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死者の行進
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ゴポッゴポゴポゴポ
「クロガネ、悪食の王は倒し終わったけどそこから出るんじゃねーぞ」
「耐性あるぞ~」
「違う違う、巻き込んじまうから中に居てくれ」
「は~い」
ブレストによってコアごと真っ二つにされた悪食の王は暫くの間、粘性を保ったまま沈黙していたが粘液が湯が沸いたかのように激しく蠢き始めた。その動きはさっきまでの怪しく不気味な命の動きでは無く、まるでここから出してくれと叫び扉を叩くような憤怒と憎しみを感じさせる動きだ。それを見たブレストは持っていた大剣を消しゆっくりと前に手を出すと、深呼吸をし始めた。
落ち着きを払っているブレストとは裏腹に悪食の王の粘液の動きは更に激しさを増していく。悪食の王はほんの数ミリの大きさにいくら斬り刻まれたとしても、その細かな肉体から新たな肉体を作り出す程再生力に長けた魔物だがスライムの魔物であり、例に漏れずコアを潰しさえすれば殺せる。それなのに、何故生きているかのようにこんなに激しく動くのか。それはこいつが腹に溜め込んでいるものが原因だ。
死した者の魂はやがて天へと昇っていく。それは殺された者、衰弱した者、病気で死んだ者問わずだ。魂は特別でありどんな物質さえすり抜け食われた場合も捕食した者の肉体を通り抜け魂は天へと昇るが、悪食の王は魂を永遠に苦痛の檻に閉じ込めることが出来る。自然の摂理を歪まされ、魂のみで終わらない苦痛を味わい続ける魂が正気を保っていられるはずが無い。歪まされた魂達は、この世への怨嗟を糧に生者に害をなす存在として変質する。そいつらの名前は・・・・
ゴッ・・・・
激しく蠢いていた動きが一瞬止まると、抑え込むことに限界が来た粘液は大きな爆発音と紫と黒が混ざった瘴気を噴き出しながら中身が噴き出した。
「ヒィアアア」
「アハハハハ!!」
この世を恨み苦痛によって魂を歪まされこの世へ怨みを晴らそうと狂った者達が解放された。命を失いこの世に死を撒き散らし、救いを求める狂った魂そいつらの名前は怨嗟を吐く幽霊
おうおう、出てきたな・・・・
悪食の王は巨体だが、その肉体からは想像出来ない程無数の狂った魂が、黒き竜巻のように噴出しこの世への怨嗟を振りまき始めた。このまま放っておけば、周囲のありとあらゆる命を吸い取り、満たされぬ欲と癒されぬ痛みを叫びながら死の大地へと化してしまう。食われ者が死者となり命を目指し行進する災害、これこそが悪食の王の厄介な性質なのだ。
悪食の王は食った獲物の魂を消化も吸収もせずに体の中に蓄え続けていく。故に食えば食う程魂は溜まり続けその数が減る事は無い。そしてスライムは魔力がある限り永遠とも呼べるほどの年数を生きその人生を食う事だけに捧げる生き物だ。そんな性質を持った奴が、獲物を捕食することに特化し外敵に襲われる無く馬鹿みたいな力を持って生き続けたら一体どれだけの魂をその身に宿していると思う?
正解は空を埋め尽くすほどの数だ。明るく輝いていた空がゴーストの大群によって黒く塗りつぶされていく。
悪食の王が何故二級に指定されているのか。それは単純な生き物として強さもあるが倒した後に、その身に囚われていたゴースト達が溢れ出すことが原因だ。ゴーストなどのアンデットを倒すには、強力な光魔法が必要となるが、この数を一気に倒せる者などほんの一握りだ。
「ブレスト、頼んだぞ」
怨嗟の言葉を吐きながら周囲に瘴気を放つおぞましい程の数のゴーストによって、命で溢れている森は死の気配に包まれてしまった。俺は結界の中に居るから平気だが、外の空気は生者が命を保っていられる環境では無い。ゴースト達による呪いと精神を破壊する怨嗟の声、魂すら汚す闇魔法に吸えば命を取られる瘴気。段々と周囲の気温は下がっていきゴースト達の発生源から見える程の冷気が溢れ出してきた。
不味い、命を吸い始めて温度が下がって来てる。早くしないと、周辺が死の森と化すぞ・・・・
大丈夫だとは分かっているけれど、冷気を発し始めたゴースト達に危機感を持ってしまう。だが、それでもブレストは手を何かを捧げるように掌を上に伸ばした状態から微動だにせず目を閉じ集中している。
「「「「イタイイタイイタイ」」」」
「「「「ナンデナンデナンデ」」」」
「「「「ニクイニクイ」」」」
「「「「シネシネシネ」」」」
「「「「イノチ、チョウダイ」」」」
『アアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!!』
