なら、少しは手伝ってやるよ」
「まあ、助かりますわ!」
リオナがぱっと顔を明るくすると、カイルはほんの一瞬だけ目をそらした。
がっしりした体格に似つかわしくない、わずかな照れを感じる。
「べ、別にお前のためじゃねえ。子どもたちが怪我したら困るだけだ」
「ふふ。理由はどうあれ、感謝いたします」
カイルはますます視線を逸らし、咳払いをした。
「それより、子どもたちは無事か? ここには十数人いると聞いていたが」
「はい。何人かは中にいます。警戒しており、すぐには外に出てきませんでしたが……」
「まあ、あの状況じゃな。前の院長が借金抱えて逃げたって噂もあるし、子どもたちはずいぶん怖い思いをしてきたはずだ」
カイルの声は低いが、怒りが滲んでいた。
(あの子たちを守ろうとしてくださっている……この方は、信頼できる)
リオナは確信する。
「まずは食堂を整えて、子どもたちに温かい食事を届けたいと思っています」
「なら、薪は俺たちが持ってくる。火も通してやる」
「よろしいのでしょうか?」
「ここは俺たちの管轄だ。子どもたちを見捨てる理由がねえよ」
そう言って、カイルは詰め所に向かって大声を張った。
「おーい! 誰か薪と道具を持ってこい! あと、鍋もだ!」
詰め所の中で数人の騎士が慌てて動き始める気配がする。
リオナは目を丸くし、それから深々と頭を下げた。
「ありがとうございます、カイル団長。あなた方の助けは、とても心強いですわ」
「助けるのは俺だけじゃねえ。団の連中も、お前のやる気を見りゃ協力するさ」
カイルはリオナをちらりと見て、小さく呟く。
「……伯爵令嬢ってのは、もっとわがままで、子どもに興味なんかないものだと思ってたがな」
「そう思われがちですが、わたくし、好きなのです。小さな子も、彼らの笑顔も、暮らしを整えることも」
「……ふうん」
カイルの視線が、わずかに柔らかくなった。
そのとき、孤児院の中からティムの声が響いた。
「リオナ! いま、火がつきそう!」
「まあ、本当? すぐに行きますわ!」
リオナが小走りで戻っていく後ろ姿を見ながら、カイルは黙ってその背を見つめた。
そして、ぽつりと呟いた。
「……変わった子だな、ほんと」
その声は、まだリオナには届かない。
けれど、この出会いが――
孤児院を救う力となり、
リオナの未来を大きく動かす一歩であることだけは、
この静かな辺境の風だけが知っていた。
孤児院の惨状をひと通り把握し、リオナとメアリは掃除と調理の準備に追われていた。
子どもたちはまだ不安げではあるものの、リオナの指示に従って椅子や机を選び、食堂の片隅でそわそわと待っている。
そんなときだった。
外から、力強い声が響いた。
「おーい! おい、そこ誰かいるか!」
リオナはぞくりと振り返る。
この孤児院に、人が訪れること自体が珍しい。
ましてや、声はやけに大きく、威圧感がある。
メアリが不安げに袖を掴んだ。
「お嬢様……まさか、変な人では……」
「大丈夫ですわ。わたくしが対応します」
リオナはスカートを整え、玄関へ向かう。
外に出ると、孤児院のすぐ隣――少し離れた場所にある石造りの詰め所の前に、屈強な男が立っていた。
背は高く、鍛えた体躯は鎧の上からでもわかる。
栗色の髪は短く整えられ、鋭いが誠実さを宿した瞳。
腰には実戦用の剣が下げられている。
(騎士……?)
