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第3章
第5話 領地に帰る前の準備 5
しおりを挟む「フフフ、お兄様それは楽しそうですわ。それでしたらアレクお兄様と、三人で狩りを致しませんか?」
「そうか?なら早速用意を………狩り?三人?」
「シアおはよう。兄さんと何を話してるんだ?アイザック俺にもお茶………で?」
いつの間にかアレク兄様が、サロンに入って来てヴァンス兄様の、言葉を遮り会話を続ける。
「何だか、楽しそうな話をしていなかったかい?」
「ええ………アレクお兄様、ヴァンス兄様が私に遠乗を誘って下さったのですが。それでしたら三人で狩りをと、話してましたのよ」
「遠乗り?狩り?」
アレクは、ヴァンスを見てジロリと睨む。
「ヴァンス兄上?」
「何だ?アレク、私はこれからパトリシアと、狩りに出掛けるんだ!お前も同行しろ」
「はぁ………まぁ昨日の今日で、国王陛下から伝達もないか?まぁ………気晴らしに成るなら行こうかシア?」
「ありがとう御座いますアレクお兄様、ヴァンスお兄様。私!早速支度して参りますわ。待ち合わせは、エントランスで宜しいかしら?」
「ハハハ、ではエントランスで待っているからな!急がなくても良いぞパトリシア」
「はい、では後程。お兄様達お待ち下さいね」ニコリ。
サロンをパタパタと小走りで出て行く。
そうと決まればお着替えですよ。
初めての狩りです、腕が鳴りますよこの際何でも来いや!!魔獣ども!!
「パトリシア様、如何されましたか?お急ぎですか?」
小走りに走るパトリシアの、後ろを同じく小走りで着いて行くエルサが、パトリシアに確認をする。
「エルサ、お着替えですよ!お兄様達と狩りです」ルン。
「な、なにやら楽しそうにして、居りますが……まさかパトリシア様?」
「ほ、ほら、早くお部屋に戻って着替えるわよ」
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