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知識によって見え方は変わる
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スターリア様から壮絶な歴史を聞かせて貰った俺達はまたペシェさんの案内で町を歩んで行くのだが、建物や人々は変わらないのにこの平和な町を見た時の感じ方が変わってくる。ゆったりと人々が幸せそうに歩いて話しているこの景色は、多くの犠牲と多くの間違いを正し平和を願ったからこそ生まれた景色なのか・・・・そう考えるとこの光景と言うのはいかにかけがえの無い光景だというのが分かるな。
「戦いがあったというのが嘘だと思えるほど平和だな・・・・どれだけ時間が掛かったんだろう」
「さぁな。だけど俺達じゃ想像も出来ないくらいだろうよ」
「植人も寿命は長いですけど、最高齢の方でも遥か昔と言われるほど前から続いているそうですよ。私は比較的若いので師匠に話を聞くまで、この町の歴史は知りませんでした」
「そんなに前からか・・・・」
魔物による脅威、他種族による侵略この世界で平和を維持するのは簡単じゃない。しかも、それが武力をあまり持たない種族であれば尚更だ。だけど、このフォレシアは長寿な種族からしても長い間と言わせるほどの期間、この穏やかな日常を守り続けている。その事実にガーディアンツリーとなった人達の覚悟を感じるな。
「今では戦いの痕跡は町にも森にも残っていません。そして、昔の戦いの話は一部の人々にしか語り継がれていませんので、この森の歴史を知らない人も多いでしょうね」
ペシェさんは穏やかに笑いながら、こっちを見て手を振ってきた住民達に手を振り返しながら教えてくれた。
「教訓とするならば、全ての民に知られた方が良いんじゃないですか?」
「私もそう思うのですが、師匠やスターリア様は歴史の継承をしない方が良いと思っているようなんです。詳しくは師匠かスターリアさんにまた聞いてみてください」
歴史の事実を語り継ぐことによって人々に恐怖と知識を授け、同じことを繰り返さない教訓とするのは良くあることだ。たとえば、魔女に手を出して実際に滅んだ国の話とかな。人々はその事実を知り聞けば、誰もが魔女に手を出そうなんて考えにならないだろう。俺は今まで昔の事とかあまり興味なかったけど、話を聞いて過去があるから今がある事に気付いた。過去は何かしらにして残さなければやがて消えてしまうものだし、今を築いた人達も語り継がなければ人々から忘れ去られてしまうんじゃないか?それは・・・・悲し過ぎないか?
「分かった、今度聞いてみよう」
「それじゃあ、次は何処に行きましょうかね~魔法屋さんとか興味ありますか?」
「あぁ、是非見てみたい」
「魔法屋があるのか」
「えぇ、ですが木魔法に偏ってますので他の魔法は期待しないで下さいね」
あの話を聞いた後だと町の色々が気になって聞きたい事が沢山あるけれど、ペシェさんは分からないみたいだしまた今度スターリア様かライフさんに機会があったら聞いてみよう。まずはスターリア様に言われた通りこの町を楽しまないとな。
魔法屋と言うのは、自分が開発した魔法や魔道具を売り物にしている店の総称でどの属性の魔法やどんな魔道具が売っているからは店主によって様々だ。魔法と言うのは、長年の研究と努力そして正しい知識が必要になるものだから自分が開発した魔法は秘匿し、弟子にしか継承しない事が多いんだけど偶に自分の魔法を売る人が居るんだよな~
「木魔法か~俺は無理だな」
「俺もそこまで得意って訳じゃないけど、ある程度は使えるから面白いものがあったら買おうかな」
「魔道具もありますから、魔法が使えない方でも楽しめると思いますよ」
俺には木属性が無いから面白い魔法が有ったとしても使えないけど、魔道具があるなら別だな。錬金魔法の参考になるだろうし、植人がどんな魔道具を作るから興味があるな。さぁ魔法屋へ急げ~~~
ペシェさんの案内で到着した魔法屋は町の少し外れた場所にあり、赤茶色の大木が家になり、窓から中を覗くと沢山の魔導書が並んでいるのが見える。他の家と違う所と言えば、他の家はバルコニーや家の外でゆったりと寛ぐ場所があるのにこの家は無いぐらいかな。扉を開けると中は涼しく水の気配が部屋中を満たしていた。
「水が・・・・」
「水の魔力が凄いな」
「店主さんの拘りなんですよ」
部屋の中は水路が巡り、壁から水が滴り水飲み場を満たしていたりと部屋中水だらけだ。本を置いているのに、こんなに水を使って大丈夫なのか?
「テラリさーん、いらっしゃますか?」
「は~い、今行くわ~」
俺達が珍しい構造をしている部屋に目を奪われていると、ペシェさんは部屋の奥に声を掛けると、元気な女の人の声が聞こえてきた。そして暫くすると、綺麗な若葉色の髪を後ろで高く結び、丸い葉で作られたドレスを着た活発そうな女性が奥から現れた。
「ペシェちゃんお待たせ~あれ、今日は一人じゃないのね」
「えぇ、今日はお二人に町の案内をしているんです」
「そうなの~偉いわね!初めましてあたしはこの魔法屋の店主をしているテラリよ。よろしくねっ」
「三級冒険者ブレストです」
「五級冒険者クロガネです」
「ブレスト君とクロガネ君ね!」
元気よく人当たりの良い笑みで笑うテラリさんはその見た目からドライアドであることが分かるけど、一体何の植物なんだろう。
「ん?私の種族が気になる~?」
「あ、すみません」
「良いよ良いよ、人間にとっては珍しいもんね。それに私の家も変わってるし気になるのは分かるよ!あたしはクリアモス、つまり苔のドライアドなの。だから、乾燥は苦手で常に水がある空間が好きなんだよね」
「なるほど、だからこんなに水が溢れているんですね」
クリアモスそれは清らかで澄んでいる水場に生える苔の一種で、クリアモスが生えている水場であれば煮沸しなくとも腹を壊さず水を飲めると言われている。逆に少しでも水が汚れると忽ち枯れてしまうため、見つけるのが難しい植物でもある。
「そうそう、水はやっぱり大事だからね~。二人がペシェちゃんと一緒に来て冒険者ってことは魔法をお求めかな?この店には私が作った水魔法と木魔法の魔道具と魔導書があるから好きなのを選んでね。それとも何か特定の欲しい効果があったら私に聞いてね」
「水魔法と木魔法か・・・・ちょっと見てきますね」
「うん、汚さなければ好きに見てね~」
ブレストは水魔法もあると聞いて、棚に並んでいる魔導書を見に行ってしまった。俺は水魔法も木魔法も使えないからな~
「クロガネ君は何か欲しい魔法ある?」
「俺は木と水の属性を持ってないので・・・・」
「そっか~それなら、魔道具でも見る?あたしが作った物だけどどれも自信作だよ~」
「是非見させてください」
「良いよ~紹介もしちゃう!」
魔道具なら俺にも使えるし何か冒険の役に立つものがあるかもしれないもんな。俺はカウンターで待っていると、奥から沢山の魔道具を持ってきてくれた。
「まずはこれ、水の植物浄化器だよ!やっぱり生きているうえで水は大事だし美味しく飲みたいじゃん。でも、川とかに流れている水は綺麗とは限らないからどうしても沸かすのが必要だし、浄化が必要でしょ?だけど、沸かすと熱いし誰もが浄化を使える訳じゃ無いから、その為に作ったのがこの魔道具だよ」
「浄化と同じ効果が出来るんですか?」
水を浄化する魔道具と言うのは結構あるものだけど、テラリさんが見せてくれたものは筒の中に細長く葉が沢山ついた植物が入っている。こんなの初めて見たな。
「そうだよ~だけど光の浄化じゃなくてこの中に入ってる魔法植物が水の中の毒とかを浄化してくれるの!普通の浄化じゃ無理なこの汚れて濁った水も~ほらこの通り!」
テラリさんは持ってきた泥水を筒の中に入れると、中に入っている植物が動き出し仄かな光を出しながら、茶色に淀んだ水を吸い取っていき水が消えると、吸い取った植物の葉から透明で澄んだ水が溢れだし清浄な水で筒が満たされた。
「凄い、一度全て吸収して害になるものは植物が処理して安全な水だけが筒に満たされるんですね」
「その通り!害のあるものは植物が栄養にするから魔石の交換も要らないよ。勿論、筒には耐久力強化や汚れ耐性、魔力耐性も付いてるよ」
「おお~」
確かに、自信満々で紹介するだけあってあそこまで汚れた水を浄化できるのは凄いな。
「それじゃあ飲んでみてっ」
「ん・・・・美味しい!」
「でしょ?水を美味しくする効果も付いてきちゃうんだから」
「クロガネ、俺にも飲ませてくれ」
「は~い」
「確かに美味いな」
水で場所や水質によって僅かに味が違うけど、これは森の中で飲んだ本当に透き通って何も混ざりけの無い自然の水って感じがして美味しい。
「銀棒5枚だけど、どう?」
「・・・・」
「良いぞ」
「買います!」
「ありがとね~」
あの効果を見てると欲しくなってしまい、ブレストを見ると頷いて許しが出たので買うことにした。俺は水魔法が使えないし浄化も使えないから、水はブレストに浄化して貰うかマジックバックに大量に入れておくくらいしか出来なかったんだけど、これがあれば水が切れたとしても大丈夫だな。俺やブレストから見ても良い品だし安いくらいの魔道具だ。
「それじゃあ次は~」
次はどんな魔道具が出てくるか楽しみだな~
「戦いがあったというのが嘘だと思えるほど平和だな・・・・どれだけ時間が掛かったんだろう」
「さぁな。だけど俺達じゃ想像も出来ないくらいだろうよ」
「植人も寿命は長いですけど、最高齢の方でも遥か昔と言われるほど前から続いているそうですよ。私は比較的若いので師匠に話を聞くまで、この町の歴史は知りませんでした」
「そんなに前からか・・・・」
魔物による脅威、他種族による侵略この世界で平和を維持するのは簡単じゃない。しかも、それが武力をあまり持たない種族であれば尚更だ。だけど、このフォレシアは長寿な種族からしても長い間と言わせるほどの期間、この穏やかな日常を守り続けている。その事実にガーディアンツリーとなった人達の覚悟を感じるな。
「今では戦いの痕跡は町にも森にも残っていません。そして、昔の戦いの話は一部の人々にしか語り継がれていませんので、この森の歴史を知らない人も多いでしょうね」
ペシェさんは穏やかに笑いながら、こっちを見て手を振ってきた住民達に手を振り返しながら教えてくれた。
「教訓とするならば、全ての民に知られた方が良いんじゃないですか?」
「私もそう思うのですが、師匠やスターリア様は歴史の継承をしない方が良いと思っているようなんです。詳しくは師匠かスターリアさんにまた聞いてみてください」
歴史の事実を語り継ぐことによって人々に恐怖と知識を授け、同じことを繰り返さない教訓とするのは良くあることだ。たとえば、魔女に手を出して実際に滅んだ国の話とかな。人々はその事実を知り聞けば、誰もが魔女に手を出そうなんて考えにならないだろう。俺は今まで昔の事とかあまり興味なかったけど、話を聞いて過去があるから今がある事に気付いた。過去は何かしらにして残さなければやがて消えてしまうものだし、今を築いた人達も語り継がなければ人々から忘れ去られてしまうんじゃないか?それは・・・・悲し過ぎないか?
「分かった、今度聞いてみよう」
「それじゃあ、次は何処に行きましょうかね~魔法屋さんとか興味ありますか?」
「あぁ、是非見てみたい」
「魔法屋があるのか」
「えぇ、ですが木魔法に偏ってますので他の魔法は期待しないで下さいね」
あの話を聞いた後だと町の色々が気になって聞きたい事が沢山あるけれど、ペシェさんは分からないみたいだしまた今度スターリア様かライフさんに機会があったら聞いてみよう。まずはスターリア様に言われた通りこの町を楽しまないとな。
魔法屋と言うのは、自分が開発した魔法や魔道具を売り物にしている店の総称でどの属性の魔法やどんな魔道具が売っているからは店主によって様々だ。魔法と言うのは、長年の研究と努力そして正しい知識が必要になるものだから自分が開発した魔法は秘匿し、弟子にしか継承しない事が多いんだけど偶に自分の魔法を売る人が居るんだよな~
「木魔法か~俺は無理だな」
「俺もそこまで得意って訳じゃないけど、ある程度は使えるから面白いものがあったら買おうかな」
「魔道具もありますから、魔法が使えない方でも楽しめると思いますよ」
俺には木属性が無いから面白い魔法が有ったとしても使えないけど、魔道具があるなら別だな。錬金魔法の参考になるだろうし、植人がどんな魔道具を作るから興味があるな。さぁ魔法屋へ急げ~~~
ペシェさんの案内で到着した魔法屋は町の少し外れた場所にあり、赤茶色の大木が家になり、窓から中を覗くと沢山の魔導書が並んでいるのが見える。他の家と違う所と言えば、他の家はバルコニーや家の外でゆったりと寛ぐ場所があるのにこの家は無いぐらいかな。扉を開けると中は涼しく水の気配が部屋中を満たしていた。
「水が・・・・」
「水の魔力が凄いな」
「店主さんの拘りなんですよ」
部屋の中は水路が巡り、壁から水が滴り水飲み場を満たしていたりと部屋中水だらけだ。本を置いているのに、こんなに水を使って大丈夫なのか?
