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ナチュラルに生体チップの普及とわかりやすいハイソサエティの描写があるの草
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デジモンアニメ完全新作『Digimon Beatbreak』が始まりましたね。
“少し先の未来”とアニメで言われる舞台は、わりと未来だと思っているのですが、どうでしょうかね。
前作『デジモンゴーストゲーム』は、AIで稼働するホログラム“AIホロ”が普及した社会が舞台。
たとえば、イヌのおまわりさんみたいなAIホロが路上に立ち、交通整理とかしてくれる。
社会の役に立つAIが、インフラやオモチャとして普及してるであろうことが感じられる。
しかし一見して〝AIホロ〟のようなのに人間に害を与える存在が巷で囁かれる。
それが“ホログラムゴースト”。
都市伝説としてまことしやかに語られるホログラムゴースト────────その正体はデジタルワールドからやってきた“デジタルモンスター”ことデジモンだった。
という体で、デジモンの起こす都市伝説的怪奇事件を、主人公たちとそのパートナーで解決していくというものだった。
対象年齢がよくわからないが、デジモンに殺されたように見えた人々も、主人公たちの奮闘の結果、生還するのがパターンだった。
『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪をデジモンに置き換えただけ、との批判もあった。
AIホロの普及した未来社会を描写するよりも、ホラータッチで描かれるトラブルシューター的な作風だったため、さもありなんといったところか。
ジュブナイルホラーとしては筆者は高く評価するこの作品だが、回収されなかった伏線、AIホロがほぼデジモンを連れ歩くときに市民を誤魔化すための道具としてしか機能してなかった、などの点は残念だったように思う。
平成に放送されていたデジモン作品では、パートナーのデジモンを進化させるために用いられたデジヴァイスというアイテムが名を変え品を変え登場した。
平成は「ゲームと融合した歩数計を出せば子供が外で遊ぶ」と信じられた時代で、デジヴァイスと後継機もそのような玩具として発売された。バーコード読み込み機能を獲得したり、それを発展させてトレカを対戦だけでなくゲームでも遊べるようにするなどの発展もした。
しかし令和になったあたりに作られた映画版などでは、何の説明もなくデジヴァイスがスマートフォンに取り込まれていたりした。つまりデジヴァイスもリアルワールドの物質ではなく、デジタルワールドからリアライズしたものだというのか。
なんかスマホに張り付いた光るステッカーみたいになってしまった、デジヴァイス。
視聴時に筆者も自然なこととして受け入れていたが、大学四年生になった主人公たちが街中でちゃっちい玩具にしか見えないデジヴァイスを取り出すところを見たかったような気がしないでもない。
『デジモンゴーストゲーム』ではデジヴァイスに相当するものは、スマートウォッチ的な何かになっていた。
細長い画面しか付いていないはずが、パートナーを進化させるときにはテレビにそれが大写しになって、少年少女の精神の昂りかパートナーと心を一つにしたような描写からのバンクで進化が描かれる。
玩具としても、歩数計がスマートウォッチに進化したと言われると、なんか納得してしまうものがある。
アニメでも、これを操作することでフィールドを現実から現実にそっくりな地形のデジタルワールドに変更する、結構すごい機能が使われていた。
デジモンとの戦闘で街が壊れたり、人間への被害の拡大を避けたりするなどの理由でこれは使われる。時には、人間を利用する敵デジモンからその手駒に落ちた人間を解放する、なんてこともあった。
これもかつて玩具が歩数計だったことの名残りを感じる。
歩けば場所が変わるレベルの、こじつけだけど。
玩具は別売りのチップを入れることで、なんか遊びも拡張されるってCMを見た覚えがある。
アニメでもそのフィールド変更機能のインストールのために、チップが送られてくるなどの場面はあったが、非常に影の薄い存在だった。バン◎イは面白く思わなかっただろうなぁ。
チップ。
それは『デジモンビートブレイク』では、手に埋め込まれた生体チップとして継承されている。
やっと新作の話かよ、という感じだが本エッセイはいつもこんなノリである。
スマートフォンとアレクサが融合したような〝サポタマ〟なるタマゴ型の端末を誰もが持ち歩いている。
サポタマに起こされては朝っぱらから理想的な人間になることを奨励され、サポタマでSNSを閲覧し、サポタマからホログラムの画面を起動してテレビを閲覧し、サポタマで改札を通過し、キャッシュレス決済をし、サポタマに呼び掛けることでそのIOT機能で晩飯をレンチンする。
その市民生活全般を依存するサポタマの生態認証に、個人の手に埋め込まれた生体チップが用いられる。
人間の感情エネルギーがe-pulsというエネルギーとしても利用され、これをサポタマが読み取って持ち主の精神状態の乱れを観察している様も描写される。
生体電気をサブ電源として利用すると同時に、持ち主の健康と精神の状態を解析する技術か?
不気味極まりないが、これは絵空事とも言えない。
実際、内心の自由を脅かすような技術は既に存在する。
話を聞いている人が、どういう気持ちでそれを聞いているか丸わかりになる技術などだ。
『デジモンゴーストゲーム』ではデジヴァイスに相当するものが、スマートウォッチというかウェアラブル端末的なものだった。アメリカでは健康管理の名目で、全国民へのウェアラブル端末の装着を進める動きがある。これを皮切りに内心の自由を脅かす技術が普及することが、都市伝説界隈では懸念されている。
生体チップなどは、それのさらに進んだようなものだ。
アマゾンプライムで配信されている『The Boys』では、たとえ肉を抉ろうとも取り出すのが困難な代物として描写されていた。生体チップとは、それだけ危険な監視ツールだと考えられているのが反映された描写であろう。
それにしても……ねぇわ。
卵型のふくらんでいて嵩張る端末を持ち歩くとか……。
生体チップなんぞ埋め込んでいるのに、なお、持ち歩く端末が必要なのかよ。
まあ、これはデジモンの生まれてくる卵“デジタマ”からの発想なのだが。
現に主人公トモロウのパートナー、ゲッコーモンはトモロウのサポタマから誕生したと言ったではないか。
起き抜けの持ち主に理想的な人間になるよう奨励してくる端末とか、マジで最悪だよな。
筆者の嫌いな、某監視社会を描いたSFアニメを彷彿とさせる。
そうかと思えばトモロウが通う学校の屋上から、タマゴ型の殻で覆われたエリート特区みたいな街が見えるようになっている。
嫌らしいねぇ~、学生にそこを目指せと言わんばかりにそこを眺望できるよう学校が建っているとか。
都市型の洗脳ですよ、こんなの。
で、すっかり洗脳されている女子生徒がトモロウに、いっぱい勉強してバリバリ仕事してそこへ移住する夢なんか語るっていうね。
これは明確にディストピアSFのお作法だよね。
もちろん、そんな“思い込まされているだけ”の夢をトモロウは「つまんなくね?」と切って捨てる。
(自分の意思で物事を決定しているようで、我々は環境やアルゴリズムに操られているだけって話はディストピアSFと相性いいよね!)
トモロウはドラマーである兄に憧れて、街中をサポタマもいじらずドラムスティックを手に手すりとか叩いて歩く自由人なのである。
いいですね、デジモンシリーズの本来の想定客層を意識したキャラ造型の主人公で、アニメ放送開始以前の初心に立ち返ろうとしている感じがある。
デジタルモンスターとは、本来中二病コンテンツなのである。
アニメ以前のデジモンの、初期の「男児向けたまごっち」「戦うたまごっち」だった頃のデザインを検索してみて欲しい。陰影やシワの書き込みの多さ、瞳孔が小さくてギョロリとした眼球、生々しい歯茎と鋭い牙。
いかにもギャングエイジで女子を遠ざけたまま、ずーっと女子との接点が少なそうな男子が嵌りそうなヴィジュアルを見よ!
ポケモンブームに逆張りし、可愛いキャラクターを蛇蝎のごとく嫌う少年の心に寄り添う、ちょっとキモいけどカッコイイモンスターを見よ!
コレが好きな人間が大きくなって小説とか書きだすと、筆者みたいなネーミングセンスでキャラクターに名前をつけたりするようになるんですね~笑
閑話休題、ともかく洗脳されたオマエラとは違う本当の楽しさと自由を知る主人公である。
大義名分として「もう令和ですよ」を振りかざす輩の溢れる今の時代に、こんな平成っぽい主人公は必要なキャラクター像なのかもしれませんな。
馬鹿にされるかもだけど、それに負けない強さをアニメからキッズが学んでくれたら、いい作品になるかも。
かつて「ロボットアニメが減ったのは、子供が科学への夢を持たなくなったせいだ」的なことが語られた時代があった。
2020年代初頭前後から、ソーシャルゲームといえばポストアポカリプスものという流れが起きた。
キャラクターは人間に酷似しているがアンドロイド的な存在である美少女が、ガチャから排出される一連のソシャゲ群だ。
ポストアポカリプスには、だいたいディストピアSF的な面がありがちなイメージがある。
宇宙飛行士だかなんだかが、みんな宇宙よりもネットやデジタルに関心が高いことを批判する投稿を見たとき、筆者も普通に反感を持ったものだ。
宇宙や深海ではなく、デジタルこそがフロンティアであると夢中になった世代とともに歩んできたデジモンというコンテンツ。
ネットの海の向こうにファンタジーみたいな世界があると夢を描いて来たシリーズが、ディストピアSFに手を出すというのは、もはや夢を持たないどころか科学への不信感が結実したことの現れではないだろうか。
な~んて、邪推をしてしまう筆者なのであった!
“少し先の未来”とアニメで言われる舞台は、わりと未来だと思っているのですが、どうでしょうかね。
前作『デジモンゴーストゲーム』は、AIで稼働するホログラム“AIホロ”が普及した社会が舞台。
たとえば、イヌのおまわりさんみたいなAIホロが路上に立ち、交通整理とかしてくれる。
社会の役に立つAIが、インフラやオモチャとして普及してるであろうことが感じられる。
しかし一見して〝AIホロ〟のようなのに人間に害を与える存在が巷で囁かれる。
それが“ホログラムゴースト”。
都市伝説としてまことしやかに語られるホログラムゴースト────────その正体はデジタルワールドからやってきた“デジタルモンスター”ことデジモンだった。
という体で、デジモンの起こす都市伝説的怪奇事件を、主人公たちとそのパートナーで解決していくというものだった。
対象年齢がよくわからないが、デジモンに殺されたように見えた人々も、主人公たちの奮闘の結果、生還するのがパターンだった。
『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪をデジモンに置き換えただけ、との批判もあった。
AIホロの普及した未来社会を描写するよりも、ホラータッチで描かれるトラブルシューター的な作風だったため、さもありなんといったところか。
ジュブナイルホラーとしては筆者は高く評価するこの作品だが、回収されなかった伏線、AIホロがほぼデジモンを連れ歩くときに市民を誤魔化すための道具としてしか機能してなかった、などの点は残念だったように思う。
平成に放送されていたデジモン作品では、パートナーのデジモンを進化させるために用いられたデジヴァイスというアイテムが名を変え品を変え登場した。
平成は「ゲームと融合した歩数計を出せば子供が外で遊ぶ」と信じられた時代で、デジヴァイスと後継機もそのような玩具として発売された。バーコード読み込み機能を獲得したり、それを発展させてトレカを対戦だけでなくゲームでも遊べるようにするなどの発展もした。
しかし令和になったあたりに作られた映画版などでは、何の説明もなくデジヴァイスがスマートフォンに取り込まれていたりした。つまりデジヴァイスもリアルワールドの物質ではなく、デジタルワールドからリアライズしたものだというのか。
なんかスマホに張り付いた光るステッカーみたいになってしまった、デジヴァイス。
視聴時に筆者も自然なこととして受け入れていたが、大学四年生になった主人公たちが街中でちゃっちい玩具にしか見えないデジヴァイスを取り出すところを見たかったような気がしないでもない。
『デジモンゴーストゲーム』ではデジヴァイスに相当するものは、スマートウォッチ的な何かになっていた。
細長い画面しか付いていないはずが、パートナーを進化させるときにはテレビにそれが大写しになって、少年少女の精神の昂りかパートナーと心を一つにしたような描写からのバンクで進化が描かれる。
玩具としても、歩数計がスマートウォッチに進化したと言われると、なんか納得してしまうものがある。
アニメでも、これを操作することでフィールドを現実から現実にそっくりな地形のデジタルワールドに変更する、結構すごい機能が使われていた。
デジモンとの戦闘で街が壊れたり、人間への被害の拡大を避けたりするなどの理由でこれは使われる。時には、人間を利用する敵デジモンからその手駒に落ちた人間を解放する、なんてこともあった。
これもかつて玩具が歩数計だったことの名残りを感じる。
歩けば場所が変わるレベルの、こじつけだけど。
玩具は別売りのチップを入れることで、なんか遊びも拡張されるってCMを見た覚えがある。
アニメでもそのフィールド変更機能のインストールのために、チップが送られてくるなどの場面はあったが、非常に影の薄い存在だった。バン◎イは面白く思わなかっただろうなぁ。
チップ。
それは『デジモンビートブレイク』では、手に埋め込まれた生体チップとして継承されている。
やっと新作の話かよ、という感じだが本エッセイはいつもこんなノリである。
スマートフォンとアレクサが融合したような〝サポタマ〟なるタマゴ型の端末を誰もが持ち歩いている。
サポタマに起こされては朝っぱらから理想的な人間になることを奨励され、サポタマでSNSを閲覧し、サポタマからホログラムの画面を起動してテレビを閲覧し、サポタマで改札を通過し、キャッシュレス決済をし、サポタマに呼び掛けることでそのIOT機能で晩飯をレンチンする。
その市民生活全般を依存するサポタマの生態認証に、個人の手に埋め込まれた生体チップが用いられる。
人間の感情エネルギーがe-pulsというエネルギーとしても利用され、これをサポタマが読み取って持ち主の精神状態の乱れを観察している様も描写される。
生体電気をサブ電源として利用すると同時に、持ち主の健康と精神の状態を解析する技術か?
