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辺境伯
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豪華な様相と身から溢れ出る覇気、そして堂々とした立ち振る舞いに冒険者達の態度からして恐らく領主だとは思っていたけど何で貴族様が冒険者ギルドに居るんだよ。しかも、俺達に用があるだと?昨日来たばっかりだから何もやらかしていないと思うんだけど、何のようだ?
「領主様でしたか、ご無礼な態度をとってしまい申し訳ありません。お会いできたのはとても光栄ですが恐縮ながら我らが領主様にお声を掛けて頂くような覚えが無いです。本日は我らにどのような用件でしょうか?」
「そう畏まらなくて良いぞ。今日はお前達に礼を言いに来たのだからな」
「礼ですか?」
「あぁ、お前達は衛兵を救ってくれたと聞いた。俺の衛兵達は俺の家族も同然だ。今回は助けてくれて本当に感謝する」
「いえいえ、身に余るお言葉です」
うわ、この人貴族なのにこんなに多くの人の前で頭を下げやがった。振る舞いは貴族っぽいのに口調は冒険者みたいで、貴族なのに冒険者っぽい人だな~・・・・
「お前達のような優秀な奴が俺の領にくるのは大歓迎だぜ。今後の活躍に期待する。それと、衛兵を救ってくれた礼としてこれを受け取ってくれ」
辺境伯は懐から重みのある綺麗な袋を取り出すとブレストに差し出した。
「いえいえ、冒険者として当然のことをしたまでです。なのでこんな大金頂けません」
「いや、これは領主いや家族として感謝の気持ちだ。受け取ってくれ。それにこんな金、衛兵達の命に比べれば安いもんだ」
「そこまで仰るのであれば受けとらせて頂きます」
「あぁ、そうしてくれると助かる。此処に居る他の冒険者達も、俺の衛兵がやわじゃ無い事は知っているだろうがもし危機に陥ってたら助けてくれよな。代わりに俺達もお前達を助けてやるぜ」
「おお~」
「領主様太っ腹~」
「流石だぜ!」
「ははっクロガネとブレストだったな。良き冒険になる事を願ってるぜ」
そう言って豪快に笑いながら辺境伯はギルドを去っていた。
「なんていうか・・・・豪快な人だったな」
「だな。噂で聞いてた通りだったぜ」
「俺を見ても変な顔しなかったし、貴族っぽくないな。冒険者の方がよっぽど似合ってると思うぜ」
「ははっかもな。ほら、色々あったが報告しに行くぞ」
沢山の依頼を一気にこなしたことに少し驚かれはしたが、さっきの事があったからか領主様が感謝を示した人なら可笑しくないですねという変な納得のされ方をされてしまった。その後もギルドに居る冒険者達に、良くやったなとか羨ましいぜとか色々話し掛けられその表情はみんな笑顔だ。どうやら辺境伯様は冒険者達にもかなり良く思われてるみたいだな。
夕飯を通りに出ていた出店で済ませた俺達は疲れた体を休めるためには早めに宿へと帰っていた。魔法を沢山使った俺は疲れてしまいベットに横になりながら
「あの領主、礼を言うためだけに来るなんて変な貴族だな~金まで貰っちゃったし」
「それほど、衛兵を大事にしているんだろうな」
「変わった人だよな~なんか貴族って言うか戦士って感じの体つきだったし、下手すればイリスさんより強いんじゃないかあの人」
「得意分野が違うからどうだかな~攻撃力で言えば領主の方が勝ってるだろうけど、総合力は戦って見ないと分からん」
「貴族らしくなくて面白そうな人だし、この町も楽しくなりそうだな」
「そりゃ良かった。でも、貴族らしいと言えばあの人も貴族らしいぞ」
「え~何で?恰好が貴族っぽいってこと?」
口調も歩き方も態度も貴族らしくないだろあの人。人前だって言うの冒険者に頭を下げるくらいだし
「違う違う。あれが全て考え尽くされた戦略だったらって話だよ」
「戦略?」
「そう、民と冒険者達から信頼と尊敬を集める戦略だ。この町は常に魔物による脅威に脅かされているから衛兵というのは民にとって他の町より重要な存在だ。だから、衛兵の存在と衛兵からの支持というのは領主にとって、民の評価に直結する重要なものなんだよ。ああいう風に衛兵を大事にしていることを対外的にアピールすれば、衛兵や民からの印象も良くなるし、衛兵になりたいって人も沢山集まってくるからな」
