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箱庭異端 終章
終章4回
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彼女・・・大岡典江の告白。
「私は、あの日・・・あの人に告白をしたかった・・・いいえ・・・したはずだった」
だけど、目の前にいたはずのあの人の姿は突然黒く塗りつぶされて。
誰か。
私の心の奥に囁き掛けて来て。
とても 優しくって それで フラれたんだって 思い込んでて
あれ?
思い込んでた?
そうだっけ?
ふられたんだっけ?
あの優しい声を思い出す。
すると。
悲しい気持ちが消えて行くの。
かなしいきもち?
なっていたんだっけ?
なぜ・・・ああそうだった。
フラれたんだっけ。
あの人に。大好きなあの人に。
それで。
たしか
じぶんが しょじょだから
それじゃすてちゃえばいいって あのこえが おしえ て くれて ?
そうだっけ?
あの声に従えばいいって そう 思ったんだった。
だって。
優しくしてくれたんだから。
優しく・・・?
その日・・・あの時。
決意を込めて、たしか学校の・・・廊下?を歩いていた時に・・・。
『告白したいんですよね?助けてあげるわ』
頭に響いたんじゃない。
物理的に反響して聞こえた。
でももおかしい。だってついさっきまで他の人も入るんだから。
「え?どこここ」
足元と天井は学校のそれだった、だけど身の回りに有るのは何重にもなったカーテンだった。
それも半透明より透明度が強くて、先が見えないって事はどれだけ分厚い重ねなのか。
眼に届く明かりも訳が分からない。
影が出ていない。
心の底からの恐怖。
脳裏に轟く警報。
反響する理由も分らない、自分の声も反響して耳に届く。
相手は女性か?「私」と言っていたんだから。
『恐いでしょうけど。危害は与えないわ』
「じゃ元に戻して!」
反射的に叫んでいた。相手を刺激するのは悪手なのに。
そうしないと気を失いそうだったし。
フワッと自分を包む香り。
とてもいい香り・・・。
だから、怖かった。
少しづつ恐怖感が薄れて行くから。
「あなたの身体には一切危害を加えません。心にちょっと協力をお願いしたいだけなの」
後ろにいる! ?さっきはいなかった!! 確実に!
「その為の仮の・・・私の役に立たせる為の・・・性能を持たせたのを用意したの」
肩に掛かる手。
いっそつめたかったらよかったのに!
身体の自由がなくなったのは理解した。
心が驚かないのも分った。
ひたすら怖かった。
「大丈夫よ、あなたは母のお気に入り。そして本当に結ばれるべきは違う人よ。すこしだけ。あなたの本当の力を使えるようにしましょうね」
「なに・・・をい・・・って」
肩に掛かる力が強くなって、引っ張られるのが判って、私は一瞬俯いて、顔を上げた時に目に移ったのは。
まだ幼さを残した美貌の貌。
微笑みを湛えて。
長い綺麗な髪は、前髪の一部をパープルに染めているけどプラチナブロンドで。
大きな目はオッドアイ。
その目を見た時に引き込まれる感覚が再び激しい警鐘を鳴らすけど。
なすすべもなく。
意識を失った。
何か・・・とても・・・優しくて懐かしい夢を見た。と、思う。
憶えているのは・・・、とても大事な人と共に・・・冒険?をしていた。
とても強い相手を敵としていて。
私も体を鍛えていて・・・騎士?だろうか・・・剣を振るい甲冑を身に纏っていて。
強烈に覚えているのは。
その大事な人と瓜二つの顔の人が戦っていた、何故か怪我を一方的にしているのは大切な人で、どんなに同じ顔でも一目で判っていた。
その戦いは余りにも形勢不利で。私もかなりの消耗が有るらしくて。
多分、一回だけなら素早く動けると感じていて。
いつ。どうに使うか。を、知っていた。
それは。
別れの時だとも。
次の瞬間、彼の顔が目の前に有った。
ケガでボロボロだけど。
生きている。
満足感に満たされて、その夢は終わった。
・・・・・・・・
眼を開けた私は、学校の廊下に居ると判った。
けど。
歩き出したその瞬間に凄まじ悪寒が襲ってきた。
自分の身体のはずなのに、全く感覚や感性が違うの。
ぼんやりしていて異様にはっきりしすぎている・・・。
細かく言えば自分の意志がぼんやりしていてまるで眠っているか夢でも見ている感じなのに、聞こえてくるのは体に流れている血の音や臭いが判って・・・衣擦れの音は大きく響いて・・・目で見えている風景以上に何かが良く見えて来る・・・ような・・・。
次に感じたのは体の過敏になった性感覚で。
瞬間的に、私の身体は何故か勝手に絶頂を、幾度と無く達していた。
結果、私の思考は強い干渉を受けて、朧になってしまった。
『安心して。その身体は私の目的を果たすだけの物で、仮初なの。
少し、過激だけど、楽しんでも構わないし、傷つけたってかまわない。
あなたの心はその身体を動かすだけに中にいる。そして、感じるだけ。
意思は私から分けるから、出来れば全部委ねてね』
その声に逆らえなくて。
廊下を歩いていく。
歩いた後にはぽたぽたと小さい水滴とシミを残して。
それが何であるよく分かる。きっとフェロモンの匂いも濃厚だろう・・・自分でも香水とか付けていないのに、体の動きに遅れて凄く甘い匂いが付いて来るのだから他の人からはたまらないんじゃないかな?
サキュバス?っぽいかも?
ふらりふらりと私は歩いていく。
頭の中はふわふわとして、凄く気持ちが良くて。
自分がゆっくりと溶けていると感じていて。
それでも行く先は導かれているって感じていて。
私が私でない様な気がする。
その日、又一人の生徒の行動に異変が起きた。
これまでに行動に著しい変化を見せたのは5人に及ぶ。
全長が有る物も居たが多くは不意に行方をくらませるか、別人の様な行いをする。
考えられるのは異常な体験で精神的に悪い影響を受けたと多くの人はそう、捉えていた。
間違ってはいないが、正しくも無い。
何故ならば思いもよらぬ干渉が多方向から受けているのだから。
幸いなのはその干渉は壊滅的な影響を与える気が無い事だろう。
とはいっても影響を受けた相手の受け取り具合によってはその限りでは無いが。
わたし・・・は・・・あるいて・・・いた。
時間なんて気にしていなかったけど、退勤時間と下校時間の頃なんだろう、大人も子供もたくさん周りに居て、それぞれの方向に歩いていた。
商店街。見慣れた場所に居た。
けれど、次の瞬間にはまるで画面が切り替わる様に視界が変化した。
見に移る風景は赤と黒の世界だった。
その視た世界は何故か見慣れた感じが凄くて・・・少しも不安にならなかった。
何故だろう?
ふと疑問が浮かんだけどすぐに流れて行った。
そうして見えた世界には一つだけ黒いシルエットの周りに、この視界にはとても目立つ青白い縁取り・・・オーラが見えるんだったらこんな感じかなっていうのが視えて、とても気になってしまった。
気が付いたら凄く近くに寄っていて。
話しかけていた。
その時やっと普通に見える様になっていて。
凄く体の芯が厚くなっていて。
何て言うか・・・めちゃくちゃエッチな気持ちに包まれていた。
激しい衝動なのに凄く暖かくて・・・。
拙い会話なのに楽しくって。
ああ、今私は操られているんだなって頭の隅っこで思っていた。
・・・・・
今日もふがいない1日を終えた。
いつものように仕事帰りで立ち寄る18禁を扱う本屋に来ていて。
なんかあまり感動しなくなった本を見たり見本を立ち読んで暫くの時間潰しをしていた。
もういい年だし、結婚もしていないし、子供も勿論いないし、彼女も今は居ない・・・。
つまらん人生だよなぁと、ここん所ボヤいている言葉を口の中に呟く。
ふと。誰か傍に来ている気配に気が付いてそちらを見ると学生服を着た中学生から高校位の娘がいた。
こっちを見ているな。
居心地が悪い。なにか言いがかりをつけられるんじゃないかと考えて背中に嫌な汗を掻くのを自覚する。
痴漢か、万引きか。或いは美人局か・・・そう言えば結構美形だなこの娘。チョイ好みだ。
ヤバいかも知れん。おやじ狩りか?今日で死ぬんかな俺。。。
思わずそんな事を考えていたが、話しかけて来た。
「おにーさん。そんな本じゃなくって、私だけどさ、ほんものをみないかなぁ?」
警戒すると同時に喋り方に艶を感じる。
げぜんっていうやつか?いや・・・ウリってか?俺にか?
