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悪魔との接触
千切れば一緒だ
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| 藤堂 京介
電車の中で僕は、かごめかごめだった。籠の中の鳥だった。鬼でもなく、妊婦でもない。
翼を広げた鳥だ。
通学時、確か車内ではいつも端っこにいて、登校していたと思う。が、今日は違った。
中心の僕を軸に五人が囲み、ニコニコ笑い合う。うんうん。イジメかな? 輪で囲まれるんじゃなくて、その輪に入れてくれないかな? これ、輪に入ってることになるのかな?
足をガンガン蹴りあっている愛香と聖。瑠璃ちゃんと未羽もグリグリ肘でやり合っている。朋花は困惑している。うんうん。バトルロイヤルかな?
そして徐々に瞳の色が公共の機関にも関わらず、微睡み出す四人。なので両腕を広げ、ようとしたら若干腕が長すぎるから折りたたみ、対角線上に微回復撫で撫でを繰り返した。ピヨピヨだ。朋花は巻き込まれだ。
まるで陰鬱な主人公のように、微睡みを見つけたらスイッチ。微睡みを見つけたらスイッチ。そう思いながら繰り返していた。
まるでヒナ鳥が親鳥の餌を待ち構えるように。
まあ、髪とかツヤッツヤになるよね、みんな。キューティクル、眩しい。うんうん。女の子はこうじゃ無いと。
「…京ちゃんのナデポちーとやろう」
「…きょんくん、そんなんじゃ全然足りないから」
「…瑠璃は、もぅ、危ないかも…」
「…好きピ」
「…兄さん、ちょべりぐ」
「うんうん」
そしてそれからギャル語は止めるようお願いした。義妹もレベル2くらいにはなっていたが、止めてもらった。
僕はそもそも何々風で充分なのだ。
異世界アレフガルドでも娼館のお姉様方は多彩な衣装で楽しませてくれた。多分昔の勇者のやらかしだな…あれは。
時代と共に変質したのか、最初からなのかはわからないが、大分おかしなのもあった。
でも、それで充分だった。
充分エロかったのだ。
そう、勇者に細かい違いは通じない。
手錠にテクノロジーを足したところで手錠は手錠。ヤンキーに半グレを足したところで敵は敵。形が紐だろうが三角だろうが布は布。
千切れば一緒だ。
◆
享和高校の校門を過ぎ、校舎に入るまでざわざわと生徒たちが小声で囁きあっている脇を通り過ぎる。
「1Aのぼさおじゃねーの、あれ」
「…いや、違うだろ。ヨレてねーし。それよか、あれ姫、だよな?」
「…ギャルも、いいな…」
「ああ…良い。つか横のやつ誰だよ、彼氏か? 三年?」
愛香は僕にニコニコしながら腕組みしてる。朋花は僕の横で俯いてムズムズしている。
後ろ3メートルに、未羽と聖と瑠璃ちゃんは仄暗い瞳を向けながらもピタリと居る。
二人にしてとお願いをしたら聞いてくれた。
変わりに一つお願いを聞くと約束した。
ふっ、何でもかかってくるが良い。この人族最強の…それはもういいか。
とりあえず、逃げも隠れもしない。お願いの種類と度合いによってはすっとぼけて別案を引き出すだけだ。
まあ、出来る範囲でお願いね、とは伝えている。三人はニコォォォとしていた。うんうん。
みんなに手を振り、1-Aの教室に着く。ちなみに隣の愛香の足に合わせ、辿り着いた。僕には道順がぼんやりとしかわからないからね。
教室には半分くらい生徒が居た。まだ時間があるし、そんなものか。愛香は腕組みを解き、朋花と自分の席に向かう。
……そういえば、僕の席どこだろ。ん~。よし! あれだ!
僕は勘が良いんだ。
離れた席の朋花は息を飲んだ。うん?
「お前…藤、堂、か? 藤堂くん? …何してるのかわかってる、かい? …そこ、俺の席だ、どけ」
「? 誰だっけ?」
何? このもったいつけて話す感じ。強制イベントの始まり? クエストか? …瞳は明滅。あ~。こいつか。こんな顔だっけ。まあイベントの始まりか。
ほら、僕は勘が良いんだ。
「ぐ、こいつ……ああ、あはは、葛川だよ、葛川翔。何、藤堂くん、その年で物忘れかい? ははっ気をつけなよ。 …殴り過ぎたか…早くどけ」
「ああ… いや、ボケてはないよ。葛川くん。あ、そうだ。僕の席知らないかな?」
「ボケてんじゃねぇか! …てめぇ…藤堂くんの席はあそこだよ」
つまんない嘘つくなあ。ん~まあ、乗るか。
「ありがとう。行ってくる」
「…ふっ」
窓際、前から三列目。隣に座るクラスメイトの女の子にこそっと聞く。言葉に少し魔法を乗せて。ふむふむ。立ち上がり、葛川に近づき、机の上に両手をつき可哀想なモノを見るようにして、言う。
「葛川くん。あそこは中田くんの席だってさ。……葛川くん…頭…大丈夫? あ、もしかしてボケた?」
「ボケてねーよっ! …ごめんごめん。そこじゃなくて、あっちだよ。うっかりしてたよ。は、はは」
「なんだ、随分違ってるね。葛川くんは若年性かも知れないね。気をつけた方が良いよ」
「おめーに言われた!……くねんだよ。 なんだこいつ」
「藤堂だけど」
「んなこと知ってんだよ! ふざけてんのか! ああっ!?」
「ふざけてないけど」
「………てめぇっ!」
「くっすん! 落ち着いて、落ち着いて」
「シモ……! …あ、ああ、藤堂くん、大声出して悪かったよ、……放課後、時間はあるかい?」
こいつが下出、だったか。葛川をコントロール、している? いや、これは…愉悦か…
「本当だよ。反省した方が良い。時間、…あるよ。どこに行こうか?」
「っ!こいつ……いい度胸してんな…また後で言うよ。シモ」
「藤堂くん、わかってると思うけど、……放課後、逃げんなよ」
放課後か………面倒だな。
「いいよ、けど昼休み、屋上でもいいよ」
放課後は、買い食いとかしたいし。
電車の中で僕は、かごめかごめだった。籠の中の鳥だった。鬼でもなく、妊婦でもない。
翼を広げた鳥だ。
通学時、確か車内ではいつも端っこにいて、登校していたと思う。が、今日は違った。
中心の僕を軸に五人が囲み、ニコニコ笑い合う。うんうん。イジメかな? 輪で囲まれるんじゃなくて、その輪に入れてくれないかな? これ、輪に入ってることになるのかな?
足をガンガン蹴りあっている愛香と聖。瑠璃ちゃんと未羽もグリグリ肘でやり合っている。朋花は困惑している。うんうん。バトルロイヤルかな?
そして徐々に瞳の色が公共の機関にも関わらず、微睡み出す四人。なので両腕を広げ、ようとしたら若干腕が長すぎるから折りたたみ、対角線上に微回復撫で撫でを繰り返した。ピヨピヨだ。朋花は巻き込まれだ。
まるで陰鬱な主人公のように、微睡みを見つけたらスイッチ。微睡みを見つけたらスイッチ。そう思いながら繰り返していた。
まるでヒナ鳥が親鳥の餌を待ち構えるように。
まあ、髪とかツヤッツヤになるよね、みんな。キューティクル、眩しい。うんうん。女の子はこうじゃ無いと。
「…京ちゃんのナデポちーとやろう」
「…きょんくん、そんなんじゃ全然足りないから」
「…瑠璃は、もぅ、危ないかも…」
「…好きピ」
「…兄さん、ちょべりぐ」
「うんうん」
そしてそれからギャル語は止めるようお願いした。義妹もレベル2くらいにはなっていたが、止めてもらった。
僕はそもそも何々風で充分なのだ。
異世界アレフガルドでも娼館のお姉様方は多彩な衣装で楽しませてくれた。多分昔の勇者のやらかしだな…あれは。
時代と共に変質したのか、最初からなのかはわからないが、大分おかしなのもあった。
でも、それで充分だった。
充分エロかったのだ。
そう、勇者に細かい違いは通じない。
手錠にテクノロジーを足したところで手錠は手錠。ヤンキーに半グレを足したところで敵は敵。形が紐だろうが三角だろうが布は布。
千切れば一緒だ。
◆
享和高校の校門を過ぎ、校舎に入るまでざわざわと生徒たちが小声で囁きあっている脇を通り過ぎる。
「1Aのぼさおじゃねーの、あれ」
「…いや、違うだろ。ヨレてねーし。それよか、あれ姫、だよな?」
「…ギャルも、いいな…」
「ああ…良い。つか横のやつ誰だよ、彼氏か? 三年?」
愛香は僕にニコニコしながら腕組みしてる。朋花は僕の横で俯いてムズムズしている。
後ろ3メートルに、未羽と聖と瑠璃ちゃんは仄暗い瞳を向けながらもピタリと居る。
二人にしてとお願いをしたら聞いてくれた。
変わりに一つお願いを聞くと約束した。
ふっ、何でもかかってくるが良い。この人族最強の…それはもういいか。
とりあえず、逃げも隠れもしない。お願いの種類と度合いによってはすっとぼけて別案を引き出すだけだ。
まあ、出来る範囲でお願いね、とは伝えている。三人はニコォォォとしていた。うんうん。
みんなに手を振り、1-Aの教室に着く。ちなみに隣の愛香の足に合わせ、辿り着いた。僕には道順がぼんやりとしかわからないからね。
教室には半分くらい生徒が居た。まだ時間があるし、そんなものか。愛香は腕組みを解き、朋花と自分の席に向かう。
……そういえば、僕の席どこだろ。ん~。よし! あれだ!
僕は勘が良いんだ。
離れた席の朋花は息を飲んだ。うん?
「お前…藤、堂、か? 藤堂くん? …何してるのかわかってる、かい? …そこ、俺の席だ、どけ」
「? 誰だっけ?」
何? このもったいつけて話す感じ。強制イベントの始まり? クエストか? …瞳は明滅。あ~。こいつか。こんな顔だっけ。まあイベントの始まりか。
ほら、僕は勘が良いんだ。
「ぐ、こいつ……ああ、あはは、葛川だよ、葛川翔。何、藤堂くん、その年で物忘れかい? ははっ気をつけなよ。 …殴り過ぎたか…早くどけ」
「ああ… いや、ボケてはないよ。葛川くん。あ、そうだ。僕の席知らないかな?」
「ボケてんじゃねぇか! …てめぇ…藤堂くんの席はあそこだよ」
つまんない嘘つくなあ。ん~まあ、乗るか。
「ありがとう。行ってくる」
「…ふっ」
窓際、前から三列目。隣に座るクラスメイトの女の子にこそっと聞く。言葉に少し魔法を乗せて。ふむふむ。立ち上がり、葛川に近づき、机の上に両手をつき可哀想なモノを見るようにして、言う。
「葛川くん。あそこは中田くんの席だってさ。……葛川くん…頭…大丈夫? あ、もしかしてボケた?」
「ボケてねーよっ! …ごめんごめん。そこじゃなくて、あっちだよ。うっかりしてたよ。は、はは」
「なんだ、随分違ってるね。葛川くんは若年性かも知れないね。気をつけた方が良いよ」
「おめーに言われた!……くねんだよ。 なんだこいつ」
「藤堂だけど」
「んなこと知ってんだよ! ふざけてんのか! ああっ!?」
「ふざけてないけど」
「………てめぇっ!」
「くっすん! 落ち着いて、落ち着いて」
「シモ……! …あ、ああ、藤堂くん、大声出して悪かったよ、……放課後、時間はあるかい?」
こいつが下出、だったか。葛川をコントロール、している? いや、これは…愉悦か…
「本当だよ。反省した方が良い。時間、…あるよ。どこに行こうか?」
「っ!こいつ……いい度胸してんな…また後で言うよ。シモ」
「藤堂くん、わかってると思うけど、……放課後、逃げんなよ」
放課後か………面倒だな。
「いいよ、けど昼休み、屋上でもいいよ」
放課後は、買い食いとかしたいし。
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