144 / 161
南国へ国外逃亡できたよ
新しい友人と婚約パーティー
しおりを挟む
名前を呼ばれたので、返事をして顔を上げる私。そこにいたのは、いつも感じの悪い宰相子息だった。
何だ?1人寂しく勉強する私に、嫌味でも言いに来たか?思わず、警戒してしまう私。
「あの?何か御用でしょうか?」
「あ、いや。邪魔をしに来た訳ではないのだが。…いつも、頑張っているみたいだが、あまり無理をし過ぎるのは良くないと思う。何というか、その…。とにかく、君は今のままで十分凄いってことだ。」
「…それはありがとうございます。」
何が言いたいのだろう?まともに話したことがない人に、いきなり話しかけられてもねぇ。
「…ああ。悪いな。邪魔をしたみたいだ。」
「いえ、気になさらず。ただレポートを書いているだけですので。」
「レポート?そんな課題あったか?」
「課題ではないのですが、早く卒業したいので、レポートをまとめているのです。」
「早く卒業したい?どうして?」
「早く自立したいのですわ。1人で生きていけるようになりたいのです。」
「……そこまで?そこまで追い込むなんて。」
「えっ?」
なぜが深刻な表情をする宰相子息。
「…君が結果を出す為に、誰よりも努力しているのは分かっている。でも、体は大事にして欲しい。…失礼する。」
言いたいことだけを言って、去って行ってしまった。意味が分からない。
宰相子息は、その日を境に図書室で勉強していると、ちょくちょく話しかけて来るようになった。気付いたら、ヤツも近くの席で勉強していることが多くなり、図書室友達みたいになっていた。慣れてみて気付くが、話してみたら悪い人ではなかった。
実は彼の名前を知らなかった私。今更名前を聞いてみた。
「カーティス・ベイリーだ。」
恥ずかしそうに教えてくれた。この人、よく見ると綺麗な顔をしている。髪も深緑のサラサラした髪で綺麗だし、もっと感じよくすればいいのにね。本人には言えないけど。まぁ、前みたいに睨まれたりすることもないから、いいか。
そして、かわいい後輩のクラーク様も、そこに来て勉強をする事が多くなった。何とも言えない雰囲気だが、さっさとレポートを仕上げたい私は、気にしないことにした。
それなりに、充実した日を送っていたある日。お母様から、マーフィー侯爵家の婚約パーティーに参加して欲しいと言われる。えー!
お母様の話だと、侯爵家の伯母様の強い希望らしい。参加する事で、婚約した2人を祝福していると好意的に見られるからだと言う。コリンズ伯爵家は、親族になるから家族全員で招待されているらしい。要するに断れないヤツね。しかも、ドレスやアクセサリーなどは伯母様がプレゼントしてくれると言うのだ。今回のお詫びもあるらしいから、お母様は受け取ったわよと言っていた。
そしてパーティー当日。1週間くらい前から、ブライダルエステばりに磨かれた私。伯母様からプレゼントされた、品の良いラベンダー色のドレスは、何と今流行りのデザイナーのドレスで、かなりお高いらしい。確かに宝石や刺繍が細かくて、デザインが凝っている。お母様は、仕上がった私を見てニヤリと笑う。
「ふふっ!今日の主役はマリアね!」
実は、私は今日は家族とは別行動の予定になっている。あの宰相子息のベイリー様が、なぜかエスコートをしてくれると言ってくれたからだ。
パーティーの少し前に、ベイリー様が聞きにくそうに、私はパーティーに参加するのかと聞いて来たので、参加すると答えた私。すると、ベイリー様が友人としてエスコートさせて欲しいと言ってくれたのだ。知らなかったのだが、彼は公爵家の嫡男らしく、悪意を持って近づいてくる者がいたら、追い払うくらいは出来るからと言ってくれた。更に、家族とパーティーに行くよりも、誰か令息と行った方が、可哀想な人に見えないだろう?とまで言ってくれたのだ。えー、この人、実はいい人?と私はビックリしてしまった。
しかも、お父様とお母様に手紙で許可まで取ってくれた。それで今日はベイリー様のエスコートで行くことになったのだ。そして、お母様がなぜか大喜びしていた。お兄様は微妙な反応だった。
時間ピッタリに迎えに来たベイリー様。スラっとした体格に、綺麗な顔なので、フロックコートをカッコよく着こなしている。多分、私が知らなかっただけで、彼のファンも沢山いるのだろうね。公爵子息だし。ベイリー様は、私を見て恥ずかしそうに
「マリア嬢、綺麗だな。…今日は君をエスコート出来ることを嬉しく思う。」
「ベイリー様も、とても素敵ですわ。今日はよろしくお願いします。」
「まあまあ、2人とも、仲が良くて何よりね。私達は先に出発するから、2人はゆっくり来なさいね。」
ニコニコのお母様に、苦笑いのお父様、無表情のお兄様は先に出発して行った。
「マリア嬢、今更なのだが…、私のことはカーティスと呼んで欲しい。」
確かに、夜会にエスコートしてもらうのに、家名で呼ぶのもね…。
「分かりました。カーティス様とお呼び致しますわ。」
「ああ。じゃあ、行こうか!」
公爵家のリッチな馬車に乗せられて、懐かしの?マーフィー侯爵家へ。いつもの玄関ではなく、敷地内のパーティーホールの入口前に馬車が止まる。カーティス様のエスコートで馬車を降りると、入口の所に伯母様やオスカー様、じゃなくてマーフィー卿と婚約者のガザフィー男爵令嬢がいて、招待客を出迎えていた。
「マリア嬢、ここからは私が盾になるから、君は何も心配しなくていい。」
えー!そこまで、いい人だったのー?
