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皇国復活編
俺、ヴィラスのお手伝いをするよ!
「エルディラン様の行方の検討が付いたのであれば、早く行かなくてはならないな」
「最初から鎮魂の地に行くつもりだったけれど、予想以上に物資を消耗しているから補充はしておかないとね」
「そうだな。水は何とかなるが食糧が不安だな」
「うむ、食糧であればセレルで補充できるはずだ」
「距離的には今までと比べればそうでも無いが、危険度で言うと跳ね上がるからしっかり準備しなくてはならないな」
エルディランの手掛かりを掴んだ俺達はすぐに鎮魂の地に行けるように話し始めたけど、ここに来るまでに水も食糧や服とかも消費しちゃってるから今直ぐには無理だよね。俺は魔力さえあれば良いけど、みんなは違うからね~
「それに、ディオクス殿と今後について色々話さなくてはならないから出発は数日後になるだろう」
「そうだな・・・・」
「各自準備を進めて、いつでも出られるようにしておくべきね」
「うむ、ヴィラス様が復活した影響も確認しなければならない」
早くエルディランの所に行きたいけど、やらなきゃいけない事が沢山だ。俺達の目的はヴィラスとエルディランの復活そして、窮地に陥っている町の救済だしセレルは安定しているように見えるけど隠れた問題があるかもしれないもんね~
「エルディランの元へは俺も行きたい所だが、暫くの間隅々まで管理出来ていなかった影響がある。だからしばらくはその調整をしなければならいから、一緒に行くことは出来ないぞ」
「ヴィラス様は多くの使命を持っていると言う事は承知しております」
「これは救って頂いた私達がやるべき事ですので」
「そっか~ヴィラスは一緒に行けないのか~」
ヴィラスが手伝ってくれれば百人力なんだけど、一緒に行けないのは残念だね。
「お前達に任せる事になるが頼んだぞ」
「はい!」
「勿論です!」
うん、俺達に任せてよね!絶対にエルディランを見つけて、汚染された魔力から助けてあげるんだからっ
次の目標を決めた俺達はゆっくりしている暇は無いと、すぐに行動へと移した。ウォルはディオクスと町の事を話すためにディオクスの家に行き、シャールクは町の状況を把握し物資を補給をするために町へと出かけ、レイランは魔法で町の困っていること解決できないか試しに行った。アルベルドは、セレルの人達の事を知っているので戦士達に挨拶と状況の確認そして、入り慣れている山に異変が無いか確認に行ってくれた。みんな俺も一緒に来ないかと言われたんだけど、ヴィラスが俺に手伝って欲しい事があると言ったのでみんなと一緒に行けなかったんだよね。
「それで、こんな所に来て何を手伝って欲しいの~?」
俺は今ヴィラスと一緒に燃え爛れる大地へと来ている。ヴィラスが復活したおかげで、火の魔力が前より治まってはいるけどまだまだ暑いんだよね~
「ここがどういう場所なのかは分かっているよな?」
「うん、汚染された魔力を焼き尽くすためにヴィラスがこの大地を燃やしたんだでしょ?」
「あぁその通りだ。俺はクーアの様に浄化の力を持っていないから、汚染された魔力を焼き尽くすしか無かったんだが・・・・今はクーアが居るだろう?」
「なるほど、俺にここを浄化して欲しいんだね?」
「話が早くて助かる。俺の知らない水の魔力を感じるが、あれはクーアがやったものだろう?」
「うん!俺達が通る為に少しだけでもこの大地を落ち着かせる必要があったからね。それと、俺はこの国の大地を復活させるために色々な所に水路を引いてるんだ」
「確かにクーアの水であれば忽ち大地を復活させることは可能だろうな。だが」
「勿論力加減はちゃんとやってるよ。水を長年飲んでも殆ど影響を与えないようにしてあるし、水の管理は俺じゃなくて精霊のリオに頼んであるから大丈夫!」
俺が作っている水だけどその力の調整はリオに任せてあるから俺の影響は出にくいし、人に害があったらすぐに教えて貰えるからね。
「あの水の精霊か・・・・確かに大地の化身である精霊であれば人間に悪影響を与える事無いだろうな」
「でしょでしょ~」
「精霊なんてどうやって見つけたんだ?」
「俺が生んだみたい!」
「そんな軽々と・・・・精霊はそう簡単に生まれないもんなんだぞ。清浄な魔力と精霊の本体とも言える物質、大量の魔力を含んだ環境が揃わなければ精霊は生まれない。確かにクーアであればその状況を作ることが出来るが、それが普通では無い事をしっかりと理解しておくように」
「は~い」
凄いことだとは理解しても生まれちゃうものは仕方ないよね。
「良い返事なんだが・・・・まぁ良い。それでクーアが居る事だしこの大地を正常に戻したいのだが出来るか?」
「ん~この広さと影響考えると・・・・浄化は出来るけど普通に戻すのは無理!」
「そうか・・・・」
「だけど無理なのは今の状態だとって意味だけどね。大地に宿る火の魔力をもっと抑えて貰えれば、少し時間は掛かっちゃうけど浄化することは出来ると思う」
「そうすれば、出来るんだな?」
「うん!」
汚染された魔力を浄化魔法で綺麗にすることは出来るけど、大地を正常な状態さらには植物豊かな大地へと戻すには火の魔力が多すぎて無理だね。俺は火と相性が悪くて、火の魔力を抑え込むには俺の水の魔力で飲み込むしか出来ないけどヴィラスが協力してくれるなら簡単に大地を戻すことは出来ると思う。
「分かった。それなら俺が火の魔力を全て受け止めよう」
「さ~てそれじゃあ・・・・あ!」
よっし、二人の竜種が力を合わせればすぐに大地を元に戻せるよ!と思ったけどちょっと待って!