男はリオナを見るなり、目を細めた。
「お前さん、新しい院長か?」
「わたくしはリオナ・エヴァンスと申します。本日より、こちらの孤児院でお世話になることになりました」
リオナが丁寧に頭を下げると、男は相手の身なりを確認するように目を細めた。
「エヴァンス……伯爵令嬢の?」
「はい。父はエヴァンス伯爵でございます」
「なんでそんな身分の娘が、こんな崩れた孤児院なんかに……」
男は眉を寄せて頭をかいた。
「いや、話は後だな。俺の名はカイル・フォルスター。ここら一帯を守る、辺境騎士団の団長だ」
騎士団長。
聞いただけで、子どもたちの安全に関わる重要人物であることがわかる。
リオナは丁寧にお辞儀した。
「ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。カイル団長、どうぞよろしくお願いいたします」
カイルは口元を僅かに歪め、リオナを観察するように視線を送ってきた。
「貴族らしいといえば貴族らしいが……妙に腰が低いな」
「わたくし、身分よりも子どもたちの安全が気がかりですもの」
「そうか?」
カイルは腕を組み、廃墟のような孤児院を見上げた。
「……まったく、ここは危険すぎるんだよ。屋根は落ちかけてるし、壁は崩れそうだし、床板も抜ける。子どもが転んだら骨折じゃ済まねぇ」
「ええ。それは痛感しております」
「痛感どころじゃねえよ。普通は住めない」
重く鋭い指摘に、リオナは逆に柔らかく笑った。
「ですので、直しますわ。この孤児院を、子どもたちが安心して暮らせる場所に」
「……直す?」
カイルは呆れたように苦笑した。
「他の貴族様は、ここをひと目見ただけで逃げたぞ」
「逃げられません。子どもたちをお腹を空かせたままにするほど、わたくしは薄情ではありませんから」
言葉に迷いがない。
その真っすぐさに、カイルは意外そうに目を見開いた。
「お前、本気か」
「本気ですわ」
カイルはしばし沈黙し、やがて小さくふっと息を漏らした。
「……なら、少しは手伝ってやるよ」
「まあ、助かりますわ!」
リオナがぱっと顔を明るくすると、カイルはほんの一瞬だけ目をそらした。
がっしりした体格に似つかわしくない、わずかな照れを感じる。
「べ、別にお前のためじゃねえ。子どもたちが怪我したら困るだけだ」
「ふふ。理由はどうあれ、感謝いたします」
カイルはますます視線を逸らし、咳払いをした。
「それより、子どもたちは無事か? ここには十数人いると聞いていたが」
「はい。何人かは中にいます。警戒しており、すぐには外に出てきませんでしたが……」
「まあ、あの状況じゃな。前の院長が借金抱えて逃げたって噂もあるし、子どもたちはずいぶん怖い思いをしてきたはずだ」
カイルの声は低いが、怒りが滲んでいた。
(あの子たちを守ろうとしてくださっている……この方は、信頼できる)
リオナは確信する。
「まずは食堂を整えて、子どもたちに温かい食事を届けたいと思っています」
「なら、薪は俺たちが持ってくる。火も通してやる」
「よろしいのでしょうか?」
「ここは俺たちの管轄だ。子どもたちを見捨てる理由がねえよ」
そう言って、カイルは詰め所に向かって大声を張った。
「おーい! 誰か薪と道具を持ってこい! あと、鍋もだ!」
詰め所の中で数人の騎士が慌てて動き始める気配がする。
リオナは目を丸くし、それから深々と頭を下げた。
「ありがとうございます、カイル団長。あなた方の助けは、とても心強いですわ」
「助けるのは俺だけじゃねえ。団の連中も、お前のやる気を見りゃ協力するさ」
カイルはリオナをちらりと見て、小さく呟く。
