Strawberry Film

橋本健太

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第24話 お菓子系の日々

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    修学旅行風の写真とDVDのグラビアがヒットし、自信を深めた薫。春になった、ある日のこと。編集長が薫達を集めて、話をする。
「みんな、おはよう。話といっても、手短に済ませる。来年の6月に、日韓W杯が開催される。そこに我々もカメラマンとして、参加する。」
翌年の夏に、17th2002FIFAW杯日韓大会が開催される。芸能事務所Starは、様々な分野で活躍することを目指しており、今回はW杯を特集する。スポーツカメラマン達では無いので、ピッチ上には入れないが、スタジアムでサポーターの熱気や選手のプレーを撮影する。他にも来日した外国人サポーターや全国各地のサポーターなどに、インタビューを交えながら、「W杯での日常」という形で撮影し、特集にして出版する。この画期的な企画に、皆は乗り気になった。
「それは良かと!」
「面白そう!」
皆をやる気にさせ、編集長は話を続ける。
「色々調べたが、今年はW杯の前年になる。本番前の前哨戦のような形で、コンフェデレーションズカップという大会が開催されるようや。」
コンフェデレーションズカップは、1992年にサウジアラビアで始まり、1997年からFIFAコンフェデレーションズカップという名前になって、W杯開催国&前回王者と各大陸王者が集まり、W杯の前哨戦として行われるようになった。

5th2001FIFAコンフェデレーションズカップ 日韓大会
グループA
フランス(W杯&ヨーロッパ王者)
韓国(開催国)
メキシコ(前回王者)
オーストラリア(オセアニア王者)

グループB
日本(開催国&アジア王者)
カナダ(北中米カリブ海王者)
カメルーン(アフリカ王者)
ブラジル(南米王者)

開催期間 2001年5月30日~6月10日
開催地 韓国(蔚山・ソウル・水原)
             日本(横浜・鹿嶋・新潟)

今回は、W杯前哨戦ということで、日本だけで撮影を行う。今回の企画のメンバーは編集長を入れて8人。AとBで分ける。それぞれでグラビア撮影と試合風景を撮影する。

A班
菅野智弘☆
中山洋介
伴場保
棟方喜美子

B班
中塚美穂子☆
香塚薫
小山亜里沙
輪島久実

班を決め、会議はここで終了。4月下旬に、具体的なスケジュールが発表され、提携するグラビアアイドルとその会社との打ち合わせが着々と進められた。大会までの間、薫達は通常の仕事の合間を縫って、班で集まって準備をする。薫のいるB班の日程はこうだ。

5月30日 午後3時 大阪出発
5月31日 グラビア&風景撮影@鹿嶋
6月1日 午後1時 鹿嶋出発
6月2日 5th2001FIFAコンフェデレーションズカップ GS第2戦 日本VSカメルーン観戦@新潟
6月3日 午後1時 新潟出発
6月4日 グラビア&風景撮影@鹿嶋
6月5日 午後1時 鹿嶋出発
6月6日 OFF@横浜

6月6日以降は、日本が決勝トーナメントに進出した場合、横浜で撮影を続ける。その場合、12連泊となる。
「日本は、来年W杯を開催するから、決勝トーナメントには行く筈よ。」
「確かに、ブラジル以外には勝つやろ。」
そして、迎えた5月30日。過酷な連泊撮影が始まった。午後3時、撮影機材を用意し、大阪から茨城へ向かい、鹿嶋に宿泊。ホテルは2人部屋で、久美と一緒になる。
「来年のW杯は、もっとスゴいことになりそうやな。」
「今、予選中か。ブラジル、大苦戦してるようやけど…。」
5月31日、コンフェデ杯は初戦で、日本はカナダと対戦。薫達は、鹿嶋で現地の女子高生達に声をかけ、田舎の原風景として撮影した。黒髪ロングの亜里沙は、良きお姉さんとして、すぐに女子高生達と打ち解けた。
「今、好きな人とかいる?」
「いまーす!!」
グラビア撮影を終え、この日の仕事は終了。コンフェデ杯は、テレビで観戦した。「3-0、まぁ、相手がカナダなら妥当ね。」
「次やな。カメルーン強そうやな。」
6月になり、昼に鹿嶋を後にし、新潟に向かった。新潟では、初夏の風景として、阿賀野川でグラビア撮影。女子高生のスクール水着姿は、何ともそそられるものがある、
「冷たくて気持ちいい~!」
「やっぱ、スクール水着は可愛いな~。」
6月2日 GS第2戦 日本VSカメルーンを新潟スタジアムで観戦。日本サポーターの応援や試合風景を撮影し、試合に熱狂する。アフリカ王者カメルーンの猛攻を、日本の守護神 川口能活が次々とファインセーブで防ぐ。
「やるわね、川口能活。」
「カメルーンのキャプテン リゴベール・ソング。見た目オッサンやん…。」
日本は、鈴木隆行の2点で2-0と快勝。決勝トーナメント進出が決まった。翌日、新潟を後にし、再び鹿嶋に戻り、グラビア撮影。GS第3戦 日本VSブラジルはテレビで観戦した。0-0と引き分け、日本は2勝1分の1位通過。

