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夫「妻はいつも可愛い」
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最初に交際を申し込んだ時、妻には彼氏がいた。それでも俺は、どうしても妻を彼女にしたかった。妻は当時の彼氏が好きだからという理由で断った。しかし俺は諦めなかった。
最後にもう一度、顔を見てから諦めようと思い、妻の職場だったファミレスに赴いた。妻は私を見て驚いた顔をして「今日は0時であがるけど…?」と言った。俺はその時間にまた会う約束を取り付けた。「やった…!」俺は心の中でガッツポーズをした。軽くお茶をして、話をした後、思わず妻を抱きしめてキスをした。どうしても諦めきれなかった。
その頃から妻はずっと変わらず可愛い。そして年齢よりもとても若く見える。オシャレにも気を配り、メイクもアクセサリーも身にまとい、肌のケアは怠らず、ニコニコして愛嬌もある。周りに自慢したいくらいだ。いや、実際している。飲み会の席に迎えに来てもらうと店の中にも来てもらって見せびらかす。職場に来ることがあれば、一緒に仕事している人達に見せびらかす。寝巻き姿さえも可愛いから、有名なメーカーのルームウェアをプレゼントした。
俺はどうかと言えば、男だらけの職場でオシャレなんかする意味もない。いつも同じ作業着。それでもハイブランドの時計をしていれば格好はつく。休日はタンスの1番上に入っているものを着る。それらは大抵、好きなスポーツブランドの、妻が買ってくれたもの。冬はハイブランドのアウターを着ればそれなりに見える。結婚したらモテる必要もないし、俺はそれでいいと思っている。
最後にもう一度、顔を見てから諦めようと思い、妻の職場だったファミレスに赴いた。妻は私を見て驚いた顔をして「今日は0時であがるけど…?」と言った。俺はその時間にまた会う約束を取り付けた。「やった…!」俺は心の中でガッツポーズをした。軽くお茶をして、話をした後、思わず妻を抱きしめてキスをした。どうしても諦めきれなかった。
その頃から妻はずっと変わらず可愛い。そして年齢よりもとても若く見える。オシャレにも気を配り、メイクもアクセサリーも身にまとい、肌のケアは怠らず、ニコニコして愛嬌もある。周りに自慢したいくらいだ。いや、実際している。飲み会の席に迎えに来てもらうと店の中にも来てもらって見せびらかす。職場に来ることがあれば、一緒に仕事している人達に見せびらかす。寝巻き姿さえも可愛いから、有名なメーカーのルームウェアをプレゼントした。
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