「……伯爵令嬢ってのは、もっとわがままで、子どもに興味なんかないものだと思ってたがな」
「そう思われがちですが、わたくし、好きなのです。小さな子も、彼らの笑顔も、暮らしを整えることも」
「……ふうん」
カイルの視線が、わずかに柔らかくなった。
そのとき、孤児院の中からティムの声が響いた。
「リオナ! いま、火がつきそう!」
「まあ、本当? すぐに行きますわ!」
リオナが小走りで戻っていく後ろ姿を見ながら、カイルは黙ってその背を見つめた。
そして、ぽつりと呟いた。
「……変わった子だな、ほんと」
その声は、まだリオナには届かない。
けれど、この出会いが――
孤児院を救う力となり、
リオナの未来を大きく動かす一歩であることだけは、
この静かな辺境の風だけが知っていた。
32
あなたにおすすめの小説
勘違い令嬢の離縁大作戦!~旦那様、愛する人(♂)とどうかお幸せに~
藤 ゆみ子
恋愛
グラーツ公爵家に嫁いたティアは、夫のシオンとは白い結婚を貫いてきた。
それは、シオンには幼馴染で騎士団長であるクラウドという愛する人がいるから。
二人の尊い関係を眺めることが生きがいになっていたティアは、この結婚生活に満足していた。
けれど、シオンの父が亡くなり、公爵家を継いだことをきっかけに離縁することを決意する。
親に決められた好きでもない相手ではなく、愛する人と一緒になったほうがいいと。
だが、それはティアの大きな勘違いだった。
シオンは、ティアを溺愛していた。
溺愛するあまり、手を出すこともできず、距離があった。
そしてシオンもまた、勘違いをしていた。
ティアは、自分ではなくクラウドが好きなのだと。
絶対に振り向かせると決意しながらも、好きになってもらうまでは手を出さないと決めている。
紳士的に振舞おうとするあまり、ティアの勘違いを助長させていた。
そして、ティアの離縁大作戦によって、二人の関係は少しずつ変化していく。
悪役令嬢、記憶をなくして辺境でカフェを開きます〜お忍びで通ってくる元婚約者の王子様、私はあなたのことなど知りません〜
咲月ねむと
恋愛
王子の婚約者だった公爵令嬢セレスティーナは、断罪イベントの最中、興奮のあまり階段から転げ落ち、頭を打ってしまう。目覚めた彼女は、なんと「悪役令嬢として生きてきた数年間」の記憶をすっぽりと失い、動物を愛する心優しくおっとりした本来の性格に戻っていた。
もはや王宮に居場所はないと、自ら婚約破棄を申し出て辺境の領地へ。そこで動物たちに異常に好かれる体質を活かし、もふもふの聖獣たちが集まるカフェを開店し、穏やかな日々を送り始める。
一方、セレスティーナの豹変ぶりが気になって仕方ない元婚約者の王子・アルフレッドは、身分を隠してお忍びでカフェを訪れる。別人になったかのような彼女に戸惑いながらも、次第に本当の彼女に惹かれていくが、セレスティーナは彼のことを全く覚えておらず…?
※これはかなり人を選ぶ作品です。
感想欄にもある通り、私自身も再度読み返してみて、皆様のおっしゃる通りもう少しプロットをしっかりしてればと。
それでも大丈夫って方は、ぜひ。
侯爵令嬢はざまぁ展開より溺愛ルートを選びたい
花月
恋愛
内気なソフィア=ドレスデン侯爵令嬢の婚約者は美貌のナイジェル=エヴァンス公爵閣下だったが、王宮の中庭で美しいセリーヌ嬢を抱きしめているところに遭遇してしまう。
ナイジェル様から婚約破棄を告げられた瞬間、大聖堂の鐘の音と共に身体に異変が――。
あら?目の前にいるのはわたし…?「お前は誰だ!?」叫んだわたしの姿の中身は一体…?
ま、まさかのナイジェル様?何故こんな展開になってしまったの??
そして婚約破棄はどうなるの???