    日本が決勝トーナメント進出、ということで、横浜に移動。6日はOFFということで、横浜市内を観光した。薫は久実と行動を共にし、横浜中華街や赤レンガ倉庫に行った。リフレッシュした所で、7日はグラビア撮影。夏先取りで、浴衣での撮影。
「こうですか?」
「そうそう。いいね。」
撮影が終わり、外を見ると、大雨になっていた。
「大雨ですね…。」
「まぁ、雷鳴らへんかったら大丈夫や。」
大雨の中、横浜国際総合競技場に移動。準決勝 日本VSオーストラリアを観戦。大雨でカメラを防御しながら撮影。日本は、前半に中田英寿のフリーキックが決まり、守りきって1-0で勝利。FIFA主催のA代表公式戦で初の決勝進出を果たした。
「ヒデ、持ってるわ~!!!」
決勝までの2日間、水着グラビアの撮影。成人のグラビアでは、大人の色気に薫もタジタジであった。10日、横浜国際総合競技場で決勝 日本VSフランスが行われ、薫はテレビで観戦した。善戦した日本だが、0-1で敗れた。それでも、3勝1分1敗 6得点1失点 準優勝とW杯に向けて、確かな手応えはあった。

    大阪に帰った薫達は3日間のOFFを経て、撮影に勤しんだ。7月には、グラビアの特集で、「少女のお泊まり会」というものを行った。7月の回では、たつの市の新舞子に赴いた。海で、水着姿を撮影したり、食事風景を撮影と、一夏の風景として写真を撮った。サービスショットとして、風呂でのヌードも撮影した。8月に入り、OFFで須磨海水浴場に行った時は、いつもの癖で女子の水着姿を撮ろうとして、職務質問された。

    8月のある日、薫は念願のグラビアイメージビデオ撮影の仕事を受けた。
「やったー!!!」
「場所は、沖縄だ。」
美穂子と共に沖縄で、撮影を行う。撮影期間は8月8~10日。グラビアモデルは、倉橋優子。
「優子ちゃんか!!裸OKなら、ヌード撮りたいな~!!」
8月8日、南国の沖縄へ飛び立った。真夏の猛暑の中、海でグラビア撮影。久々のスクール水着で、海を泳ぐ。
「海気持ちいい~!!!」
「いい笑顔ね!その感じよ!」
美穂子と薫で、交互に撮影する。2日目は、ホテルのベッドでパジャマ姿で撮影。はだけたパジャマから覗く豊満な乳房と、お尻がはち切れんばかりのキャラクターもののパンツとセクシーなショット。
「もう、オッパイばっかり見んといてよ…。」
極めつけは、誰もいないビーチで念願のヌード撮影。スクール水着の日焼けした後がくっきり出ており、小麦色に焼けた肌と、純白の乳房と尻というコントラストが、思春期の少女の色気を感じさせる。撮影が終わり、満足げな様子で大阪へ帰った。8月下旬、イメージビデオが発売された。 
「倉橋優子 ~南国のときめき~ 」
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