「テラリさーん、いらっしゃますか?」
「は~い、今行くわ~」
俺達が珍しい構造をしている部屋に目を奪われていると、ペシェさんは部屋の奥に声を掛けると、元気な女の人の声が聞こえてきた。そして暫くすると、綺麗な若葉色の髪を後ろで高く結び、丸い葉で作られたドレスを着た活発そうな女性が奥から現れた。
「ペシェちゃんお待たせ~あれ、今日は一人じゃないのね」
「えぇ、今日はお二人に町の案内をしているんです」
「そうなの~偉いわね!初めましてあたしはこの魔法屋の店主をしているテラリよ。よろしくねっ」
「三級冒険者ブレストです」
「五級冒険者クロガネです」
「ブレスト君とクロガネ君ね!」
元気よく人当たりの良い笑みで笑うテラリさんはその見た目からドライアドであることが分かるけど、一体何の植物なんだろう。
「ん?私の種族が気になる~?」
「あ、すみません」
「良いよ良いよ、人間にとっては珍しいもんね。それに私の家も変わってるし気になるのは分かるよ!あたしはクリアモス、つまり苔のドライアドなの。だから、乾燥は苦手で常に水がある空間が好きなんだよね」
「なるほど、だからこんなに水が溢れているんですね」
クリアモスそれは清らかで澄んでいる水場に生える苔の一種で、クリアモスが生えている水場であれば煮沸しなくとも腹を壊さず水を飲めると言われている。逆に少しでも水が汚れると忽ち枯れてしまうため、見つけるのが難しい植物でもある。
「そうそう、水はやっぱり大事だからね~。二人がペシェちゃんと一緒に来て冒険者ってことは魔法をお求めかな?この店には私が作った水魔法と木魔法の魔道具と魔導書があるから好きなのを選んでね。それとも何か特定の欲しい効果があったら私に聞いてね」
「水魔法と木魔法か・・・・ちょっと見てきますね」
「うん、汚さなければ好きに見てね~」
ブレストは水魔法もあると聞いて、棚に並んでいる魔導書を見に行ってしまった。俺は水魔法も木魔法も使えないからな~
「クロガネ君は何か欲しい魔法ある?」
「俺は木と水の属性を持ってないので・・・・」
「そっか~それなら、魔道具でも見る?あたしが作った物だけどどれも自信作だよ~」
「是非見させてください」
「良いよ~紹介もしちゃう!」
魔道具なら俺にも使えるし何か冒険の役に立つものがあるかもしれないもんな。俺はカウンターで待っていると、奥から沢山の魔道具を持ってきてくれた。
「まずはこれ、水の植物浄化器だよ!やっぱり生きているうえで水は大事だし美味しく飲みたいじゃん。でも、川とかに流れている水は綺麗とは限らないからどうしても沸かすのが必要だし、浄化が必要でしょ?だけど、沸かすと熱いし誰もが浄化を使える訳じゃ無いから、その為に作ったのがこの魔道具だよ」
「浄化と同じ効果が出来るんですか?」
水を浄化する魔道具と言うのは結構あるものだけど、テラリさんが見せてくれたものは筒の中に細長く葉が沢山ついた植物が入っている。こんなの初めて見たな。
「そうだよ~だけど光の浄化じゃなくてこの中に入ってる魔法植物が水の中の毒とかを浄化してくれるの!普通の浄化じゃ無理なこの汚れて濁った水も~ほらこの通り!」
テラリさんは持ってきた泥水を筒の中に入れると、中に入っている植物が動き出し仄かな光を出しながら、茶色に淀んだ水を吸い取っていき水が消えると、吸い取った植物の葉から透明で澄んだ水が溢れだし清浄な水で筒が満たされた。
「凄い、一度全て吸収して害になるものは植物が処理して安全な水だけが筒に満たされるんですね」
「その通り!害のあるものは植物が栄養にするから魔石の交換も要らないよ。勿論、筒には耐久力強化や汚れ耐性、魔力耐性も付いてるよ」
「おお~」
確かに、自信満々で紹介するだけあってあそこまで汚れた水を浄化できるのは凄いな。
「それじゃあ飲んでみてっ」
「ん・・・・美味しい!」
「でしょ?水を美味しくする効果も付いてきちゃうんだから」
「クロガネ、俺にも飲ませてくれ」
「は~い」
「確かに美味いな」
水で場所や水質によって僅かに味が違うけど、これは森の中で飲んだ本当に透き通って何も混ざりけの無い自然の水って感じがして美味しい。
「銀棒5枚だけど、どう?」
「・・・・」
「良いぞ」
「買います!」
「ありがとね~」
あの効果を見てると欲しくなってしまい、ブレストを見ると頷いて許しが出たので買うことにした。俺は水魔法が使えないし浄化も使えないから、水はブレストに浄化して貰うかマジックバックに大量に入れておくくらいしか出来なかったんだけど、これがあれば水が切れたとしても大丈夫だな。俺やブレストから見ても良い品だし安いくらいの魔道具だ。
「それじゃあ次は~」
次はどんな魔道具が出てくるか楽しみだな~
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