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2.いつか醒める夢
11.ある皇女の死①
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今回のお話はリン視点となります。
*****
学院の正門をでると、私の付き人兼護衛の女性、フーが待っていました。私を見るとそのまま歩み寄り、2人で歩き出しますが、きっとはたからみると妹を迎えに来た姉と一緒に歩いているようにしか見えないでしょうね。私達は北一番街路のアパルトマンに戻ります。
部屋に戻ると、フーはこちらにといって、なぜか浴室へと私を連れて行きます。さほど狭い浴室ではありませんが、2人で入るには少々手狭にみえます。今は2人とも立っているので問題はありませんが。
「……ここからは、お静かに願います。まず、事実のみ申し上げますので、落ち着いてお聞きください。」
フーの言葉に、良く無い事が起きたのだということが解ります。フーは今まで私に緊張した様子を見せた事はありませんでした。今は、私でもフーが緊張しているのが判ります。
「遼寧の主上が、身罷られました。」
私は声を上げるところでしたが、フーに口を塞がれます。落ち着いた私が頷くと、再び言葉を続けます。
「残念ながら天命が尽きたわけではございません。北領の叔父上殿による謀反であることまでが、現在判っている事です。」
そして、これは推測になりますがと、断りを入れられます。
「既に事が起きてから一ヶ月が経過しております。恐らく、母上殿や御兄弟御姉妹方も生きてはいらっしゃらないでしょう。」
フーの言葉は簡潔で、推測にしても確度の高い話なのでしょう。ふらつく身体をフーに支えられながら、私は呟きます。
「では、私はどうすればいいの、アレキサンドリアから遼寧は遠い。ここから戻るにしても、船便で早くても一ヶ月は掛かってしまうわ。」
「今はお待ちを。遅くても3日後には、遼寧からの交易船の定期便がございます。都を落とし、交易船を襲うようでは他国からの信頼は失墜します。交易船自体は、貴族や皇族などの人を運んでいなければ問題なく出港できるでしょうし、妙な約束をさせられるような気配があれば即座に出港するでしょう。商人はそのへんは鼻が利きますからね。」
確かに、このような話の後では、今日は学院に戻り勉学を続ける事は難しいですね。私は頷いて、自室へと戻ります。フーが入れてくれたお茶を飲みながら、私は考え込んでしまいます。
正直、お父様である皇帝陛下とは余り面識はありません。幾度か城で遠めに見かけた程度ですし、私の母は第三后で平民出身の為、他の兄弟姉妹ともあまり遊んだりした事はなかったのです。
5歳になるまでは、離宮の一角でお母様と暮らしておりましたし、離宮をたまに母の叔父というかたが訪ねて来るくらいで、特に皇族らしい生活をしていた訳ではありません。フーはその頃からの私の護衛や教師まで兼任してくれていました。その後はアレキサンドリア共和国に、2人で留学という形で国外に出されてしまい、帰国もせずに暮らしているので、家族がなくなったという実感が非常に薄いのです。お母様の記憶だけしかありませんので、国元に戻って叔父を撃つという気もわきません。
情が薄いと思われるかもしれませんが、私の家族といえるのはお母様とフーだけだと思っているのも事実なのです。そして今の不安は、国元からの引渡し命令がくるのではないかという事と、皇女という立場を無くした私が、今後どうなるかという事だけなのです。
本当に情けない皇女ですね。いえ、政変が本当であれば、私は既に皇女ではなく、元皇女なのです。眠れない夜がそうして始まりました。
それから3日が経ちました。判った事は、『遼寧』で起きた事は、やはり政変である事が確実となっただけでした。遼寧からの交易船は、一月後に遼寧の隣国に出発します。フーを通じて乗せて頂けるかを確認しましたが、お勧めはしないがという事ですが了解を頂きました。そして、商人の方はこうも言ってくれたのです。
「娘2人乗せるだけなら、どうとでもなる。だから、出港直前までにどうするかを考えてくれれば良い。船賃もいくと決まったときだけで良い」
