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28寄生草
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調合師と薬草学を取ってから3ヵ月経った
エリちゃんとの約束を叶えるレベルには既に達したんだけど薬作りにハマっちゃってついついレベルを上げ続けてしまった
調合師Lv.5・薬草学Lv.4・効率化Lv.3
調合師と効率化はレベルアップ条件に期限があって今はレベルが上げられない
シエル「蓮琉虹桜リーラ用意出来た?」
ハル「ガウ」
コウオウ「キュ」
リーラ《できたー》
シエル「東48度2.4km先戦いたい?」
リーラ《やりたーい》
シエル「じゃあリーラだね~リーラなら大丈夫だけど油断しないようにね」
リーラ《はーい!》
実は中域の魔物だとリーラと戦う時だけ魔物が逃げ出すんだよねぇ~
リアちゃんによると【リーラ様が最古の森中域長だからです。中域に分類される魔物はリーラ様を攻撃する事が本能的に出来ないので逃げるしか無いのです】だそう
まあ中域以外が中域に来たら攻撃されるから中域にいれば安全という訳じゃないらしい
リーラの戦い方は基本スキル威圧を使ってから大きな身体を活かしたタックル、それで倒せなかったり反撃をくらえば爪や牙を使い戦う。危なくなったら精霊魔法を使ってもいいと許可してるから(人が居ない場合に限る)大丈夫だろう
シエル「威圧が僕達に来るのを制御出来るようになってもらわなきゃね~」
リーラ《せいぎょ?》
シエル「僕達に威圧を飛ばさずに敵にだけ飛ばせる?」
リーラ《やってみる》
シエル「少なくなったね。リーラ、1発で完璧に出来る奴何て早々いない。落ち込む必要は無いよ、少しでも減ってるって事は意識すれば制御出来るって事が分かったんだから、ね?」
リーラ《うん、リーラ頑張る!》
基本戦闘はリーラに任せて僕は薬草を採取する
薬草学のお陰で薬草がある場所の特徴や数が分かるから取りやすい
リア【リアちゃんより反応にはありませんが南南西400m先の地面に寄生草と言う薬草があります。生物が微量に発する生気と魔力を地面から吸い取る事で成長する入手困難な薬草です。】
成程ね~んー吸い取られてる感じはしない、本当に微々たる物なんだね
リア【リアちゃんよりいいえ、魔力操作で体内に留めたままですので吸収されていません。生気はリアちゃんが漏らさないようにしていましたのでシエル様は疲れたりしません】
そうなの?ありがとね♪
蓮琉達ならこの程度で疲れたりしないだろうけど、奪われる量が僕が分からないし、早く採取しちゃうよ
リア【リアちゃんより右前に4歩、半歩後ろ、しゃがんで手を真っ直ぐ伸ばし地面に着いた所にあります。取り方は手で掘る場合は土と引き離さずに多めに掘ります。土魔法が使える場合は根だけ土を残し手を汚さず採取する事が出来ます。シエル様はリアちゃんが魔法を使うのでイメージだけしてくだされば土魔法を使い採取する事が出来ます】
シエル「寄生草が枯れない程度の土を残して掘り起こす。おぉ~何か毒々しい色合いしてるね」
ハル「ワウ!」
シエル「ちょ!蓮琉食べちゃ駄目!吐き出して!ほら、ペッって」
ハル「ウ?」
リア【リアちゃんよりそのまま食べられる薬草ですので大丈夫です。そのまま食べても栄養価が高く貧血や生理を和らげる効果があります】
シエル「はぁ、今度から食べるなとは言わないからいきりなり食べないで。分かった?皆もだよ。」
ハル「ワン!」
全く久々にドキっとしたよ
蓮琉達はもう仲間同然なんだからね?
何時までも一緒にはいないだろうけど、別れるまではずっと傍に居たいくらいには思ってるんだから
ずっと
忘れたい覚えていたくない記憶を呼び起こされる
過呼吸にはならなくても呼吸が荒くなって何も考えられなくなる
「流ずっと一緒に、いたかった、ごめ、んね。」
「嫌だ!いなくならないでずっと一緒にいてくれるって約束したのに゛」
「流、心、を、許せる人、見つけて、私の、事は忘、れて、生きて」
「私のせいで、居なくなる?嫌だ、嫌だよ。僕を置いていかないで」
「笑って、よ。流の笑顔、好き、なの。■■■にならなくて、いい、から。死なないで」
「お姉ちゃん?お姉、ちゃん?お姉ちゃん!どうして僕だけが助かったの?僕が死んでお姉ちゃんが生きていれば良かったのに、どうして、ドウシテ・・・」
僕はお姉ちゃんが居なくても生きて行けるようになった
ならなくていいと言った暗殺者になって生活費を稼いだ、それしか僕の年齢で稼げる職業が無かったからね
暗殺者になる為の訓練は決して楽じゃ無かった、でも出来ない事でも無かった。向いてる、と誰もが言い秀才、天才と褒めてくれた。
バイトでも出来る歳だったら暗殺者にはならなかっただろうけどね~
異世界に来た今では暗殺者だった事は正解だったと思える、魔物が蔓延る世界では生きていけなかっただろうと強く思った
ペロペロ
シエル「ん。はる?」
ハル「クゥーン」
リア【リアちゃんより突然倒れた為風魔法を使い衝撃を和らげましたが、痛い所等はございませんか?】
シエル「大丈夫だよ、急に倒れてごめんね。今日はもうこの辺りで寝ようか」
