ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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182話 ドイア国 王都へ向かおう! 

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 決めた!ここに行くぞそれも王都に行くぞ!
 今日は遅いし暗くなったから、門も空いてないだろうから明日だな。

 ならまた、キャンプだな……。
 昼迄居た場所まで戻りますかね。
 そして、またテントを張って作り置きにした料理を食べて眠りに着く。

 翌朝クリーンで身綺麗にして、出かける用意をして空に飛び上がる。
 目的地は、隣国のドイア王国の王都だ!行くぞ。

 暫く空を飛んで進むと、ドイアの国境近くになってきたので、目立たない様に降りる。
 そして国境迄歩いて向かう。
 暁彦何気に思う、良い国なら良いなぁ~。

《主フラグ立てないように》 

『え!純粋にそう思っただけです。だけど……どうしょうかな?認識阻害掛このままで良いよね?』

《そうですねそのままでも良いと思いますよ?》

『分かった、このまま並ぶよ門抜けられると良いなぁ』

 そんな話をしながら国に入る列に並ぶ。
 暫く待つと自分の番が来たので兵士に呼ばれた。

「次!こい」

「はい、お願いします」

「何処から来た?」

「えっとユニス国からですが、冒険者なので旅人です」

「ほう?冒険者ね?身分証は?」

「はい、これです」

 と言って身分証を渡す。

「………名前は、アキヒコ?変わってるな?何処の生まれだ?」

「えっと孤児でして生まれは?分かりません」

「………そうか、すまんな。なら、通って良いぞ、入ったらあそこで通行税を納めてくれ」

 はいよと言ってカードを返してくれた。
 そして通行税の銀貨4枚を納めて、ドイア王国に入った。

『なんだか、あっさり入れたからびっくりだ!』

《案外、孤児というのが効いたみたいですね?》

『まぁ、そんな感じだよね。さて、王都を目指しますかね?ここからどれくらい掛かるのかな?』

《歩きですか?5日ですね》

『また、遠いねぇ……上で行こうかな?』

《はぁ、気をつけ下さいね?》

 よし、そうしよう。
 先ずは目立たない所を探して、空に行こうかな?
 道を歩いて行くと段々人気がなくなって森の中に入る。
 ここら辺でいいかな?マップ表示して。

「フライ」

 おお、すげぇ~何にも無いねぇ下を見ても緑色だ。
 さて、王都はどっちだ?
 ここから東に行けば良いのか、なら行きますよ。
 空を飛んでるけど、中々鳥と遭遇しないね?
 ま、飛んで来られても困るけど。今度は下を見るとあらら、地上は魔物多いね?何々?マップで 確認……おお!ベアと蛇がいるよ?怖!
 後は、相変わらずゴブがいるね?これ村になってるよ?討伐しないのかね?
 あ、あっちにグレートボアが群れてる!スゲー何頭居るんだ?

 あれ狩っておくか?
 よし!15頭全部ゲットだぜ?
 空からボア目掛けてエアースラッシュ!
 すると二頭一遍に倒した、そして地上に降りて3頭一遍に切り掛かり首を落とす。

「おお、スゲー。レベル上がってるからすんなり切れる」

 そんなことを言ってまた、ボアに切りかかって行く。ボアも暁彦に向かって突進してくる。

 どうやら敵と判断されたらしく、興奮しながら突進してくる。それを交わして横に回り込んで腹を「ズブリ」と深く剣を刺す。が体が大きいので悲鳴をあげるが倒れない。仕方がなく一端後ろに下がって間合いを見て、ボアの下に入り込みの喉をねらって刺した。

 すると「プギャーーーー」一声上げて倒れる。
 はい次!だけど面倒なのでロックニードル!
 そして、次々と石の矢がボアの体に刺さって倒れていく。
「はい15頭、討伐完了」

 と言ってまたフライで空に上がる。
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