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「初めまして。僕、涼くんの友達のルヒエルです。連休中お世話になります。ええと、涼くんの、お母さん?よろしくお願いします」
「……涼!なにこの子!」
「なにって、友達も一緒に遊びに来るって言っといたじゃん!」
「やだ何この可愛い子!普通にむさ苦しい男友達が来るのかと思ってたじゃない!言ってよ!ケーキでも買ってきといたのに!」
考え事をしてる間にぐっすり眠ってしまった俺をルヒエルくんが起こしてくれて、最寄り駅から徒歩10分。目的地である自宅に到着。お客さんもいるからと思いインターホンを押し玄関先で待ってたら、出てきた母親に騒がれた。
「別にいいよ。ルヒエルくんが気ぃつかうだろ」
「そんなことないわよね~、ルヒエルくん?ハーフなのかしら。だからそんなに中性的で可愛らしいのね。あっ、分かったわ!涼の初恋の天使にそっくりじゃない!こんな事ってあるのね~」
母親は見た目も可愛く、挨拶も声も可愛らしいルヒエルくんが一目で気に入ったらしく、穴が開くんじゃないかって程ルヒエルくんを眺めてる。親子して好みのタイプが同じなのはよく分かったから、恥ずかしいからやめてほしい。早く中に入って座りたい。
「母さんその辺で。ルヒエルくん困ってるから」
「や、あの、僕、大丈夫ですよ?誉めて下さってるんだし…」
「かっわいい!やっぱりケーキ買ってくるわ!ゆっくりしてて」
「あの、僕お邪魔する身なので気を使わないで下さい…」
「いいのよ、勝手にやってあげたいだけなんだから」
喋りながら財布と車の鍵を持ってきて怒涛の勢いで車に乗り込み行ってしまった。
ルヒエルくんすげーな。俺の母親ってあんなだっけ。確かに明るくてテンション高い人だけど。天使だから人を惹き付ける魅力か何か自然に出てるんだろうか。
「ルヒエルくん、とりあえずさ、荷物置こう。俺の部屋二階だから」
「うん、お邪魔しま~す。僕ご挨拶ちゃんと出来たかなぁ」
「出来てたよ!俺の母親があんなに喜んでるんだから百点満点の挨拶だったんじゃない?それとね、3日間いるんだから、自分んちみたいにしてね」
玄関から入ってすぐの階段を上りながら話す。
「そうだね。涼くんが育ったところに実際にいるんだって考えたら、感激しちゃった。わぁ、そうそうこのお部屋だ!涼くんが大学に行く前から変わってないね~」
…そうでした、この子天界から見てたって、俺の部屋も見てたんだよな…。あんな事やこんな事や…。これは考えれば考える程恥ずかしくなってくやつだから考えないようにしよう!
荷物を置いて、頭ん中真っ白にしようとベッドにダイブして転がる。
「あ~~~、疲れた」
「ぷっ、涼くんてば眠ってた癖に」
「電車で寝るのと、手足伸ばして転がれるのじゃ全然違うの!」
「そうなの?」
ルヒエルくんは俺の真似してベッドにダイブしてきた。何がそんなに可笑しいんだかクスクス笑って糸目になってる。
あ~、その目も可愛いんだよなぁ。それにしてもあの天使そっくり………。
「ルヒエルくん教会!例の天使画のある教会行ってみようか!」
「わぁ、もちろん行くよ」
「よし、そうと決まれば今行こう!近くだから!」
「疲れてたんじゃないの?」
「大丈夫!ルヒエルくんにも見てほしいんだ」
「……涼!なにこの子!」
「なにって、友達も一緒に遊びに来るって言っといたじゃん!」
「やだ何この可愛い子!普通にむさ苦しい男友達が来るのかと思ってたじゃない!言ってよ!ケーキでも買ってきといたのに!」
考え事をしてる間にぐっすり眠ってしまった俺をルヒエルくんが起こしてくれて、最寄り駅から徒歩10分。目的地である自宅に到着。お客さんもいるからと思いインターホンを押し玄関先で待ってたら、出てきた母親に騒がれた。
「別にいいよ。ルヒエルくんが気ぃつかうだろ」
「そんなことないわよね~、ルヒエルくん?ハーフなのかしら。だからそんなに中性的で可愛らしいのね。あっ、分かったわ!涼の初恋の天使にそっくりじゃない!こんな事ってあるのね~」
母親は見た目も可愛く、挨拶も声も可愛らしいルヒエルくんが一目で気に入ったらしく、穴が開くんじゃないかって程ルヒエルくんを眺めてる。親子して好みのタイプが同じなのはよく分かったから、恥ずかしいからやめてほしい。早く中に入って座りたい。
「母さんその辺で。ルヒエルくん困ってるから」
「や、あの、僕、大丈夫ですよ?誉めて下さってるんだし…」
「かっわいい!やっぱりケーキ買ってくるわ!ゆっくりしてて」
「あの、僕お邪魔する身なので気を使わないで下さい…」
「いいのよ、勝手にやってあげたいだけなんだから」
喋りながら財布と車の鍵を持ってきて怒涛の勢いで車に乗り込み行ってしまった。
ルヒエルくんすげーな。俺の母親ってあんなだっけ。確かに明るくてテンション高い人だけど。天使だから人を惹き付ける魅力か何か自然に出てるんだろうか。
「ルヒエルくん、とりあえずさ、荷物置こう。俺の部屋二階だから」
「うん、お邪魔しま~す。僕ご挨拶ちゃんと出来たかなぁ」
「出来てたよ!俺の母親があんなに喜んでるんだから百点満点の挨拶だったんじゃない?それとね、3日間いるんだから、自分んちみたいにしてね」
玄関から入ってすぐの階段を上りながら話す。
「そうだね。涼くんが育ったところに実際にいるんだって考えたら、感激しちゃった。わぁ、そうそうこのお部屋だ!涼くんが大学に行く前から変わってないね~」
…そうでした、この子天界から見てたって、俺の部屋も見てたんだよな…。あんな事やこんな事や…。これは考えれば考える程恥ずかしくなってくやつだから考えないようにしよう!
荷物を置いて、頭ん中真っ白にしようとベッドにダイブして転がる。
「あ~~~、疲れた」
「ぷっ、涼くんてば眠ってた癖に」
「電車で寝るのと、手足伸ばして転がれるのじゃ全然違うの!」
「そうなの?」
ルヒエルくんは俺の真似してベッドにダイブしてきた。何がそんなに可笑しいんだかクスクス笑って糸目になってる。
あ~、その目も可愛いんだよなぁ。それにしてもあの天使そっくり………。
「ルヒエルくん教会!例の天使画のある教会行ってみようか!」
「わぁ、もちろん行くよ」
「よし、そうと決まれば今行こう!近くだから!」
「疲れてたんじゃないの?」
「大丈夫!ルヒエルくんにも見てほしいんだ」
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