天然天使にご用心♡

七々虹海

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「別に俺はいいけど…その先輩仲良いんだ?」
「うん。ぶっきらぼうだけど僕がこの姿として存在した時から面倒見てくれてね、お尻拡張するのは手伝ってくれなかっ…んぐっ」
どうしよう。いつ公共の場で放送禁止用語が飛び出すか分からない。

「ルヒエルくん、そういうお尻とかの話は2人だけの時にね」
小声。あくまでも小声で注意。
 口を押さえられながらもコクンコクンと大きく頷くルヒエルくん。

 ふぅ、可愛さでもヤラれるし言動も気を付けなきゃならないし疲れ…って、俺普通にルヒエルくんの可愛さに参ってるんじゃん。どうやって別れようっての頭からすっかりなくなってた。
 喋らせないためにまたタッポを口につっこむ。もぐもぐ、もぐもぐ、、、いや、俺の手からじゃなくて自分で持ってほしいんだけど…まぁ、いいか。小動物に食べさせてる気分だ。

「ルヒエルくん、俺ちょっと寝るから。そろそろ、食べたかったら自分で食べて?もし着きそうだったら起こしてくれる?」
「ん?分かったよ。涼くんが食べさせてくれるのが美味しかったからもう閉まって大丈夫だよ、ありがとう」
そうか、そうだったのか。ちょっと頭を整理する為に寝の体勢に入って、狸寝入り。

 ええと、俺はいつからルヒエルくんの事迷惑じゃなくなってたのかな。普通に可愛いって考えてるけど。第一印象は初恋の天使様が現実に現れた!って思って。そこからは振り回されたり、突飛な事してるけど、それは天使だから人間界の常識を知らないからで、ええと、一生懸命で可愛いなと思って…。
 いやいや相手は男だって。可愛くても男なんだって。でも俺の為におケツの穴まで拡げてきてくれて。
 そこまでしてくれたならしっかりは考えるべきだよな…。
 モヤモヤ…。ワカンネ…。可愛くて居心地が悪くないのはわかる。もやもや…。



 涼くん、学校のお勉強とかで疲れてたのかな?
 まぁいいや僕は僕で涼くんの寝顔見たり、お外見たりしよう。
 禁忌…ラビエル先輩に言われた事は分かってたつもり。愛の力があれば何のその!って考えてたけど、怖くなってきた…かな。
 それでも好きだよ、涼くん。眠ってる涼くんの鼻をつつく。ずっと見てきた人が隣で眠ってるって、涙が出るほどに嬉しいんだな。


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