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アフターストーリー
第4話ー② 夢、叶うまで
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全国ツアーが決まってから、数日後――。
しおんと真一は事務所のレッスンルームでライブを見据えた練習を始めていた。
「――ここ、もっとあがる曲にするか?」
「うーん。そうだね。でも後半に向けて盛り上げたいし、前半はミドルテンポの曲がいいかな」
「そうか。そうしよう!」
そんなこんなで練習は続き、数時間後が経っていた。
「今日はこれくらいにしようか」
しおんがアコースティックギターを下ろしながら真一にそう言うと、
「そうだね。根詰めしすぎるのも良くはないし」
真一はそう言ってはちみつジンジャードリンク(あやめの指導の下、真一が自作したもの)を飲んだ。
「おう! じゃあ、帰ろうぜ!」
そして2人は事務所のレッスンルームを後にした。
――帰宅途中。
「そういえば、凛子の件。よかったね」
真一は隣を歩くしおんの顔を見て、ニヤリと笑いながらそう言った。
「よ、よかったって何が!?」
しかも、なんだその何かを含んだ顔は――!
しおんはそう思いながら、狼狽える。
「え、だって……一緒にライブをしたかったんでしょ?」
そう言って真一は首を傾げた。
そんな真一を見て、しおんは自分が変な勘違いをしてしまったことを少し恥ずかしく思った。
いや、今のは紛らわしい言い方をした真一が悪い――!
しおんはそれからため息を吐くと、
「まあ、そうだけどさ。でもなんだか、緊張するな……」
そう言って顔を強張らせた。
「僕たちは僕たちにできる音楽をやればいい。それに、せっかくに全国ツアーでしょ。ファンの人たちが楽しんでくれるようなライブにすることが、大事なんじゃない?」
真一はそう言って微笑む。
ファンの人たちが楽しんでくれるライブ、か――
「ああ、そうだな。楽しもう! 俺たちも!!」
しおんは満面の笑みで真一にそう答えた。
「うん! その意気だよ」
そして真一としおんは住んでいるシェアハウスへと戻って行った。
――シェアハウスにて。
「ただいま戻りました」
しおんがそう言って、真一と共に屋内に入ると、
「おう! お帰り!! 待ってたぞ!!」
『ASTER』のドラマー、哲郎は共同のキッチンスペースから顔を出してそう言った。
筋トレで鍛えられているその身体に、人気カフェで見たことのあるような緑のスタイリッシュなエプロンというミスマッチな姿で、今日も夕食の準備をしてくれていたんだろうな、としおんは微笑む。
「ただいまです……」
真一は恥ずかしそうに哲郎へそう言った。
「おお! クールな真一が珍しく、ただいまの挨拶を!! 嬉しいねえ」
そう言ってニコニコと笑う哲郎。
哲郎の言葉を聞いた真一は、顔を赤くしてカタカタと震えた。
「ぷっ。照れてんのか、真一」
そう言って肩を震わせるしおん。
「う、うるさいっ!!」
そう言って真一はしおんを睨みつける。
しおんはそんな真一を見ながら、腹を抱えて大笑いをしたのだった。
「んじゃ、晩飯の用意は俺と陽太でしたから、お前らはさっさと着替えてこいよ!」
「忙しいのに、いつもありがとうございます」
しおんがそう言って軽く頭を下げると、
「良いってことよ! ツアー決まってお前らだって忙しいだろ? それに。可愛い後輩の世話をするのが、先輩の役目ってもんだ!」
そう言って哲郎はニッと笑った。
「あ、ありがとうございます……」
真一は嬉しそうに小さな声でそう言った。
しおんはそんな真一を見て微笑んだのち、「じゃあ、また」と哲郎に告げて、真一と共に2階にある自分の部屋へ向かった。
――しおんの部屋にて。
しおんは持っていたアコースティックギターを下ろし、胡坐をかいて座った。
「はあ。今日も良い音を出せたな……」
そう呟きながら、天井を見つめるしおん。
凛子もツアーに――
そう思い、しおんは微笑んでいた。
「ちゃんとライバルって思ってくれているのかな」
そしてしおんはふと、最近の凛子の活躍を思い返す。
* * *
昼の時間帯で放映されていた情報番組に、凛子は出演していた。
『朝の連続テレビドラマでの主演が決まりましたね!』
インタビュアーはそう言って凛子にマイクを向ける。
『はい! 前回は台詞一言で終わってしまう役でしたので、今回はまさかという思いです!』
凛子は胸に手を当てて、嬉しそうに笑ってそう言った。
『それでは、楽しみにしてくださっているファンの皆さんへ一言、お願いします!』
凛子はカメラに視線を向けると、
『皆さんの朝にたくさんの笑顔をお届けできるよう、精進いたします! お楽しみに!!』
そう言って満面の笑みをしたのだった。
『はい、ありがとうございました! 知立凛子さんでした!』
* * *
「朝の連続テレビドラマって、若手女優の登竜門みたいなもん、だよな。それに撮影もすごくタイトだって、昔テレビで観たことあったけど……スケジュール的に俺たちのツアーに参加して大丈夫なのか?」
そんなことを呟き、腕を組んで「うーん」と唸るしおん。
でも、もしそんな大変な中で参加してくれるって言うのなら、俺はそれに応えないとな――!
