Free house

みれ

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4日目(放置/結腸責め)

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びくん、と体が跳ねて意識が引き上げられる。
きっと中に入れられたローターの強さが変わったんだろう。


もうあれからどれだけの時間が経ったかも分からず、気を失っては無理やり覚醒させられながら放置されていた。



絶頂を迎える度にシーツを握りしめていた手の力は、もうシワも付けられない程弱く、涙の溜まった瞳は虚ろで焦点を結んでいないし、泣き叫び続けた喉からは荒い息遣いしか聞こえない。



それでも確かに体は快感を拾っていて、更なる快感を欲している。SMに興味がある、とは言ったもののまさかこんな状況を気持ちいいと思えるなんて、自分で自分にびっくりしていた。


でもやっぱり和樹の温もりが足りなくて。
俺に挿れないどころか、キスもハグだってしていない。はやく、痛いくらいに抱きしめて頭が真っ白になるくらい口付けて欲しい。





「和樹…かずきぃ…」

「夏樹」





待ち望んでいた声に驚いて目を開けると、ベッドサイドに腰掛けた和樹がいた。


もうそれだけで嬉しくてじわっと視界が滲む。





「夏樹気持ちよさそう…かわいいね…」





優しい瞳で俺を見つめながら、溢れた涙を拭って頭を撫でてくれる。


もっと触れてほしくて思わずその手に頭を擦り付けるような動きをしてしまう。





「ね、キス、して?」





そう言って目を閉じると、優しく食むようなキスが降ってきた。


柔らかい感触に気持ちよさを感じつつも、物足りなくてもどかしくて、つい舌を伸ばしてしまう。


その舌の先端をちゅっと吸われて、それだけで和樹は離れて行ってしまった。





「な、んで……」

「物足りなくて焦れてる夏樹かわいいからもうちょっと見てたい」

「意地悪」





とことん俺を焦らしたいらしい和樹は、もう一度軽くキスを落とすと、また触れてくれなくなった。






「んぅ、いつになったら挿れてくれるの?」

「ふふ、そんな強請っちゃって、早く欲しい?」





俺がこくこくと何度も頷くと、じゃあそろそろね、と言いながらディルドに手を掛けた。





「ひっ、ぁぁあ…ぅあ、」

「あんま締めると抜けないよ?」

「い、ぃや、、まって…ぁ、むり…」





少しだけ抜いてまた入れてという小さな動きだったけれど、ディルドの形をはっきり認識するように締めてしまっていた俺には苦しいほどの快感で。


抜かないと挿れてもらえないと分かっていながらも、抜くのは無理だと懇願してしまう。





「俺の挿れて欲しいんじゃないの?」

「ぁ、ひぁ、い、いれ、てほしい、れす…」





容赦なくディルドを出し入れしながら意地悪な笑みを浮かべて聞いてきて。


もう思考回路が焼き切れてしまったように何も考えられなくて、喘ぎと言葉の区別もつかないまま声が漏れる。





「んぁぁぁぁぁっ!」





その途端に一気にディルドが引き抜かれて、ローターも外へと出された。外に出るギリギリのところでぐりぐりと動かされて強すぎる刺激に目の前がチカチカする。


またイってしまって荒く息をする体をゆっくり抱き起こされて、ぎゅっと抱き締められる。やっと欲しかった温もりを与えられた安堵からか、和樹の胸に体を預けたまま眠気が襲ってきた。
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