離れていても、ずっと君を愛し続ける。

田古みゆう

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離れていても、ずっと君を愛し続ける。(2)

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 そしてある日、ぼくはある決心をした。彼女に手紙を書くことにしたのだ。

 今まで一度も書いたことのない手紙である。どんなふうに書き出せばいいのか皆目見当もつかなかったけれど、とにかく書いてみるしかないと思った。

 まず最初に、ぼくがどれほど彼女を愛していたかを書き記した。ぼくは、彼女がいなくなった後もずっと愛し続けていたということを書いた。今でも忘れられないということを。本当に好きだったということがわかってほしいからだ。

 そして、別れることになった原因についても触れた。ぼくにとって彼女が何であったかということも正直に告白した。

 手紙の中で、ぼくは初めて自分というものについて語った。それまで誰にも、彼女にさえ話したことがなかったことを、すべてさらけ出した。それを書いたことで、ようやく僕は彼女と向き合うことができたような気がした。

 これから先、たとえ辛いことがあっても耐えていけるだろうという確信が生まれた。もちろん、この決意はすべて彼女のためなのである。

 書き終えてから封筒に入れ、切手を貼った。そしてポストに入れた。手紙を出してから三日後に返事が届いた。そこにはこう書かれていた。

「あなたを今でも愛しています」

 「愛しています」という言葉だけが、繰り返し何度も書かれていた。その文字を見るだけで、ぼくの心は再び激しく揺さぶられた。

 でも、もう涙を流すことはなかった。ぼくはゆっくりと時間をかけて、一字ずつ読み返した。そして何度も深呼吸して心を落ち着かせながら考えた。

 どうすればいいのだろうか? ぼくたちのこの気持ちをこのまま放っておいてもいいのだろうか? いや、そんなことはできない。

 ぼくたち二人は今こそ本当の意味で結ばれなくてはならないのだ。ぼくたちが再び結ばれるためには、何か新しい出発をしなくてはいけない。つまり、ぼくは過去を、そして今を捨て去らなければならないのだ。そうしなければ、きっと彼女はぼくの元には戻ってこないだろう。

 それがわかった時、ぼくの答えはすでに決まっていた。

 翌日、ぼくは彼女からの手紙を懐に忍ばせて出かけた。向かった先は、あるホテルのレストランだった。

 ぼくは窓際の席に座り、彼女が現れるのを待った。彼女が今日やってくる保証はどこにもなかった。だが、ぼくらの思い出のこの場所でぼくは彼女を待ちたかった。

 やがて、スーツに身を包んだ彼女が店に姿を現した。ぼくと目が合った瞬間、彼女は立ち止まった。
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