「うへ~じゃあその理論だと、冒険者達の前で頭を下げ報酬がある事を見せたのは冒険者達からの印象を上げ、衛兵達が危険に瀕した際に助けて貰えるように誘導してる訳か」
「この町は冒険者もかなり居るから、冒険者の支持も大事だからな」
「冒険者が居なければ、森の魔物や動物を間引くことも出来ないからな。衛兵が冒険者の役目をしようとすれば被害が出た時衛兵と民の印象が悪化するのは分かり切ったことだもんな~」
「その分冒険者ならそういう存在なんだと納得するし、他の冒険者は悲しみはすれど領地の所為にはしない」
「うわ~貴族っぽい・・・・」
「どの町もそうだが、領主にとって民からの支持というのは大事なものだ。しかも、民の不満が溜まりやすいこんな危ない町なら尚更な」
貴族ってめんどくさ~民の心を気にして冒険者の支持も気をつけて統治しないといけないなんて面倒臭すぎだろ!俺には絶対できないな!もし、本当にこんな事を考えってあの態度が出来るならあの人役者になれるぞ
「そんな演じてるような態度は感じなかったけどな~」
「もしもの話さ。ああいう事を自然と行う英雄気質の人も居るから恐らくあの領主はそっちのタイプだろ。偶に居るんだよな何も演じずとも圧倒的なカリスマで支持を集める豪傑がな」
「そうじゃなかったら、流石に落ち込むぞ」
人の本性を見極めるのには自信が有ったんだけど、もし見抜けなかったら少し落ち込むぞ。魔法を何度も使ったのとブレストの話を聞いて疲れてしまったので、俺は頭を枕に押し付け布団をかぶった。
あの人が計算高いなんて全く思えないけどな~・・・・もしかしてこう思ってる時点で騙されてる!?いや、俺の直感を信じよう!
疲れていた俺は、布団を被ったことによってすぐに眠りに就いてしまいまた外の賑やかさで目覚めた。
「おはようクロガネ」
「おう、依頼行こうぜ!」
今日も昨日と同じように屋台で朝飯を食べながら歩いているが、今日は昨日よりもみんなの雰囲気が明るいな。ちょっと耳を澄ませてみよう。
「領主様が帰ってきたんだってよ」
「あらあら、今回は随分と長かったわね~」
「仕方が無いだろ。この時期は魔物達が良く繁殖するんだから」
「冒険者達も忙しそうにしてるものね」
「最近は町まで来る魔物が多いけど領主様が帰ってきたなら安心ね」
なるほど、領主が帰ってきたことで盛り上がってるのか。帰ってきたってことは今までどこかに行ってたってことだよな?
「でもすぐに国境の砦に戻るらしいぞ。今回は、ただ補給や領主の仕事が溜まってしまっただけらしいぜ」
「あらそうなの・・・・残念ね」
「でも、領主様があそこを守ってくれているからこそ私達は安心して暮らせるのよね」
「何か必要な物があれば言ってくれればすぐに用意するんだけどな」
「怪我をされないように私達も出来る事をしないとね」
「はっはっ領主様はちょっとやそっとのことじゃ怪我も負わないだろ!」
「確かに!」
へ~国境沿いに壁があるとは聞いてたけど、砦も一緒にあるのか。それで、その砦にいつもは領主が居るみたいだな。町が何度も襲われているのに、笑い飛ばしてられるってことは相当領主様ってのは信頼されているんだな。
確かにちょっとしたことじゃ怪我しないだろって話には俺も同意見だな。歩いてる時も隙が無かったし、あの腰に付けてた剣も飾りじゃないもんな。騎士みたいな綺麗な歩き方だったけど、あの筋肉なら多分だけど力で押すような戦い方をすると思うんだよね
「どこも領主様の話してるな」
「イリスじゃ無いが戦士としてどれくらいの強さなのか見てみたいぜ」
「ブレストの予想だとどれくらいだと思う?」
「ん~二級の中ぐらいだと思うぞ?」
「上位じゃ無いんだ」
「上位の奴らは全員ヤバい奴しか居ないぞ。大多数が面倒だからって理由で一級に上がらない癖のある奴だからな」
「知ってるの?」
「あぁ、何人か知ってるが癖があり過ぎるんだよな」
ブレストって意外と顔が広いよな。やっぱりヘルメアさんと一緒に旅をしてたから色々な人と会ってるのかな?
