ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

いくみ

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新たな町へ

433話 使用人達の話し合い 3

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 さて、邪魔物は出て行きましたが…。
 屋敷のルールが未だでした。

「さて、皆さん1人欠けましたが…ここで、屋敷のルールの説明です」

「あそれ俺が言う!」

「なら、カナルお願いしますね」

「おう!先ず…」

1. 毎朝全員5時にリビングに全員集合!
  五分過ぎてもリビングに来なければ罰金。
  銀貨3枚徴収。朝食は抜き。

2. 昼の昼食時間は朝の10~手伝。当番制。
  (イリヤ以外)
  手伝いに来なければ罰金銀貨1枚。
  昼食は抜き。

3. 夕食は夕の5つから支度を始める。
  (イリヤ以外)
  当番制で手伝いに来なければ銀貨2枚罰金。
  

他. 主に生意気な言葉遣いは禁止。
  口答えしたら罰金、その場で金額的が決まる。

「とあるが……明日からは料理人が二人も増えたからね。多分俺ら門番兼、護衛は一番と他を護れば良いかと思うぜ?」

「朝早いな…すまん。カナルさん、男達は何時起きだ?」

「料理人達は、多分旦那から指示があるが。門番は、朝の4つ半に起きてるな。何せ朝の5つに、隣のリビングに全員集合だからな」

「仕事は何時からするんだ?」

「基本は、朝の6つから夕の6つ迄だが。俺らは当番制で、朝の5つ半くらいからかな。まぁ…早い話しが、朝飯食ったら直ぐだ。それから昼の12までと、昼の1つから夕の6つ迄の2交代だぜ」

「そ、そんな楽で良いのか?」

「ああ、余った時間は、他の仕事を手伝っても良いし。休んでも良いが…暇だろ。だからな、気晴らしに地下で剣術の訓練とか、畑の手伝してた。ハハハ、後は旦那様の護衛だな」

「そう、偶にあの人出かけるからさ、その護衛だ」

「そうか……わかった。これからよろしく」

「おう。宜しく。多分俺と組むから頼むよ」

「カナルさん宜しく」

「お、おう。だが…さんは要らねぇ!呼び捨てで宜しく」

「……なら、カナル宜しく」

「おう。歓迎するぜ?他の皆も宜しくな?」

「宜しく。しかし…旦那様か?あの方はどういう方なんだ?」

「そうそれそれ、俺も不思議だ!色々と料理を知ってるが、料理人ではないだろ?」

「……それは、私達も不思議なのですよ?ですから、余り詮索はしないと決めてます。じゃないと、ここでは暮らせませんよ?」

「わ、分かった。詮索無用なんだな?」

「ああ、その方が身のためだぜ。タウルスさんにヘンリル。詮索より旦那から料理を教わって、覚えた方がよほど身になるぜ?」

「その内に戻ってくる、グレドと言う料理人は旦那から料理を、教わって腕を挙げたぜ?」

「そ、そうか。なら期待しててくれ俺も努力する」

「お、俺も下働きだけど出来ますか?」

「ああ、一緒に頑張ろうぜ?」

「は、はい!」

「あ、あの私は……」

「あんたはメイドだろ?」

「はいそう聞いてます」

「なら、マイナに聞いてくれるかな?彼女しっかりしてるから」

「はい!わかりました」

「あ、あの……僕は?」

「えっと、ベントンか君は……。カシュー!ゲイルとケイト呼んで!」

「了解なら、三人とも呼ぶよ」

「おう、そうして」

 おやおや、私は出る幕がありませんね……?
 これは座ってお茶でものんでますかね?
 フフフ、これで旦那様に良い報告が出来そうですね。

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