3 / 25
凡人ニートとユニーク生活
ポンコツプリーストとポンコツ能力
しおりを挟む
「え、えっと、触ったものを再生する能力って具体的には・・・」
まだ状況がいまいち分かっていない俺はそのプリーストに質問した。
「そのまま!物に触れば強制で・・・例えば、壊れた物を道具に触れば・・・このように元どうり。」
女は近くにあった壊れたほうきを触って見せた。
すると綺麗に新品のような形になった。
「他にも生き物に触ればこれもまた怪我が治り元どうり。・・・あ、でも食べ物は例外だけどね」
なるほど・・・。道具に触れば修繕費もかからない。生き物に触れば怪我も癒える訳か・・・
「あ、あと触った相手に【攻撃威力増加】エフェクトが付くわよ」
魔力を使わずに回復、エフェクト付きか。
「で、でもね・・・私モンスター研究を趣味でやっていてモンスターを
見つけたらすぐに触っちゃうのよ…。だからモンスターを再生させてしまうのよ。」
あーヤバイコイツバカだ。触らない努力をしろよ。
俺は心の中でツッコミを入れて女の肩に手をポンと置き言った。
「よし頑張れよ。」
「捨てないでよ!」
そう言って逃げようとする俺の服を引っ張る女。
プリーストのクセにモンスター再生とか…!意味ねーじゃん!
俺がそう思いながら必死で逃げようとしていると女は突如手を離した。
ようやく諦めたかと思い女の方を見ると女はその場に立ち尽くし下を向いていた。
「私ね。モンスター研究をしているって言ったでしょ? でねモンスタースキルも手に入れることにも成功しているのよ」
プリーストの女は不敵な笑みを浮かべて近付いてきた。
「お、おい何する気だ!や、やめろー!!」
俺が全力で制止を促していた。だがそんな俺の願いは届かず・・・
「【衣類消化液】!」
は?
女がスキルを使って数秒後、俺の服が徐々に溶けてきた!
「こんなスキル何で覚えてるんだよ!」
「何となくよ」
ヤバイコイツ怖い。何となくで覚えねーだろ!?
俺はそう思っていたがここは異世界だそう言うのが普通なのかもしれん。
俺がそんな事を考えていると女は手の平を俺に向けて言った。
「パーティーに入れてくれないと粘液追加するわよ」
何だコイツ!!
取り合えず俺は謝ることにした。
「スマン!これからもよろしく!!」
頭のおかしいプリーストが仲間になった。
はぁ~…。さっきの女と言い夢弓と言い…この先が不安だ。
俺はギルドのテーブルで突っ伏して落ち込んでいた。
と言うかさっきの女の名前聞いていなかったな。
俺は向こうで晩飯を楽しく食っているプリーストと夢弓の元へ向かった。
「なあ、お前って名前何だ?」
「私はセシリアって名前だけ・・・ど・・・?」
セシリアは俺の後ろを見て驚いている。
おい、待て。そう言うのは大体体のゴッツイ男が居たりするパターンか!?
「お、おい。どうしたんだセシリア。後ろを見て・・・」
俺はそう言いながら少しの前に歩いて逃げようとしていた。
「おい、待ってくれ」
後ろから女の声が聞こえてきた。
また頭のおかしいのとは関わりたくないのだが!?
俺は仕方なく恐る恐る後ろを見るとトゲだらけの鎧を纏った女が居た。
「この張り紙を見たのだが・・・」
パーティー参加希望のの方でしたか・・・
まだ状況がいまいち分かっていない俺はそのプリーストに質問した。
「そのまま!物に触れば強制で・・・例えば、壊れた物を道具に触れば・・・このように元どうり。」
女は近くにあった壊れたほうきを触って見せた。
すると綺麗に新品のような形になった。
「他にも生き物に触ればこれもまた怪我が治り元どうり。・・・あ、でも食べ物は例外だけどね」
なるほど・・・。道具に触れば修繕費もかからない。生き物に触れば怪我も癒える訳か・・・
「あ、あと触った相手に【攻撃威力増加】エフェクトが付くわよ」
魔力を使わずに回復、エフェクト付きか。
「で、でもね・・・私モンスター研究を趣味でやっていてモンスターを
見つけたらすぐに触っちゃうのよ…。だからモンスターを再生させてしまうのよ。」
あーヤバイコイツバカだ。触らない努力をしろよ。
俺は心の中でツッコミを入れて女の肩に手をポンと置き言った。
「よし頑張れよ。」
「捨てないでよ!」
そう言って逃げようとする俺の服を引っ張る女。
プリーストのクセにモンスター再生とか…!意味ねーじゃん!
俺がそう思いながら必死で逃げようとしていると女は突如手を離した。
ようやく諦めたかと思い女の方を見ると女はその場に立ち尽くし下を向いていた。
「私ね。モンスター研究をしているって言ったでしょ? でねモンスタースキルも手に入れることにも成功しているのよ」
プリーストの女は不敵な笑みを浮かべて近付いてきた。
「お、おい何する気だ!や、やめろー!!」
俺が全力で制止を促していた。だがそんな俺の願いは届かず・・・
「【衣類消化液】!」
は?
女がスキルを使って数秒後、俺の服が徐々に溶けてきた!
「こんなスキル何で覚えてるんだよ!」
「何となくよ」
ヤバイコイツ怖い。何となくで覚えねーだろ!?
俺はそう思っていたがここは異世界だそう言うのが普通なのかもしれん。
俺がそんな事を考えていると女は手の平を俺に向けて言った。
「パーティーに入れてくれないと粘液追加するわよ」
何だコイツ!!
取り合えず俺は謝ることにした。
「スマン!これからもよろしく!!」
頭のおかしいプリーストが仲間になった。
はぁ~…。さっきの女と言い夢弓と言い…この先が不安だ。
俺はギルドのテーブルで突っ伏して落ち込んでいた。
と言うかさっきの女の名前聞いていなかったな。
俺は向こうで晩飯を楽しく食っているプリーストと夢弓の元へ向かった。
「なあ、お前って名前何だ?」
「私はセシリアって名前だけ・・・ど・・・?」
セシリアは俺の後ろを見て驚いている。
おい、待て。そう言うのは大体体のゴッツイ男が居たりするパターンか!?
「お、おい。どうしたんだセシリア。後ろを見て・・・」
俺はそう言いながら少しの前に歩いて逃げようとしていた。
「おい、待ってくれ」
後ろから女の声が聞こえてきた。
また頭のおかしいのとは関わりたくないのだが!?
俺は仕方なく恐る恐る後ろを見るとトゲだらけの鎧を纏った女が居た。
「この張り紙を見たのだが・・・」
パーティー参加希望のの方でしたか・・・
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
合成師
あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。
そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる