ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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旅立ち

9話 確認 改稿

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『なぁ、ナビさん?』

《はい?》

 疑問系を、疑問系で返すなゃ~。

『ナビさん』

《はい、何ですか》

『僕の魔法のレベルって、今どのくらいなの?』

《はぁ~面倒ですね………》

『つか、ナビさん?』

《なんでしょうか?》

『僕のサポート役だよね? なんでそんなにやる気無いのさっ! ボク君に何かした?』

《いえ?特に何もしてないですが。ただ》

『ただ?』

《私が面倒なのが大嫌い!な、だけです!》

 きっぱり言い切ったね~。(涙)

『言われた人の事を、考えた事ある?ナビさん』

《いぇ? 私はシステムでしかないので、そう言った感情的な物はありません》

『でも、ナビさん?』

《は?》

『さっきから、僕にずぅ~っと怒ってるでしょ? ムカつくって思ってるでしょ? それは感情だからね。あと、面倒とかも感情だから!良く考えてよ、もう暫くナビさんを呼ばないから宜しくね』

《……了解致しました》

 はぁこれは、神様にクレームだな。   
 なんか釈然としないけど、ここで自分のステータス確認するかな。

ステータス

名前 暁彦・成宮
種族 人間種(とりあえず)
年齢 15才
職業 魔法剣士(とりあえず)

レベル 1→25
HP   ∞ 
MP  ∞    
体力 MAX
魔力 MAX
知力 250/250
俊敏 Lv MAX
器用 Lv MAX
剣術 Lv MAX
武力 Lv MAX
運  75/100

魔法(火属性 Lv5、風属性 Lv5、水属性 Lv1、土属性Lv5、雷属性 Lv1、氷属性 Lv1、光属性 Lv5、闇属性 Lv5 、聖属性 Lv1、時空間属性 Lv5)

スキル
全言語理解 Lv MAX
無限収納(アイテムボックス)
料理    Lv 10
錬金術   Lv 10
生活魔法  Lv 10
鑑定眼   Lv 10 
気配察知  Lv 10  検知 索敵 
魔法創造  Lv 10   ウッドグロウ グラスグロウ
精霊魔法
従属
インターネット Lv  ∞

加護
世界神 アルシャの加護 光精霊の友

 

 へぇ~レベルが上がってる。
 新しい魔法も覚えてる。
 レベルが上がる場面は………あったな?さっきのあれだな。
 ああ、これが創造魔法ね………凄いな実感だねぇ~。

 アイテムボックスには、魔物も入ってるしな。
 ステータスこれは……どうするかな? 
 その内隠蔽しないと不味いよね?
 ま、取り敢えず保留。

 あと、魔物の素材やらはどうするか?

《主》

『なに?呼んでないよ?』

《素材他は、街に行けば売却できますので》

 軽く無視ですか?

『……あっそうか!売ればお金になるね』

《当たり前です》

 怒られた!なぜ?

 あれ?僕ちょっと前まで、30手前のちゃんとした大人だったよな?
 
《ちゃんととはなんですか?》

『煩いよナビ、ちゃんとはちゃんとだよ。働いてたんだし、年も重ねたんだよ。あっちの世界でさっ!』

 あっ、日本で貯めてた貯金…………。
 しくしく虚しくなって来た。

《そのご心配は要りませんよ。アイテムボックスの中に金貨が入ってますよね?》

『入ってたけど………まさか!あれって』

《そうです。僅かでしょうが、換金してあるとの事でしたよ。足りない部分は、そこはサービス♡だそうです》

 僕の貯金が足りないとか…………。

 なんか、なんかが崩れて行く。


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