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3.帝政エリクシア偵察録
24.騒乱の始まり
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北都、クラウディウス公爵家で3日を過ごした僕は、朝食の席でエリーゼさんにお暇する事を告げました。皆さん残念がってくださいますが、旅の目的は果たしていませんからね。
当てのない旅だとしても、貴族家の生活は快適とはいえ馴染めないですしね。でも、エリーゼさん達との出会いは、エリクシア本国の人でも良い人が居る事がしれて、良かったと思います。戦闘の最前線で出会う事は無いと思いますが、仮に会ったとしても、エリーゼさん達なら知り合いだからと手を抜くことはしないでしょうし、逆に手を抜かれるのも怒るであろう事は想定できます。その時は雌雄を決して闘いましょう。エリーゼさん達なら、十分その価値があります。オリバー残念ながら、君には僕はその価値を覚えるほどの行動を見せてもらってないよ。
出立の準備といっても、アレキをつれるだけの僕ですし、片付けようと部屋に戻ると、既にメイドさん達によって、綺麗に清掃済みとなっていました。街門への馬車なども手配されており、玄関ホールでエリーゼさん達に挨拶をしているときにそれは起こりました。
「エリーゼお嬢様、本邸から至急お越し下さいとのご連絡です。宜しいでしょうか?」
本邸から連絡に着たメイドさんの言葉に、少し待っていてくださいねと言われ、僕はそのままアレキをぶら下げたまま、待っています。暫くして戻ってきたエリーゼさんが、ごめんなさいねと言ってくださいますが、お世話になったのにお礼をしないわけにはいきませんからと、僕は微笑みます。
「お急ぎのお話でしたら、別に見送り等要りませんし、そちらを優先して下さい。」
僕の言葉に、エリーゼさんが首を振りながら何でも無い事の様に、微笑んで話してくれました。
「つまらない用事でしたわ。ルキウス教の教皇からの通達でしたの。某国への『聖戦を実行するから、領内での布告と教会への参集を告知せよ』ですって。
自領以外への介入など、帝国法によって禁じられておりますのに、困った方々ですわ」
その言葉に、僕の心臓は跳ね上がります。
「聖戦?! ルキウス教が他国へ戦争を仕掛けるのですか?」
僕の驚きと焦りが表に出てしまったので、これは何かあるなと察しられてしまいました。
「……少しお話しましょうか」
エリーゼさんは、ヘルガさん、フローラさん、レーナさんに目線で合図を送って、僕を客間へと運んでしまいます。僕としても、逃げ出す前に情報収集せねばなりませんね。
客までエリーゼさんの正面の席に僕は座らされます。エリーゼさんの左右をフローラさん、レーナさんが固め、真後ろにはヘルガさんが立っています。うん、鉄壁の布陣なんでしょうね。
「それで教会、いえ教皇はなんと仰ってるのですか?」
既に怪しまれてるでしょうから、ど真ん中の直球で確認します。エリーゼさん達は目配せをした後に質問に答えてくれました。
「教会からの布告の内容を、お話しする必要は本来ないのですが、大々的に奴隷も含めた市民へ布告せよとありますので、近日中に町へも布告されるでしょうからお話しましょう。」
そう言ってエリーゼさんが話してくれた内容は、ルキウス教会によるアレキサンドリア殲滅戦の布告文です。
いわく、
・アレキサンドリアは本来ルキウス教徒に与えられるべき、豊かな土地を専横している。
・アレキサンドリアは、ルキウス神が遣わせた巫女を拉致し、自国の発展を行っている。
・アレキサンドリアは神の物、ひいてはルキウス教会の物である神の知識を独占している。
・敬虔なる信者は、これを許してはならない。アレキサンドリアは、ルキウス教徒の手に奪還されるべき場所であり、ここに持って聖戦の実施を教会は宣言する。
・異端とされた者でも、聖戦に参加する事によって特赦がもたらされる。
・教会は参加した信徒に対し、天上での地位を保証する。
「ということですの。単なる扇動ですわ。国教とされるという噂を信じる愚か者と合わせて、乗せられた方々の頭の中には、夢想しかはいってないのでしょう」
「とはいえ、うまい手ではありますね。これには教会は何かを約束するといった事は一切書いてありません。
アレキサンドリアを打ち倒す事ができ、国教化されれば叙爵も昇爵も口出しできると思っているのでしょうね」
僕はエリーゼさんとヘルガさんの言葉に肯きますが、エリクシア国内に全て布告されたとすれば、どの位の兵が動員されるのでしょうか。それに人を集めるのはこの文でよいですが、軍を動かすには糧食や水、装備が必要となります。教会はそれをどうやって集めるつもりなのでしょうか? 僕はその辺の事をエリーゼさんに聞いてみました。
「人はこれで集まるかも知れませんが、食事や水といった物は如何するつもりなんでしょうね。移動先の信者に用意させるとでも言うのでしょうか?」
仮に1人1食にハンバーガーを1つと考えてみます。一万人の兵を養うのに、一日三食として3万個。それが戦闘の日数だけではなく移動の日数も含めてです。エリクシアの首都『ガラティヤ』とアレキサンドリアの距離は、風が良ければほぼ6日間。直線距離で千百kmあります。
これを徒歩で移動するとして、時速4kmが8時間で32kmです。移動だけで34日かかる事になりますし、これに1人1日1.2リットルの水分が必要だとすれば、1人分1.2kgの水分×1万で12000kg、12トンですよ。それが34日ということは408トンもの水を運搬するか調達しなければならない計算です。
到着した町で水を汲むにしても時間も考えれば膨大な量と時間を要します。国家が行う戦争だからこそ、輜重輸卒や国内の兵站を使えるのです。
一万人にパンを渡すだけでも大変ですよ。当然宿もそんな宿泊人数は保障できません。野宿して34日とか普通は考えられませんね。
「貴族や軍人に対しては、西領攻略時の兵站の備蓄などを教会が譲り受けたそうだ。これは随時船便で西領から東領の港へと搬送されるだろうね。
一般人は自分達で確保するしかないが、おそらく規律を保てず、途中の町・村から略奪が起きるだろうね。
兵自体も西領からの参加が多いだろう。今の西領は生きていくだけでも大変という話だ。豊かな新天地に行きたい、豊かな土地で暮らしたいと思う者は数が多いだろう。」
ヘルガさんの予測は、おそらく正しいのでしょう。教会に軍略や兵站に詳しい人がいることは無いと思いますからね。34日というのは、あくまで王都からの距離です。主力である西領から王都までも20日はかかるでしょうし、準備も考えれば開戦は二ヶ月先の新年明けと考えたほうが良さそうです。
「ありがとうございました。やはり僕は出立しなければならないようです」
僕がそういうと、ヘルガさんが僕を引き止めます。
「待ちたまえ。エリクシアに害を「判りましたわ」、……エリーゼ?」
エルガさんの言葉にエリーゼさんが言葉を重ねます。
「修行の旅に出ている強者が、戦場に向かうというのを止める訳にはまいりません。私達が出向く事のない戦いに、貴女が行くというならばますます止められませんわ」
僕を含めて、エリーゼさんを皆さん無言で見つめます。エリーゼさんがメイドの方に何か指示を出しますが、すぐに帰ってきたメイドさんから一抱えある袋を受け取ると、僕に差し出しました。
「これは当家で貴女の武技を見せていただいた事への、ささやかなお礼ですわ。必ず生きて、いつかまたその姿をお見せくださいね」
エリーゼさんの言葉に、僕は心から感謝します。
(《来い、FC1》)
心の中でFC1を呼び出します。数分でこのお屋敷までやってくるでしょう。
「皆さんこの度はありがとうございました。いつか必ずお会いしましょうね。いつかまた再会するその時まで!」
僕は袋とアレキを抱えて、玄関ホールへと歩き出します。FC1を庭へと着陸させますが、認識阻害などはそのままですので、みんさんには僕が掻き消えたように見えたかもしれません。
狭い操縦席に乗り込んで、アレキの居場所のしたに頂いた袋を置きます。アレキは『全くすわりにくいわ』などと言ってますが、君の猫えさも入ってるんだから、ちゃんと感謝しておきなよ?