いやもういい年だから旨味なんて無いぞ。金も持っている様な風体じゃないぞ。
それにおにーさんてのは別人じゃ無いだろうか?じじぃの方が有っている自覚が有るぞ。
眼だけで周りを見ても他には誰も居ない。
つまり、ピンポイントでこっちをターゲットにしているのか。。。わかいこはこわい。
「ダイジョーブだよ?いやな事はしないから。ちょっとだけおにーさんが協力してくれればいいからさ?」
・・・。何言ってんだコイツ。!。いきなりすり寄って来た。あっ良い匂いがする。
「わ・たしの・は・じ・め・て・を・奪って欲しいの」
耳元に囁かれる。呆気に取られと同時に意識がその言葉に持っていかれる。
少し頬を赤くしているのが妙に気になる。あざとカワイイ・・・。
「いいみたいね?じゃ。こっちよ」
手を取られて指を絡ませて引っ張られていく。
いやドナドナされていく。
ああ、今日が最後の日か。あんまり痛めつけられなきゃいいけど。
なんて事をのんびり考えていた。
危機感が無いのは異常だよな。
これからどうなるんだろ。俺。
「私は、あの日・・・あの人に告白をしたかった・・・いいえ・・・したはずだった」
だけど、目の前にいたはずのあの人の姿は突然黒く塗りつぶされて。
誰か。
私の心の奥に囁き掛けて来て。
とても 優しくって それで フラれたんだって 思い込んでて
あれ?
思い込んでた?
そうだっけ?
ふられたんだっけ?
あの優しい声を思い出す。
すると。
悲しい気持ちが消えて行くの。
かなしいきもち?
なっていたんだっけ?
なぜ・・・ああそうだった。
フラれたんだっけ。
あの人に。大好きなあの人に。
それで。
たしか
じぶんが しょじょだから
それじゃすてちゃえばいいって あのこえが おしえ て くれて ?
そうだっけ?
あの声に従えばいいって そう 思ったんだった。
だって。
優しくしてくれたんだから。
優しく・・・?
その日・・・あの時。
決意を込めて、たしか学校の・・・廊下?を歩いていた時に・・・。
『告白したいんですよね?助けてあげるわ』
頭に響いたんじゃない。
物理的に反響して聞こえた。
でももおかしい。だってついさっきまで他の人も入るんだから。
「え?どこここ」
足元と天井は学校のそれだった、だけど身の回りに有るのは何重にもなったカーテンだった。
それも半透明より透明度が強くて、先が見えないって事はどれだけ分厚い重ねなのか。
眼に届く明かりも訳が分からない。
影が出ていない。
心の底からの恐怖。
脳裏に轟く警報。
反響する理由も分らない、自分の声も反響して耳に届く。
相手は女性か?「私」と言っていたんだから。
『恐いでしょうけど。危害は与えないわ』
「じゃ元に戻して!」
反射的に叫んでいた。相手を刺激するのは悪手なのに。
そうしないと気を失いそうだったし。
フワッと自分を包む香り。
とてもいい香り・・・。
だから、怖かった。
少しづつ恐怖感が薄れて行くから。
「あなたの身体には一切危害を加えません。心にちょっと協力をお願いしたいだけなの」
後ろにいる! ?さっきはいなかった!! 確実に!
「その為の仮の・・・私の役に立たせる為の・・・性能を持たせたのを用意したの」
肩に掛かる手。
いっそつめたかったらよかったのに!
身体の自由がなくなったのは理解した。
心が驚かないのも分った。
ひたすら怖かった。
「大丈夫よ、あなたは母のお気に入り。そして本当に結ばれるべきは違う人よ。すこしだけ。あなたの本当の力を使えるようにしましょうね」
「なに・・・をい・・・って」
肩に掛かる力が強くなって、引っ張られるのが判って、私は一瞬俯いて、顔を上げた時に目に移ったのは。
まだ幼さを残した美貌の貌。
微笑みを湛えて。
長い綺麗な髪は、前髪の一部をパープルに染めているけどプラチナブロンドで。
大きな目はオッドアイ。
その目を見た時に引き込まれる感覚が再び激しい警鐘を鳴らすけど。
なすすべもなく。
意識を失った。
何か・・・とても・・・優しくて懐かしい夢を見た。と、思う。
憶えているのは・・・、とても大事な人と共に・・・冒険?をしていた。
とても強い相手を敵としていて。
私も体を鍛えていて・・・騎士?だろうか・・・剣を振るい甲冑を身に纏っていて。
強烈に覚えているのは。
その大事な人と瓜二つの顔の人が戦っていた、何故か怪我を一方的にしているのは大切な人で、どんなに同じ顔でも一目で判っていた。
その戦いは余りにも形勢不利で。私もかなりの消耗が有るらしくて。
多分、一回だけなら素早く動けると感じていて。
いつ。どうに使うか。を、知っていた。
それは。
別れの時だとも。
次の瞬間、彼の顔が目の前に有った。
ケガでボロボロだけど。
生きている。
満足感に満たされて、その夢は終わった。
・・・・・・・・
眼を開けた私は、学校の廊下に居ると判った。
けど。
歩き出したその瞬間に凄まじ悪寒が襲ってきた。
自分の身体のはずなのに、全く感覚や感性が違うの。
ぼんやりしていて異様にはっきりしすぎている・・・。
細かく言えば自分の意志がぼんやりしていてまるで眠っているか夢でも見ている感じなのに、聞こえてくるのは体に流れている血の音や臭いが判って・・・衣擦れの音は大きく響いて・・・目で見えている風景以上に何かが良く見えて来る・・・ような・・・。
次に感じたのは体の過敏になった性感覚で。
瞬間的に、私の身体は何故か勝手に絶頂を、幾度と無く達していた。
結果、私の思考は強い干渉を受けて、朧になってしまった。
『安心して。その身体は私の目的を果たすだけの物で、仮初なの。
少し、過激だけど、楽しんでも構わないし、傷つけたってかまわない。
あなたの心はその身体を動かすだけに中にいる。そして、感じるだけ。
意思は私から分けるから、出来れば全部委ねてね』
その声に逆らえなくて。
廊下を歩いていく。
歩いた後にはぽたぽたと小さい水滴とシミを残して。
それが何であるよく分かる。きっとフェロモンの匂いも濃厚だろう・・・自分でも香水とか付けていないのに、体の動きに遅れて凄く甘い匂いが付いて来るのだから他の人からはたまらないんじゃないかな?
サキュバス?っぽいかも?