不気味極まりないが、これは絵空事とも言えない。
実際、内心の自由を脅かすような技術は既に存在する。
話を聞いている人が、どういう気持ちでそれを聞いているか丸わかりになる技術などだ。
『デジモンゴーストゲーム』ではデジヴァイスに相当するものが、スマートウォッチというかウェアラブル端末的なものだった。アメリカでは健康管理の名目で、全国民へのウェアラブル端末の装着を進める動きがある。これを皮切りに内心の自由を脅かす技術が普及することが、都市伝説界隈では懸念されている。
生体チップなどは、それのさらに進んだようなものだ。
アマゾンプライムで配信されている『The Boys』では、たとえ肉を抉ろうとも取り出すのが困難な代物として描写されていた。生体チップとは、それだけ危険な監視ツールだと考えられているのが反映された描写であろう。
それにしても……ねぇわ。
卵型のふくらんでいて嵩張る端末を持ち歩くとか……。
生体チップなんぞ埋め込んでいるのに、なお、持ち歩く端末が必要なのかよ。
まあ、これはデジモンの生まれてくる卵“デジタマ”からの発想なのだが。
現に主人公トモロウのパートナー、ゲッコーモンはトモロウのサポタマから誕生したと言ったではないか。
起き抜けの持ち主に理想的な人間になるよう奨励してくる端末とか、マジで最悪だよな。
筆者の嫌いな、某監視社会を描いたSFアニメを彷彿とさせる。
そうかと思えばトモロウが通う学校の屋上から、タマゴ型の殻で覆われたエリート特区みたいな街が見えるようになっている。
嫌らしいねぇ~、学生にそこを目指せと言わんばかりにそこを眺望できるよう学校が建っているとか。
都市型の洗脳ですよ、こんなの。
で、すっかり洗脳されている女子生徒がトモロウに、いっぱい勉強してバリバリ仕事してそこへ移住する夢なんか語るっていうね。
これは明確にディストピアSFのお作法だよね。
もちろん、そんな“思い込まされているだけ”の夢をトモロウは「つまんなくね?」と切って捨てる。
(自分の意思で物事を決定しているようで、我々は環境やアルゴリズムに操られているだけって話はディストピアSFと相性いいよね!)
トモロウはドラマーである兄に憧れて、街中をサポタマもいじらずドラムスティックを手に手すりとか叩いて歩く自由人なのである。
いいですね、デジモンシリーズの本来の想定客層を意識したキャラ造型の主人公で、アニメ放送開始以前の初心に立ち返ろうとしている感じがある。
デジタルモンスターとは、本来中二病コンテンツなのである。
アニメ以前のデジモンの、初期の「男児向けたまごっち」「戦うたまごっち」だった頃のデザインを検索してみて欲しい。陰影やシワの書き込みの多さ、瞳孔が小さくてギョロリとした眼球、生々しい歯茎と鋭い牙。
いかにもギャングエイジで女子を遠ざけたまま、ずーっと女子との接点が少なそうな男子が嵌りそうなヴィジュアルを見よ!
ポケモンブームに逆張りし、可愛いキャラクターを蛇蝎のごとく嫌う少年の心に寄り添う、ちょっとキモいけどカッコイイモンスターを見よ!
コレが好きな人間が大きくなって小説とか書きだすと、筆者みたいなネーミングセンスでキャラクターに名前をつけたりするようになるんですね~笑
閑話休題、ともかく洗脳されたオマエラとは違う本当の楽しさと自由を知る主人公である。
大義名分として「もう令和ですよ」を振りかざす輩の溢れる今の時代に、こんな平成っぽい主人公は必要なキャラクター像なのかもしれませんな。
馬鹿にされるかもだけど、それに負けない強さをアニメからキッズが学んでくれたら、いい作品になるかも。
かつて「ロボットアニメが減ったのは、子供が科学への夢を持たなくなったせいだ」的なことが語られた時代があった。
2020年代初頭前後から、ソーシャルゲームといえばポストアポカリプスものという流れが起きた。
キャラクターは人間に酷似しているがアンドロイド的な存在である美少女が、ガチャから排出される一連のソシャゲ群だ。
ポストアポカリプスには、だいたいディストピアSF的な面がありがちなイメージがある。
宇宙飛行士だかなんだかが、みんな宇宙よりもネットやデジタルに関心が高いことを批判する投稿を見たとき、筆者も普通に反感を持ったものだ。
宇宙や深海ではなく、デジタルこそがフロンティアであると夢中になった世代とともに歩んできたデジモンというコンテンツ。
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