「ありがとうございます。頼りにしてますわ。」
思わず、笑顔になる私。カーティス様も、優しく微笑んでいた。なんだ、笑顔も出来るのね。
前にいた招待客の挨拶が終わり、私達が伯母様達の正面に移動する。
「まあ!マリア、よく来てくれたわね。ドレスも素敵だわ。貴女に良く似合っているわね。とっても綺麗よ。」
伯母様は、普通に私に会えた事を喜んでいるようだった。
「伯母様、今日はお招きありがとうございます。そして、素敵なドレスをありがとうございました。嬉しかったですわ。」
「元気そうで良かったわ。マリア、そちらは?」
すると、カーティス様が綺麗な所作で礼をする。流石だわね。
「カーティス・ベイリーと申します。マリア嬢とは、いつも一緒に勉強させて頂いております。本日は招待して頂き、ありがとうございます。」
「まあ、ベイリー公爵家の!宰相様の子息ね!よく来て下さったわ。楽しんでらしてね。」
伯母様に挨拶したので、今日の主役な2人にも挨拶しないとね。気不味いけどさ。
「本日はおめでとうございます。ご招待ありがとうございます。」
最高の笑顔でお祝いを伝える私。そして、
「ベイリー公爵家、長男のカーティスと申します。本日は、おめでとうございます。」
カーティス様も、今まで見たことがないような笑顔で挨拶している。公爵令息はすげーな!
「…ありがとうございます。楽しんで行って下さい。」
「…ありがとうございます。」
「お似合いの素敵なカップルですね。きっとみんなが祝福するでしょう。後ろが来ているから、私達はこれで…。マリア嬢、うちの両親が中にいるはずなんだ。君に会いたがっていたから早く行こうか。」
は?いつもとキャラが違いすぎなんですけど。
でも、私が無理に喋らずに済むように、この人が喋ってくれているのだろう。多分、この人なりの優しさと気遣いね。
しかし、あのマーフィー卿とガザフィー男爵令嬢の2人、予想はしていたけど…、微妙ね。
何だ?1人寂しく勉強する私に、嫌味でも言いに来たか?思わず、警戒してしまう私。
「あの?何か御用でしょうか?」
「あ、いや。邪魔をしに来た訳ではないのだが。…いつも、頑張っているみたいだが、あまり無理をし過ぎるのは良くないと思う。何というか、その…。とにかく、君は今のままで十分凄いってことだ。」
「…それはありがとうございます。」
何が言いたいのだろう?まともに話したことがない人に、いきなり話しかけられてもねぇ。
「…ああ。悪いな。邪魔をしたみたいだ。」
「いえ、気になさらず。ただレポートを書いているだけですので。」
「レポート?そんな課題あったか?」
「課題ではないのですが、早く卒業したいので、レポートをまとめているのです。」
「早く卒業したい?どうして?」
「早く自立したいのですわ。1人で生きていけるようになりたいのです。」
「……そこまで?そこまで追い込むなんて。」
「えっ?」
なぜが深刻な表情をする宰相子息。
「…君が結果を出す為に、誰よりも努力しているのは分かっている。でも、体は大事にして欲しい。…失礼する。」
言いたいことだけを言って、去って行ってしまった。意味が分からない。
宰相子息は、その日を境に図書室で勉強していると、ちょくちょく話しかけて来るようになった。気付いたら、ヤツも近くの席で勉強していることが多くなり、図書室友達みたいになっていた。慣れてみて気付くが、話してみたら悪い人ではなかった。
実は彼の名前を知らなかった私。今更名前を聞いてみた。
「カーティス・ベイリーだ。」
恥ずかしそうに教えてくれた。この人、よく見ると綺麗な顔をしている。髪も深緑のサラサラした髪で綺麗だし、もっと感じよくすればいいのにね。本人には言えないけど。まぁ、前みたいに睨まれたりすることもないから、いいか。
そして、かわいい後輩のクラーク様も、そこに来て勉強をする事が多くなった。何とも言えない雰囲気だが、さっさとレポートを仕上げたい私は、気にしないことにした。
それなりに、充実した日を送っていたある日。お母様から、マーフィー侯爵家の婚約パーティーに参加して欲しいと言われる。えー!