ふらりふらりと私は歩いていく。
頭の中はふわふわとして、凄く気持ちが良くて。
自分がゆっくりと溶けていると感じていて。
それでも行く先は導かれているって感じていて。
私が私でない様な気がする。
その日、又一人の生徒の行動に異変が起きた。
これまでに行動に著しい変化を見せたのは5人に及ぶ。
全長が有る物も居たが多くは不意に行方をくらませるか、別人の様な行いをする。
考えられるのは異常な体験で精神的に悪い影響を受けたと多くの人はそう、捉えていた。
間違ってはいないが、正しくも無い。
何故ならば思いもよらぬ干渉が多方向から受けているのだから。
幸いなのはその干渉は壊滅的な影響を与える気が無い事だろう。
とはいっても影響を受けた相手の受け取り具合によってはその限りでは無いが。
わたし・・・は・・・あるいて・・・いた。
時間なんて気にしていなかったけど、退勤時間と下校時間の頃なんだろう、大人も子供もたくさん周りに居て、それぞれの方向に歩いていた。
商店街。見慣れた場所に居た。
けれど、次の瞬間にはまるで画面が切り替わる様に視界が変化した。
見に移る風景は赤と黒の世界だった。
その視た世界は何故か見慣れた感じが凄くて・・・少しも不安にならなかった。
何故だろう?
ふと疑問が浮かんだけどすぐに流れて行った。
そうして見えた世界には一つだけ黒いシルエットの周りに、この視界にはとても目立つ青白い縁取り・・・オーラが見えるんだったらこんな感じかなっていうのが視えて、とても気になってしまった。
気が付いたら凄く近くに寄っていて。
話しかけていた。
その時やっと普通に見える様になっていて。
凄く体の芯が厚くなっていて。
何て言うか・・・めちゃくちゃエッチな気持ちに包まれていた。
激しい衝動なのに凄く暖かくて・・・。
拙い会話なのに楽しくって。
ああ、今私は操られているんだなって頭の隅っこで思っていた。
・・・・・
今日もふがいない1日を終えた。
いつものように仕事帰りで立ち寄る18禁を扱う本屋に来ていて。
なんかあまり感動しなくなった本を見たり見本を立ち読んで暫くの時間潰しをしていた。
もういい年だし、結婚もしていないし、子供も勿論いないし、彼女も今は居ない・・・。
つまらん人生だよなぁと、ここん所ボヤいている言葉を口の中に呟く。
ふと。誰か傍に来ている気配に気が付いてそちらを見ると学生服を着た中学生から高校位の娘がいた。
こっちを見ているな。
居心地が悪い。なにか言いがかりをつけられるんじゃないかと考えて背中に嫌な汗を掻くのを自覚する。
痴漢か、万引きか。或いは美人局か・・・そう言えば結構美形だなこの娘。チョイ好みだ。
ヤバいかも知れん。おやじ狩りか?今日で死ぬんかな俺。。。
思わずそんな事を考えていたが、話しかけて来た。
「おにーさん。そんな本じゃなくって、私だけどさ、ほんものをみないかなぁ?」
警戒すると同時に喋り方に艶を感じる。
げぜんっていうやつか?いや・・・ウリってか?俺にか?
いやもういい年だから旨味なんて無いぞ。金も持っている様な風体じゃないぞ。
それにおにーさんてのは別人じゃ無いだろうか?じじぃの方が有っている自覚が有るぞ。
眼だけで周りを見ても他には誰も居ない。
つまり、ピンポイントでこっちをターゲットにしているのか。。。わかいこはこわい。
「ダイジョーブだよ?いやな事はしないから。ちょっとだけおにーさんが協力してくれればいいからさ?」
・・・。何言ってんだコイツ。!。いきなりすり寄って来た。あっ良い匂いがする。
「わ・たしの・は・じ・め・て・を・奪って欲しいの」
耳元に囁かれる。呆気に取られと同時に意識がその言葉に持っていかれる。
少し頬を赤くしているのが妙に気になる。あざとカワイイ・・・。
「いいみたいね?じゃ。こっちよ」
手を取られて指を絡ませて引っ張られていく。
いやドナドナされていく。
ああ、今日が最後の日か。あんまり痛めつけられなきゃいいけど。
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これからどうなるんだろ。俺。
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