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ヒメと明彦4、良子・芳芳編
第15話 芳子の捜索1
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20世紀のいつか、雅子大学3、明彦大学2、良子・芳芳大学1、美姫浪人
良子の頼みだから、よし、今日は大学休んで調べてみよう。私がいないのがわかれば、友だちの誰かが代返してくれるだろうし。講義ノートは後で見せてもらえばいいや。
私は良子に借りた仲里美姫の5枚の写真を見直してみた。良子の言っていた『2月の大学入試、全部フケて、受けなかった』って思い切ったことをする子には見えない。彼氏の明彦への腹いせ?違うなあ。謎のボーイフレンドにそそのかされた?そっちの方がありかもしれない。家族への反発と彼氏への腹いせも入っているかな?良子に後で聞いてみよう。
まず、この封筒の消印。郵便局の集配範囲を調べる必要がある。どうしようかな。郵便局に直接聞きに行くか?
格好は・・・郵便局が忙しいと聞きに行っても答えてくれないかもしれないね?まずは、大学生ルックにしよう。スカートは短いやつ。チェックのスカート。普段ははかないストッキング。おへその見えそうに短いTシャツ。髪の毛はポニテにして、化粧は薄く、ピンクのリップ。それで良子のしていたような度の入っていない黒縁メガネ。こんなもんかな?テキストとノートを十文字でバインドして抱える。
中華街郵便局は、平日の午前中だったけど、預金窓口は混んでいた。郵便物の窓口はそれほどでもない。冴えない青の制服を着た女性が座っていた。ちょっと気弱げに聞いてみる。「あのぉ、私、大学生なんですが、大学の課題で、横浜市中区の郵便局の集配状況というのを調べていまして、お話をお聞きしたいんですが、どなたか説明していただける方はおられませんでしょうか?」
窓口の女性はちょっと面倒くさそうな顔をしたが、後ろを振り返って奥に座っているハゲたおっさんに声をかけた。「高田局長、大学生の方が集配について話を聞きたいって言ってますが、局長、お暇ですか?」と『お暇』を強調して言った。確かに『お暇』そうだ。局長と言われた高田のおっさんは、デスクから顔を上げて私を見た。私はとびきりの笑顔を見せた。ニコッ!スケベそうなおっさんみたいだよ。
高田局長は、よっこらしょと腰を上げて、窓口のこっち側に出てきた。私の頭からつまさきまで見た。どうかな?高田局長?悪くない脚だろ?
「キミが?」
「ハイ、張本と申します。大学の課題で郵便局の集配状況を調査しておりまして」
「ふ~ん。今、手が空いたところで、ちょっとだけだったら話をしてもいいよ」今、手が空いた?暇そうだったけどね。高田局長は奥の従業員専用のドアを開けて私を応接室に通した。
応接室のソファーって、どれも低いのはなぜだろう?ミニスカで座ると裾がずり上がってパンツが見えそうになるよ。ま、今は、パンツを見せたほうが良いんだろうけど。高田局長、素知らぬフリして、私のスカートの奥をチラ見している。相手がいやらしくて良かったよ。私は家にあった中区の地図、中華街周辺の地図をバックから取り出して、応接セットのテーブルに拡げた。え?なんでそんな地図が家に普通あるのかって?シノギに使うなんて言わないよ。各店舗の状況で月極のシノギの集金に使うなんて私は知らない。カタギの女学生だよ、私は。
「この中華街郵便局の周辺には、石川町駅前郵便局、シルクセンター内郵便局、住吉町郵便局がございますよね?この中華街郵便局の集配エリアと他の局のエリアの区分はどうなってますでしょうか?」
「ほほぉ、詳しく聞くんだね」と高田局長。私はテーブルに乗り出して、首周りのルーズなTシャツの中が見えるように前かがみになった。おっさん、ブラ、見えるかい?
「ええ、担当教授が集配の区分でどう郵便局の負荷の軽重が出るのかを調べろと言うもんですから。そんなこと調べてどうするんでしょうね?なにか考えがあるんでしょう。まずは、エリア区分だけお聞きしたいんですよ」とわざとらしくメガネをすりあげた。首を傾けてニコッと。自然と膝が開いちゃいましたとピタッと閉じていた脚をちょっと開く。パンツ、見えますか?高田さん?