一ヶ月をアパルトマンで待っているのは永過ぎます。正直学院に入れるかどうか判りませんでしたが、登校してみるとあっさり入門できてしまいました。でも、さすがに講義を受ける気分にもなれず、教室の片隅でぼんやりしていました。
「おい、お前。」
「オリバー、それでは怯えてしまいますよ。リンさん、お久しぶりですね。」
教室で声をかけてきたのは、オリバーとアレクシスの2人です。2人に引きづられるまま、私はサロンの個室へと入りました。
「それで、お前は如何するんだ。」
オリバーは、王族皇族として生まれたのであれば、国民の為に戦い、王や皇帝の為に戦うべきだと言うものです。
そして、アレクシスは王族としての義務はあるが、それを成し得るか否かも考えるべきだといいます。今から戻っても、政変から2ヶ月以上経っていて、折角安定に向うかもしれない国民を新たな戦乱に引き込むのかどうかも考えるべきだと。
私は2人の最もな意見も聞いて、考えようとしました。その時です。ドカッっという破壊音とともに、個室のドアは吹き飛びました。そして、そこには2人の少女が姿を見せたのです。
「ゲッ」
声を上げたのは、オリバーでしょうか?それともアレクシス? 何れにしても、2人の少女の表情は鬼気迫る凄絶な表情でした。
「あなた方、か弱いリンを監禁してどうなるか判っているのでしょうね?」
イリスさんの声が低く響きます。
「お兄さん方? 前にも言ったよね。僕が大切にしている人に危害を加えたら、どうなるか?」
クロエさんの表情は全く無表情ですが、いつも表情豊かな彼女ですから、余程恐ろしいかもしれません。
「「まて、誤解だ。俺達は何もしていないし、何かをしようと呼び出したわけじゃない」」
2人とも、息が合いますね。縋るような目で私を見つめるので、クロエさんとイリスさんに頷きます。
「じゃあ、場所を移してお話を続けましょう。クロエ、あなたはドアの修理代金の処理をしてらしてね。」
え~というクロエさんの声が響き渡りますが、私達はそこから離れた個室に移って、話を続けます。
「で? 2人は王族の義務とやらを、この子に強制しようとしたと?」
イリスさんの低い声に、2人はそれぞれ答え、私はそれを肯定します。
「オリバー、貴方の言う事はこの子に死ねっていってるって知ってて言ってるんでしょうね?」
氷点下のイリスさんの声に、オリバーはそれでも頷きます。
「おう、その通りだ。但し……」
但し? なにか条件があるのでしょうか? 私達を見ながら、オリバーは続けます。
「但し、それは王族・皇族として生まれ育ったものの義務だ。リン、お前は皇族として育ってきたのか? 俺にはそうは見えない。無論品性とかそういったものじゃないぞ。」
イリスさんが牙を剥きそうだったので、オリバーは慌てて言い直しました。
「王族・皇族としての義務や教育を受けては居ないだろう。下層街の学校にいても、お前は下女と2人だけで、ちいさなアパルトマンで暮らしていた。
俺やアレクシスの様に、国の施設でのうのうと暮らしていたわけじゃない。下層街の学校への入校に際しては、皇女の立場があったからかもしれないが、魔術学院にはお前の独力で入ったものだ。国から何もしてもらっていないのに、義務だけ発生するのはおかしいだろ。だったら戻らない選択をしても良いと俺は思う。」
私とイリスさんは、オリバーがそんな事を言うとは思っても居なかったので面食らいます。
「なにか、いいとこをオリバーに盗られてしまったようですが……」
そういって、アレクシスが続けます。
「戻らないという選択肢をとるのであれば、うちの国に席を用意しますよ。なんでしたら僕の愛妾や側妃候補でも……」
そこまで言った処で、イリスさんに頭を殴られます。てめぇ、俺が先に言おうと思っていたのにとか、オリバーと言い争いになっていますね。
私は、いつの間にか笑い出してしまいました。イリスさんも苦笑いしています。
「みなさんの意見を良く考えた上で、決断したいと思います。オリバー、アレクシスありがとう。それに、イリスさんとクロエさんもホントにありがとう。」
涙がこぼれますが、昨日までの涙と全然違います。今日は私に、フー以外の本当に大切な友達が出来た記念日となるのですから。
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学院の正門をでると、私の付き人兼護衛の女性、フーが待っていました。私を見るとそのまま歩み寄り、2人で歩き出しますが、きっとはたからみると妹を迎えに来た姉と一緒に歩いているようにしか見えないでしょうね。私達は北一番街路のアパルトマンに戻ります。
部屋に戻ると、フーはこちらにといって、なぜか浴室へと私を連れて行きます。さほど狭い浴室ではありませんが、2人で入るには少々手狭にみえます。今は2人とも立っているので問題はありませんが。
「……ここからは、お静かに願います。まず、事実のみ申し上げますので、落ち着いてお聞きください。」
フーの言葉に、良く無い事が起きたのだということが解ります。フーは今まで私に緊張した様子を見せた事はありませんでした。今は、私でもフーが緊張しているのが判ります。
「遼寧の主上が、身罷られました。」
私は声を上げるところでしたが、フーに口を塞がれます。落ち着いた私が頷くと、再び言葉を続けます。
「残念ながら天命が尽きたわけではございません。北領の叔父上殿による謀反であることまでが、現在判っている事です。」
そして、これは推測になりますがと、断りを入れられます。
「既に事が起きてから一ヶ月が経過しております。恐らく、母上殿や御兄弟御姉妹方も生きてはいらっしゃらないでしょう。」
フーの言葉は簡潔で、推測にしても確度の高い話なのでしょう。ふらつく身体をフーに支えられながら、私は呟きます。
「では、私はどうすればいいの、アレキサンドリアから遼寧は遠い。ここから戻るにしても、船便で早くても一ヶ月は掛かってしまうわ。」
「今はお待ちを。遅くても3日後には、遼寧からの交易船の定期便がございます。都を落とし、交易船を襲うようでは他国からの信頼は失墜します。交易船自体は、貴族や皇族などの人を運んでいなければ問題なく出港できるでしょうし、妙な約束をさせられるような気配があれば即座に出港するでしょう。商人はそのへんは鼻が利きますからね。」
確かに、このような話の後では、今日は学院に戻り勉学を続ける事は難しいですね。私は頷いて、自室へと戻ります。フーが入れてくれたお茶を飲みながら、私は考え込んでしまいます。
正直、お父様である皇帝陛下とは余り面識はありません。幾度か城で遠めに見かけた程度ですし、私の母は第三后で平民出身の為、他の兄弟姉妹ともあまり遊んだりした事はなかったのです。
5歳になるまでは、離宮の一角でお母様と暮らしておりましたし、離宮をたまに母の叔父というかたが訪ねて来るくらいで、特に皇族らしい生活をしていた訳ではありません。フーはその頃からの私の護衛や教師まで兼任してくれていました。その後はアレキサンドリア共和国に、2人で留学という形で国外に出されてしまい、帰国もせずに暮らしているので、家族がなくなったという実感が非常に薄いのです。お母様の記憶だけしかありませんので、国元に戻って叔父を撃つという気もわきません。
情が薄いと思われるかもしれませんが、私の家族といえるのはお母様とフーだけだと思っているのも事実なのです。そして今の不安は、国元からの引渡し命令がくるのではないかという事と、皇女という立場を無くした私が、今後どうなるかという事だけなのです。
本当に情けない皇女ですね。いえ、政変が本当であれば、私は既に皇女ではなく、元皇女なのです。眠れない夜がそうして始まりました。
それから3日が経ちました。判った事は、『遼寧』で起きた事は、やはり政変である事が確実となっただけでした。遼寧からの交易船は、一月後に遼寧の隣国に出発します。フーを通じて乗せて頂けるかを確認しましたが、お勧めはしないがという事ですが了解を頂きました。そして、商人の方はこうも言ってくれたのです。
「娘2人乗せるだけなら、どうとでもなる。だから、出港直前までにどうするかを考えてくれれば良い。船賃もいくと決まったときだけで良い」