お母様の話だと、侯爵家の伯母様の強い希望らしい。参加する事で、婚約した2人を祝福していると好意的に見られるからだと言う。コリンズ伯爵家は、親族になるから家族全員で招待されているらしい。要するに断れないヤツね。しかも、ドレスやアクセサリーなどは伯母様がプレゼントしてくれると言うのだ。今回のお詫びもあるらしいから、お母様は受け取ったわよと言っていた。
そしてパーティー当日。1週間くらい前から、ブライダルエステばりに磨かれた私。伯母様からプレゼントされた、品の良いラベンダー色のドレスは、何と今流行りのデザイナーのドレスで、かなりお高いらしい。確かに宝石や刺繍が細かくて、デザインが凝っている。お母様は、仕上がった私を見てニヤリと笑う。
「ふふっ!今日の主役はマリアね!」
実は、私は今日は家族とは別行動の予定になっている。あの宰相子息のベイリー様が、なぜかエスコートをしてくれると言ってくれたからだ。
パーティーの少し前に、ベイリー様が聞きにくそうに、私はパーティーに参加するのかと聞いて来たので、参加すると答えた私。すると、ベイリー様が友人としてエスコートさせて欲しいと言ってくれたのだ。知らなかったのだが、彼は公爵家の嫡男らしく、悪意を持って近づいてくる者がいたら、追い払うくらいは出来るからと言ってくれた。更に、家族とパーティーに行くよりも、誰か令息と行った方が、可哀想な人に見えないだろう?とまで言ってくれたのだ。えー、この人、実はいい人?と私はビックリしてしまった。
しかも、お父様とお母様に手紙で許可まで取ってくれた。それで今日はベイリー様のエスコートで行くことになったのだ。そして、お母様がなぜか大喜びしていた。お兄様は微妙な反応だった。
時間ピッタリに迎えに来たベイリー様。スラっとした体格に、綺麗な顔なので、フロックコートをカッコよく着こなしている。多分、私が知らなかっただけで、彼のファンも沢山いるのだろうね。公爵子息だし。ベイリー様は、私を見て恥ずかしそうに
「マリア嬢、綺麗だな。…今日は君をエスコート出来ることを嬉しく思う。」
「ベイリー様も、とても素敵ですわ。今日はよろしくお願いします。」
「まあまあ、2人とも、仲が良くて何よりね。私達は先に出発するから、2人はゆっくり来なさいね。」
ニコニコのお母様に、苦笑いのお父様、無表情のお兄様は先に出発して行った。
「マリア嬢、今更なのだが…、私のことはカーティスと呼んで欲しい。」
確かに、夜会にエスコートしてもらうのに、家名で呼ぶのもね…。
「分かりました。カーティス様とお呼び致しますわ。」
「ああ。じゃあ、行こうか!」
公爵家のリッチな馬車に乗せられて、懐かしの?マーフィー侯爵家へ。いつもの玄関ではなく、敷地内のパーティーホールの入口前に馬車が止まる。カーティス様のエスコートで馬車を降りると、入口の所に伯母様やオスカー様、じゃなくてマーフィー卿と婚約者のガザフィー男爵令嬢がいて、招待客を出迎えていた。
「マリア嬢、ここからは私が盾になるから、君は何も心配しなくていい。」
えー!そこまで、いい人だったのー?
「ありがとうございます。頼りにしてますわ。」
思わず、笑顔になる私。カーティス様も、優しく微笑んでいた。なんだ、笑顔も出来るのね。
前にいた招待客の挨拶が終わり、私達が伯母様達の正面に移動する。
「まあ!マリア、よく来てくれたわね。ドレスも素敵だわ。貴女に良く似合っているわね。とっても綺麗よ。」
伯母様は、普通に私に会えた事を喜んでいるようだった。
「伯母様、今日はお招きありがとうございます。そして、素敵なドレスをありがとうございました。嬉しかったですわ。」
「元気そうで良かったわ。マリア、そちらは?」
すると、カーティス様が綺麗な所作で礼をする。流石だわね。
「カーティス・ベイリーと申します。マリア嬢とは、いつも一緒に勉強させて頂いております。本日は招待して頂き、ありがとうございます。」
「まあ、ベイリー公爵家の!宰相様の子息ね!よく来て下さったわ。楽しんでらしてね。」
伯母様に挨拶したので、今日の主役な2人にも挨拶しないとね。気不味いけどさ。
「本日はおめでとうございます。ご招待ありがとうございます。」
最高の笑顔でお祝いを伝える私。そして、
「ベイリー公爵家、長男のカーティスと申します。本日は、おめでとうございます。」
カーティス様も、今まで見たことがないような笑顔で挨拶している。公爵令息はすげーな!
「…ありがとうございます。楽しんで行って下さい。」
「…ありがとうございます。」
「お似合いの素敵なカップルですね。きっとみんなが祝福するでしょう。後ろが来ているから、私達はこれで…。マリア嬢、うちの両親が中にいるはずなんだ。君に会いたがっていたから早く行こうか。」
は?いつもとキャラが違いすぎなんですけど。
でも、私が無理に喋らずに済むように、この人が喋ってくれているのだろう。多分、この人なりの優しさと気遣いね。
しかし、あのマーフィー卿とガザフィー男爵令嬢の2人、予想はしていたけど…、微妙ね。
126
あなたにおすすめの小説
【完結】公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
「君以外を愛する気は無い」と婚約者様が溺愛し始めたので、異世界から聖女が来ても大丈夫なようです。
海空里和
恋愛
婚約者のアシュリー第二王子にべた惚れなステラは、彼のために努力を重ね、剣も魔法もトップクラス。彼にも隠すことなく、重い恋心をぶつけてきた。
アシュリーも、そんなステラの愛を静かに受け止めていた。
しかし、この国は20年に一度聖女を召喚し、皇太子と結婚をする。アシュリーは、この国の皇太子。
「たとえ聖女様にだって、アシュリー様は渡さない!」
聖女と勝負してでも彼を渡さないと思う一方、ステラはアシュリーに切り捨てられる覚悟をしていた。そんなステラに、彼が告げたのは意外な言葉で………。
※本編は全7話で完結します。
※こんなお話が書いてみたくて、勢いで書き上げたので、設定が緩めです。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
【完結】記憶にありませんが、責任は取りましょう
楽歩
恋愛
階段から落ちて三日後、アイラは目を覚ました。そして、自分の人生から十年分の記憶が消えていることを知らされる。
目の前で知らない男が号泣し、知らない子どもが「お母様!」としがみついてくる。
「状況を確認いたします。あなたは伯爵、こちらは私たちの息子。なお、私たちはまだ正式な夫婦ではない、という理解でよろしいですね?」
さらに残されていたのは鍵付き箱いっぱいの十年分の日記帳。中身は、乙女ゲームに転生したと信じ、攻略対象を順位付けして暴走していた“過去のアイラ”の黒歴史だった。
アイラは一冊の日記を最後の一行まで読み終えると、無言で日記を暖炉へ投げ入れる。
「これは、焼却処分が妥当ですわね」
だいぶ騒がしい人生の再スタートが今、始まる。
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
【電子書籍化進行中】声を失った令嬢は、次期公爵の義理のお兄さまに恋をしました
八重
恋愛
※発売日少し前を目安に作品を引き下げます
修道院で生まれ育ったローゼマリーは、14歳の時火事に巻き込まれる。
その火事の唯一の生き残りとなった彼女は、領主であるヴィルフェルト公爵に拾われ、彼の養子になる。
彼には息子が一人おり、名をラルス・ヴィルフェルトといった。
ラルスは容姿端麗で文武両道の次期公爵として申し分なく、社交界でも評価されていた。
一方、怠惰なシスターが文字を教えなかったため、ローゼマリーは読み書きができなかった。
必死になんとか義理の父や兄に身振り手振りで伝えようとも、なかなか伝わらない。
なぜなら、彼女は火事で声を失ってしまっていたからだ──
そして次第に優しく文字を教えてくれたり、面倒を見てくれるラルスに恋をしてしまって……。
これは、義理の家族の役に立ちたくて頑張りながら、言えない「好き」を内に秘める、そんな物語。
※小説家になろうが先行公開です
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました【完結】
iru
恋愛
第19回 恋愛小説大賞エントリーしています。ぜひ1票お願いします。
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
行動あるのみです!
棗
恋愛
※一部タイトル修正しました。
シェリ・オーンジュ公爵令嬢は、長年の婚約者レーヴが想いを寄せる名高い【聖女】と結ばれる為に身を引く決意をする。
自身の我儘のせいで好きでもない相手と婚約させられていたレーヴの為と思った行動。
これが実は勘違いだと、シェリは知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる