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フォレシアの国民
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何を話し掛けても反応が無い木にこれは本当にただの木なんじゃ無いかと言う自分の勘を疑うような考えまで出てきてしまうが、疑いがある以上このまま放置しておく訳にもいかない。せめて僅かにでも反応してくれれば、感情を読み取れるんだけど・・・・ん?
「なぁこれってもしかしてだけど気絶してるんじゃないか?」
「あ~ここまで反応が無いとなるとそうかもしれないな」
「言っておいてあれだけどこの種族って気絶とかするんだな」
「そりゃ生き物なんだからするだろ。気絶してるとして起こすなら気付け薬が一番良いか。ほんの僅かだけど魔法に拒絶反応を示す人も一部居るからな」
本当に本当のごく一部しか居ないが魔力を体内に入れると拒絶反応を示す珍しい体質の人が居たりする。なので、確認が取れない場合は基本的に拒絶反応を起こすことの無い薬やポーションを使うのが常識だ。本当の緊急時なら効果が早い魔法の方が良いんだけど今回はそこまで緊急性は無いから大丈夫だ。
「飲ませるには口を・・・・口って何処だ?」
「さぁ?木だから口と言われても・・・・根っこに掛けてあげれば良いんじゃない?」
「そんな肥料を与えるような・・・・・まぁそれしか無いけどな」
口と言われても何処から何処を見てもただの木だから口のようなものは無い。植物は根から水を吸収するって言うし根っこが口なんじゃね?ブレストは微妙そうな顔をしながらも、根っこに気付け薬を掛けてやると変化はすぐに起きた。身体を震わせてるように木全体が細かく動いたと思ったら、バサッと枝を大きく揺らすと気配が明らかになった。
「あ、起きたな」
「そうなのか?」
「うん、視線と気配がはっきりした。今は俺達に困惑中だな。初めまして俺達は冒険者でクロガネと」
「ブレストだ」
「貴方が襲われている気配がして助けに来たんですけど・・・・」
「ブレードディアは俺達が倒したから大丈夫だ。それより魔物が集まりつつあるからここを離れたいんだが動けるだろうか?」
起きた木は目の前にいる俺達に驚き困惑していたみたいだが説明を聞き警戒を緩めると枝を縦に大きく揺らし、徐々に木が小さくなると枝を身体に巻きつけ葉っぱや花によって作られたズボンとシャツを着たブレストぐらいの女性が現れた。所々肌が見えて森に入るような格好じゃ無いけど、種族的には問題無いんだよな。
「助けて下さりありがとうございます。私はドライアドのペシェと申します、襲われた際つい気絶してしまいお見苦しい姿をお見せしました。この度のお礼は・・・・」
「ちょっと申し訳ないがその話はまた後で、まずは道に戻ろう」
「そうだな。周りに魔物が集まり過ぎだ」
話せるようになったのは良いけど、血の匂いと俺達の気配に釣られて大きな魔物達が近付きつつある。俺達だけなら全く問題無いだろうけど、今回はペシェさんが居るから出来るだけ安全策を取りたい。なのでまずはある程度安全な道に戻るのが最優先だろう。その提案に頷いてくれたので俺達は急いで道に戻ろうとすると、俺とペシェさんは正しい方向に向いたがブレストだけは森の奥へと進む道へと歩こうとしていた。
「ん?そっちは道じゃ無いだろ?」
「いや、こっちが正しい。一緒にあの木を通ってきただろ?」
「あれ?あの木じゃ無かったか?」
ブレストは反対方向に進もうとする俺達を不思議そうにしているが、ブレストが指を差している木は全く見た目が違う物だ。なるほど、やっぱりか。
「ブレスト、眩惑掛かってるぞ」
「は?マジか」
方向音痴でも無く多くの森を経験し森に慣れているブレストが方向を間違えると言うことは、何かしらの魔法や作用が掛かっているということだ。ブレストは驚きながらも収納から金色に輝くピアスを取り出すと右耳のものと取り換える。
「本当だな・・・・すまない」
「いや大丈夫。ブレスト、ペシェさんを抱えて貰って良い?道までは俺が案内する」
「了解、失礼しても?」
「えぇ、申し訳ありませんがお願いします」
俺はペシェさんを抱えるのを確認すると、迷子予防として道から生やしここまでの道中俺の腕に巻き付けておいた闇の鎖を辿りながら森を進んで行く。進んでいる間ブレストを惑わせた正体がそこら中に姿が見えるけど、今は安全確保が最優先。艶払いをしながらなんとか道に戻り周囲に魔物が居ないことを確認するとペシェさんを下ろした。
「よし、ここならひとまず落ち着けるな」
「運んで下さりありがとうございます。このお礼は必ず致します!」
「いえいえ、当然のことをしただけなので。ですが一応何故あんな場所に一人で居たのかを伺っても?」
改めて助けた人を見ると武器も持ってないみたいだし明らかに森に居るには可笑しいんだよな。でも、種族を考えると不思議じゃ無いんだよな~彼女の種族は植人の一つであるドライアドだ。植人は、魔力が宿った植物が長い年月を掛けて進化した種族の総称で、体のどこかに植物があるのが特徴だ。その中でドライアドと言うのは魔法を操るのに優れ、見た目はどれも美しく長い寿命を持つ種族だ。故に森に居ても何ら不思議じゃ無いというか当たり前の種族なんだよな。そして、このフォレシアは植人の国でもあるのだ。
「実は私は薬師の弟子でして、調合に必要な薬草を取りに来たのは良いのですが運悪くブレードディアに見つかってしまった次第でして・・・・」
「なるほど。ですがこんな危険な森に入るのは・・・・基本大丈夫なのか・・・・」
「そうなんですよね何時もは大丈夫なんですけど」
まだ若いか弱い女性が森の中に入るのは良く無いけど、種族を考えれば特に問題無いんだよな。植人は総じて気配が薄く植物と同化してしまうとただの植物にしか思えない程の隠密性能を誇るのだ。俺が途中で気配を見失ったのもその種族特性の所為だな。なので、基本的に魔物に襲われることは無いのだ。唯一天敵なのは先程のブレードディアのような植物を食べることを主にしている魔物ぐらいだな。その魔物達はこの森に居る肉食の魔物に狩られ隠れているから基本的に遭遇することは無いとギルドの本で読んだ。つまり今回は本当に運が悪かったんだな。
「俺達は町に向かうつもりなので、良ければ一緒に行きますか?」
「是非お願いしても良いですか?勿論お礼は支払います」
「了解です。それでは改めて三級冒険者ブレストです」
「五級冒険者クロガネです」
「薬師見習い桃のドライアドのペシェです」
俺達はペシェさんと言う目指している町の住人を加え日が落ち始めている道を進んで行く。その間にさっきブレストが惑わされた真相をペシェさんが話してくれた。
「助けて頂いた身で言うのはどうかと思いますが、お二人共よく道から外れるという判断が出来ましたね。殆どの冒険者さんは決して道から外れないようにしているはずですよね?」
「そう言われてますね。一応道に戻る手立てはあったので」
「先程の鎖ですね。古典的ですが物理的に繋がるのは良い考えだと思います。普通の縄だと森の動植物に切られてしまうでしょうが魔法であれば何とかなりますものね」
「クロガネのおかげで助かったぜ。一応眩惑の対策はしてたんだけどな~」
「この森の眩惑は魔道具で防ぎづらいんですよ。この森は至る所に花粉や匂いで眩惑効果をもたらす植物が数多く自生しているんです。その所為で多数の効果や種類の違う眩惑が混ざり合って結果的に強力な眩惑となっているんです。それに魔法じゃ無い所為で眩惑耐性の魔道具でも効果が薄いんですよね」
ペシェさんの言う通りこの森には眩惑効果を出す植物が多数自生している。俺達がペシェさんの元に行く時にはミラージュフラワーやミストツリーにコンヒュージョンフラワーに迷い草などを見掛けたんだよな。それが気になってはいたけど助けるのが最優先で後回しにしたんだよな。
「なるほど、確かにそれだと魔道具の効き目は薄いでしょうね」
多分だけどこれが自然の迷宮と呼ばれる由来だな。相当高位の眩惑耐性じゃ無いと森に入った瞬間迷ってしまうし、俺達が進んだ跡はあっという間に植物達に消されてしまう。しかもここの植物達はどれも特殊だから目印を付けてもかき消されてしまうだろうな。そして、迷って森から出られなくなり消耗している所に高位の魔物が襲い掛かりその後は・・・・まぁお察しの通り。俺は眩惑とかの精神に異常をきたす効果は全くもって効かないから森に入っても問題無いんだけどな。