つんざく慟哭と共に今まで各々好き勝手に呪いの言葉を吐いていたのに、段々共鳴し始めている。言葉は頭の中で反響し合い体を蝕み始め、その力は重なれば重なるほど強くなっていく。あの数全てが共鳴し始めたら、いくらブレストでも耐えきれないだろ。早くしてくれブレスト。そう焦っていると、ブレストに動きがあった。
ドンッ
周囲の死の気配を塗り替えてしまう程の爆発的な魔力が発せられ、あまりの魔力量に可視化した光の柱の中にブレストは立っている。ここまでの魔力を発せられたら普通は気圧され立っている事すら出来ないものなのだが、ブレストから感じる光と魔力は温かく命に満ち溢れ神聖さを感じる。ゴースト達はその大量の魔力の放出に近付く事すら出来ないでいる。
「汝らは既に死した。命を求め怨嗟を吐き生者を襲おうとも汝らの苦痛は消える事は無く生という奇跡が起こる事は無い」
詠唱だ・・・・
「それを理解しながらも止まらず苦痛と憎悪により狂気へと魂を堕とした者達よ、今救済をここに」
低く落ち着いてはいるが力強い魔力の乗った言葉が周囲に響き渡る。そして、いつものような光りを発する魔法剣では無く純白の鞘に納められた刀を前に構えた手に作り出した。そして刀を持ち直し左手で鞘を上から持ち右手で柄を強く握りしめ目を見開く。
「この一太刀にて汝らの全てを癒す。焔!!!」
最後の詠唱が終わると刀は白く太陽の様に揺らめく炎を纏い、ブレストは刀を抜くとブレストの光を恐れ怯んでいる大量のゴースト達に向かって天を裂く一撃を繰り出した。その斬撃を受けたゴースト達は次々と白く煌めく炎に包まれ消滅していくがその顔は苦痛に満ちたものでは無く憑き物が落ちたかのように穏やかで安穏に満ちたものだ。炎は次々と燃え移り、ゴーストによって凍らされた地面は溶け黒くおぞましいゴースト達の群れは白く煌めく炎の柱となっていく。
ゴーストってあんな顔するんだな。
今では周囲に死を齎す怨嗟を吐くゴースト達だが、元は何の罪もなくただ死しただけの普通の魂だったはずだ。痛みが消え狂った魂達が満足そうに消えていく姿を見て、全く知らないし関りの無い人達だけど少し安心したな・・・・
最後の一人にまで炎は燃え移り空を覆う程のゴースト達は消滅してしまった。それを見届けたブレストは刀を鞘に納め消すと、目を瞑り両手を合わせ祈る様に軽く頭を下げたまま暫くその体勢でいると顔を上げ
「よし、これで終わったな。クロガネ、もう出てきて良いぞ」
「おう」
さっきまでの大人びまるで神聖な儀式を行うかのように厳格だったブレストが何処に行ったのか、いつもの太陽のような笑みを浮かべ俺を呼んだので結界の外に出ると死の気配は綺麗さっぱり消えていた。清浄な空気に気分が良くなり大きく息を吸い、周囲の気配を探るがまだ生き物達の気配は帰ってきていない
「あの数のゴーストを一気に消滅させるなんて凄いな」
「消滅はさせて無いぞ。ただ痛みを消して正常に戻しただけだ」
「ふ~ん」
消し去ったのかと思ったけど、癒したって表現が正しいのかな?
「さて、少し時間掛かっちまったが、悪食の王の身体を回収して次行くぞ」
「は~い」
圧迫感と悪寒が消え去った俺は清々しい空気を胸いっぱい吸い込むと、悪食の王の回収を手伝うのだった。
「クロガネ、悪食の王は倒し終わったけどそこから出るんじゃねーぞ」
「耐性あるぞ~」
「違う違う、巻き込んじまうから中に居てくれ」
「は~い」
ブレストによってコアごと真っ二つにされた悪食の王は暫くの間、粘性を保ったまま沈黙していたが粘液が湯が沸いたかのように激しく蠢き始めた。その動きはさっきまでの怪しく不気味な命の動きでは無く、まるでここから出してくれと叫び扉を叩くような憤怒と憎しみを感じさせる動きだ。それを見たブレストは持っていた大剣を消しゆっくりと前に手を出すと、深呼吸をし始めた。
落ち着きを払っているブレストとは裏腹に悪食の王の粘液の動きは更に激しさを増していく。悪食の王はほんの数ミリの大きさにいくら斬り刻まれたとしても、その細かな肉体から新たな肉体を作り出す程再生力に長けた魔物だがスライムの魔物であり、例に漏れずコアを潰しさえすれば殺せる。それなのに、何故生きているかのようにこんなに激しく動くのか。それはこいつが腹に溜め込んでいるものが原因だ。
死した者の魂はやがて天へと昇っていく。それは殺された者、衰弱した者、病気で死んだ者問わずだ。魂は特別でありどんな物質さえすり抜け食われた場合も捕食した者の肉体を通り抜け魂は天へと昇るが、悪食の王は魂を永遠に苦痛の檻に閉じ込めることが出来る。自然の摂理を歪まされ、魂のみで終わらない苦痛を味わい続ける魂が正気を保っていられるはずが無い。歪まされた魂達は、この世への怨嗟を糧に生者に害をなす存在として変質する。そいつらの名前は・・・・
ゴッ・・・・
激しく蠢いていた動きが一瞬止まると、抑え込むことに限界が来た粘液は大きな爆発音と紫と黒が混ざった瘴気を噴き出しながら中身が噴き出した。
「ヒィアアア」
「アハハハハ!!」
この世を恨み苦痛によって魂を歪まされこの世へ怨みを晴らそうと狂った者達が解放された。命を失いこの世に死を撒き散らし、救いを求める狂った魂そいつらの名前は怨嗟を吐く幽霊
おうおう、出てきたな・・・・
悪食の王は巨体だが、その肉体からは想像出来ない程無数の狂った魂が、黒き竜巻のように噴出しこの世への怨嗟を振りまき始めた。このまま放っておけば、周囲のありとあらゆる命を吸い取り、満たされぬ欲と癒されぬ痛みを叫びながら死の大地へと化してしまう。食われ者が死者となり命を目指し行進する災害、これこそが悪食の王の厄介な性質なのだ。
悪食の王は食った獲物の魂を消化も吸収もせずに体の中に蓄え続けていく。故に食えば食う程魂は溜まり続けその数が減る事は無い。そしてスライムは魔力がある限り永遠とも呼べるほどの年数を生きその人生を食う事だけに捧げる生き物だ。そんな性質を持った奴が、獲物を捕食することに特化し外敵に襲われる無く馬鹿みたいな力を持って生き続けたら一体どれだけの魂をその身に宿していると思う?
正解は空を埋め尽くすほどの数だ。明るく輝いていた空がゴーストの大群によって黒く塗りつぶされていく。
悪食の王が何故二級に指定されているのか。それは単純な生き物として強さもあるが倒した後に、その身に囚われていたゴースト達が溢れ出すことが原因だ。ゴーストなどのアンデットを倒すには、強力な光魔法が必要となるが、この数を一気に倒せる者などほんの一握りだ。
「ブレスト、頼んだぞ」
怨嗟の言葉を吐きながら周囲に瘴気を放つおぞましい程の数のゴーストによって、命で溢れている森は死の気配に包まれてしまった。俺は結界の中に居るから平気だが、外の空気は生者が命を保っていられる環境では無い。ゴースト達による呪いと精神を破壊する怨嗟の声、魂すら汚す闇魔法に吸えば命を取られる瘴気。段々と周囲の気温は下がっていきゴースト達の発生源から見える程の冷気が溢れ出してきた。
不味い、命を吸い始めて温度が下がって来てる。早くしないと、周辺が死の森と化すぞ・・・・
大丈夫だとは分かっているけれど、冷気を発し始めたゴースト達に危機感を持ってしまう。だが、それでもブレストは手を何かを捧げるように掌を上に伸ばした状態から微動だにせず目を閉じ集中している。
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「「「「ナンデナンデナンデ」」」」
「「「「ニクイニクイ」」」」
「「「「シネシネシネ」」」」
「「「「イノチ、チョウダイ」」」」
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周囲の死の気配を塗り替えてしまう程の爆発的な魔力が発せられ、あまりの魔力量に可視化した光の柱の中にブレストは立っている。ここまでの魔力を発せられたら普通は気圧され立っている事すら出来ないものなのだが、ブレストから感じる光と魔力は温かく命に満ち溢れ神聖さを感じる。ゴースト達はその大量の魔力の放出に近付く事すら出来ないでいる。
「汝らは既に死した。命を求め怨嗟を吐き生者を襲おうとも汝らの苦痛は消える事は無く生という奇跡が起こる事は無い」
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「それを理解しながらも止まらず苦痛と憎悪により狂気へと魂を堕とした者達よ、今救済をここに」
低く落ち着いてはいるが力強い魔力の乗った言葉が周囲に響き渡る。そして、いつものような光りを発する魔法剣では無く純白の鞘に納められた刀を前に構えた手に作り出した。そして刀を持ち直し左手で鞘を上から持ち右手で柄を強く握りしめ目を見開く。
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「あの数のゴーストを一気に消滅させるなんて凄いな」
「消滅はさせて無いぞ。ただ痛みを消して正常に戻しただけだ」
「ふ~ん」
消し去ったのかと思ったけど、癒したって表現が正しいのかな?
「さて、少し時間掛かっちまったが、悪食の王の身体を回収して次行くぞ」
「は~い」
圧迫感と悪寒が消え去った俺は清々しい空気を胸いっぱい吸い込むと、悪食の王の回収を手伝うのだった。
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