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29、やっと1つになれたね

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「ご、ごめん、大丈夫、大丈夫だから……」

「冷司は何が怖い?」

ゴクンとツバを飲み、冷司が光輝に右手を伸ばす。
その手を取って、光輝がキスをして自分の頬に当てた。

「世界が……変わってしまいそうな気がするんだ。
光輝は、僕とセックスしちゃったら……光輝は、いなくならない?」

「いなくならないよ、俺はずっと冷司と一緒にいるから」

「時々、光輝が本当に帰ってくるのか、待ってるのが怖いんだ」

「何言ってるの、冷司は俺の家だから。大丈夫だよ」

スウッと、冷司が深呼吸する。
不安を吐露して、落ち着いたみたいだ。

「うん、大丈夫。落ち着いたから。続けて、今のところ、痛くない」

「いい子だ。以外とスムーズに入った。
あとはもっともっと、冷司の身体と1つになるんだ」

「うん、うん、ごめんね。怖がりでごめん」

冷司が涙を拭いて笑う。
光輝が彼の頬を撫で、そして身を起こした。

「行くよ」

ローションを足して、冷司の足を腕にかけ、グッと突き入れて行く。
ペニスが、ズルズルと、アナルの中へと埋もれて行く。

「あっ!あっ!あっ!」

冷司は相当の圧迫感を感じているに違いない。
ズルリ、ズルリとペニスが冷司の中をかき分け挿入されるたびに、大きく口を開けて、背中を反らせてビクビクもだえ、ヒイヒイ声を上げた。

「あーーーーーーーっ、あっ、あっ、あーーーーーーーー!
うああああいいぃぃぃーーーーーーーーー……
おっき、おっきいよおーーー、熱い、熱いよぉ、くぅぅ、うっ!うっ!」

ハヒハヒ息が切れ始める。
心臓は、また鼓動が大きくなり響く。
はあはあ、息を切らしながら、アナルの感触だけに冷司は集中していた。

凄い、やっぱり凄い、大きい、大きくて硬くて熱い。
こう、何かずっしりとしたものが直腸を充満して押し広げている。
それだけで感覚はいっぱいで、これで快感なんて感じるのかわからない。

「もうちょっと、もうちょっとだから」

「はあはあはあはあ、は、入った?あっ、あっ、あーーっ!」

「もう少し、……もう少し、あーーーでそう、」

ぬるぬるぬると、押し返そうとする狭い穴にギュウギュウ押し込まれて、その締め付けは女性の性器とは比べものにならない。

「あーーーー、入った。全部入った」

ピタリと、冷司のお尻に光輝の下腹部が密着する。

2人は、そろって大きく息を吐いた。

「はあはあはあ、やっと、最後まで、はあはあ、セックス出来たね。」

「あー、まだまだ、俺は動きたい、早く動きたい」

「待って、ちょっと待って、」

冷司が何度も大きく深呼吸する。

「う~~冷司、俺は余裕ねえー、とにかく一回出させて」

「はあ、ふう、うん」

冷司はホッとした表情と、不安な表情が入り交じっている。
だが、今は全く余裕が無い。
こすりたい、こすりたい欲求が全部を上まわる。

「あー、ごめん、先に謝っとく」

ヌルンと、カリまで引き抜いた。

「うあっ!」

気持ち悪いのか、ギュッと目を閉じて顔をそらした。
ローションを足し、塗り込んで足を抱え直し、腰を据えた。

グッと突き入れる。
ヌルンと抜く。

「ひぃっ!」

冷司は顔を手で覆って見えない。
抜き差しするたびに、ひっ、ひっ、と、息を詰めたような悲鳴を上げる。

ぬちゅ、チュッ、 ぬちゅ、チュッ、

「ふう、ふう、冷司、顔見せて。俺にエロい顔見せて」

「ひ、ひ、やだぁ、あっ!あっ!」

冷司が顔から手を離し、顔を振って枕を掴む。
頭の下から枕を抜いて、横に放ってシーツをつかんだ。

クチュッ、チュッ、チュッ

抽挿の音が、ローションで水っぽく、いやらしい音を立てる。
その音が、余計に欲情させる。
薄闇の中で冷司のペニスも硬く立ち上がり、ひどく興奮しているのが見えた。

「あーー……あっ!!ひいっ!いっ、いっ!」

「す、凄い、なんか、アナルセックスって凄い」

冷司の息づかいが、そして光輝も次第に早くなる。

チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、

抽挿が早くなり、そして次第に力強くなっていく。

2人の肉のぶつかる音が、パン、パン、パン、パンと音を立てる。

「んあっ!あっ!あっ!あーっ!
ひいっ!はあっ!あっ!
うあっ!ああっ!!あっ!」

冷司がもだえながら、指をかみ声を抑える。
息が上がって指を離し、シーツを掴んで身体を弓なりにして大きく口を開け息をつく。
右に、左に身体をねじるとそのたびに光輝の激しく突くペニスが違う感覚を生んで、悲鳴を上げたくなる。

「ひぎ……ぃっ!あーーーっ!!!」

凄い、凄い!大きなものが激しく出入りして、お腹の中がかき混ぜられる。
ドンと突かれると、身体中が波立ち、ズルリと引かれると水を抜かれたように全部が無くなりそうになる。

あっあっ!!気持ちいい!!
気持ちいいところがこすられて、ドスンと突かれて腰が砕けそうになる。

「もっと、もっと、はあはあ、こすって、光輝!ああ!コウッ!アッ!アッ!
はあはあはあ、もっと、もっと!!はあはあ、あっあっあーーー!!
イイッ!イイッ!いいよぉーーー!!」

パンパンと打ち込まれるごとに、冷司の声が大きくなって行き、足がガクガク震え、ペニスからミルクが飛び出して腹に落ちる。

「ハアッ!ハアッ!ハアッ!ハアッ!もっと、もっと突いて、もっとぉー

ひいっ!いひいっ!!ああっ!いっ!あっ!」

薄闇の中、白い冷司の身体がのたうち、シーツを引き裂きそうに身もだえる。
その姿がなまめかしい。

クソ、なんてエロいんだ、冷司!こんなお前見たらたまらない。
凄い、凄い、気持ちいい、
あああ、マジで締めつけ半端ない。
腰が止まらない。

「くっ、うくっ、くーー!ああ、すげえ気持ちいい」

「ハッ!ハッ!ハアッ!ハアッ!」

冷司は声も無くうなずく。

パンパンパンパンパンパンパンパン!

パンパンパンパンパンパンパンパン!

「はあ、はあ、はあ、はあ、

んっ!ううっ!んっ!んっ!んーーーっ!」

光輝がブルブルと尻を震わせ、残さず出し切るように何度も打ち付ける。
射精して息を付くと、ぐったり冷司にもたれかかった。
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