（感想文）お金の話

スタミナゲージ

　もちろん、谷の日もある。

　でもそれは「そういう日もある」と思えば良いし、実際自分の資金はまったく減っていない。

　モンハンでいうところの「スタミナゲージ」みたいなものである。

　ゲージを使って動く時は減るが、使わずに立ち止まると自然にゲージは回復する。

　さらにスタミナドリンクを飲めばゲージも上がる。

　これと同じで数値は回復するし、それどころか愚直に余剰資金という努力値を振り続けるとゲージが伸びていく、これが複利効果である。

　ポケモンで一気に努力値を入れてからレベルアップすると、該当箇所の数値が普段のレベルアップより多いことがあったという経験はポケモントレーナーなら1度は体験したことがあると思うが、複利効果はそれに似ているのだ。

　例えば100という数値が金利で110になると、今度はその110を元手にするので150になるとする。

　その150を元手に次は200、200から300……といったように、複利効果を活用するとどんどん数値は上がっていく。

　この元手の数値（種銭）を高くすると、数値の上昇幅も大きくなっていく。

　この元手の数値を高くするために家計簿を見直す、なるほど、先人たちの言うことは素直に聞いておくものである。