トイレが言えないっ!

かろ丸

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1.授業中

授業中

 高1の二学期が始まりクラス中は夏休みの話題や放課後の予定を話す生徒でにぎわっていた。
 陽登はるとは大人しい、と周りからよく言われる性格で、その評価の通り大人でも同級生でも人と話すのは苦手で教室ではよく本を読んで周りに溶け込めていないことをごまかしていた。  
 人と目を合わせることが苦手で伸ばした前髪は陰気だとよく妹に笑われる。

「お兄ちゃんてほんと名前負けしてるよね」

 それが陽登を見るたびの妹の口癖だった。
 明るく溌剌とした印象の妹とは真反対の人見知りを精一杯発動し、入学してから一学期の間の新しい友達を作る期間では誰一人として話すことさえままならず撃沈し、強がってクールぶって見せたことでその後も一人のまま一学期を終えてしまった。
 二学期に入ってから突然友達ができるわけも当然なく、夏休み明けは陽登にとって憂鬱の幕開けそのものだった。

 休み明けの席替えで窓際かつクラスの人気者の後ろの席になったせいで、その席を変わってほしいとねだられることから始まり――それは先生によって阻止されたが――休み時間は前の席の周りに人が集まって、少しでも席を立てば自分の席がなくなってしまう日々が始まり幸先は最悪だ。

 陽登は元々比較的トイレが近い方で、休みごととは言わないまでも、2コマ終わるごとには必ずトイレに行っておきたい質だった。
 だからこそ席をよく奪われるのだが、帰ってきた席がないのはいい方で、問題は席を立てない方にある。
 その日も陽登の席の近くまで人が囲んでおり、出口はふさがれていた。陽登の席は窓際の後ろから2番目。後ろの席の住人は授業中も休み中もいつも寝ていて、制服も着崩し髪を染めては怒られているちゃらそうな鷹橋たかはし
 陽登は2つ前の授業の時点ですでに感じ始めていた尿意を抱え、今度こそトイレに行きたかったのだが、今日はずっとこの調子で人が席の近くに集まり、前も横も後ろも抜け道がなく、人見知りをこじられせた陽登にはその中の誰にもトイレに行きたいから道を開けてくれなどと声をかけることができなかった。

 なんでもない風を装い、いつも休み時間にしているように小説を開いて読んでいるふりをしながら人がどいてくれる機会をチラチラと窺っている間にチャイムが鳴って、人だかりが散った代わりに気難しい古文の先生が入ってきて、まだ席に着いていない生徒を叱りながら授業が始まる。
 今更トイレと言い出せるはずもなく、陽登は重くなった下腹部を少しさすって教科書を開いた。



 悠長に考えていたのは久しく限界になるほど尿意を我慢したことなどなかったから、1時間にも満たない授業の間など余裕で我慢できると思っていたからで、始まって10分の間に膀胱が膨れすぎてじんじんと痛み始めてようやく少しずつ陽登にも後悔の念が生まれ始めていた。

 ぴっちりと太ももを合わせ、グレーのズボンを腿の上でぎゅっと握った。本当は出口を直接押さえたいほど緊迫していたが、教室でそんな幼稚な真似はできない。
 外はセミも鳴かないほど蒸し暑く熱気が充満しているというのに、教室の中はその暑さに耐えかねた生徒たちの怒りも上乗せされた空調の冷たい風が肌を撫で、それがまた陽登の膀胱をくるしくさせた。

 古文は割と好きな授業なのに、頭はおしっこのことでいっぱいで、授業内容の半分も頭に入ってこない。時計を何度も見ては、進まない針を呪わしく思う。

 授業が始まって20分がすぎる頃にはパンパンなお腹はさらにこれ以上伸びきれないほどに膨れ上がり、つきん、つきん、と無視できない痛みに変わっていく。
 もう先生にトイレに行きたいといっそ言ってしまおうか、怒られるだろうけどきっと止められはしないだろう。
 そう何度も考えて、頭の中で

(先生、トイレに行きたいです)

と復唱しては、恥ずかしい告白を皆の前でするような到底耐えきれない羞恥に言葉が喉に張り付いて、手もあげられずに頭で練習してはただもじもじと内ももを合わせるばかりだった。

 授業が半分も過ぎた頃にはもうノートに書いてるふりをするためのシャーペンを持っていることもできずに、足やお腹を擦ったり組んでみたりとソワソワ落ち着きのない動きを繰り返すことがやめられなくなってくる。

(早くトイレ…おしっこ…早く…)

「そこ!」

 不意に先生が、窓際後ろの方の席を指差して咎めるように注意をした。
 全く授業を聞けていなかった陽登は自分のことかと慌て、緊張に組んだ足を下ろして今更ながらシャーペンで白紙のノートに文字を書いている振りをする。
 驚いた拍子にパンツに嫌な温かさを感じたが、みんなの視線がこちらの方へ集中して抑えたい部分を抑えることもできずに泣きそうになりながら足に爪を立てるようにズボンごしに足をぎゅっとつかむ。
 ちら、と確認した灰色のズボンはまだ一滴も色の変わっている部分などない。ほんの少しほっとする。

 先生が窓際の通路をコツコツと歩いてきて、持っていた教科書を丸めコツンと頭を殴って注意をしたのは後ろの席の鷹橋だった。
 今日も授業中に寝ていたらしい鷹橋はようやく目が覚めたようで先生に適当に謝って授業をまじめに受け始める。
 今、先生が前に行く前にこっそりとトイレに行きたいと伝えれば大きな声で注目を集めながらトイレと言わずに済む、と過ったものの、鷹橋を注意して機嫌の悪そうな相手に伝える勇気が出ないまま、眺めている間に先生がまた教壇へと戻っていく。
 言えなかった陽登のかわりに、クラスのお調子者が中断した授業を見計らって

「先生トイレ~!まじ漏れそ~!!」

と手を挙げ、皆に笑われて怒られながら教室を出ていった。

(ずるい…僕のほうが、したいのに…)

 意味のない嫉妬心を抱え、ポケットから手を入れ今にも溢れ出しそうなその出口を握っては揉み込む。
 一滴、一滴とこらえきれなかったものが溢れ始めて下着の湿った部分が徐々に広がっていくのを感じる。
 あの人が認められたなら僕も、と意を決して陽登は恐る恐る手を挙げた。先生は黒板に文字を書いていてなかなか振り返らない。生徒の注目が一身に集まっているようであがり症の陽登は首まで赤くなるのを感じた。
 先生が振り返り、陽登の名を呼ぶ。

「広瀬さんどうしたの」

「ト、トイレに行かせてください」

 なんとか言うと、先生は

「だめです」

と短くいった。否定されることを予測していなかった陽登は、困惑を隠せなかったが、どうしてですかと聞き返して詰め寄れるほどの勇気も会話力もなく、ただ押し黙る。

「あと10分ぐらい我慢なさい」

 先生はあきれたように言い放つ。
 その一言でクスクスとクラス中に笑いのさざ波がおきる。陽登は消え入りたい気持ちでいっぱいで真っ赤なまま俯いた。
 ポッケに入れた手はもうもみしだくことをやめられず、それでも秒針とともに一滴一滴広がったシミはついにグレーのズボンに黒い模様を浮き上がらせていった。溢れているはずなのに収まらないお腹の痛みはむしろ刻々と増していく。

(おしっこ溢れるのとまんない…だめ、このままじゃ本当に…)

 漏らす、という文字が浮かんだ瞬間恐ろしくなって寒いはずの室内で背中につぅ…と一筋汗が伝った。
 もはや周りを気にする余裕がなくなって、上からぎゅっと押さえるとおもらしは止まり、それ以上シミを作ることをせずに済んだものの、なんで止まってるのかもわからないほど括約筋がひくひくと緩み、今にも溢れ出しそうになっていて、陽登の目尻に涙が浮かんだ。

 授業はあと5分もあるし、先生の説明は5分で終わりそうにない。もう絶対に5分も我慢できない。それどころか一分も怪しい。
 もう一度先生に言って、トイレに行かせてもらわないと、でもそれでまた行かせてもらえなかったら、ただ生徒に笑いものにされる想像をして陽登は絶望した。

 休み時間に一言周りに声をかけてトイレに行っていれば、といくら後悔しても仕方ない。
 じわ、と再び大きく広がったシミにびくっと体を震わせる。椅子がガタッと揺れ、近くの人が数人振り返ったが、特に皆陽登を気にすることなく興味をなくして視線が去った後、唐突に後ろからとんとん、と肩をたたかれる。

「おい、大丈夫?」

 鷹橋が心配そうに振り返った陽登を覗いた。
 涙目の顔を見られたくなくて、優しく心配してくれているのに陽登は鷹橋からふい、と顔を背け前に向き直る。大丈夫とも助けてともなんとも言える余裕もなかった。それでも、一向に過ぎないおしっこの波に手を離せないおしっこ我慢のポーズはしっかりと見られた。また羞恥が押し寄せ顔が熱くなっているのを感じる。
 
「先生、こいつすげー顔色悪いから保健室連れてきます」

 鷹橋が急に立ち上がってそういった。

「立てる?」

 陽登に軽く一言声をかける。
 立ち上がったら漏れちゃいそう、とは陽登も言い出せなかった。このままここにいてもこのままでは間に合わない。

「え!?吐きそう!?」

 鷹橋はわざとらしく先生に聞こえるようにいって、ジャージを染みのできているズボンにかぶせ、軽々と横抱きをし先生から文句が出る前に小走りで教室を出ていった。
 その振動が、陽登の膀胱の水を激しく振って、鷹橋が歩くたびにじわじわと握った手がぬれて行くのを感じ、陽登は廊下で慌てて鷹橋を呼ぶ。

「まって、鷹橋、まっ…もれる」

 半泣きだった。漏れると言ったが実質はもうほとんど漏れていると言って過言ではなく、グシャグシャのずぼんは絞れば水が十分に絞り取れるほど濡れている。

「だからトイレ向かってんだろ」

 鷹橋はこちらも見ずにこたえた。

「だめ、おろして、も、もう…っ」

 あふれる水流が手の中で増しているのを感じる。鷹橋のジャージも、このままだと制服も汚してしまう。

「もうでてる、鷹橋がよごれるっ」

 鷹橋は一瞬ピタと止まると近くの空き教室の中にはいってすぐに陽登をおろした。
 カーテンを開け忘れたのか、隙間から中途半端に差し込んだ光だけが鷹橋と陽登を照らしていた。
 陽登ズボンからたまった液体が小さくぴちゃぴちゃ、と床に落ちる。トイレじゃない場所だから思い切って出すこともできず、かと言ってもう移動することもできずに陽登はジタバタとその場でみっともなく子供のように足踏みをした。
 ぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、シュィィィィィイバダダダダ…
と次第にこらえきれなくなったものが大きな音を立て陽登の足元に水たまりをつくっていく。

「ぁ…」

 爽やかな明るい灰色の制服は、見事にまだらにぐっしょりと黒く染まり、上履きはグレーに濡れて陽登が足を動かすとぐしゅ…と小さく音を立てた。
 まだ陽登の服を伝った水がぴちゃぴちゃと地面へ水音を立てている間にキーンコーンカーンコーンとチャイムがなり生徒たちが椅子から立ち上がる音や廊下に出る音が聞こえ、ざわざわと外が騒がしくなる
 痛みからも破裂しそうな尿意からも解放された快感に浸るより先に急に現実に引き戻された陽登は鷹橋に見せた醜態も、木の扉1枚隔てた外の生徒がいつなかに入ってくるともしれない現状もおもいだしてパニックになる。
 服がびしょびしょだ、どうしよう。この部屋を掃除もしないと、アワアワキョロキョロとその場でどうすればいいか落ち着きなくしていると鷹橋の大きな「あはははは」という笑い声が響いた。

「お前なんだそれ、いぬみてえ」

 陽登はわけが分からず首を傾げているとくつくつと押さえながらまだ鷹橋は笑っていた。

「そのまま三回まわってわん、でもするきかよ」

「わ、わん…」

「っぷ、はは、あははは」

 何かがツボに入った様子で鷹橋は笑い続けていた。からかわれてはいるのだろうが、こんな最悪な状況を笑い事にしてくれて陽登は少しホッとした。
 ひとしきり笑ったあと、鷹橋は泣きすぎて出てきた涙を拭いながら近くにあった雑巾を陽登に渡した。

「着替え持ってくるから、ここでちょっと待ってな」

 んじゃ、と鷹橋は軽快に言うと教室に戻っていった。ちゃらそうで怖いし近寄りがたいと思っていた鷹橋は、案外気のいいやつだということをこんな形で初めて知った。内心高校生にもなっておもらしした陽登をどう思っているかはしらないが、なんにも気にしていないかのように接してくれて、それだけでも優しさが身にしみた。

 雑巾は役立たずでお漏らしのあとを拭き取るどころか広げていくような気がして、うまく掃除ができず、また誰か来るんじゃないかという怯えに心細さが不意に増して、体を強張らせているとガラガラガラ、と急に扉が開く。びくっ!と飛び上がるとそこにいたのは鷹橋だった。

「今度はうさぎみたいに飛び跳ねるんだな」

 鷹橋はからかう。

「つーか広瀬お前掃除下手かよ。かしな。」

 おしっこまみれの雑巾を汚いというふうに嫌がるでもなく鷹橋は奪ってバケツとみずも取ってきれいにゆかを掃除していった。
 名前を覚えてくれていたことと掃除の手際の良さに驚いて陽登はぼんやりと鷹橋の姿を眺めていたが、それをみて鷹橋はあきれたように笑った。

「見てないでお前はジャージに着替えな」

 濡れたパンツは冷えて張り付いて心地が悪く、全て脱いで下着なしでジャージを履くと、足元がスースーして変な感じがする。上靴も靴下も、びしょぬれになって履けず裸足でいると、掃除が終わった鷹橋が掃除道具を片付け、濡れた陽登の服をビニールに入れ手を洗ってよし、と背中を遥人に陽登に向けてしゃがんだ。

「のれよ」

と一言。意図が分からず戸惑っていると、

「靴もないだろ。保健室まで運んでやる」

 遠慮して狼狽えると鷹橋が急かした。

「早くしろよ。もっかいおひめさまだっこでつれてかれたいの?」

 ニヤニヤとからかうような鷹橋の方からまなざしに陽登は余計に焦っておろおろとする。

「ん」

 首を振って背中に乗れと合図をされ、観念して陽登はおずおずと鷹橋に体を預けた。



「せんせー!!」

「またあなたなの鷹橋くん。仮病もいい加減にしないと単位落とすわよ」

「ちげーよ。こいつトイレで吐いて服汚したっぽいから連れてきた」

「あらあらあら、それは大変。熱は?まだ気持ち悪い?」

 実際には吐いてもないし熱もあるはずがないのに、と陽登は内心ビクビクしながらあれよあれよという間にベッドに寝かされ体温をはからせれていた。

「38.3度ね…」

 それを聞いて一番驚いていたのは陽登だ。
 
 その日はそのまま帰ることになり、家に帰って布団に入ったあと、ようやく陽登は今日一日さんざんお世話になった鷹橋に、お礼を言えていないことに気づいたのだった。
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