ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

新たな町へ

閑話 アルシャ・・・・切実な願い。

　

　部屋に戻り眠ろうと、ベッドに横に成った時に久々に、聞いた事が有る声が頭に響いた。

「成宮さん！貴方・・なぜいまだに私専用の、アイテムホルダーに、お願いした物を入れてくれないのですかぁ」（泣）

　何かアルシャからお願い？なんてされてたかな？？

「私、お願いしましたよね？」

　ん？何を？何か頼まれたっけか・・・・？

「わ、忘れてるぅ～私との約束を～」

　五月蝿い！えっと何だっけ？『ナビ覚えてる？』

《はぁ主・・約束と言うか、アルシャ様の一方的な、願ですが・・・・お酒と・・・・》

　あ！思い出したよ！ごめんごめん酒と摘まみだったか？

　後で入れとくよじゃ！俺は眠い朝も早い寝る。

「ち、ちょっと待って、今、今入れてお願いします。後スイーツも、ねっ！ねっ！私殺されふぅぅ、マリアンヌやめ止めて首は、締め・・・」

　ん？誰かと一緒に居るのか・・・ったく仕方がないなぁ～。

　じゃほれ。酒は、焼酎と、日本酒、ブランデーとあとは、ワインが妥当かな？

　摘まみは、乾き物と、チーズとチョコレート、ポテチ、と適当にホルダーに入れていく。

　後は、スイーツねぇ・・・・ショートケーキ、プリン、エクレア、シュークリーム、ゼリー、大福、どら焼と目に付いた、甘味を入れて行き・・・。

アルシャ入れたぞ！じゃぁな、お休みZzzz

「な、成宮さん！助かり・・・」

　ブツリと、思念が切れた。

　寝たのね・・・・・。

　アルシャが、がくりと肩を落として振り替えると満面に笑みを浮かべた酒友とお茶友がいた。

アルシャの顔が青くなる。