「で、どうするのじゃ? すぐに戻るのか?」
アレキの言葉に僕は機体を浮上させながら考えます。2ヶ月あるとはいえ、今僕がアレキサンドリアに顔を出すのはまずいでしょうね。やはり隠していたかという事になりそうです。であれば、エリーゼさん、ヘルガさんから頂いた情報の西領に関して偵察とまいりましょう。途中大きな教会は様子を見たほうが良さそうですね。
「行くよアレキ。目的地は西領だよ」
機首を西に向け、僕はFC1を出発させたのでした。
*****
「エリーゼ様、行かせて宜しかったんですの? おそらく彼女はかの地の……」
フローラ嬢の言葉に、私は少し考えます。確かに咄嗟の行動でしたが、自分の大切な物を護る為に戦いに出向くというのであれば、私に止める事は出来ません。まして、教会に突き出す気にも慣れませんでした。
「わが国の為に戦さ場で戦って下さるというのですから、餞別を差し上げただけですわ。それに、皆様も判っているでしょう?」
そう、どんな達人といえど1人で相手できる敵はたかが知れてしまいます。彼女か優秀な魔術師だったとしても、魔法には限度も存在するのです。残念ながら、彼女と再び会うことは無いでしょうね。
残念な事は幾つかありますが、最も大きいのは板チョコのレシピがもらえなかったことですわね……
当てのない旅だとしても、貴族家の生活は快適とはいえ馴染めないですしね。でも、エリーゼさん達との出会いは、エリクシア本国の人でも良い人が居る事がしれて、良かったと思います。戦闘の最前線で出会う事は無いと思いますが、仮に会ったとしても、エリーゼさん達なら知り合いだからと手を抜くことはしないでしょうし、逆に手を抜かれるのも怒るであろう事は想定できます。その時は雌雄を決して闘いましょう。エリーゼさん達なら、十分その価値があります。オリバー残念ながら、君には僕はその価値を覚えるほどの行動を見せてもらってないよ。
出立の準備といっても、アレキをつれるだけの僕ですし、片付けようと部屋に戻ると、既にメイドさん達によって、綺麗に清掃済みとなっていました。街門への馬車なども手配されており、玄関ホールでエリーゼさん達に挨拶をしているときにそれは起こりました。
「エリーゼお嬢様、本邸から至急お越し下さいとのご連絡です。宜しいでしょうか?」
本邸から連絡に着たメイドさんの言葉に、少し待っていてくださいねと言われ、僕はそのままアレキをぶら下げたまま、待っています。暫くして戻ってきたエリーゼさんが、ごめんなさいねと言ってくださいますが、お世話になったのにお礼をしないわけにはいきませんからと、僕は微笑みます。
「お急ぎのお話でしたら、別に見送り等要りませんし、そちらを優先して下さい。」
僕の言葉に、エリーゼさんが首を振りながら何でも無い事の様に、微笑んで話してくれました。
「つまらない用事でしたわ。ルキウス教の教皇からの通達でしたの。某国への『聖戦を実行するから、領内での布告と教会への参集を告知せよ』ですって。
自領以外への介入など、帝国法によって禁じられておりますのに、困った方々ですわ」
その言葉に、僕の心臓は跳ね上がります。
「聖戦?! ルキウス教が他国へ戦争を仕掛けるのですか?」
僕の驚きと焦りが表に出てしまったので、これは何かあるなと察しられてしまいました。
「……少しお話しましょうか」
エリーゼさんは、ヘルガさん、フローラさん、レーナさんに目線で合図を送って、僕を客間へと運んでしまいます。僕としても、逃げ出す前に情報収集せねばなりませんね。
客までエリーゼさんの正面の席に僕は座らされます。エリーゼさんの左右をフローラさん、レーナさんが固め、真後ろにはヘルガさんが立っています。うん、鉄壁の布陣なんでしょうね。
「それで教会、いえ教皇はなんと仰ってるのですか?」
既に怪しまれてるでしょうから、ど真ん中の直球で確認します。エリーゼさん達は目配せをした後に質問に答えてくれました。
「教会からの布告の内容を、お話しする必要は本来ないのですが、大々的に奴隷も含めた市民へ布告せよとありますので、近日中に町へも布告されるでしょうからお話しましょう。」
そう言ってエリーゼさんが話してくれた内容は、ルキウス教会によるアレキサンドリア殲滅戦の布告文です。
いわく、
・アレキサンドリアは本来ルキウス教徒に与えられるべき、豊かな土地を専横している。
・アレキサンドリアは、ルキウス神が遣わせた巫女を拉致し、自国の発展を行っている。
・アレキサンドリアは神の物、ひいてはルキウス教会の物である神の知識を独占している。
・敬虔なる信者は、これを許してはならない。アレキサンドリアは、ルキウス教徒の手に奪還されるべき場所であり、ここに持って聖戦の実施を教会は宣言する。
・異端とされた者でも、聖戦に参加する事によって特赦がもたらされる。
・教会は参加した信徒に対し、天上での地位を保証する。
「ということですの。単なる扇動ですわ。国教とされるという噂を信じる愚か者と合わせて、乗せられた方々の頭の中には、夢想しかはいってないのでしょう」
「とはいえ、うまい手ではありますね。これには教会は何かを約束するといった事は一切書いてありません。
アレキサンドリアを打ち倒す事ができ、国教化されれば叙爵も昇爵も口出しできると思っているのでしょうね」
僕はエリーゼさんとヘルガさんの言葉に肯きますが、エリクシア国内に全て布告されたとすれば、どの位の兵が動員されるのでしょうか。それに人を集めるのはこの文でよいですが、軍を動かすには糧食や水、装備が必要となります。教会はそれをどうやって集めるつもりなのでしょうか? 僕はその辺の事をエリーゼさんに聞いてみました。
「人はこれで集まるかも知れませんが、食事や水といった物は如何するつもりなんでしょうね。移動先の信者に用意させるとでも言うのでしょうか?」
仮に1人1食にハンバーガーを1つと考えてみます。一万人の兵を養うのに、一日三食として3万個。それが戦闘の日数だけではなく移動の日数も含めてです。エリクシアの首都『ガラティヤ』とアレキサンドリアの距離は、風が良ければほぼ6日間。直線距離で千百kmあります。
これを徒歩で移動するとして、時速4kmが8時間で32kmです。移動だけで34日かかる事になりますし、これに1人1日1.2リットルの水分が必要だとすれば、1人分1.2kgの水分×1万で12000kg、12トンですよ。それが34日ということは408トンもの水を運搬するか調達しなければならない計算です。
到着した町で水を汲むにしても時間も考えれば膨大な量と時間を要します。国家が行う戦争だからこそ、輜重輸卒や国内の兵站を使えるのです。
一万人にパンを渡すだけでも大変ですよ。当然宿もそんな宿泊人数は保障できません。野宿して34日とか普通は考えられませんね。
「貴族や軍人に対しては、西領攻略時の兵站の備蓄などを教会が譲り受けたそうだ。これは随時船便で西領から東領の港へと搬送されるだろうね。
一般人は自分達で確保するしかないが、おそらく規律を保てず、途中の町・村から略奪が起きるだろうね。
兵自体も西領からの参加が多いだろう。今の西領は生きていくだけでも大変という話だ。豊かな新天地に行きたい、豊かな土地で暮らしたいと思う者は数が多いだろう。」
ヘルガさんの予測は、おそらく正しいのでしょう。教会に軍略や兵站に詳しい人がいることは無いと思いますからね。34日というのは、あくまで王都からの距離です。主力である西領から王都までも20日はかかるでしょうし、準備も考えれば開戦は二ヶ月先の新年明けと考えたほうが良さそうです。
「ありがとうございました。やはり僕は出立しなければならないようです」
僕がそういうと、ヘルガさんが僕を引き止めます。
「待ちたまえ。エリクシアに害を「判りましたわ」、……エリーゼ?」
エルガさんの言葉にエリーゼさんが言葉を重ねます。
「修行の旅に出ている強者が、戦場に向かうというのを止める訳にはまいりません。私達が出向く事のない戦いに、貴女が行くというならばますます止められませんわ」
僕を含めて、エリーゼさんを皆さん無言で見つめます。エリーゼさんがメイドの方に何か指示を出しますが、すぐに帰ってきたメイドさんから一抱えある袋を受け取ると、僕に差し出しました。
「これは当家で貴女の武技を見せていただいた事への、ささやかなお礼ですわ。必ず生きて、いつかまたその姿をお見せくださいね」
エリーゼさんの言葉に、僕は心から感謝します。
(《来い、FC1》)
心の中でFC1を呼び出します。数分でこのお屋敷までやってくるでしょう。
「皆さんこの度はありがとうございました。いつか必ずお会いしましょうね。いつかまた再会するその時まで!」
僕は袋とアレキを抱えて、玄関ホールへと歩き出します。FC1を庭へと着陸させますが、認識阻害などはそのままですので、みんさんには僕が掻き消えたように見えたかもしれません。
狭い操縦席に乗り込んで、アレキの居場所のしたに頂いた袋を置きます。アレキは『全くすわりにくいわ』などと言ってますが、君の猫えさも入ってるんだから、ちゃんと感謝しておきなよ?
「で、どうするのじゃ? すぐに戻るのか?」
アレキの言葉に僕は機体を浮上させながら考えます。2ヶ月あるとはいえ、今僕がアレキサンドリアに顔を出すのはまずいでしょうね。やはり隠していたかという事になりそうです。であれば、エリーゼさん、ヘルガさんから頂いた情報の西領に関して偵察とまいりましょう。途中大きな教会は様子を見たほうが良さそうですね。
「行くよアレキ。目的地は西領だよ」
機首を西に向け、僕はFC1を出発させたのでした。
*****
「エリーゼ様、行かせて宜しかったんですの? おそらく彼女はかの地の……」
フローラ嬢の言葉に、私は少し考えます。確かに咄嗟の行動でしたが、自分の大切な物を護る為に戦いに出向くというのであれば、私に止める事は出来ません。まして、教会に突き出す気にも慣れませんでした。
「わが国の為に戦さ場で戦って下さるというのですから、餞別を差し上げただけですわ。それに、皆様も判っているでしょう?」
そう、どんな達人といえど1人で相手できる敵はたかが知れてしまいます。彼女か優秀な魔術師だったとしても、魔法には限度も存在するのです。残念ながら、彼女と再び会うことは無いでしょうね。
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