【R18】ボクのかわいいお嫁さん

Cleyera

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オジニイサンはボクのモノ

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 びくびくと震えているけれど、オジニイサンの反応は薄い。
 はっきりと覚醒してないのだろう。
 ちょっと残念だ。

 でも、意識が無い時の方が反応が素直なのは間違いないかな。
 ボクが魔力をあげると甘えてくるし。

 淫蕩を司るボクの魔力と子種を体に馴染ませてあげて、このオジニイサンが淫乱になったら嬉しい。
 甘えん坊のお嫁さん、最高じゃないか。
 このままとろとろに甘やかしたら、意識がある時も甘えん坊にならないかな。

「……っうぅ、……ぁん……はぁ」

 注がれた魔力にどんな感覚を覚えたのか、オジニイサンは安心したようにそっと息をはく。
 もっと魔力を欲しいのか、お尻の窄みがきゅう、きゅ、とボクの先端を締めつけてきた。

 死にそうに弱っているのに腰をうねらせて、もっとちょうだい、ときゅうきゅう甘えてくる。

 ふふふ、可愛いなぁ。
 うん、決めた。
 ボクはこのオジニイサンをお嫁さんにする!

 人の姿でも根元まで突っ込むのは、慣れてからでないと無理だろうな。
 本性で子作りができるようになるまで、どれだけかかるだろう。

 ボクの個人的な意見ではお嫁さんが垂れ流しでも構わないけれど、痛くて辛い思いはさせたくない。
 お嫁さんが自分からボクを受け入れてくれると嬉しいな。

 来るかも分からない未来を、ボクは楽しみにすることにした。
 オジニイサンが淫乱になった姿は、すごく良いと思う。

 だから。
 このままもう一回注いであげるね。

 先端だけ入れた体勢で、腰を動かさずに自慰をするのは大変だった。
 故郷とは植生が違う人の国では、ぬとぬと液がたくさん用意できなかったから、奥まで入れたら絶対に痛がる。

 一生懸命、小さい前脚で相棒をしごいた。

 気持ち良いけど、これじゃないという感覚のまま。
 ボクらは気持ち良いのが好きなんじゃない、お嫁さんと子作りするのが好きなんだ。 

 オジニイサンに包まれている先端に意識を向けて、魔力をちょうだいと甘えてくる姿を思い出しながら。
 ぬこぬことしごいて、ぐったりしているオジニイサンに負担をかけないように。

 二度目の子種をお腹の中に注いであげる頃には、オジニイサンは気絶寸前でもうろうとしていた。

 ボクの魔力を分けてあげるから、たくさん眠って、早く元気になるんだよ。
 そう思いながら、たるんだ体を抱きしめた心地は悪くなかった。

 魔力は貪欲に欲しがるけれど、オジニイサンが淫乱に育つかどうかは、まだ分からない。
 元気になったら、ボクら流の総愛されメスの流儀を教えてあげないとな。
 そう思った。



   ◆



 再び意識を失ったまま目を覚さないオジニイサンにやきもきしながら、口移しで水分と魔力を与えて数日。
 ぬとぬと液で窄みをほぐしながら。

 ようやく、ボクのお嫁さん予定のオジニイサンが目を覚ました。

「おはよう、かわいい人」

 ボクは幸せ満開の気持ちで優しく声をかける。

 名前を知らないけれど呼んであげたいから、ご近所さんたちの真似をして『かわいい◯◯』と呼ぶことにした。
 オジニイサンと呼ばれる方が喜ぶなら、それでも良いけど。

 オジニイサンは何日も食べていないので、寝ている間に腹回りが細くなった。
 もちろん排泄のお世話はボクがしてあげたよ。
 お嫁さんにする前に、股関節の具合を確かめておきたかったからね。

 結果は満点以上、想像以上だった。
 元々鍛えていたのは間違いないオジニイサンは、股関節も少しほぐしてあげるだけで柔らかくなって、いろんな体位で愛を交わすことができそうだ。

