ルーマナ 番外編

お正月、下

正月後半●アルセ・シャイン（目線）


何かクラス以外の女子からも餅のお裾分けが、少しずつ味が違うが流石に飽きた。受け取ったからには食べるぞ


女子｢あの/////シン先生貰ってくださいっ！｣


アルセ｢悪いんだが・・・くれるのか？有難う（ニコ）｣


女子｢//////////ありがとうございます/////｣


アルセ｢女子から貰える何て光栄だからな、彼処でお友達が心配している行っておいで｣


また増えた、そろそろお腹も限界だ
もう結果として味の感想を言えればいいかな？いいよな？いいだろ


アルセ｢〈〈ボソッ〉『ブラックホール』〉｣


胃に向かう食道の中央に（ブラックホールを）作り通ってくる餅を消滅させる、コントロールが悪いとはみ出て臓器が飲み込まれたりするから注意が必要だ
勿論自分にかける時は失敗するかもしれない事何て俺はしない、まずは見ながら使い、次に見えなくして使う、最後に的確に使えていたか確認した後に自分に使うんだ。そうすれば失敗しにくいだろ

この無限に食べることによって豪食の鬼畜教師何て2つ名モドキを影で呼ばれていることを本人が知るのは次の担任替えの時のお話


アルセ｢今ギルドじゃ恐らく酔っ払いで溢れかえってるんだろうなあ～酒も摘みも1割以下ほぼ無料に近い｣


正月もお祭りだろ？お祝い事＝祭り事って俺の中の方程式になってるし
新年早々大金を使うのも嫌だろうって事も含めてる


メイプル｢アルセ先生終わりましたか？｣


アルセ｢提出して来る待ってろ。学園長今週の課題と来週の空いてるシフトだ、んじゃギルドに戻るからお先。メイプル終わった行くぞ｣


ガルド｢ちゃんと1ヵ月分出しとる筈なんじゃがのぉ1週間で終わらせるとは思ってなかったのぉ～｣


仕事量が多い？当たり前だ、ギルドマスターとしての仕事があるんだから両立する事が大前提でガルド学園長にもちゃんと両立出来ないのなら学園を辞めるかギルドマスターの座を誰かに譲るって話を通している


メイプル｢ねぇアルセ教師の方は無理でもギルドの方はいつも以上に手伝うよ？｣


アルセ｢いや別に（ギロ）手伝ってくれれば嬉しいぞ｣


メイプル｢ん！皆待っててくれたの？｣


俺達が職員室を出て転移しなかったのは人が居たからじゃない、正門で5人が居るのが魔力察知で分かっていたから
てっきり先に向かってるもんだと、友達（護衛対象、妹）を待つのは当然なのかも知れないが
ギルドまでは俺が集団転移でとんだ、コレを狙ってたかも、うん。めっちゃ嬉しそうだった


アナ｢マスター！明けましておめでとうございます、今年もギルド共々宜しくお願いします！皆さん明けましておめでとう。｣


全員｢おめでとう（ございます（ですわ））｣


メイプル｢アナさんおめでとうございます今日は休みなのに受付をしてるんですか？｣


アナ｢チッデートに誘われたんですって、デートに。暇なの私しか居なかったのよ、マスター達と楽しみたかったのに｣


アルセ｢スー今日1日は依頼を受けるは禁止とする！依頼を頼まれる者と受付を順番にして今日は楽しめ以上だ｣


｢叫んでる奴誰だ？｣
｢マスターが普通に話してるぞ！｣
｢今日は祭りだ、受付も楽しめよ！｣


アナ｢っま、マスター・・・有難うございます！｣


アルセ｢あれ？アナ泣くなよ。《メイプル悪い、アナと2時間ほど抜けるな》アナ、お手をどうぞ？Myprincess？｣


全員（メイプル・アルセ以外）｢//////////｣


メイプル｢何で男まで？んじゃ皆あっちにサクさんいるから行こ！｣


イル｢アルセさんってアナさんには砂糖吐くよね｣


メイプル｢あの人は特別だもん本人は気付いてないし軽く言ってるけどかなり気があると思うよ｣


なーんて話は聞こえてないから知らないが俺は決して無自覚じゃないぞ
助けた時は何も思わなかったけど、向けられる感情には敏感なんでな。思われてる内に何て誰にでもある事だし、メイプルへの想いが消えたわけじゃない←本編ではまだそこまででは無いです


アナ｢あり、有難うございままます/////｣


アルセ｢こうした方が温かいそれにこの方が密着してて嬉しいしな｣


アナ｢（アルセさんと恋人繋ぎ！！/////）｣


アルセ｢ふっ照れてる顔も可愛いよ。朝から居てくれたんだお腹空いてるだろ折角お祭りで安いんだ買いに行こう｣


眼を離した隙に攫われたとか洒落にならん
アナは余り戦える方ではないからな
お餅を美味しそうに食べてる顔は特に可愛かったな～
また祝い事があれば誘いたい所だ
メイプル達も楽しんでたらしいし、これだから祭りはやめられない