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初夜 1/2
しおりを挟む夜になると寒くなるからオジニイサンが風邪をひいてしまうかもしれない。
ぐったりしているオジニイサンを運んで、枯れ草の上に仰向けに転がした。
逃げようとも暴れようともしないのは初めてだ。
これって、お嫁さんになる、と受け入れてくれたから、だよね?
疲れて動けないじゃないよね?
お嫁さんの体調や気分が乗らない時に、無理を言うつもりはないんだよ。
愛しあうのはお互いに望んで、が良いから。
まあ、今までのは、治療兼相性を確かめるために必要だったってことで。
「かわいいお嫁さんとの初夜をずっとボクは望んできた、夢みたいだ、幸せだよ、ずっと大切にして大事にかわいがってあげるからね」
「なにをば……ん、ふ……ぅん……」
口同士をくっつけて、舌を絡めて口から魔力を注いであげるだけで、腰が揺れるオジニイサン。
さっき感じた、目の前に迫っていた懸念が無くなったから反応が素直になった、は間違いないのかも。
素直な態度が嬉しい。
これまで以上にたっぷりと、魔力を注いであげるからね。
ボクらの相棒なしでは一日だって生きられないようになるよ、ご近所さんのお嫁さんお婿さんたちみたいに。
お嫁さんになってくれたことが嬉しくて、いつも以上に魔力を流し込んであげたら、オジニイサンはあっというまにとろとろになってしまった。
「……はぁ……ん……はっ……」
これまでは気持ち良くなっていても、どうしても最後の一線を超えてない、超えられないという雰囲気だったのに。
「うん、かわいい」
「は……ぁあ、ほしい……いれろ、はやくぅ」
「急がなくても大丈夫だよ」
体を使ったおねだりはいつもされていたけれど、言葉で求められたのは初めてだ。
少しずつ本音を聞かせてくれるようになってきているのかもしれない。
それじゃお望み通り、優しく胎の中を満たしてあげるね。
ゆっくりと、痛くないように。
つぷつぷ、にゅるにゅる。
期待で先走りまみれになっている相棒の先で、ふっくらと縁が膨らんだ窄みの周りをなでなでする。
ついさっきまで愛してあっていたから赤くなってるけど、痛くはなさそうだね。
こんなに美味しそうにふっくらしてくるってことは、オジニイサンには受け入れる素質があるってことだろう。
本当に可愛いや。
今はまだボクの魔力しか知らない肉鞘を、みんなで可愛がってあげられるお祭りの日が、とっても楽しみだ。
ぬぽぬぽ、にゅぐにゅぐ。
先端を柔らかくほころんだ窄みに添えて、優しく広げてあげる。
何度も出し入れしてあげたから、ふわふわに仕上がっている。
中に入れて欲しいと窄みがおねだりして、きゅ、きゅっと動いてしまっていると、オジニイサンは気がついているのかな。
ぬぷんっ。
「う゛ぁっっ♡」
あ、入っちゃった。
うわ、すっごい溶けてる、もっと奥まで欲しいって呼ぶようにうねうねしてる。
とろとろに柔らかくて温かい。
「あ゛っ、ああ゛っ」
声が可愛いね。
抜いたら嫌だ、って誘ってるの?