 基本の後ろからのしかかりでしょ。
 ボクが寝転がって、お腹の上に乗せるでしょ。
 後脚同士を絡めるように、ってのも見たことがある。

 人種族って、性交特化種族ってのは本当なのかなー。
 貧民窟で見ただけでも、十以上の体位があったんだよね。
 ボクが人の姿をしていたら、いっぱい、それが真似できるんだよね。

 なによりも、お腹周りがすっきりしたことでオジニイサンの見目が良くなった。
 脂肪でたるんでもったりしたお腹も嫌いではないけれど、ボクらの子供以外をお腹に孕んでいる勘違いはされたくない。

 お嫁さんと子作りする期待は、日に日に膨らんでいくなあ。

 二度目の失神はボクが追い込んだとはいえ、何日も待たされて我慢の限界を超えていた。
 何度も叩き起こしてしまおうか、と思ったけれど……できなかった。

 無理やり起こしたら可哀想だよ。
 ボクらはお嫁さんお婿さんには優しいのだ。
 みんなでみんなのお嫁さんお婿さんたちを愛するのがボクらだ。
 個別に見れば一組の夫婦だけど、ご近所の全員でお嫁さんお婿さん全員を愛する。
 みんなの子供は、みんなで育てる。
 狭量で独善的な処女好きどもとは違うのだよ。

「……?、っ!?」
「はい、お水だよ」

 生き物には水と食物が必要だ。
 意識がなくては食べさせられないけれど、普人種もそうだろう。

 ボクはお世話をしているうちに、このオジニイサンを本当に可愛いと感じるようになった。
 目覚めるまでの期間、意識がないのに、魔力をねだるように甘えてくる姿にほだされてしまった。

 人の美醜は分からないけれど、たぶん、魔薬と酒とオンナを絶てば、もっと可愛くなると思う。
 今はがびがびの縄みたいになっているカミを洗ってあげたら、きれいなたてがみのようになるんじゃないだろうか。

 臭いから考えて、オジニイサンはかなり長く魔力の生合成不良状態にある。
 体が無意識に足りない魔力を求めて、体臭が分泌されているのだろう。

 弱る前は、普人種の中では魔力量が多かったのかもしれない。

 ボクが匿ってからのオジニイサンは、酒も魔薬も摂取してない。
 もちろんオンナの胎内への魔力と子種の放出もしていない。
 とはいえ、弱った臓器が簡単に治るとは思えない。
 ボクには治療の手段はない。
 人種族の生態には詳しくないんだよ。

 今のオジニイサンの体内にあるのは、注ぎ込んであげたボクの魔力だけ。
 自分の中に他者の魔力、それはどう感じるものなんだろう。


 声を上げようとしたようだけど声が出なかったオジニイサンは、ボクが差しだした木鉢ボウルの水をがぶがぶと飲んだ。
 それからやっと、自分が全裸で枯れ草の上に寝ていると気がついたようだ。

 意識が戻るまでの間は、寒くないようにボクが添い寝してたよ。
 もちろん毎朝毎晩、ていねいに全身をなめてあげた。
 窄みをぬとぬと液でほぐしてあげた。

 ボクらは独占はしないけれど、自分のものは大事にするんだ。

「こ……っ、げほっ、こっ、げふっ」

 体液が足りない上に魔力枯渇で死にそうになってたから、水を飲んだ程度で声が出るわけないのに。

 迂闊なオジニイサンが可愛くて、顔が緩んだ。
 人の顔って、動きだけで相手に意思を伝えられて便利だよね。

メシもあるよ」

 山菜と交換で用意したのは、前に貧民窟に住む普人種が食べているのを見たことがあるものばかり。

 粉と水を混ぜて焼いた塊。
 水を熱して、なんかいろいろぶっこんだ汁。
 味は知らないけれど食べられるだろう。

 ボクらが食べられても、人には毒になるものがある、くらいは知ってる。
 人の食物なんか必要ないしー、と貧民窟に来てからも知らずにいたことで困る日が来るなんて。

「……っ……はっ……けほっ……」

 咳き込みながら、ボクに木鉢を突きつけるオジニイサン。
 水を注いで欲しいのだろう。
 でも、立場が違うよ。

 もうオジニイサンはボクのモノだ。
 なにかして欲しいなら、きちんと〝おねだり〟するべきだ。

 
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