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凡人ニートとユニーク生活

ポンコツパーティーと大きなお家

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散々セシリアに謎の液体をかけられて服が溶け、ギルドの真ん中で半裸になった後
俺たちは宿に戻った。今回の宴会で酔った皆は自分の宿に戻って行った。
俺も毎晩のようにやっていることもやったし寝よう…。
ーー翌日
皆二日酔いで気持ち悪くなっている中俺は二日酔いにはなって居なかった。
話したい事があるのに二日酔いしやがって。
「おい、お前ら聞いてくれ。」
皆が顔をテーブルに寝そべりながらこっちを向いた。
「そろそろ家を買おうと思う。」
皆の顔に元気が出た。
「家ですか…!良いですね!お金も手に入りましたし…!」
夢弓は乗り気だ。
「私も欲しいわ!大きな家でゴロゴロしたいし、研究室も欲しいし。」
「私も自分の家具を置けるスペースとプライベート空間が欲しいが…」
アリスラは何か言いたげな顔をしている。
「欲しいが、どうしたんだ?」
「土地代と家の金もいるんだが。金は足りても食事代などはどうするんだ?」
そうか…土地代と家の金も要るのか…。
「あ!それならリクの創造者で家を建てれば良いのよ!」
セシリアが馬鹿なことを言っている。
「あのな…大きな家を作るには魔力が足りないんだよ……いや、俺のスキルで
木材とかを作って家を作れば良いのか!」
それなら土地代と魔道具だけで済む。俺が材料を創ってアリスラが合成者で
作れば良いんだ。…完璧だ!
「それじゃあ土地を買いにいくぞ!」
ーー俺たちは不動産屋に行き、
この街でまぁまぁでかい土地を買ってその土地場所に向かった。
「よし。それじゃあ作るぞ。【創造者】!」
俺はコンクリートと木を出した。前セシリアが作った指輪のおかげで魔力も上がったし今日中に作れそうだな。
それから9時間後。
「はぁ…、疲れた…。だがこの街でも一番大きい屋敷が出来たぞ!」
俺たちは4人で大きな屋敷を一日で終わらせた。
家の中のカーペットも置いて、蛇口などは封印がかかるから買ってきて
貴族が良く使っている極少量の魔力でお湯を沸かせられる魔道具も付けてこの街で一番高級な家を作った。皆は宿に戻って荷物を取りに帰った。
これからは異世界生活が楽しくなりそうだ!
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