魔力を混ぜてあげるね。
あ、すごく、ぎゅう、って締まった。
「いっうぅ゛っっ!!、っっう……う、ふぅっあ、あ゛っ」
ふふ、オジニイサンの腰が揺れてる。
お腹の上にぴんと伸びたオジニイサンの相棒が、白い子種をぴゅるっと吹いた。
涙がぽろぽろ出て、よだれもたらたらなのに口が閉じられないんだね。
気持ち良くてたまらない、って顔が可愛いなぁ。
魔力だけでなくて、ボク自身も動いてあげるね。
ぐるぐる、ゆさゆさ。
先っぽだけ入れて、お互いの体液をゆっくり混ぜて、少しずつ奥まで進んでいく。
その間も魔力を注ぎながら混ぜ混ぜし続けているから、何度もオジニイサンは子種をお腹の上に吹いてしまっている。
「ひぐっ、ぃぐっあ゛ぁっ……っぐ、ひぃっ!!」
すでにぐちゅぐちゅでどろどろだったけれど、あっという間に、ボクの魔力に反応して達してしまったみたいだ。
ああ、本当に可愛い。
オジニイサンが子種を吹きながらびくびくと体を震わせる動きにあわせるように、ぐねぐねとお腹の中が動いてボクの相棒を抱きしめてくる。
中に出して、お願い、と頼んできてるのかな。
ぐるぐる、ぬちゃぬちゃ。
温かくて気持ちいい。
何十回も抱かれてボクの相棒の形を覚えたのか、きゅん、きゅん、と抱きしめてくる。
好き、と何度も言われてるみたい。
今すぐ根元まで入れたくなるのを、ボクは鋼の意思で耐えた。
やっと手に入れたお嫁さんなんだから、痛みで泣かせるわけにはいかないぞ。
気持ちよくなりすぎて「死ぬぅ」と泣いてくれるのは、嬉しいけど。
ゆっくり、ゆっくりと熱を持った空筒の中を少しずつ埋めていく。
窄み部分以外は締め付けが強くないけれど、ふわふわと柔らかくてなめらかな筒の内側が、ボクの相棒にからみつくのが気持ち良い。
柔らかく包んでくれる肉鞘は、ボクの相棒の形をしっかりと覚えてくれたようだ。
ボクが注いであげた子種がぬとぬと液の代わりになって、オジニイサンの中はとろけそうに熱くなっている。
根元まで入れるのに最適。
激しく腰を振る代わりに、魔力をぐりんぐりん動かしながら、半分を目指して相棒を抜いて押し込んでと続ける。
今までも入れられていた半分が収まる頃には、オジニイサンはいつもと違う反応を見せてくれるようになってきた。
「おほぉっ……お゛ぉっ……あお゛おぉお゛っっ!!」
涙が止められないみたいで、半分くらい開いた目はとろんとして、視線が定まらずに揺れてる。
どこも見てないみたい。
快楽で真っ白になって見えてないのかもしれない。
閉じきらない口の端からはよだれ、水みたいな鼻水も顔面を汚す。
なめてきれいにしてあげたいけれど、今のボクの体格だと届かない。
オジニイサンがダンゴムシみたいに体を丸めてくれたら届くんだけど、意識がもうろうとしているみたいで、「かわいい人」と呼びかけても反応が薄い。
ボクが押さえていないと閉じようとしていた両後脚は、いつのまにかぱかりと開ききって、びくびくと震えるばかり。
腰を曲げて、無駄な肉が減ってきたけど、まだもっちもちの太ももの内側をなめた。
ついでにオジニイサン自身の子種でお腹の上がぐちゃぐちゃだから、なめとってあげる。
オジニイサンの相棒をなめて先端から魔力を直接注いであげたら、お腹が波打つように動いた。
どうしてかな、ぷるぷるとけいれんしてる。
直後にぷしゅぅっ、と相棒の先から水のようなものを吹き出して、オジニイサンがこれまでで一番がくがくぶるぶると震えた。
「お゛ぉっ、おぉっ!!……へぁ、ぅぅ、っぁへぇっ」
おお、こんなに嬉しそうに吠えてくれたのは初めてだ。
本当に気持ち良い、って全身で訴えてくれたのも。
吠えた時に突き出されて震えている舌の先を、なめてあげたいな。
届かないのが、本当に口惜しい。
仰向けだから、真っ赤になってる頬も首も耳も、真っ赤にふくらんでぴん!、と立ってる乳首も、お腹の上でくったりしてしまったオジニイサンの相棒も丸見えだ。
初夜はお嫁さん、お婿さんの顔を見ながら、ゆっくりと愛し合うもの。
本当にその通りだ。
ご近所さんたちの自慢話にはうんざりしていたけれど、自分が同じ立場になると語りたくなる気持ちがものすごく理解できたよ。
ボクのお嫁さんは可愛いなぁ。
死ぬ前に見つけてあげられてよかった。
本性のボクの体が受け入れられるようになったら、四つん這いになった上からのしかかってあげるね。
人種族なんか目じゃない相棒で、泣いちゃうまでずぽずぽしてあげる。
窄まりが閉まらなくなるまで、みんなで愛してあげるからね。
よし、それでは、全部入れてあげようかな。
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