高田局長は、ブラとパンツのせいで、道路名まで詳しく区分エリアを教えてくれた。説明の間も私の胸と脚からは視線を離さない。おうおう、郵便局職員が親切なことだよ。普段はつっけんどんなんだけどね。これを予想して服装を選んで正解であった。ブラとパンツで落ちない男は十人に一人ですよ。特に、私のようなチビだけど、胸の大きなカワイ子だったら。
はがきや封書の消印の情報は、郵便局名、日付(YY.MM.DD、YYは和暦年)、時間帯(0-8、8-12、12-18、18-24)が押印されているそうだ。大きな郵便局は消印は機械で自動化されているが、この郵便局は規模が小さいので手作業で押印する。なるほど。
高田局長、親切に地図を指し示しながら説明してくれた。「中華街の北、日本大通りを挟んで向こうの山下公園側はシルクセンター内郵便局の集配範囲です。(つまり美姫はその区域からは投函していない。除外できる)横浜公園(現在はスタジアム)の方も住吉町郵便局の集配範囲。(これも除外)中村川から南の元町の方は、石川町駅前郵便局の集配範囲。(これも除外)」ふむふむ。高田局長は、郵便ポストの位置がマークされている地図を出してきて、集配経路まで説明しだす。まあ、一応聞いておこう。
ということは、横浜公園前の大さん橋通りから東、ほぼ中華街そのものの区域が中華街郵便局の集配範囲となるわけね?
さてそこで、加賀町警察署前の海河道から東は住宅やアパートなどない。開港道から北も同じく。オフィスビルばかりだ。市立港中学の当たりも住宅やアパートなどない。中華街で見ると、住宅やアパートは裏通り。怪しいのは中華街の中村川沿いの建物だな。汚いアパートがかなり建ってるものな。
高田局長!役に立つよ!ハゲのおっさん!話の最後に、低いソファーから苦労して立ち上がるフリをして、失敗して尻もちをついた演技をサービスした。どうです?これで、足が開いてパンツ丸見えになったでしょ?高田局長、鼻の下が思いっきり伸びたよ。「もしかしたら、教授に説明してから、またお邪魔するかもしれません」「ああ、張本さん、いつでもどうぞどうぞ」
郵便局を出て、さて、どうしようと考えた。平日の昼だものなあ。高校の同級生は、ほとんど丘の上の子だから、役に立たない。小学校の中華系の同級生をあたろう。と、電話をかけるのも面倒なので、直接家を訪問する。大学に進学した子たちは授業に出ていて留守。浪人生で家にいる子に頼んだ。歩きまわっていると、プータローをしている男子の一団がいた。こいつら昼間っから路上でタバコ吸ってうんこ座りで何やってんだろ?
「おう、ファンファンじゃねえか!久しぶりだぜ。丘の上のガッコに行って、俺らはお見限りかよ?」と言う。バカ、私だって丘の下の子、ガッコで生まれが変わるわけじゃない。
「あのさ、人、探してるんだ。ダチの友だちで、男に騙されて、男の部屋に転がり込んでそうな、私と同い年の女の子なんだけどね」
「ほぉ~、わけありじゃねえか?」
「親の外聞もあるから、サツにも言ってないらしい。内緒で調べてんだ」
「写真があるか?」
私は良子から借りた写真を十数枚、コピーしておいたのでそれを彼に渡した。
「お!すっげぇ可愛い子じゃねえかよ?」
「背はね、私と同じくらい。160センチ。彼女、可愛い?」
「いいや、ファンファンの方がずっと可愛いぜ」と無理にお世辞を言わないでもいい。美姫の方が可愛いのは如実にわかる。
「この子を見かけたり、誰かが家出少女を部屋に連れ込んだとか、そういう話を聞いたら、私に連絡してくれないかな」
「いいぜ。報酬は?」
「お前、いっちょ前に報酬なんて言葉を使うなよ。そうだね、私と一回デートでどうよ?」
「やらしてくれんのか?」
「バカ!デートするだけだよ。ま、ほっぺにチュウぐらいはしてやるよ」
「まあ、それでいいや。どこに連絡すれば良い?」
「ウチ家の電話番号、知ってんだろ?電話かけてね。私がいなかったら、伝言、プリーズ」
「ファンファンの頼みだかんな。了解だ。他の男子にも声をかけとくよ」
「ありがと」と前渡金で、彼のほっぺにチュウしてやった。
良子の頼みだから、よし、今日は大学休んで調べてみよう。私がいないのがわかれば、友だちの誰かが代返してくれるだろうし。講義ノートは後で見せてもらえばいいや。
私は良子に借りた仲里美姫の5枚の写真を見直してみた。良子の言っていた『2月の大学入試、全部フケて、受けなかった』って思い切ったことをする子には見えない。彼氏の明彦への腹いせ?違うなあ。謎のボーイフレンドにそそのかされた?そっちの方がありかもしれない。家族への反発と彼氏への腹いせも入っているかな?良子に後で聞いてみよう。
まず、この封筒の消印。郵便局の集配範囲を調べる必要がある。どうしようかな。郵便局に直接聞きに行くか?
格好は・・・郵便局が忙しいと聞きに行っても答えてくれないかもしれないね?まずは、大学生ルックにしよう。スカートは短いやつ。チェックのスカート。普段ははかないストッキング。おへその見えそうに短いTシャツ。髪の毛はポニテにして、化粧は薄く、ピンクのリップ。それで良子のしていたような度の入っていない黒縁メガネ。こんなもんかな?テキストとノートを十文字でバインドして抱える。
中華街郵便局は、平日の午前中だったけど、預金窓口は混んでいた。郵便物の窓口はそれほどでもない。冴えない青の制服を着た女性が座っていた。ちょっと気弱げに聞いてみる。「あのぉ、私、大学生なんですが、大学の課題で、横浜市中区の郵便局の集配状況というのを調べていまして、お話をお聞きしたいんですが、どなたか説明していただける方はおられませんでしょうか?」
窓口の女性はちょっと面倒くさそうな顔をしたが、後ろを振り返って奥に座っているハゲたおっさんに声をかけた。「高田局長、大学生の方が集配について話を聞きたいって言ってますが、局長、お暇ですか?」と『お暇』を強調して言った。確かに『お暇』そうだ。局長と言われた高田のおっさんは、デスクから顔を上げて私を見た。私はとびきりの笑顔を見せた。ニコッ!スケベそうなおっさんみたいだよ。
高田局長は、よっこらしょと腰を上げて、窓口のこっち側に出てきた。私の頭からつまさきまで見た。どうかな?高田局長?悪くない脚だろ?
「キミが?」
「ハイ、張本と申します。大学の課題で郵便局の集配状況を調査しておりまして」
「ふ~ん。今、手が空いたところで、ちょっとだけだったら話をしてもいいよ」今、手が空いた?暇そうだったけどね。高田局長は奥の従業員専用のドアを開けて私を応接室に通した。
応接室のソファーって、どれも低いのはなぜだろう?ミニスカで座ると裾がずり上がってパンツが見えそうになるよ。ま、今は、パンツを見せたほうが良いんだろうけど。高田局長、素知らぬフリして、私のスカートの奥をチラ見している。相手がいやらしくて良かったよ。私は家にあった中区の地図、中華街周辺の地図をバックから取り出して、応接セットのテーブルに拡げた。え?なんでそんな地図が家に普通あるのかって?シノギに使うなんて言わないよ。各店舗の状況で月極のシノギの集金に使うなんて私は知らない。カタギの女学生だよ、私は。
「この中華街郵便局の周辺には、石川町駅前郵便局、シルクセンター内郵便局、住吉町郵便局がございますよね?この中華街郵便局の集配エリアと他の局のエリアの区分はどうなってますでしょうか?」
「ほほぉ、詳しく聞くんだね」と高田局長。私はテーブルに乗り出して、首周りのルーズなTシャツの中が見えるように前かがみになった。おっさん、ブラ、見えるかい?
「ええ、担当教授が集配の区分でどう郵便局の負荷の軽重が出るのかを調べろと言うもんですから。そんなこと調べてどうするんでしょうね?なにか考えがあるんでしょう。まずは、エリア区分だけお聞きしたいんですよ」とわざとらしくメガネをすりあげた。首を傾けてニコッと。自然と膝が開いちゃいましたとピタッと閉じていた脚をちょっと開く。パンツ、見えますか?高田さん?
高田局長は、ブラとパンツのせいで、道路名まで詳しく区分エリアを教えてくれた。説明の間も私の胸と脚からは視線を離さない。おうおう、郵便局職員が親切なことだよ。普段はつっけんどんなんだけどね。これを予想して服装を選んで正解であった。ブラとパンツで落ちない男は十人に一人ですよ。特に、私のようなチビだけど、胸の大きなカワイ子だったら。
はがきや封書の消印の情報は、郵便局名、日付(YY.MM.DD、YYは和暦年)、時間帯(0-8、8-12、12-18、18-24)が押印されているそうだ。大きな郵便局は消印は機械で自動化されているが、この郵便局は規模が小さいので手作業で押印する。なるほど。
高田局長、親切に地図を指し示しながら説明してくれた。「中華街の北、日本大通りを挟んで向こうの山下公園側はシルクセンター内郵便局の集配範囲です。(つまり美姫はその区域からは投函していない。除外できる)横浜公園(現在はスタジアム)の方も住吉町郵便局の集配範囲。(これも除外)中村川から南の元町の方は、石川町駅前郵便局の集配範囲。(これも除外)」ふむふむ。高田局長は、郵便ポストの位置がマークされている地図を出してきて、集配経路まで説明しだす。まあ、一応聞いておこう。
ということは、横浜公園前の大さん橋通りから東、ほぼ中華街そのものの区域が中華街郵便局の集配範囲となるわけね?
さてそこで、加賀町警察署前の海河道から東は住宅やアパートなどない。開港道から北も同じく。オフィスビルばかりだ。市立港中学の当たりも住宅やアパートなどない。中華街で見ると、住宅やアパートは裏通り。怪しいのは中華街の中村川沿いの建物だな。汚いアパートがかなり建ってるものな。
高田局長!役に立つよ!ハゲのおっさん!話の最後に、低いソファーから苦労して立ち上がるフリをして、失敗して尻もちをついた演技をサービスした。どうです?これで、足が開いてパンツ丸見えになったでしょ?高田局長、鼻の下が思いっきり伸びたよ。「もしかしたら、教授に説明してから、またお邪魔するかもしれません」「ああ、張本さん、いつでもどうぞどうぞ」
郵便局を出て、さて、どうしようと考えた。平日の昼だものなあ。高校の同級生は、ほとんど丘の上の子だから、役に立たない。小学校の中華系の同級生をあたろう。と、電話をかけるのも面倒なので、直接家を訪問する。大学に進学した子たちは授業に出ていて留守。浪人生で家にいる子に頼んだ。歩きまわっていると、プータローをしている男子の一団がいた。こいつら昼間っから路上でタバコ吸ってうんこ座りで何やってんだろ?
「おう、ファンファンじゃねえか!久しぶりだぜ。丘の上のガッコに行って、俺らはお見限りかよ?」と言う。バカ、私だって丘の下の子、ガッコで生まれが変わるわけじゃない。
「あのさ、人、探してるんだ。ダチの友だちで、男に騙されて、男の部屋に転がり込んでそうな、私と同い年の女の子なんだけどね」
「ほぉ~、わけありじゃねえか?」
「親の外聞もあるから、サツにも言ってないらしい。内緒で調べてんだ」
「写真があるか?」
私は良子から借りた写真を十数枚、コピーしておいたのでそれを彼に渡した。
「お!すっげぇ可愛い子じゃねえかよ?」
「背はね、私と同じくらい。160センチ。彼女、可愛い?」
「いいや、ファンファンの方がずっと可愛いぜ」と無理にお世辞を言わないでもいい。美姫の方が可愛いのは如実にわかる。
「この子を見かけたり、誰かが家出少女を部屋に連れ込んだとか、そういう話を聞いたら、私に連絡してくれないかな」
「いいぜ。報酬は?」
「お前、いっちょ前に報酬なんて言葉を使うなよ。そうだね、私と一回デートでどうよ?」
「やらしてくれんのか?」
「バカ!デートするだけだよ。ま、ほっぺにチュウぐらいはしてやるよ」
「まあ、それでいいや。どこに連絡すれば良い?」
「ウチ家の電話番号、知ってんだろ?電話かけてね。私がいなかったら、伝言、プリーズ」
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