ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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旅立ち

8話 森の再生? 改稿

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 あ~良い景色と暁彦は遠い目をする。

 なんと言うことでしょう!
 先ほど迄鬱蒼としていた木々や、雑草も生えて暗くじめじめとしていた場所が、全て伐採され刈りつくされ跡形もなくなって見通しが良い。
 これなら家を建てるのにも適した場所に早変わり!

 なんてふざけてる場合ではない。
 ううぅ…やっちまった!

 目の前に拡がる場所は目測で、おおよそだが…1キロくらいか?
 ほんとに物が……何も無くなっていた。(多分ね)

 うん!ここに家建てるか?なんてね。

 で、引きこもる?冗談だよ。

《主様?遣り過ぎです、しかも何言ってますか!!》

 あ~怒り(💢)マークが見えるわ~。
 そんなこと、思ってると頭にメッセージが流れる。

癒し草を入手しました。
毒草を入手しました。
麻痺草を入手しました。
惑わし草を入手しました。
リンの実を入手しました。
ウグの実を入手しました。
クルの実を入手しました。
臼木の木を入手しました。
トレントの木を入手しました……しました……しました……しました……しました………しました。

 うっわ、何だ良く分からない物の名が、メッセージが頭の中に響いてるけど、なに?入手ってなに?

《はぁ~それはですね、アイテムボックスをご確認下さい。因みにですが、主が魔法を使い伐採など倒した物は全て、アイテムボックスに自動で入ります……よ》

 呆れてる?
 てか、なにその便利機能は?じゃ今の魔法で……。

 もしかして? 
 と、アイテムボックスを確認する。

 すると、ちょっと前まで全く物が入ってなかったアイテムボックスの中が…。

『なっナビさん』

《ご確認いただけましたか?》

『はい』と返事しながら項垂れる。

 これは不味いな、うん!不味い!

 …………よし、わっ解った。
 色々突っ込みたいが、これは妥協するのがベスト!

 取り敢えず、見通しが良くなってしまった場所を何とかします。
 任せてよナビさん!!
 で、えっとと言いつつ暫し考える。

 あっ!
 土属性だな!
 えっと土はあれで…で、草木はあれか?OK整いましたよ!
 せ~のアースからの生えろ~!!
と地面を触って魔法発動させる。

 すると、なんと言うことでしょう。
 地面がボコ!ボコっ!揺れ始める。
 と抉れた土が盛り上がり、草が木が元の姿に生揃って戻っていく。その光景を見て僕って凄いと感心する。
 我ながら凄すぎる感心するわ~。

 やべ~俺って天才?と悦に浸ると頭の中でナビが怒鳴る。

《主様!やり過ぎです!!》

 ナビが五月蝿い。

『五月蝿いよ。別に、良いじゃないか!元通りになったし?これで無問題!だよ』

《はぁ~主》

『呆れたね?ナビ、ふん! いいよどうせね!』

 ふたり?一人と?どういう、カテゴリーかは分からないが。ここは二人で良いか?会話をしているとまた、別の声が頭の中に響く。

土属性がレベルアップしました。
風属性がレベルアップしました。
創造魔法 ウッドグロウを覚えました。
創造魔法 グラスグロウを覚えました。
精霊魔法 光の妖精が友達になりました。

 と、また頭の中で騒がしくメッセージが響いてる。
 ん~妖精の友達??  
 謎ね騒がしいし。
 これ役に立つかな?

 てか、魔法のレベルが解らないからレベルアップと言われても今一解らんのだよ。

 てか…………創造魔法ってなに?
 …………ステ確認した方がいい?


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