「ん?どうしたんだ」
「大地を戻すのは賛成だけど、町の人達にはヴィラスが復活したことを教えて無いし俺が竜種だってことも教えて無いんだよね。だから、こんな大きな事をしちゃったら大変な騒ぎになっちゃわない?」
「確かにそうだな・・・・俺の事を秘密にしているのには理由があるだろうし俺の民が部外者に話すこともそんな機会も無いだろうが彼らの意図を無視するのも悪いな」
「だよね~どうしようか」
セレルの民にはヴィラスが復活したことを知らせていないんだよね~みんな大喜びしてくれるだろうけど、大昔から守護竜として崇められている存在が復活したとなったら大騒ぎになっちゃうだろうしな~
「むぅ、流石にこの大地が急に普通の大地に戻ったとなると流石に不自然か」
「自然現象では片付けられ無さそう」
「困ったな・・・」
この大地を放っておくことも良く無いし、いち早く元に戻したいんだけど・・・・そうだ!
「分かんない時はウォルに聞くのが良いよね。ディオクスの所に居るって言ってたし繋いでみるよ!」
「繋ぐ?」
俺は一時的に今居る場所からウォルの場所まで水路を引くと、前に使った水に姿を映し声を届ける魔法を発動してみた。
「ウォル~」
「クーアか、この魔法は前にもやっていたな・・・・どうしたんだ?」
「そこにディオクスもいるよね?」
「はい、クーア様」
丁度二人はディオクスの部屋でお話し中だったみたいで、呼ばれたディオクスがウォルの隣から姿を見せてくれた。
「なるほど、水鏡の魔法と似たようなものか」
「ヴィラス様もいらっしゃるのですね。このような魔法をお使いになられるとは何か急用でしょうか?」
「あのね~この燃え爛れる大地を元に戻したいんだけど、俺達の存在を言って無いのにいきなり戻ったら大騒ぎになるかどうか聞きたいんだ~」
「俺の復活を公表していないだろう?何か意図があるのかと思ってな」
俺は二人に説明するために燃え爛れる大地を映しながら説明すると、二人は顔を見合わせ少し考え込むと答えてくれた。
「ヴィラス様の復活を公表していないのは、国が混乱する可能性と他国からの注目を懸念しての事です。勿論、ヴィラス様が復活したことは国を挙げて宴を行う必要がありますが一部の者だけに知らせるのでは、余計な不安や事実の錯誤が起きかねないため、後日王族から全ての国民に公布するつもりです。我々の事情に巻き込んでしまい申し訳ございません」
「いや、国の為民の為であるのであれば俺が苦言を呈することは無い」
「ご寛大なお心に感謝いたします。それと、大地の再生の件ですが大規模な再生は流石に誤魔化すことが出来ませんので、出来れば控えて頂けると有難いです」
「ふむ・・・・だがこのまま放置するのは良く無いだろう」
「白風の民の長の進言させて頂くと、我々は長い間その火と共に生きてきたためその大地はヴィラス様の火だと思っている者もいます。その為急に火が消えた場合、ヴィラス様がその・・・・」
「俺が死んだと思う奴が出てくるって訳か」
「はい・・・・」
「それは良くないよね~」
ヴィラスはこうして生きているけどそれを知らさずにいるんだから余計な悲しみは無い方が良いもんね。だけど、この大地を放置するのは色々と良くないし・・・・どうしようかね~
「最初から鎮魂の地に行くつもりだったけれど、予想以上に物資を消耗しているから補充はしておかないとね」
「そうだな。水は何とかなるが食糧が不安だな」
「うむ、食糧であればセレルで補充できるはずだ」
「距離的には今までと比べればそうでも無いが、危険度で言うと跳ね上がるからしっかり準備しなくてはならないな」
エルディランの手掛かりを掴んだ俺達はすぐに鎮魂の地に行けるように話し始めたけど、ここに来るまでに水も食糧や服とかも消費しちゃってるから今直ぐには無理だよね。俺は魔力さえあれば良いけど、みんなは違うからね~
「それに、ディオクス殿と今後について色々話さなくてはならないから出発は数日後になるだろう」
「そうだな・・・・」
「各自準備を進めて、いつでも出られるようにしておくべきね」
「うむ、ヴィラス様が復活した影響も確認しなければならない」
早くエルディランの所に行きたいけど、やらなきゃいけない事が沢山だ。俺達の目的はヴィラスとエルディランの復活そして、窮地に陥っている町の救済だしセレルは安定しているように見えるけど隠れた問題があるかもしれないもんね~
「エルディランの元へは俺も行きたい所だが、暫くの間隅々まで管理出来ていなかった影響がある。だからしばらくはその調整をしなければならいから、一緒に行くことは出来ないぞ」
「ヴィラス様は多くの使命を持っていると言う事は承知しております」
「これは救って頂いた私達がやるべき事ですので」
「そっか~ヴィラスは一緒に行けないのか~」
ヴィラスが手伝ってくれれば百人力なんだけど、一緒に行けないのは残念だね。
「お前達に任せる事になるが頼んだぞ」
「はい!」
「勿論です!」
うん、俺達に任せてよね!絶対にエルディランを見つけて、汚染された魔力から助けてあげるんだからっ
次の目標を決めた俺達はゆっくりしている暇は無いと、すぐに行動へと移した。ウォルはディオクスと町の事を話すためにディオクスの家に行き、シャールクは町の状況を把握し物資を補給をするために町へと出かけ、レイランは魔法で町の困っていること解決できないか試しに行った。アルベルドは、セレルの人達の事を知っているので戦士達に挨拶と状況の確認そして、入り慣れている山に異変が無いか確認に行ってくれた。みんな俺も一緒に来ないかと言われたんだけど、ヴィラスが俺に手伝って欲しい事があると言ったのでみんなと一緒に行けなかったんだよね。
「それで、こんな所に来て何を手伝って欲しいの~?」
俺は今ヴィラスと一緒に燃え爛れる大地へと来ている。ヴィラスが復活したおかげで、火の魔力が前より治まってはいるけどまだまだ暑いんだよね~
「ここがどういう場所なのかは分かっているよな?」
「うん、汚染された魔力を焼き尽くすためにヴィラスがこの大地を燃やしたんだでしょ?」
「あぁその通りだ。俺はクーアの様に浄化の力を持っていないから、汚染された魔力を焼き尽くすしか無かったんだが・・・・今はクーアが居るだろう?」
「なるほど、俺にここを浄化して欲しいんだね?」
「話が早くて助かる。俺の知らない水の魔力を感じるが、あれはクーアがやったものだろう?」
「うん!俺達が通る為に少しだけでもこの大地を落ち着かせる必要があったからね。それと、俺はこの国の大地を復活させるために色々な所に水路を引いてるんだ」
「確かにクーアの水であれば忽ち大地を復活させることは可能だろうな。だが」
「勿論力加減はちゃんとやってるよ。水を長年飲んでも殆ど影響を与えないようにしてあるし、水の管理は俺じゃなくて精霊のリオに頼んであるから大丈夫!」
俺が作っている水だけどその力の調整はリオに任せてあるから俺の影響は出にくいし、人に害があったらすぐに教えて貰えるからね。
「あの水の精霊か・・・・確かに大地の化身である精霊であれば人間に悪影響を与える事無いだろうな」
「でしょでしょ~」
「精霊なんてどうやって見つけたんだ?」
「俺が生んだみたい!」
「そんな軽々と・・・・精霊はそう簡単に生まれないもんなんだぞ。清浄な魔力と精霊の本体とも言える物質、大量の魔力を含んだ環境が揃わなければ精霊は生まれない。確かにクーアであればその状況を作ることが出来るが、それが普通では無い事をしっかりと理解しておくように」
「は~い」
凄いことだとは理解しても生まれちゃうものは仕方ないよね。
「良い返事なんだが・・・・まぁ良い。それでクーアが居る事だしこの大地を正常に戻したいのだが出来るか?」
「ん~この広さと影響考えると・・・・浄化は出来るけど普通に戻すのは無理!」
「そうか・・・・」
「だけど無理なのは今の状態だとって意味だけどね。大地に宿る火の魔力をもっと抑えて貰えれば、少し時間は掛かっちゃうけど浄化することは出来ると思う」
「そうすれば、出来るんだな?」
「うん!」
汚染された魔力を浄化魔法で綺麗にすることは出来るけど、大地を正常な状態さらには植物豊かな大地へと戻すには火の魔力が多すぎて無理だね。俺は火と相性が悪くて、火の魔力を抑え込むには俺の水の魔力で飲み込むしか出来ないけどヴィラスが協力してくれるなら簡単に大地を戻すことは出来ると思う。
「分かった。それなら俺が火の魔力を全て受け止めよう」
「さ~てそれじゃあ・・・・あ!」
よっし、二人の竜種が力を合わせればすぐに大地を元に戻せるよ!と思ったけどちょっと待って!
「ん?どうしたんだ」
「大地を戻すのは賛成だけど、町の人達にはヴィラスが復活したことを教えて無いし俺が竜種だってことも教えて無いんだよね。だから、こんな大きな事をしちゃったら大変な騒ぎになっちゃわない?」
「確かにそうだな・・・・俺の事を秘密にしているのには理由があるだろうし俺の民が部外者に話すこともそんな機会も無いだろうが彼らの意図を無視するのも悪いな」
「だよね~どうしようか」
セレルの民にはヴィラスが復活したことを知らせていないんだよね~みんな大喜びしてくれるだろうけど、大昔から守護竜として崇められている存在が復活したとなったら大騒ぎになっちゃうだろうしな~
「むぅ、流石にこの大地が急に普通の大地に戻ったとなると流石に不自然か」
「自然現象では片付けられ無さそう」
「困ったな・・・」
この大地を放っておくことも良く無いし、いち早く元に戻したいんだけど・・・・そうだ!
「分かんない時はウォルに聞くのが良いよね。ディオクスの所に居るって言ってたし繋いでみるよ!」
「繋ぐ?」
俺は一時的に今居る場所からウォルの場所まで水路を引くと、前に使った水に姿を映し声を届ける魔法を発動してみた。
「ウォル~」
「クーアか、この魔法は前にもやっていたな・・・・どうしたんだ?」
「そこにディオクスもいるよね?」
「はい、クーア様」
丁度二人はディオクスの部屋でお話し中だったみたいで、呼ばれたディオクスがウォルの隣から姿を見せてくれた。
「なるほど、水鏡の魔法と似たようなものか」
「ヴィラス様もいらっしゃるのですね。このような魔法をお使いになられるとは何か急用でしょうか?」
「あのね~この燃え爛れる大地を元に戻したいんだけど、俺達の存在を言って無いのにいきなり戻ったら大騒ぎになるかどうか聞きたいんだ~」
「俺の復活を公表していないだろう?何か意図があるのかと思ってな」
俺は二人に説明するために燃え爛れる大地を映しながら説明すると、二人は顔を見合わせ少し考え込むと答えてくれた。
「ヴィラス様の復活を公表していないのは、国が混乱する可能性と他国からの注目を懸念しての事です。勿論、ヴィラス様が復活したことは国を挙げて宴を行う必要がありますが一部の者だけに知らせるのでは、余計な不安や事実の錯誤が起きかねないため、後日王族から全ての国民に公布するつもりです。我々の事情に巻き込んでしまい申し訳ございません」
「いや、国の為民の為であるのであれば俺が苦言を呈することは無い」
「ご寛大なお心に感謝いたします。それと、大地の再生の件ですが大規模な再生は流石に誤魔化すことが出来ませんので、出来れば控えて頂けると有難いです」
「ふむ・・・・だがこのまま放置するのは良く無いだろう」
「白風の民の長の進言させて頂くと、我々は長い間その火と共に生きてきたためその大地はヴィラス様の火だと思っている者もいます。その為急に火が消えた場合、ヴィラス様がその・・・・」
「俺が死んだと思う奴が出てくるって訳か」
「はい・・・・」
「それは良くないよね~」
ヴィラスはこうして生きているけどそれを知らさずにいるんだから余計な悲しみは無い方が良いもんね。だけど、この大地を放置するのは色々と良くないし・・・・どうしようかね~
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