なんぞロりに転生しとると

随想アルファ

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第二話 始まりの2

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まあ、美形よりかわいい系だな。
まあ、幼女だし。

首が座って、ハイハイから立ち上がれるようになって。
色々体の重心とかの違いに悪戦苦闘しながら・・・一番苦労というか衝撃的なのは違う性別だ。

もっとも最初に驚いたのはその特徴で。

まつ毛や眉毛が真っ白。

アルビノだよなあ。
肌も白いが、ちょっと青みが掛かっているけどさ。
皮膚弱いかもな。

・・・

しかも普通じゃないし。

髪の毛も白いし、眼も赤い。光に注意かな。
血管の色が透き通っているので赤いのは理解できる。

髪の毛がオフホワイトじゃないのがなんとも。
妙に艶やか。で、光っているのでシルバーなんだよな。
ここまではまあいい。

目が赤いだけじゃない・・・オッドアイなんだよ。
まあ猫で白い毛並みだとあるっちゃある。
でも猫じゃないんだよ。
ヒトなんだよ。
左目が青い。赤い部分も有るので紫っぽくも見える。
魔女か?宇宙人か?全く異質。

更に暫くの間、三四か所が頭が剥げている。
一センチくらいの円形脱毛症。まだ子供…赤ん坊なので目立つ。
で。暫くすると生えてきた。
一房ごと、周りと違う色で、しかも紫。
場所は前髪だと左側。後頭部で真後ろの位置に一房。左の耳の上あたりに一房。右の耳の後ろ辺りに何故か伸びない一房。

正面から見ると前髪に紫のメッシュかエクステを付けた様な。


いやかわいらしさが爆発しているかもと男の部分が訴えているけど。
これ絶対嫉妬を受けるどころか避けられるよな。

転生しても、記憶がそのままなので割と冷静に何年たったかが分かるのは良い事だろうか?

自分にとって良い事は・・・途中で途絶えた事になるアニメや漫画の続きが楽しめる事か。
逆に宝くじとか世界情勢とかが持ち帰れたら予言者になれたよなと思うのが悪い事か。
それよりも、僅かにズレた世界観だと言える事柄が地味に怖い。

年号の切り替わりが速いとか遅いとか。
歴史には興味が無かったから覚えが悪く、何がどれだけ違うかは検証したくても出来ないが。

一番困るのはWW3か。
記憶に有るんは専門家の予想と動画の予測。
今はその終わりになる時系列だろうか。
少し混乱している国内と、調停や復興や・・・あと始末だな。

そう言えば自殺したのでいろんな方面に尻拭いを共用させたな。
どうなったんだろうか。
PCとかの保存フォルダーとか。
不味いのもそこそこあるし。

いや今はロリに成っているからある意味本望か?
けど自分じゃ楽しめない。
あ?今度からは受けか?攻めは物理でだめだよな。
混乱している。



また鬱になりたくないな、と思いながら。


これからどうなるやら。

そう考えるのは理由が有って。
戦争のせいだ。
まさか国内に実弾が降ってきて大きな被害こそ無かったが、場所によってはそこそこのダメージが出た。

運が悪く、復興の手がすぐに来ない位置に生活しているのも不安材料だった。
良くない予感は当たるもんだと、いっそ、感心するが。

自分自身にとっては外見からの忌避だ。
それに伴っての、女性、という部分。
逆に武器にでも出来ればとも考えなくもないが・・・どうなんだろうか。


結論から言えば。
結局、自分の外観と女って部分を使うしかないんだよな。
もう、親がいないし。
そこはまたかって思うけど。

今まで住めていた場所は一発の着弾で粉微塵になった。
辛うじて半壊した家から多少の物資は得られたけど。

場受信地のギリギリ縁だったのが幸いした。
生きていたからそう言えるが。
何の因果だろうか、親や兄弟や、一緒にいたみんなは余波を食らって・・・死んだ方が良かった状態で・・・。

肉片になって飛び散るか、余分に多く生きている部分が残って苦しみながら・・・悲しみながら死んでいった。
それを思えば、まったく死んだ事に気が付かなかった、苦しまなくて良かった、のは情けだと思う。

生きている自分は中途半端過ぎて笑えない。いや、笑うしかないんだろうけど全くもって笑えないや。


着弾した場所が悪くって、つながる二本の橋が崩壊。
地続きだった道とトンネルは三体崩壊に巻き込まれて消滅。
たまたまそこにいた非難する人たちと車や物資が丸ごと無くなった。

ヘリが着陸できる場所もなく、最悪なことに生きている避難者が見つけられず、まだ無事な山々を越えてくるしかなくて。
こちらからもそこしか移動できない。
けれど簡単な道程じゃない。
ないないづくし。


自分が生きる方法。
それがさっきの女の部分を武器に使う事。

男だった記憶のおかげでどうすれば良いかが・・・まあ、わかる。
あまりいい気持ではないけど。


けどほかに方法が無いんだ。
たった一人だから。

せめて助けが来る確率が、もっと高ければ・・・。
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