親しみを込めたのはチュートリアルから取ったんじゃない、お姉ちゃんの名前聖莉愛から取ったんだ
今日の夢は昔の事だろうな~久しぶりに見るから朝は起きれない、かもね
エリちゃんとの約束を叶えるレベルには既に達したんだけど薬作りにハマっちゃってついついレベルを上げ続けてしまった
調合師Lv.5・薬草学Lv.4・効率化Lv.3
調合師と効率化はレベルアップ条件に期限があって今はレベルが上げられない
シエル「蓮琉虹桜リーラ用意出来た?」
ハル「ガウ」
コウオウ「キュ」
リーラ《できたー》
シエル「東48度2.4km先戦いたい?」
リーラ《やりたーい》
シエル「じゃあリーラだね~リーラなら大丈夫だけど油断しないようにね」
リーラ《はーい!》
実は中域の魔物だとリーラと戦う時だけ魔物が逃げ出すんだよねぇ~
リアちゃんによると【リーラ様が最古の森中域長だからです。中域に分類される魔物はリーラ様を攻撃する事が本能的に出来ないので逃げるしか無いのです】だそう
まあ中域以外が中域に来たら攻撃されるから中域にいれば安全という訳じゃないらしい
リーラの戦い方は基本スキル威圧を使ってから大きな身体を活かしたタックル、それで倒せなかったり反撃をくらえば爪や牙を使い戦う。危なくなったら精霊魔法を使ってもいいと許可してるから(人が居ない場合に限る)大丈夫だろう
シエル「威圧が僕達に来るのを制御出来るようになってもらわなきゃね~」
リーラ《せいぎょ?》
シエル「僕達に威圧を飛ばさずに敵にだけ飛ばせる?」
リーラ《やってみる》
シエル「少なくなったね。リーラ、1発で完璧に出来る奴何て早々いない。落ち込む必要は無いよ、少しでも減ってるって事は意識すれば制御出来るって事が分かったんだから、ね?」
リーラ《うん、リーラ頑張る!》
基本戦闘はリーラに任せて僕は薬草を採取する
薬草学のお陰で薬草がある場所の特徴や数が分かるから取りやすい
リア【リアちゃんより反応にはありませんが南南西400m先の地面に寄生草と言う薬草があります。生物が微量に発する生気と魔力を地面から吸い取る事で成長する入手困難な薬草です。】
成程ね~んー吸い取られてる感じはしない、本当に微々たる物なんだね
リア【リアちゃんよりいいえ、魔力操作で体内に留めたままですので吸収されていません。生気はリアちゃんが漏らさないようにしていましたのでシエル様は疲れたりしません】
そうなの?ありがとね♪
蓮琉達ならこの程度で疲れたりしないだろうけど、奪われる量が僕が分からないし、早く採取しちゃうよ
リア【リアちゃんより右前に4歩、半歩後ろ、しゃがんで手を真っ直ぐ伸ばし地面に着いた所にあります。取り方は手で掘る場合は土と引き離さずに多めに掘ります。土魔法が使える場合は根だけ土を残し手を汚さず採取する事が出来ます。シエル様はリアちゃんが魔法を使うのでイメージだけしてくだされば土魔法を使い採取する事が出来ます】
シエル「寄生草が枯れない程度の土を残して掘り起こす。おぉ~何か毒々しい色合いしてるね」
ハル「ワウ!」
シエル「ちょ!蓮琉食べちゃ駄目!吐き出して!ほら、ペッって」
ハル「ウ?」
リア【リアちゃんよりそのまま食べられる薬草ですので大丈夫です。そのまま食べても栄養価が高く貧血や生理を和らげる効果があります】
シエル「はぁ、今度から食べるなとは言わないからいきりなり食べないで。分かった?皆もだよ。」
ハル「ワン!」
全く久々にドキっとしたよ
蓮琉達はもう仲間同然なんだからね?
何時までも一緒にはいないだろうけど、別れるまではずっと傍に居たいくらいには思ってるんだから
ずっと
忘れたい覚えていたくない記憶を呼び起こされる
過呼吸にはならなくても呼吸が荒くなって何も考えられなくなる
「流ずっと一緒に、いたかった、ごめ、んね。」
「嫌だ!いなくならないでずっと一緒にいてくれるって約束したのに゛」
「流、心、を、許せる人、見つけて、私の、事は忘、れて、生きて」
「私のせいで、居なくなる?嫌だ、嫌だよ。僕を置いていかないで」
「笑って、よ。流の笑顔、好き、なの。■■■にならなくて、いい、から。死なないで」
「お姉ちゃん?お姉、ちゃん?お姉ちゃん!どうして僕だけが助かったの?僕が死んでお姉ちゃんが生きていれば良かったのに、どうして、ドウシテ・・・」
僕はお姉ちゃんが居なくても生きて行けるようになった
ならなくていいと言った暗殺者になって生活費を稼いだ、それしか僕の年齢で稼げる職業が無かったからね
暗殺者になる為の訓練は決して楽じゃ無かった、でも出来ない事でも無かった。向いてる、と誰もが言い秀才、天才と褒めてくれた。
バイトでも出来る歳だったら暗殺者にはならなかっただろうけどね~
異世界に来た今では暗殺者だった事は正解だったと思える、魔物が蔓延る世界では生きていけなかっただろうと強く思った
ペロペロ
シエル「ん。はる?」
ハル「クゥーン」
リア【リアちゃんより突然倒れた為風魔法を使い衝撃を和らげましたが、痛い所等はございませんか?】
シエル「大丈夫だよ、急に倒れてごめんね。今日はもうこの辺りで寝ようか」
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