一ヶ月をアパルトマンで待っているのは永過ぎます。正直学院に入れるかどうか判りませんでしたが、登校してみるとあっさり入門できてしまいました。でも、さすがに講義を受ける気分にもなれず、教室の片隅でぼんやりしていました。
「おい、お前。」
「オリバー、それでは怯えてしまいますよ。リンさん、お久しぶりですね。」
教室で声をかけてきたのは、オリバーとアレクシスの2人です。2人に引きづられるまま、私はサロンの個室へと入りました。
「それで、お前は如何するんだ。」
オリバーは、王族皇族として生まれたのであれば、国民の為に戦い、王や皇帝の為に戦うべきだと言うものです。
そして、アレクシスは王族としての義務はあるが、それを成し得るか否かも考えるべきだといいます。今から戻っても、政変から2ヶ月以上経っていて、折角安定に向うかもしれない国民を新たな戦乱に引き込むのかどうかも考えるべきだと。
私は2人の最もな意見も聞いて、考えようとしました。その時です。ドカッっという破壊音とともに、個室のドアは吹き飛びました。そして、そこには2人の少女が姿を見せたのです。
「ゲッ」
声を上げたのは、オリバーでしょうか?それともアレクシス? 何れにしても、2人の少女の表情は鬼気迫る凄絶な表情でした。
「あなた方、か弱いリンを監禁してどうなるか判っているのでしょうね?」
イリスさんの声が低く響きます。
「お兄さん方? 前にも言ったよね。僕が大切にしている人に危害を加えたら、どうなるか?」
クロエさんの表情は全く無表情ですが、いつも表情豊かな彼女ですから、余程恐ろしいかもしれません。
「「まて、誤解だ。俺達は何もしていないし、何かをしようと呼び出したわけじゃない」」
2人とも、息が合いますね。縋るような目で私を見つめるので、クロエさんとイリスさんに頷きます。
「じゃあ、場所を移してお話を続けましょう。クロエ、あなたはドアの修理代金の処理をしてらしてね。」
え~というクロエさんの声が響き渡りますが、私達はそこから離れた個室に移って、話を続けます。
「で? 2人は王族の義務とやらを、この子に強制しようとしたと?」
イリスさんの低い声に、2人はそれぞれ答え、私はそれを肯定します。
「オリバー、貴方の言う事はこの子に死ねっていってるって知ってて言ってるんでしょうね?」
氷点下のイリスさんの声に、オリバーはそれでも頷きます。
「おう、その通りだ。但し……」
但し? なにか条件があるのでしょうか? 私達を見ながら、オリバーは続けます。
「但し、それは王族・皇族として生まれ育ったものの義務だ。リン、お前は皇族として育ってきたのか? 俺にはそうは見えない。無論品性とかそういったものじゃないぞ。」
イリスさんが牙を剥きそうだったので、オリバーは慌てて言い直しました。
「王族・皇族としての義務や教育を受けては居ないだろう。下層街の学校にいても、お前は下女と2人だけで、ちいさなアパルトマンで暮らしていた。
俺やアレクシスの様に、国の施設でのうのうと暮らしていたわけじゃない。下層街の学校への入校に際しては、皇女の立場があったからかもしれないが、魔術学院にはお前の独力で入ったものだ。国から何もしてもらっていないのに、義務だけ発生するのはおかしいだろ。だったら戻らない選択をしても良いと俺は思う。」
私とイリスさんは、オリバーがそんな事を言うとは思っても居なかったので面食らいます。
「なにか、いいとこをオリバーに盗られてしまったようですが……」
そういって、アレクシスが続けます。
「戻らないという選択肢をとるのであれば、うちの国に席を用意しますよ。なんでしたら僕の愛妾や側妃候補でも……」
そこまで言った処で、イリスさんに頭を殴られます。てめぇ、俺が先に言おうと思っていたのにとか、オリバーと言い争いになっていますね。
私は、いつの間にか笑い出してしまいました。イリスさんも苦笑いしています。
「みなさんの意見を良く考えた上で、決断したいと思います。オリバー、アレクシスありがとう。それに、イリスさんとクロエさんもホントにありがとう。」
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