「ほら、今日も仕事だ頑張るぞ~」
「お~!」
「勿論精神魔法も忘れるなよ」
「お~・・・・」
疲れるけど強くなるためだから頑張らないと!
「領主様でしたか、ご無礼な態度をとってしまい申し訳ありません。お会いできたのはとても光栄ですが恐縮ながら我らが領主様にお声を掛けて頂くような覚えが無いです。本日は我らにどのような用件でしょうか?」
「そう畏まらなくて良いぞ。今日はお前達に礼を言いに来たのだからな」
「礼ですか?」
「あぁ、お前達は衛兵を救ってくれたと聞いた。俺の衛兵達は俺の家族も同然だ。今回は助けてくれて本当に感謝する」
「いえいえ、身に余るお言葉です」
うわ、この人貴族なのにこんなに多くの人の前で頭を下げやがった。振る舞いは貴族っぽいのに口調は冒険者みたいで、貴族なのに冒険者っぽい人だな~・・・・
「お前達のような優秀な奴が俺の領にくるのは大歓迎だぜ。今後の活躍に期待する。それと、衛兵を救ってくれた礼としてこれを受け取ってくれ」
辺境伯は懐から重みのある綺麗な袋を取り出すとブレストに差し出した。
「いえいえ、冒険者として当然のことをしたまでです。なのでこんな大金頂けません」
「いや、これは領主いや家族として感謝の気持ちだ。受け取ってくれ。それにこんな金、衛兵達の命に比べれば安いもんだ」
「そこまで仰るのであれば受けとらせて頂きます」
「あぁ、そうしてくれると助かる。此処に居る他の冒険者達も、俺の衛兵がやわじゃ無い事は知っているだろうがもし危機に陥ってたら助けてくれよな。代わりに俺達もお前達を助けてやるぜ」
「おお~」
「領主様太っ腹~」
「流石だぜ!」
「ははっクロガネとブレストだったな。良き冒険になる事を願ってるぜ」
そう言って豪快に笑いながら辺境伯はギルドを去っていた。
「なんていうか・・・・豪快な人だったな」
「だな。噂で聞いてた通りだったぜ」
「俺を見ても変な顔しなかったし、貴族っぽくないな。冒険者の方がよっぽど似合ってると思うぜ」
「ははっかもな。ほら、色々あったが報告しに行くぞ」
沢山の依頼を一気にこなしたことに少し驚かれはしたが、さっきの事があったからか領主様が感謝を示した人なら可笑しくないですねという変な納得のされ方をされてしまった。その後もギルドに居る冒険者達に、良くやったなとか羨ましいぜとか色々話し掛けられその表情はみんな笑顔だ。どうやら辺境伯様は冒険者達にもかなり良く思われてるみたいだな。
夕飯を通りに出ていた出店で済ませた俺達は疲れた体を休めるためには早めに宿へと帰っていた。魔法を沢山使った俺は疲れてしまいベットに横になりながら
「あの領主、礼を言うためだけに来るなんて変な貴族だな~金まで貰っちゃったし」
「それほど、衛兵を大事にしているんだろうな」
「変わった人だよな~なんか貴族って言うか戦士って感じの体つきだったし、下手すればイリスさんより強いんじゃないかあの人」
「得意分野が違うからどうだかな~攻撃力で言えば領主の方が勝ってるだろうけど、総合力は戦って見ないと分からん」
「貴族らしくなくて面白そうな人だし、この町も楽しくなりそうだな」
「そりゃ良かった。でも、貴族らしいと言えばあの人も貴族らしいぞ」
「え~何で?恰好が貴族っぽいってこと?」
口調も歩き方も態度も貴族らしくないだろあの人。人前だって言うの冒険者に頭を下げるくらいだし
「違う違う。あれが全て考え尽くされた戦略だったらって話だよ」
「戦略?」
「そう、民と冒険者達から信頼と尊敬を集める戦略だ。この町は常に魔物による脅威に脅かされているから衛兵というのは民にとって他の町より重要な存在だ。だから、衛兵の存在と衛兵からの支持というのは領主にとって、民の評価に直結する重要なものなんだよ。ああいう風に衛兵を大事にしていることを対外的にアピールすれば、衛兵や民からの印象も良くなるし、衛兵になりたいって人も沢山集まってくるからな」
「うへ~じゃあその理論だと、冒険者達の前で頭を下げ報酬がある事を見せたのは冒険者達からの印象を上げ、衛兵達が危険に瀕した際に助けて貰えるように誘導してる訳か」
「この町は冒険者もかなり居るから、冒険者の支持も大事だからな」
「冒険者が居なければ、森の魔物や動物を間引くことも出来ないからな。衛兵が冒険者の役目をしようとすれば被害が出た時衛兵と民の印象が悪化するのは分かり切ったことだもんな~」
「その分冒険者ならそういう存在なんだと納得するし、他の冒険者は悲しみはすれど領地の所為にはしない」
「うわ~貴族っぽい・・・・」
「どの町もそうだが、領主にとって民からの支持というのは大事なものだ。しかも、民の不満が溜まりやすいこんな危ない町なら尚更な」
貴族ってめんどくさ~民の心を気にして冒険者の支持も気をつけて統治しないといけないなんて面倒臭すぎだろ!俺には絶対できないな!もし、本当にこんな事を考えってあの態度が出来るならあの人役者になれるぞ
「そんな演じてるような態度は感じなかったけどな~」
「もしもの話さ。ああいう事を自然と行う英雄気質の人も居るから恐らくあの領主はそっちのタイプだろ。偶に居るんだよな何も演じずとも圧倒的なカリスマで支持を集める豪傑がな」
「そうじゃなかったら、流石に落ち込むぞ」
人の本性を見極めるのには自信が有ったんだけど、もし見抜けなかったら少し落ち込むぞ。魔法を何度も使ったのとブレストの話を聞いて疲れてしまったので、俺は頭を枕に押し付け布団をかぶった。
あの人が計算高いなんて全く思えないけどな~・・・・もしかしてこう思ってる時点で騙されてる!?いや、俺の直感を信じよう!
疲れていた俺は、布団を被ったことによってすぐに眠りに就いてしまいまた外の賑やかさで目覚めた。
「おはようクロガネ」
「おう、依頼行こうぜ!」
今日も昨日と同じように屋台で朝飯を食べながら歩いているが、今日は昨日よりもみんなの雰囲気が明るいな。ちょっと耳を澄ませてみよう。
「領主様が帰ってきたんだってよ」
「あらあら、今回は随分と長かったわね~」
「仕方が無いだろ。この時期は魔物達が良く繁殖するんだから」
「冒険者達も忙しそうにしてるものね」
「最近は町まで来る魔物が多いけど領主様が帰ってきたなら安心ね」
なるほど、領主が帰ってきたことで盛り上がってるのか。帰ってきたってことは今までどこかに行ってたってことだよな?
「でもすぐに国境の砦に戻るらしいぞ。今回は、ただ補給や領主の仕事が溜まってしまっただけらしいぜ」
「あらそうなの・・・・残念ね」
「でも、領主様があそこを守ってくれているからこそ私達は安心して暮らせるのよね」
「何か必要な物があれば言ってくれればすぐに用意するんだけどな」
「怪我をされないように私達も出来る事をしないとね」
「はっはっ領主様はちょっとやそっとのことじゃ怪我も負わないだろ!」
「確かに!」
へ~国境沿いに壁があるとは聞いてたけど、砦も一緒にあるのか。それで、その砦にいつもは領主が居るみたいだな。町が何度も襲われているのに、笑い飛ばしてられるってことは相当領主様ってのは信頼されているんだな。
確かにちょっとしたことじゃ怪我しないだろって話には俺も同意見だな。歩いてる時も隙が無かったし、あの腰に付けてた剣も飾りじゃないもんな。騎士みたいな綺麗な歩き方だったけど、あの筋肉なら多分だけど力で押すような戦い方をすると思うんだよね
「どこも領主様の話してるな」
「イリスじゃ無いが戦士としてどれくらいの強さなのか見てみたいぜ」
「ブレストの予想だとどれくらいだと思う?」
「ん~二級の中ぐらいだと思うぞ?」
「上位じゃ無いんだ」
「上位の奴らは全員ヤバい奴しか居ないぞ。大多数が面倒だからって理由で一級に上がらない癖のある奴だからな」
「知ってるの?」
「あぁ、何人か知ってるが癖があり過ぎるんだよな」
ブレストって意外と顔が広いよな。やっぱりヘルメアさんと一緒に旅をしてたから色々な人と会ってるのかな?
「ほら、今日も仕事だ頑張るぞ~」
「お~!」
「勿論精神魔法も忘れるなよ」
「お~・・・・」
疲れるけど強くなるためだから頑張らないと!
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