ほんの数時間の魔法――一夜だけの入れ替わりに色々詰め込んだ、ちぐはぐラブコメ。
手作りお菓子をゴミ箱に捨てられた私は、自棄を起こしてとんでもない相手と婚約したのですが、私も含めたみんな変になっていたようです
珠宮さくら
恋愛
アンゼリカ・クリットの生まれた国には、不思議な習慣があった。だから、アンゼリカは必死になって頑張って馴染もうとした。
でも、アンゼリカではそれが難しすぎた。それでも、頑張り続けた結果、みんなに喜ばれる才能を開花させたはずなのにどうにもおかしな方向に突き進むことになった。
加えて好きになった人が最低野郎だとわかり、自棄を起こして婚約した子息も最低だったりとアンゼリカの周りは、最悪が溢れていたようだ。
婚約者は冷酷宰相様。地味令嬢の私が政略結婚で嫁いだら、なぜか激甘溺愛が待っていました
春夜夢
恋愛
私はずっと「誰にも注目されない地味令嬢」だった。
名門とはいえ没落しかけの伯爵家の次女。
姉は美貌と才覚に恵まれ、私はただの飾り物のような存在。
――そんな私に突然、王宮から「婚約命令」が下った。
相手は、王の右腕にして恐れられる冷酷宰相・ルシアス=ディエンツ公爵。
40を目前にしながら独身を貫き、感情を一切表に出さない男。
(……なぜ私が?)
けれど、その婚約は国を揺るがす「ある計画」の始まりだった。
契約書にサインをどうぞ、旦那様 ~お飾り妻の再雇用は永年契約でした~
有沢楓花
恋愛
――お飾り妻、平穏な離婚のため、契約書を用意する。
子爵家令嬢グラディス・シャムロックは、結婚式を目前にしてバセット子爵家嫡男の婚約者・アーロンが出奔したため、捨てられ令嬢として社交界の評判になっていた。
しかも婚約はアーロンの未婚の兄弟のうち「一番出来の悪い」弟・ヴィンセントにスライドして、たった数日で結婚する羽目になったのだから尚更だ。
「いいか、お前はお飾りの花嫁だ。これは政略結婚で、両家の都合に過ぎず……」
「状況認識に齟齬がなくて幸いです。それでは次に、建設的なお話をいたしましょう」
哀れなお飾り妻――そんな世間の噂を裏付けるように、初夜に面倒くさそうに告げるヴィンセントの言葉を、グラディスは微笑んで受けた。
そして代わりに差し出したのは、いつか来る離婚の日のため、お互いが日常を取り戻すための条件を書き連ねた、長い長い契約書。
「こちらの契約書にサインをどうぞ、旦那様」
勧められるままサインしてしまったヴィンセントは、後からその条件を満たすことに苦労――する前に、理解していなかった。
契約書の内容も。
そして、グラディスの真意も。
この話は他サイトにも掲載しています。
※全4話+おまけ1話です。
裏切られた令嬢は、30歳も年上の伯爵さまに嫁ぎましたが、白い結婚ですわ。
夏生 羽都
恋愛
王太子の婚約者で公爵令嬢でもあったローゼリアは敵対派閥の策略によって生家が没落してしまい、婚約も破棄されてしまう。家は子爵にまで落とされてしまうが、それは名ばかりの爵位で、実際には平民と変わらない生活を強いられていた。
辛い生活の中で母親のナタリーは体調を崩してしまい、ナタリーの実家がある隣国のエルランドへ行き、一家で亡命をしようと考えるのだが、安全に国を出るには貴族の身分を捨てなければいけない。しかし、ローゼリアを王太子の側妃にしたい国王が爵位を返す事を許さなかった。
側妃にはなりたくないが、自分がいては家族が国を出る事が出来ないと思ったローゼリアは、家族を出国させる為に30歳も年上である伯爵の元へ後妻として一人で嫁ぐ事を自分の意思で決めるのだった。
※作者独自の世界観によって創作された物語です。細かな設定やストーリー展開等が気になってしまうという方はブラウザバッグをお願い致します。
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。10~15話前後の短編五編+番外編のお話です。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。※R6.5/18お気に入り登録300超に感謝!一話書いてみましたので是非是非!
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。 ※R7.2/22お気に入り登録500を超えておりましたことに感謝を込めて、一話お届けいたします。本当にありがとうございます。 ※R7.10/13お気に入り登録700を超えておりました(泣)多大なる感謝を込めて一話お届けいたします。 *らがまふぃん活動三周年周年記念として、R7.10/30に一話お届けいたします。楽しく活動させていただき、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる