凡人ニートと異世界能力 〜ユニークな仲間達〜

紅・ロエム

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凡人ニートとユニーク生活

鬼畜幹部と最強創造者

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俺達は街外れの塔に向かった。街から10分歩いた末に着いたのは門番が居る、塔。
何か強そうだ。鬼っぽいな。ゲームで言う鬼神みたいな存在か。
門番から結構上位モンスターが居るな…。こんなのが99もあるのか…。
無理ゲー。勝てん。まぁ行くしかないよな。
「おい、そこの鬼。お前のボスから手紙が来た。通して貰おうか?」
「はっは。すぐ通すわけが無いだろう?」
鬼は俺を嘲笑ってきた。まぁそうだよな。倒すしかないよな。
「【創造者】!!」
「グォ!?」
俺は爆発ポーションを投げた。結構な数を投げたからもう死んだだろう。
煙が晴れた。すると影が出てきた。やっぱり死にませんよね~…。
「不意打ちとは卑怯だな!正々堂々と戦えんのか!」
無理ですよ。こっちはそこまで強くない創造者と獣ですよ?
勝てねーだろ。とは言え本当にどうしよう。何も思いつかん。
異世界に来てから魔法も使って無いし使って見たいな~…。
魔法って創造出来ないのかな?
「【ファイアーボルケーノ】!!」
「ちょっ!」
俺が考えてる間に不意打ちしてきた。
「不意打ち何て卑怯だろ!!」
「お前が言うな!」
はぁ~…。帰りたい。って言うか助ける意味あるか?うん。無いな。よし、帰ろう。
俺は鬼とは逆方向を向いた。
「おいおい!今帰ったらもうすぐ強姦されそうな仲間はどうするんだ?」
鬼は小馬鹿にしたように笑った。
「もうすぐ?強姦されるのか?」
俺は真顔で鬼に問った。
「あぁ。もうすぐって言うかもうされてるんじゃね?」
「ふざけるな…。お前らの好きにはさせない。」
自分でも分かるぐらい声のトーンが低くなった。
「え?リクさん?」
エルが心配気に言った。
「【創造者】!!」
俺は考えるよりも先にスキルを使った。
「またポーションか?笑わせるな。」
俺は体に力を感じた。
「【ポイズンスワインプ】」
俺が魔法を唱えると鬼は足元に出来た沼に溺れていった。
どうやら俺は魔法を創造者する事が出来るようになったらしい。
その魔法を使えるのは1時間程度か。
創造にも魔力を使うし魔法発動でも魔力を使う。魔力は大事にするか。
「よし、エル。行くぞ。」
「はい!」
俺は塔の中に入った。
「何だ!?これは…!」
俺達はさっき想像したポイズンスワインプで順調に通過した。
ーー50階
俺達は空中を飛ぶ蜂見たいモンスターに出くわした。
コイツは沼魔法が効かないから使えん。新しい魔法を考えるか。
それとも…。
「【創造者】」
俺は一回拾った事がある銃を創造した。銃を拾うのもおかしい話だが、
一回警察の銃を盗んだ奴がいて、落としていったやつだ。
俺は銃の銃口を羽に向けて撃った。
そして落下してから沼魔法を使った。
そんなやり方で100階まで来た。
俺とエルは勢いよく扉を開けた。
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