「よっし、新曲でも作るか!!」
そう言ってアコースティックギターを手に取るしおん。すると、
「しおん、着替えた? みんな待ってるよ」
扉越しにそう言う真一の声が聞こえる。
「あ、ああ! ちょっと先に行っていてくれ!」
「わかった」
そして真一はしおんの部屋の前から去って行った。
「まあ飯が終わってからにすっか」
それからしおんは着替えを済まし、部屋を出て、真一たちと夕食を楽しんだのだった。
――夕食後。
「じゃあ、気を取り直して――」
そしてアコースティックギターを手に取り、しおんは作曲を始める。
真一、驚くかな――
そんなことを思いながら、ニヤニヤと笑いながらギターの音を鳴らすしおん。
そして、
「しおん? ちょっと入るよ」
そう言って真一が部屋に入ってきた。
「し、真一!?」
「はあ。やっぱり――」
ギターを抱えるしおんを見て、そう呟く真一。
「なんで!?」
「いや。隣の部屋だし。それに、ここのシェアハウスは防音設備があるって言っても多少は聴こえるんだよ」
「あ……」
そして真一はしおんの隣に腰を下ろす。
「新曲作るのなら、僕にも相談してよ。僕たちは……い、一緒にやっているんだから」
恥ずかしそうにそう言う真一。
「ははは! そうだよな! ごめんごめん!!」
そう言って頭を掻くしおん。
俺はまた1人で勝手に先走っちまったってことか――
「それで? どんな曲にするの?」
そう言いながら、真一はしおんの前に広げられているノートを覗き込む。
「うーん。イメージはまだ固まっていないんだよな……でも、せっかく凛子もライブに来るのなら、一緒に楽しめる曲がいいなって思ってさ!」
しおんはそう言ってニッと笑う。
「ああ、そういうこと。凛子のために曲を書いていたわけね」
真一はノートを見ながら、淡々とそう言った。
「は、はあ!? そういうことじゃねえって!!」
「今、そういうことっぽいことを言っていたよ」
そう言って楽しそうに笑う真一。
「だから違うって!! とりあえず、新曲作るぞ!!」
「はいはい」
それからしおんと真一は時間が許す限り、新曲の制作を続けたのだった。
しおんと真一は事務所のレッスンルームでライブを見据えた練習を始めていた。
「――ここ、もっとあがる曲にするか?」
「うーん。そうだね。でも後半に向けて盛り上げたいし、前半はミドルテンポの曲がいいかな」
「そうか。そうしよう!」
そんなこんなで練習は続き、数時間後が経っていた。
「今日はこれくらいにしようか」
しおんがアコースティックギターを下ろしながら真一にそう言うと、
「そうだね。根詰めしすぎるのも良くはないし」
真一はそう言ってはちみつジンジャードリンク(あやめの指導の下、真一が自作したもの)を飲んだ。
「おう! じゃあ、帰ろうぜ!」
そして2人は事務所のレッスンルームを後にした。
――帰宅途中。
「そういえば、凛子の件。よかったね」
真一は隣を歩くしおんの顔を見て、ニヤリと笑いながらそう言った。
「よ、よかったって何が!?」
しかも、なんだその何かを含んだ顔は――!
しおんはそう思いながら、狼狽える。
「え、だって……一緒にライブをしたかったんでしょ?」
そう言って真一は首を傾げた。
そんな真一を見て、しおんは自分が変な勘違いをしてしまったことを少し恥ずかしく思った。
いや、今のは紛らわしい言い方をした真一が悪い――!
しおんはそれからため息を吐くと、
「まあ、そうだけどさ。でもなんだか、緊張するな……」
そう言って顔を強張らせた。
「僕たちは僕たちにできる音楽をやればいい。それに、せっかくに全国ツアーでしょ。ファンの人たちが楽しんでくれるようなライブにすることが、大事なんじゃない?」
真一はそう言って微笑む。
ファンの人たちが楽しんでくれるライブ、か――
「ああ、そうだな。楽しもう! 俺たちも!!」
しおんは満面の笑みで真一にそう答えた。
「うん! その意気だよ」
そして真一としおんは住んでいるシェアハウスへと戻って行った。
――シェアハウスにて。
「ただいま戻りました」
しおんがそう言って、真一と共に屋内に入ると、
「おう! お帰り!! 待ってたぞ!!」
『ASTER』のドラマー、哲郎は共同のキッチンスペースから顔を出してそう言った。
筋トレで鍛えられているその身体に、人気カフェで見たことのあるような緑のスタイリッシュなエプロンというミスマッチな姿で、今日も夕食の準備をしてくれていたんだろうな、としおんは微笑む。
「ただいまです……」
真一は恥ずかしそうに哲郎へそう言った。
「おお! クールな真一が珍しく、ただいまの挨拶を!! 嬉しいねえ」
そう言ってニコニコと笑う哲郎。
哲郎の言葉を聞いた真一は、顔を赤くしてカタカタと震えた。
「ぷっ。照れてんのか、真一」
そう言って肩を震わせるしおん。
「う、うるさいっ!!」
そう言って真一はしおんを睨みつける。
しおんはそんな真一を見ながら、腹を抱えて大笑いをしたのだった。
「んじゃ、晩飯の用意は俺と陽太でしたから、お前らはさっさと着替えてこいよ!」
「忙しいのに、いつもありがとうございます」
しおんがそう言って軽く頭を下げると、
「良いってことよ! ツアー決まってお前らだって忙しいだろ? それに。可愛い後輩の世話をするのが、先輩の役目ってもんだ!」
そう言って哲郎はニッと笑った。
「あ、ありがとうございます……」
真一は嬉しそうに小さな声でそう言った。
しおんはそんな真一を見て微笑んだのち、「じゃあ、また」と哲郎に告げて、真一と共に2階にある自分の部屋へ向かった。
――しおんの部屋にて。
しおんは持っていたアコースティックギターを下ろし、胡坐をかいて座った。
「はあ。今日も良い音を出せたな……」
そう呟きながら、天井を見つめるしおん。
凛子もツアーに――
そう思い、しおんは微笑んでいた。
「ちゃんとライバルって思ってくれているのかな」
そしてしおんはふと、最近の凛子の活躍を思い返す。
* * *
昼の時間帯で放映されていた情報番組に、凛子は出演していた。
『朝の連続テレビドラマでの主演が決まりましたね!』
インタビュアーはそう言って凛子にマイクを向ける。
『はい! 前回は台詞一言で終わってしまう役でしたので、今回はまさかという思いです!』
凛子は胸に手を当てて、嬉しそうに笑ってそう言った。
『それでは、楽しみにしてくださっているファンの皆さんへ一言、お願いします!』
凛子はカメラに視線を向けると、
『皆さんの朝にたくさんの笑顔をお届けできるよう、精進いたします! お楽しみに!!』
そう言って満面の笑みをしたのだった。
『はい、ありがとうございました! 知立凛子さんでした!』
* * *
「朝の連続テレビドラマって、若手女優の登竜門みたいなもん、だよな。それに撮影もすごくタイトだって、昔テレビで観たことあったけど……スケジュール的に俺たちのツアーに参加して大丈夫なのか?」
そんなことを呟き、腕を組んで「うーん」と唸るしおん。
でも、もしそんな大変な中で参加してくれるって言うのなら、俺はそれに応えないとな――!
「よっし、新曲でも作るか!!」
そう言ってアコースティックギターを手に取るしおん。すると、
「しおん、着替えた? みんな待ってるよ」
扉越しにそう言う真一の声が聞こえる。
「あ、ああ! ちょっと先に行っていてくれ!」
「わかった」
そして真一はしおんの部屋の前から去って行った。
「まあ飯が終わってからにすっか」
それからしおんは着替えを済まし、部屋を出て、真一たちと夕食を楽しんだのだった。
――夕食後。
「じゃあ、気を取り直して――」
そしてアコースティックギターを手に取り、しおんは作曲を始める。
真一、驚くかな――
そんなことを思いながら、ニヤニヤと笑いながらギターの音を鳴らすしおん。
そして、
「しおん? ちょっと入るよ」
そう言って真一が部屋に入ってきた。
「し、真一!?」
「はあ。やっぱり――」
ギターを抱えるしおんを見て、そう呟く真一。
「なんで!?」
「いや。隣の部屋だし。それに、ここのシェアハウスは防音設備があるって言っても多少は聴こえるんだよ」
「あ……」
そして真一はしおんの隣に腰を下ろす。
「新曲作るのなら、僕にも相談してよ。僕たちは……い、一緒にやっているんだから」
恥ずかしそうにそう言う真一。
「ははは! そうだよな! ごめんごめん!!」
そう言って頭を掻くしおん。
俺はまた1人で勝手に先走っちまったってことか――
「それで? どんな曲にするの?」
そう言いながら、真一はしおんの前に広げられているノートを覗き込む。
「うーん。イメージはまだ固まっていないんだよな……でも、せっかく凛子もライブに来るのなら、一緒に楽しめる曲がいいなって思ってさ!」
しおんはそう言ってニッと笑う。
「ああ、そういうこと。凛子のために曲を書いていたわけね」
真一はノートを見ながら、淡々とそう言った。
「は、はあ!? そういうことじゃねえって!!」
「今、そういうことっぽいことを言っていたよ」
そう言って楽しそうに笑う真一。
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