「なぁこれってもしかしてだけど気絶してるんじゃないか?」
「あ~ここまで反応が無いとなるとそうかもしれないな」
「言っておいてあれだけどこの種族って気絶とかするんだな」
「そりゃ生き物なんだからするだろ。気絶してるとして起こすなら気付け薬が一番良いか。ほんの僅かだけど魔法に拒絶反応を示す人も一部居るからな」
本当に本当のごく一部しか居ないが魔力を体内に入れると拒絶反応を示す珍しい体質の人が居たりする。なので、確認が取れない場合は基本的に拒絶反応を起こすことの無い薬やポーションを使うのが常識だ。本当の緊急時なら効果が早い魔法の方が良いんだけど今回はそこまで緊急性は無いから大丈夫だ。
「飲ませるには口を・・・・口って何処だ?」
「さぁ?木だから口と言われても・・・・根っこに掛けてあげれば良いんじゃない?」
「そんな肥料を与えるような・・・・・まぁそれしか無いけどな」
口と言われても何処から何処を見てもただの木だから口のようなものは無い。植物は根から水を吸収するって言うし根っこが口なんじゃね?ブレストは微妙そうな顔をしながらも、根っこに気付け薬を掛けてやると変化はすぐに起きた。身体を震わせてるように木全体が細かく動いたと思ったら、バサッと枝を大きく揺らすと気配が明らかになった。
「あ、起きたな」
「そうなのか?」
「うん、視線と気配がはっきりした。今は俺達に困惑中だな。初めまして俺達は冒険者でクロガネと」
「ブレストだ」
「貴方が襲われている気配がして助けに来たんですけど・・・・」
「ブレードディアは俺達が倒したから大丈夫だ。それより魔物が集まりつつあるからここを離れたいんだが動けるだろうか?」
起きた木は目の前にいる俺達に驚き困惑していたみたいだが説明を聞き警戒を緩めると枝を縦に大きく揺らし、徐々に木が小さくなると枝を身体に巻きつけ葉っぱや花によって作られたズボンとシャツを着たブレストぐらいの女性が現れた。所々肌が見えて森に入るような格好じゃ無いけど、種族的には問題無いんだよな。
「助けて下さりありがとうございます。私はドライアドのペシェと申します、襲われた際つい気絶してしまいお見苦しい姿をお見せしました。この度のお礼は・・・・」
「ちょっと申し訳ないがその話はまた後で、まずは道に戻ろう」
「そうだな。周りに魔物が集まり過ぎだ」
話せるようになったのは良いけど、血の匂いと俺達の気配に釣られて大きな魔物達が近付きつつある。俺達だけなら全く問題無いだろうけど、今回はペシェさんが居るから出来るだけ安全策を取りたい。なのでまずはある程度安全な道に戻るのが最優先だろう。その提案に頷いてくれたので俺達は急いで道に戻ろうとすると、俺とペシェさんは正しい方向に向いたがブレストだけは森の奥へと進む道へと歩こうとしていた。
「ん?そっちは道じゃ無いだろ?」
「いや、こっちが正しい。一緒にあの木を通ってきただろ?」
「あれ?あの木じゃ無かったか?」
ブレストは反対方向に進もうとする俺達を不思議そうにしているが、ブレストが指を差している木は全く見た目が違う物だ。なるほど、やっぱりか。
「ブレスト、眩惑掛かってるぞ」
「は?マジか」
方向音痴でも無く多くの森を経験し森に慣れているブレストが方向を間違えると言うことは、何かしらの魔法や作用が掛かっているということだ。ブレストは驚きながらも収納から金色に輝くピアスを取り出すと右耳のものと取り換える。
「本当だな・・・・すまない」
「いや大丈夫。ブレスト、ペシェさんを抱えて貰って良い?道までは俺が案内する」
「了解、失礼しても?」
「えぇ、申し訳ありませんがお願いします」
俺はペシェさんを抱えるのを確認すると、迷子予防として道から生やしここまでの道中俺の腕に巻き付けておいた闇の鎖を辿りながら森を進んで行く。進んでいる間ブレストを惑わせた正体がそこら中に姿が見えるけど、今は安全確保が最優先。艶払いをしながらなんとか道に戻り周囲に魔物が居ないことを確認するとペシェさんを下ろした。
「よし、ここならひとまず落ち着けるな」
「運んで下さりありがとうございます。このお礼は必ず致します!」
「いえいえ、当然のことをしただけなので。ですが一応何故あんな場所に一人で居たのかを伺っても?」
改めて助けた人を見ると武器も持ってないみたいだし明らかに森に居るには可笑しいんだよな。でも、種族を考えると不思議じゃ無いんだよな~彼女の種族は植人の一つであるドライアドだ。植人は、魔力が宿った植物が長い年月を掛けて進化した種族の総称で、体のどこかに植物があるのが特徴だ。その中でドライアドと言うのは魔法を操るのに優れ、見た目はどれも美しく長い寿命を持つ種族だ。故に森に居ても何ら不思議じゃ無いというか当たり前の種族なんだよな。そして、このフォレシアは植人の国でもあるのだ。
「実は私は薬師の弟子でして、調合に必要な薬草を取りに来たのは良いのですが運悪くブレードディアに見つかってしまった次第でして・・・・」
「なるほど。ですがこんな危険な森に入るのは・・・・基本大丈夫なのか・・・・」
「そうなんですよね何時もは大丈夫なんですけど」
まだ若いか弱い女性が森の中に入るのは良く無いけど、種族を考えれば特に問題無いんだよな。植人は総じて気配が薄く植物と同化してしまうとただの植物にしか思えない程の隠密性能を誇るのだ。俺が途中で気配を見失ったのもその種族特性の所為だな。なので、基本的に魔物に襲われることは無いのだ。唯一天敵なのは先程のブレードディアのような植物を食べることを主にしている魔物ぐらいだな。その魔物達はこの森に居る肉食の魔物に狩られ隠れているから基本的に遭遇することは無いとギルドの本で読んだ。つまり今回は本当に運が悪かったんだな。
「俺達は町に向かうつもりなので、良ければ一緒に行きますか?」
「是非お願いしても良いですか?勿論お礼は支払います」
「了解です。それでは改めて三級冒険者ブレストです」
「五級冒険者クロガネです」
「薬師見習い桃のドライアドのペシェです」
俺達はペシェさんと言う目指している町の住人を加え日が落ち始めている道を進んで行く。その間にさっきブレストが惑わされた真相をペシェさんが話してくれた。
「助けて頂いた身で言うのはどうかと思いますが、お二人共よく道から外れるという判断が出来ましたね。殆どの冒険者さんは決して道から外れないようにしているはずですよね?」
「そう言われてますね。一応道に戻る手立てはあったので」
「先程の鎖ですね。古典的ですが物理的に繋がるのは良い考えだと思います。普通の縄だと森の動植物に切られてしまうでしょうが魔法であれば何とかなりますものね」
「クロガネのおかげで助かったぜ。一応眩惑の対策はしてたんだけどな~」
「この森の眩惑は魔道具で防ぎづらいんですよ。この森は至る所に花粉や匂いで眩惑効果をもたらす植物が数多く自生しているんです。その所為で多数の効果や種類の違う眩惑が混ざり合って結果的に強力な眩惑となっているんです。それに魔法じゃ無い所為で眩惑耐性の魔道具でも効果が薄いんですよね」
ペシェさんの言う通りこの森には眩惑効果を出す植物が多数自生している。俺達がペシェさんの元に行く時にはミラージュフラワーやミストツリーにコンヒュージョンフラワーに迷い草などを見掛けたんだよな。それが気になってはいたけど助けるのが最優先で後回しにしたんだよな。
「なるほど、確かにそれだと魔道具の効き目は薄いでしょうね」
多分だけどこれが自然の迷宮と呼ばれる由来だな。相当高位の眩惑耐性じゃ無いと森に入った瞬間迷ってしまうし、俺達が進んだ跡はあっという間に植物達に消されてしまう。しかもここの植物達はどれも特殊だから目印を付けてもかき消されてしまうだろうな。そして、迷って森から出られなくなり消耗している所に高位の魔物が襲い掛かりその後は・・・・まぁお察しの通り。俺は眩惑とかの精神に異常をきたす効果は全くもって効かないから森に入っても問題無いんだけどな。
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